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勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
Part13


306 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:44:15 /L1MO.eY
魔法使い「ふわぁ」ゴシゴシ 僧侶「んーーーっ!よく寝たー!」ガンッ! 武闘家「ぐべっ!?」
盗賊「・・・・む」パチッ 
ロブスター「・・ヒン」
奴隷「みんなもおはよう!それに久しぶり・・・・確かまほお姉ちゃんの朝はホットミルクだったっけかな」
僧侶「奴隷ちゃん!!?」
魔法使い「!! その姿は・・・・・」
奴隷「ああ。これはこの世界の・・・・・まぁみんなにとっては民族衣装と捉えてもらって結構さ」ニコニコ
盗賊「私が一番久しぶりだが奴隷。覚えているか?」
奴隷「ボクは会った人のことを誰でも忘れないさ。盗賊お姉ちゃんも武闘家お姉ちゃんも勇者君の仲間になったんだね!」
武闘家(私も覚えてくれてた)ホッ
賢者「・・・・・」
勇者(なんだ・・・・この違和感・・・・)

307 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:45:28 /L1MO.eY
勇者(この民族衣装。奴隷には露出度が高すぎるんじゃないか!!?大体羽が・・・コイツ羽根ついてるぞ・・!!)
勇者(クッ・・・・・見ねぇ間に少し背が伸びたか?よく見れば胸も。奴隷成長日記を更新しておこう)カキカキカキカキカキ
勇者「そ、そうだ!大体なんでお前!!なんでクリスタルじゃないんだよ・・・・!」
          「それはワシが説明しようぞ」 ガチャリ
奴隷「長老。おはようございます」
長老「うむ。おはようぞ」
長老「では説明するぞ。このクリスタルの魔法は元々ワシ達妖精の秘技の呪文なのじゃぞ」
魔法使い「じゃっじゃあ教えてください!」キラキラ
長老「・・・・残念だが人間にはできないのじゃぞ。もしかしなでもひょっとしてお主達はいま何故魔王が使ったのかを聞きたいのじゃぞ?」
勇者(なんだこの語尾。腹立つんスけど)

308 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:46:36 /L1MO.eY
長老「今の魔王が誕生したのはワシが生まれるずぅ〜っと前のことじゃったぞ」
勇者「マジか・・・どんだけ若作りしてんだあの僕魔王・・・・・」
_______________________________ 説明の仕方がウザいので側近が説明
魔王「・・・・・」ヒュンッ 
 「ぐあぁーーーーーーーっ!!」
姫「ぷっ、すっごい退屈そうですの!って!私を助ける勇者さん達を片手で倒さないでくださる!?」クククッ
魔王「まだそれ言う?あーあーおかげで僧侶ちゃんの嫉妬心イジれないし・・・・・まぁ出てきたらイジるか・・・」
側近「魔王様が観覧できるのは人間の住む世界のみ。もう一つの独立した妖精の世界には二度と干渉できないのです」
姫「? 二度と?」
魔王「別に本気だしたら干渉できるけどねー」
側近「・・・・魔王様が生まれた話はしましたよね?」

309 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:48:19 /L1MO.eY
側近「遥か昔。人間界で独立し、自分達で新たに別世界を作った種族がいました」
側近「それが『妖精』です。元々人間と共に暮らしていましたが・・・・妖精達は人間の心の闇を恐れ独立したのです」
姫「ははーん。そこに目をつけたのがこのろくでなしですのね」
魔王「一応人質だから殺さないであげてるの忘れないでくれるかな?」ニコニコ
側近「そうです。魔王様は妖精界に目をつけ、一旦滅ぼしたのです」
魔王「いや、なんかお爺ちゃんみたいに勝手に世界作っちゃうから滅ぼそうかなーって」
側近「しかし、妖精達には一生封印させるクリスタルの呪文を覚えていた。魔王様は瞬くまま封印されてしまったのです」
側近「・・・・しかし。魔王様は自力で呪文を解析し解いたのでした。そのときにクリスタル呪文も覚え」
魔王「けど誤作動で妖精界に入りづらくなっちゃったんだよねー。ま、1年かかれば行けるかな?」
姫「・・・・・結局その世界も貴方の思い通りなのですね」
魔王「そのとおり♪」

310 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:50:55 /L1MO.eY
_ 妖精界 _
長老「っというこなのじゃぞ」
勇者「・・・・・全く俺の問の答えになってないが・・・・まぁ予測すると」
勇者「クルスタル呪文はお前等が作った奴だから当然自分達で解けると」
長老「そうじゃぞ。無事、彼女は暴走することなくクリスタルから開放されたのじゃぞ」
魔法使い「・・・・・もう一つ質問です。奴隷さんは記憶をなくされてましたがもしかして」
奴隷「うん。戻ったよ」
奴隷「ボクの本当の居場所も見つかったんだ・・・・」ニコッ
勇者「・・・っ」ズキッ
奴隷「ボクの本当の名前は妖精。これからはボクのことは妖精って呼んで」
妖精「改めてみんな!よろしくね」

311 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:54:20 /L1MO.eY
勇者「じゃあ奴隷馬車にお前が入ってたのは・・・・」
妖精「この先に人間界に通じる場所があるんだ。どこに通じるかっていうとそれは人間界のあの森さ」
妖精「ボクは誤って入っちゃって・・・・・」アハハ
妖精「頭うったかどうかで記憶も失っちゃってさ。そこを偶然人さらいに捕まっちゃって・・・・」
妖精「そのまま馬車に乗って・・・・やっと扉が開いたと思ったら・・・・君がいたのさ・・・」
勇者「・・・・・」
長老「お主たちを悪く言うつもりはないんじゃぞ?しかし人間と共にいると闇が人に乗り移ってしまうのじゃぞ・・・・」
長老「だから妖精はもうお主達と一緒に旅はもうできな____ 「もういい!!」
勇者「あーもういい!外出ようぜ外ーーーー」ガチャッ
魔法使い「勇者様・・・・・」

312 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:55:50 /L1MO.eY
________________________________
________________________
武闘家「すごぉーい・・・・い、家とか・・・・みんな果物や野菜をイメージして・・・」
妖精「ボク達妖精はあまりお肉を食さない。ベジタリアンが多いんだ」
魔法使い「・・・そろそろ本題を話してください。妖精さん」
妖精「どうしてそんな悲しい顔をするんだい?みんな・・・」
僧侶「私達に・・・・お別れを言いたかったの?そうなんでしょ?」
妖精「・・・・・」ビクッ
妖精「そ、そう・・・・だよ・・・」

313 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 15:59:57 /L1MO.eY
妖精「け、けど!ここの世界は魔力に満ち溢れてる!!あのブロッコリーの山を越えた先には闘技場があるんだ」
妖精「そこには強いモンスターがいてね。けど大丈夫、この世界のモンスターは心の優しいモンスターだから!」
妖精「そこでみんな・・・・何日か修行をすれば魔王にだって。その修行の間ボクは君達のサポートもするし!」アセアセッ 
勇者「いや、悪いよ。やっと居場所を見つけたんだ。俺等に構わず楽しく過ごせよな」ニコッ
妖精「・・・え」
勇者「いやぁ〜あははっ、お前も見ない間に成長したな!喋り方もなんか違くなったっていうか」ニコニコ
勇者「まあなんだ。じゃあこれでお前とさよなr____ 「待って!!」
妖精「待って・・・・・勇者君・・・・ボクはちゃんとみんなに・・・」
勇者「・・・・なんだよ勇者君って」
勇者「俺のことはご主人様だろうが!!!」
妖精「・・・っ!」

314 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 16:02:06 /L1MO.eY
勇者「なんだよ・・・・・ハッキリ自分で言えよ。ボクにはもう居場所が見つかったからパーティ辞めるとか言えよ!!」
勇者「仕方ねぇよなぁ!?俺等といると汚れちまうしな・・・・!」
妖精「・・・」
勇者「おい、どうした・・・・じゃあこっちから言ってやるよ!」
勇者「お前はもう俺の仲間でも奴隷でもねぇ!!!」
妖精「・・・っ!!」ズキッ

315 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 16:07:41 /L1MO.eY
長老「しばし待たれよぞ!お礼はキッチりさせてもらうぞ」
 「人間界に戻すのには時間がかかるのです。少なくとも明日には」 「どうかおもてなしを!」
勇者「チッ・・・」スタスタ
武闘家「あ、あんな言い方・・・しなくたって・・・!」
僧侶「・・・ううん。多分、一番ハッキリ言えないのは勇くんじゃないのかな」
僧侶「あれだけ自己中な勇くんが身を引くなんて・・・・」

316 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/11(火) 16:09:05 /L1MO.eY
_ 妖精の家 _________________ 小屋
ロブスター「・・・ヒン?」(マジ・・・w?)
妖精「えへへっ、マジだよ。ボクはもう君とは旅に出れない・・・・」ナデナデ
妖精「大丈夫。ボクは辛くなんてないさ」
妖精「ボクは思い出したんだ。ここで生まれ育ったこと・・・」
妖精「寂しくなんてないんだ。ここには!・・・・・ここにはお父さんやお母さんだっている・・・・・」!!」ウルッ...
妖精「友達だって親戚だってたくさんいた!!ボクを必要としてくれている人がこんなにもたくさんいるんだ」ウルウル
ロブスター「・・・ブルッ」スッ 
妖精「・・・・あ・・・れ・・・」ポロポロ
妖精「おかしいよね。居場所が見つかって嬉しいっていうのに・・・」ポロポロ
妖精「どうしてだろうね?涙が止まらないんだ・・・」

324 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:02:26 9asPi9qk
_ 夜 _______________ 広場
 「娘を助けてくれて有難う御座います!」          ワーー!! ワー!
        「お姉ちゃん助けてくれてありがとー!」 ワー! ワーワー!
勇者「・・・」ムスッ
僧侶「ご、ごめんね〜!この子お別れが辛いみたいで」
賢者「母親か貴様は」
魔法使い(勇者様が悲しんでる・・・・せ、せめて私が慰めてあげないとだよね!)「ゆ、勇者様!!」っー
魔法使い「ぽっぽぽ、ポッキーゲームをしませんか?////」(これでいつもなら喜んでくれるはず!)
勇者「・・・・・」プイッ
魔法使い「え」ムシ?(勇者様に無視された・・・・勇者様に無視。無視無視無視無視無視無視無視無視無視)ガーン
僧侶「じゃあ私とー!」
魔法使い「へっ、えぇ!!?」
         ンンーーッ ンーー!!

325 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:04:47 9asPi9qk
武闘家「へっ、わ、私なんかがこんな・・・・彼女に別に何もしてあげてないでふのに・・・!」
盗賊「右に同じ。故に私をもてなす必要はないと思うぞ・・・・・」
 「そんな!娘からは貴女達の話も聞いております。どうぞおもてなしを」
武闘家「あ、ありがとうございます!」
僧侶「まぁまぁ遠慮しないで食べよう飲もう!タダなんだしさ」ガツガツ
盗賊「ふぅ・・・・・」(そろそろ魔物を食さなければ・・・しかしこの世界のモンスターは・・・・・)
長老「おや・・・魔物と融合した人間じゃぞ?」

326 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:07:18 9asPi9qk
盗賊「なんだ。やはり分かってしまうのか・・・・」(そういえば奴隷も私の本当の姿に感づいていたな)
長老「可愛そうな娘じゃぞ。ワシが少しだけ楽にしてやろうぞ」ホッホッホ
盗賊「!? なんだと・・・しかし、この力も勇者の役に立てる。今は利用しておきたいんだ」
長老「そうか。ならば魔物を食さなくても良い体にしようぞ」
長老「ドラゴラムの応用編といこうぞ!」
勇者(みんな人間を嫌う種族の筈なのに・・・・俺等をここまでもてなすなんてな)
勇者(優しい種族なんだな・・・・・アイツならここにいても・・・・良し。いつまでも迷ってちゃダメだ)
勇者「・・・・・・・俺にシリアスは似合わない!」
勇者「よっしゃぁ!俺も混ぜて混ぜてぇ〜〜〜〜!!」

327 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:09:23 9asPi9qk
 〜〜〜〜〜〜〜♪ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
勇者「フォオオオオオオオオオオオ!もっとお尻ふってふって〜〜♪」
僧侶「無理して笑って踊っちゃってさあ。これじゃ奴隷ちゃんと一緒じゃない」モグモグ
魔法使い「やっぱり・・・・奴隷さんとはお別れなんでしょうか・・・・」
僧侶「もう会えないってわけじゃないんだろうけど・・・・ちょっと寂しいね・・・」
賢者「・・・思えば勇者は奴隷に一番優しく接していたな。奴隷にだけはセクハラも煽り発言も控えていたらしい」(裏で何をしていたかは知らないが)
武闘家「ど、どうしてですかぁ?」
賢者「なんとなく本当の妹意識がどうのこうの妹萌えがどうのこうのと熱く議論された」
魔法使い「・・・・・」
盗賊「恐らく家族同然に扱ってたからこそなのだろう」
武闘家「あっ、も、もう大丈夫なんですか?その・・・・えっと」
盗賊「問題ない。おかげで体が楽になったよ」

328 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:11:47 9asPi9qk
_________________________________
勇者「ふわぁ・・・・・・踊るの疲れたぁん」ヨロヨロ
魔法使い「勇者様っ。私のように誘拐しなくてよろしいのですか?」ヒョコッ
勇者「人聞きの悪い・・・・あの時はまほさんが俺達と行きたいっていうから仕方なくだな!」ブツクサ
魔法使い「ふん。頼んだ覚えはありませーん」
勇者「な、なんだとぉ!あのままじゃまほさんロリコンの餌食に!・・・・って」(あ、ブーメランしてるわこの言葉)
僧侶「で、このままでいいの?きっと今頃妖精ちゃん。ううん。勇くんの奴隷ちゃんは泣いてるよ」
勇者「・・・・・むむ」
賢者「ラスカルじゃないんだ。無理やり突き放しても意味はない」
盗賊「・・・・・せめて別れの挨拶くらいちゃんとするべきだと思うぞ」
武闘家「あ、あのっ____
勇者「あーはいはい!わかったよ!行けばいいんだろ行けば!」スタスタ(確かに言い過ぎたと思うし・・・謝りたいし・・・)
武闘家(私まだ何も言ってない)

329 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:13:12 9asPi9qk
_ 妖精宅 __________________
妖友A「気にすることないって!妖精ちゃんはずっと今後も私達と一緒だから」
妖友B「旅なんて危険だしさ!」
妖精「ありがとう・・・・・・けど、長老達には踊りには出れないって言ってくれないかな」
妖精「今は一人にしてほしい・・・・」
妖友A「・・・そっか。じゃあ今度お菓子持ってくるね!」 妖友B「ばいばーい」
      ガチャッ....バタン
ロブスター「ヒン・・・・」
妖精「ごめんよ。ちょっとお馬には窮屈な部屋だよね。けどここには」
妖精「・・・・・ボクの思い出が詰まってるんだ」

330 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:16:51 9asPi9qk
妖精「友達と遊んだり。お父さんやお母さんと出かけた場所だったり写真がいっぱいだ」
ロブスター(あ、そのメス馬テラカワユスwwwwww)
妖精「ふふっ、あの子はタラバって名前なんだ。会うにはちょっと山を越えた村に行かないと会えないけどね」
ロブスター(優勝カップいっぱいwwwwwwwwwwwテラ勝ち組wwwwwwwww)
妖精「あのカップはボクがストリートダンスコンテストで優勝したやつ。あっちは競スライムで1位になったとき」
ロブスター(マジか。モテまくりんぐwwwwwwwwwww)
妖精「色々あったなぁ・・・・・うん?いや、色恋沙汰は無いよ。ボクって男の子みたいな喋り方だしさ」
妖精「あ、一応好きって言ってくれた男の子達もいたけど・・・・・けどみんな・・・ボクの見た目だけで判断してるからさ」
ロブスター(うんwwwwwwwwわかるwwwwwwwオスって可愛ければ結局誰でもいいんだよねーーwwwwwwwww)
妖精「あはは、君はオスだろう」
ロブスター(そだったwwwwwwwwww) ((もっと話して元気にしてやんないとw・・・))

331 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:20:07 9asPi9qk
妖精「優しいな・・・・君は。ボクを慰めてくれるなんてさ」ナデナデ
妖精「ふふっどうしてだろうね。勇者君達よりたくさんの知り合いの人がここにはいるのに」
 (「じゃあこっちから言ってやるよ!」)
 (「お前はもう俺の仲間でも奴隷でもねぇ!!!」)
妖精「とっても寂しいんだ・・・」
ロブスター「!」
妖精「あっ」ゴシゴシ
妖精「そっそうだ!ウチには干し草がなくてね。ちょっと採ってくるよ」
妖精「ん?一人で大丈夫さ。君はここにいてね」

332 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:22:10 9asPi9qk
_ 海岸 __________________
勇者「この辺にアイツの魔力を感じたんだが・・・・・素潜りでもしてんのかぁ?」
勇者「ふぅ〜ん。海の色は普通に青、か?って夜だからわかんねーなぁ」パシャパシャッ
    グスッ....ウゥ...
勇者「!?」(ゆ、幽霊・・・?)ガタガタガタガタガタガタ
         ジャバャンッ!
勇者(幽霊には塩が効く!塩が効く!!海の中にいれば大丈夫!!大丈夫!!!)ガタガタガタ ブクブクブク
 「ヒック・・・嫌だよぉ・・・・うぅあぁ・・・・」
勇者(何が!!?や、やべ息が続かな)
 「ご主人様・・・・ボク・・・ボクは君と一緒に」
勇者「ぷはぁっ!!!」バシャッ!!
妖精「わっ!?ご、ごしゅ・・・・・勇者君?」ゴシゴシ!

333 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/18(火) 21:25:10 9asPi9qk
勇者「あ・・・・」
妖精「・・・あ」(き、聞かれてた?不味いな。まだ目がきっと赤く・・)
勇者「じぇ、じぇじぇ!おらウニ採ろうと思ってだべさぁ」
勇者「ん、んだんだ・・・・はよ村にもどるべさ〜・・・・あはは〜・・・」バシャバシャ
妖精「ま、待って!!」タッタッタ パシャパシャッ(きっとボクを心配しに・・・・・)
勇者「!」
妖精「・・・」ギュウ〜
勇者「離せよ」
妖精「い、嫌だ。離したく・・・ない・・・・!」