勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
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Part11
259 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:30:52
t01H4216
師範代「・・・」シュッ シュッ シュバァッ
勇者「こんの糞ジジイ!逃げすぎなんだよぉッ!」ジジジジッ バシュンッ!
師範代「!」ピリッ
勇者「っしゃぁ。感電!」
武闘家「お父様!」バッ
勇者「ほげっ!?」
師範代「・・・ムスメか」
武闘家「こ、この人はっ!私が・・・・!」
勇者「・・・」
勇者「ああ。キチンと殺せよな」b
僧侶「言い方」
260 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:32:02
t01H4216
__________ 夜
「いっやぁ〜勇者様のおかげで家族が・・・!うっ、うぅっ・・・」
「泣くんじゃないよ。全く・・・長い夢を見ているようだった・・・」
__ 観客を救ったことにより、勇者達はもてなされていた __
武闘家「・・・ごめんなさい!ごめんなさい!そこの方もごめんなさい!」
勇者「アイツいつまで謝ってんだよ・・・結果オーライなんだからいいだろってのに・・・」
弟子A「姉御はな。捨てられた子なのさ」ズイッ
勇者「くっせ。寄んじゃねぇ!」
「勇者様〜〜〜!」 「勇者様ーー!」
魔法使い「なっ!!あの女狐達・・・!勇者様。行きましょう」グイッ
弟子A「おいおい話は終わってね〜よ」
261 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:33:03
t01H4216
_ 10年前 __________________ 舞踏の町
ザワザワ ザワザワ
ザワザワ ザワザワ
師範代「静まれ。何の騒ぎだ・・・・」スタスタ
「お願いです!どうかお金を・・・!金が・・・!」ドゲザー
村人「だ、だから安心しろって。俺が働き口みつけてやっから」
宿屋「そうさ。俺の部屋借りてもいいんだぜ」
「こんなところで住んでたまるか・・・!」 「そうよ!!こんな小汚い町!!」
__ あの時、俺はガキだったが覚えてる。貴族の旅人がぽっくりたぬきに騙されちまったのさ
プライドがある奴らが壊れちまうと救えねーよな __
262 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:34:47
t01H4216
「そうだ!宝石がある!!売ってもいい!!!」
村人「いや。宝石商はこの町にいねぇな」
「お父さん。お母さん。お腹すいたよ・・・」
「黙りなさい!!!」パチンッ
「痛いっ・・・。お父さん?」
師範代「・・・」
武闘家「お父さん。痛いよ・・・・私、悪いこと・・・した?」
「そうだ!!この町は奴隷を使っているか!!?」
「私達の娘!私達の娘をあげるから!!」
263 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:35:41
t01H4216
村人「おいおい・・・嘘だろ。コイツ等」
「ほら!こっちに来なさい!」グイッ
武闘家「いたいっ。ご、ごめんなさいお父さん・・・」
「私たちの娘・・・!ほら、まだ子供だけど・・・そのうち大きくなれば・・・!」
師範代「・・・」ブンッ
「・・・痛っ!?これは・・・金・・・!」
師範代「さっさとこの町から出て行け・・・!!!」
__ あの時の師範代の顔ったら怖いったらありゃしねーぜ。あんとき見てた俺はチビっちまったよ __
師範代「ただしその娘は置いてゆけ。お前等に子供を育てることはできない」
264 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:37:29
t01H4216
_________ 現在
勇者「ふぅ〜ん。色々あんだな」ゴクゴク
弟子A「そうそう。だから姉御は今でも親が自分を捨てたのは自分が悪いからって思ってる」
弟子A「・・・・いつまでも加害妄想を繰り広げてんだよ。姉御は」
勇者「あはは。じゃあ俺のこのマフラーあげよっか〜?///」
「ほんとーー!?やったーー!!」 「いいなぁ!」
「勇者様私にもぉ」
弟子A「シリアス台無しだぜ全く」
魔法使い「・・・!!///」プルプル ウルウル
勇者「冗談冗談だって」
師範代「よっこらせ」
弟子A「し、師範代!?」
265 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:39:20
t01H4216
師範代「娘の欠点は心が弱いことだ」
勇者「・・・・・」
「いいんだよ武闘家ちゃん。ほら、これ食べな」
武闘家「そんな!わ、私なんかが恐縮です・・・・」オドオド
師範代「ここの人間は極端に優しすぎる。ここでは弱さを克服することなんかできない」
勇者(あっれ〜オラ嫌な予感してきたゾ)
師範代「もう察しているな。私は娘に最後の修行を申し付けるつもりだ」
師範代「旅に出すと」
勇者「・・・」
266 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:40:26
t01H4216
_ さっき ______________ 武闘会
武闘家「はぁっ・・・・はぁっ・・・!やっと戻った・・・!」
師範代「・・はて、私はいったい・・・何をしていたんだ」
__________________________
師範代「そうか。あの者達とお前が私達をな」
武闘家「そ、そうです!・・・がっ・・・頑張りました!」
師範代「そうか・・・しかし。この会場の有様」
ボロッ
師範代「もう武闘会はできないかもな」
武闘家「わわわっ!!?」ガーン
267 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:41:47
t01H4216
師範代「そう悲しむな。お前は力を皆み見せつけてどうしたい?賞金目的じゃないだろ」
武闘家「それは・・・」
武闘家「お父様に・・・認めてもらいたくて・・・!わっ私の!!強さ・・・!」
師範代「! フン、そんなのはとっくのとうに認めている」
武闘家「うへぇっ!?じゃ、じゃあ私は」
師範代「何をすれば、か?お前はどうしたい。その力を何に使う?」
武闘家「私の力を・・・?」
武闘家「だ、だったら・・・・!だったら私は・・・!」
武闘家「この力をみんなのために!使いてゃいです!」グッ
268 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:42:57
t01H4216
_________________________
勇者「・・・!」
師範代「みんなのためにといえど・・・・そんなのは村の力仕事で住んでしまうだろう」
師範代「ならば使うべきは魔王討伐に」
勇者「武闘家、か」
勇者「う〜む」(年齢は俺より少し上くらいか同じか。身長は俺より少し小さいくらい。ツインテ、だぼだぼ修行着
バスト・問題なし。ヒップ・小ぶりだがよし・ウエストも同様に。性格・キョドり、泣き虫
いや、新たなパーティの新要素だから問題なし。もちろんフェイスも問題なし)
勇者「・・・・よし。ならばその力」
勇者「俺に利用させてもらうよ」ニヤリ
師範代「是非そうしてくれ」(なんだ・・・・さっきの間は・・・)
269 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:46:01
t01H4216
_ 次の日 _
「気をつけろよー!」 「馬車にちゃんと食材積んだかーー!?」
勇者「ああ、ロブスターもちゃんとお礼言えよ」
ロブスター「ブルルッ」(あざーっすwwwwwwwwww)
僧侶「・・・」
魔法使い「・・・」ジト
盗賊「・・・zzzz」コックリ コックリ
賢者「して勇者よ。コイツはなんだ?」ビシッ
武闘家「ひっ!?や、やっぱり嫌でしたよね!私みたいな女・・・!」
勇者「えー↓↓下を見てわかるとおり↓↓今日から私達のパーティに加わることになりました。武闘家さんです。拍手!」パチパチパチパチッ
__ こうして恐らく最後の仲間が加わった。
現在のパーティ 勇者 魔法使い 僧侶 盗賊 賢者 武闘家
ロブスター
270 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:47:10
t01H4216
勇者「あとは奴隷・・・・・か」
武闘家「そ、そうですか。あの子も今も・・・・どこかふぇ?あっどこかで?」
勇者「ああ。まずは北の大陸にいる奴隷を救ってから魔王の世界にどうやって行くか、だな」
僧侶「もう夜だし。ここら辺で寝ようよ」
魔法使い「またたぬきたちが・・・」
盗賊「安心しろ。なぜかは知らないが昔から魔物や動物は私を怖がる」
賢者「ほぉ、歩く聖水か。だがロブスターは問題ないようだが?」
ロブススター「ブルルッ」(いや、怖いけども・・・w・・・)
271 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:48:06
t01H4216
_ モンスターが現れた! _
スライムABCDEFGHIJK
勇者「多ッ!?ひーふーみー」
武闘家「やっ!」 _ 武闘家のこうげき _
スライムD「ピキーッ」ジュワン
魔法使い「一体一体攻撃するのは効率が悪いです。ここは私の・・・」
_ なんとスライムたちが・・・ _
キングスライム「ぼーん」 _ キングスライムになった! _
盗賊「太った・・・」
272 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:49:14
t01H4216
武闘家「やっ!」 ギュムッ!
ぼふんっ
武闘家「ひゃっ・・・はねかえされひぇ・・・ってヌルヌルしますぅ!」ギャー
勇者「・・・!」(スライム。前々から思ってたがオナ●になりそうな)
勇者「!」ブンブンッ(バカバカ!異種姦妄想は封印した筈だろ!俺!)
魔法使い「勇者様危ない!メラミ!」 ドシュンッ!
キングスライム「!?」ジュワァァァ
魔法使い「ふぅ」
勇者「おお!さっすがまほしゃぁん」ギュウ
273 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:51:13
t01H4216
魔法使い「くっつかないでください汚い!と、盗賊さん助けて!」
盗賊「ああ」ズイッ ガシッ ポイッ
勇者「(´・ω・`)」
魔法使い「全く。服が汚れてしまいました・・・・!///」パッパッ
賢者「まんざらでもなさそうなのに見えるのだが」
魔法使い「そ、そんなわけ!」
僧侶「・・・」ギリッ
274 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:53:30
t01H4216
_ 夜 ________________ 森
武闘家「えぇっ!!?男の人と一緒に・・・・ね、寝るなんて・・・・!///」
勇者「あ、なんだか初めてのリアクション」(コイツ等は旅慣れしすぎてっからな)
賢者「案ずることはない。コイツは私達の寝床から数km離しておく」
魔法使い「もし襲ってきたら私の召喚獣がいますのでご安心を」
武闘家「・・・ほっ」
勇者「うえっうえぇっ、始まったよぉ。勇者ちゃんいじめはじったよぉ。ふえぇ」メソメソ
賢者「ここらは水場はない・・・か。ならば今日は風呂無しか・・・」(キューティクルが痛むなぁ)
盗賊「さて、私はもうねるぞ」
勇者「あ、無視!?もうちょっと可愛そうだと思っちゃってもいいんじゃありません!?」
275 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:54:21
t01H4216
_ 深夜 _
「勇くん」
僧侶「勇くん起きて」ユサユサ
勇者「・・・んあ?」パチクリ
勇者「なんだお前かぁ。あれ、まだ夜中じゃねーか!起こすんじゃありません全く・・・」
僧侶「寝ないでよ。ちょっと話したいことがあるんだから」
勇者「・・・?」
276 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:55:19
t01H4216
僧侶「・・・」スタスタ
勇者「なんだよ。こんな森の中進んでよ。イつつ、枝で指切った」ピリッ
僧侶「ここならいいかな・・・あ、勇くん怪我してるね」チュッ
勇者「ん。そうそう、そうやって口で治して________
勇者「・・・んん!!?///」カァァ
僧侶「ぷはっ、ごめんね。魔力使うほどでもないって思ってさ・・・・・」
勇者「む・・・で、なんだよ。こんな奥地まで来て。なんかあんのかー?」
僧侶「ううん。何もないよ」ニコッ
僧侶「ここなら誰にも気づかれないかなって思ってね」
277 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:57:20
t01H4216
勇者「な、なんだぁ?もしかして遂に俺と・・・!」
勇者「なーんちゃって。夜中から下ネタとかツッコミきついから言わないけ____ 「いいよ」
僧侶「別に私はいつでもいいよ」
勇者「・・・・・な・・・なんだよ。真顔になって言われても」
僧侶「気づいてるくせに。私が勇くんのこと好きだって」ジリジリ
勇者(な、なんだコイツ。最近おかしいぞ・・)アトズサリ
278 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:57:12
t01H4216
勇者「な、なんだぁ?もしかして遂に俺と・・・!」
勇者「なーんちゃって。夜中から下ネタとかツッコミきついから言わないけ____ 「いいよ」
僧侶「別に私はいつでもいいよ」
勇者「・・・・・な・・・なんだよ。真顔になって言われても」
僧侶「気づいてるくせに。私が勇くんのこと好きだって」ジリジリ
勇者(な、なんだコイツ。最近おかしいぞ・・)アトズサリ
279 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:58:57
t01H4216
僧侶「私、ずっと我慢してたんだよ。勇くんが他の子と仲良くしてても。勇くんが私に冷たくても」ジリジリ
勇者「・・・い、いやぁそれが君のキャラじゃないかーあははー」ドシッ!(!? 逃げ場がない・・!)
僧侶「そうやってふざけて誤魔化す。いつもいつもいつも」
僧侶「ねぇ、私のことどう思ってるの?嫌いなの?好きなの?ハッキリしてよ!!!」
勇者「っ!?」ビクッ(な、なになに?なんなのこの状況!?)
勇者「あ、あのな。いつも言ってるしタイトルにもあるとおり俺はハーレムをだな」
僧侶「じゃあ私は数足し要因なの?」
勇者「・・・」ギクッ
僧侶「ねぇ、正直に言ってよ。私のこと嫌いなの?まほちゃんの方が好きなの?」
勇者「なんでまほさんが出るんだ・・・・」(ダメだ。寝起きだから混乱してきた)
280 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 19:00:47
t01H4216
勇者「俺はお前も好きだよみんな好き。はい、これでいい?」
僧侶「・・・」
勇者「じゃ、じゃあ俺はこれで」
僧侶「・・・!」パシッ!
勇者「あぁ?まだ何かあるのk
グイッ!
僧侶「んっ・・!」
勇者「んんっ!?・・・・ぐ・・・んっ・・・!!!?」(ず、ズキュウウウン?)
281 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 19:02:43
t01H4216
僧侶「はぁっ・・・・はぁっ・・・・んちゅっ」
勇者「ん゛ん゛ッ!?」(鼻詰まってるから・・・!死ぬ!!)
僧侶「はむっ・・・れろ・・・・ちゅっ・・・んんぅ」
勇者「んっ!あぁッ!!」バンッ!
僧侶「きゃっ」ドテッ
勇者「はぁ・・・はぁ・・・な、何してくれて・・・」
僧侶「・・・・ふふっ(私が最初。私が最初。私が最初。私が最初。私が最初)
僧侶「勇くんの初めて。もらっちゃった」ニヤッ(誰にも・・・・渡さないんだから・・・・)
勇者「・・・い、いいから帰るぞ。お前ももう寝ろ」グイッ