勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
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Part10
233 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 01:47:47
WWQG9R86
______________ 会場・舞台裏
勇者「いって・・・・瞬間にヒャドを重ねてなかったらやけどじゃすまなかったな・・・・」
魔法使い「・・・」スタスタ
パラパラ
ドドドドドドドドドド
勇者「ぐべっ!?」ドゴッ
勇者「会場の破片か・・・まほさんのせいでどんどんブッ壊れてくんですけど」
魔法使い「メラm___ パシッ!
勇者「つかまえた」グイッ!
234 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 01:50:42
WWQG9R86
魔法使い「・・・ッ!」ブンブンッ
勇者「この近距離なら自分にも跳ね返っちゃうよな」ギュッ
魔法使い「〜〜〜〜ッ!!///」
勇者「なんでお前等は攻撃してくるくせに恥じらいがあるんだ・・・」
勇者「僧侶のときは考える時間もなかったけど・・・ん〜フレンチ?ディープ?どっしよっかなぁ」
勇者「いや・・・あんまり時間かかるとこっちが恥ずかしいな・・・//」
魔法使い「ッ!ッ!!」ブスッ ブスッ
勇者「ぐっ・・・・んっ!」チュッ(まずいよな。絵ヅラ的に今絶対に危ないよな)
魔法使い「!?」
235 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 01:52:00
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勇者「んんぅ・・・んっ・・・レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
魔法使い「んんーーっ、んぅっ!!?/////」
魔法使い「んっ。・・・んんぷはっ・・・・ユウシャ・・・サマ・・・」
勇者「ぷはぁっ・・・・これで魔力を・・・・よくわかんないけど僧侶のときもこれだったし」ゴシゴシ
魔法使い「」フラッ
勇者「よっと」ガシッ(気持ち悪くて気絶したんじゃないよな・・・・違うよな!?)
魔法使い「あ・・・れ・・・」パチクリ
勇者「おはよう。お姫様」サワヤカスマイル
魔法使い「・・・!勇者様・・・?ここは・・・?」
魔法使い「って!ここなんか崩れて・・・」
ガシャアァンッ!!
236 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 01:52:40
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_ オークションの町 _
「会場が崩れた・・・」 オーナー「そんなぁ・・・」ガクッ
僧侶「モンスターのせいなんですよ!え、えへへっ」
「嘘つけ!お前たちがステージにあがってんのみたかんな!」
盗賊「・・・」チラッ
「ひっ!?な、なんでもないです」
大賢者「おや・・・魔法使いの子の魔力が・・・」
賢者「どうやら事なきを得たようだな」フンッ
237 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 01:56:36
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「イオ」
ドゴンッ!
勇者「ぷはあ!」ガラゥ
魔法使い「けほっ・・・けほっ・・・ガレキが」
魔法使い「全く状況が読み込めません。ゲホッ・・・って降ろしてください!///」
勇者「だっこ♪だっこ♪まほさんだっこ♪」ニコニコ
魔法使い「うぅ〜〜・・・・///」
賢者「私達も行こう!」タッタッタ
盗賊「ロブスター。お前も行くか・・・?」
ロブスター「ヒヒーーーンッ!!」(おkwwwww把握wwww)
238 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 01:57:44
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____ 魔王城
魔王「視聴者である僕にとって・・・・ただ仲間を回収して僕のところに来るなんて展開は楽しくない」
姫「まぁーーーた。勇者様の息子のいじわるをしているのですのね」
魔王「ちょっ、見えない」
側近「手配したアークデーモンですが・・・瞬殺でしたね。また新たな魔物を向かわせますか?」
魔王「ククッ、奴は我が四天王の一人の部下の四天王でも最弱・・・」
魔王「ってもういいや。今の彼等には本当に四天王を向かわせないと勝てないかもだし」
魔王「それに・・・・僕が手をくださなくても楽しいことが起きそうなんだ・・・・」
魔王「彼の最大の誤算が、さ」ニヤリ
側近「最大の誤算・・・・・?」
239 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 02:00:23
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姫「誤算?・・・ホホホ、算数は得意ですの!いんいちがいち!」
側近「しちし」
姫「26!」
側近「残念、28でした」ニコッ
姫「ぬわーっ!しちの段は苦手なんですのー!」
魔王「・・・」
魔王「最大の誤算とはハーレムパーティこと」
魔王「君は愛されるのが好きだ。常に周りからの愛を求めてる・・・」チラッ
姫「何か言い始めましたの」
魔王「果たして君は彼女達の重い愛を受け止めることができるのかな?」
240 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 02:05:10
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______________ オークションの町
僧侶「・・・」
大賢者「ホッホッホ、彼も笑顔でなにより・・・・ん?」
大賢者「君は行かないのかね?仲も良かったんじゃ」
僧侶「・・・」
勇者「パンパカパーンパンパカパーン。これより新郎新婦の」
魔法使い「違います。それ以上ふざけるとその汚い顔をもっと汚くしてやりますよ・・・!///」ジトォ
勇者「・・・」ニコニコ(久しぶりのジト目。うへ、うへへへへへ)
僧侶「いいんです。なんだか私が行くと場違いな気がして・・・・・・」
大賢者「・・・そうかのぉ」
241 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 02:07:07
WWQG9R86
賢者「フフフッ、久しぶりのコントを見れた」
魔法使い「コントじゃありませんよ。おや・・?盗賊さんまで・・・なっ、ま、まさか盗賊さんまで勇者様の餌食に・・・」
勇者「人聞きの悪いことを言わないでくれないか!姉さんはなぁ俺のせいどれ・・・仲間だ!」ドンッ
魔法使い「せいど・・・なんですか?」
盗賊「勇者なら構わないが。しかし奴隷という立場は好きではないな」ドンッ
勇者「いや普通にリアクション取られても・・・・って今構わないって!構わないって!」
賢者「我に振られてもな。フッ、我が欲に性欲はない!」バァーン
勇者「ふーん」
賢者「な、なんだその顔はぁ!」
242 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 02:08:23
WWQG9R86
魔法使い「全く・・・」(どうやら私がいない間に結構経ったみたいだけど・・・・変わってないなぁ・・・)
魔法使い「奴隷さんや僧侶さんはもしかして・・・?」
勇者「大丈夫。奴隷はまほさんみたいに今もどっかで固まってっけど必ず助ける!」
勇者「あーあと僧侶ならあっちに・・・・ん?なんでアイツあそこで・・・・」
魔法使い「あ!僧侶さぁーーん!」ブンブンッ
僧侶「! ・・・」フリフリ
勇者「手ぇ降ってねーでこっち来いよ!」
魔法使い「? わっ、い、今落ちるところでしたよ!」ギュッ
僧侶「・・・うるさいな」ボソッ(いつまで抱きかかえられてるの・・・?思えばいつもいつも・・・まほちゃんばっかり・・・・)
僧侶(早く降りればいいのに・・・・・)ギリッ
247 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:16:13
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_ 西の大陸・北部 _
勇者「らーらーらーらら〜♪」
魔法使い「うるさい」
勇者「すてきーだーねーふたり手をとりあ〜るけ〜るなら〜♪」
魔法使い「うるさいですってば」
ロブスター「ブルルッ」(うっせwwwwwwwww)
魔法使い「賢者さん。この前試そうとした合体呪文とやらをこの雑音製造機に試しましょう」
賢者「ああ。確かベギラゴンとイオナズンの合わせ技だったな」
勇者(俺とまほさんの感動の再開は程なくして終わり)
__ 俺達は奴隷を救うべく北の大陸を目指していた
しかし、道中。地上一武闘会会場でクリスタルにされてしまった観客を第一優先にすることにした __
248 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:17:33
t01H4216
勇者「だから嫌だっつってんじゃん!」ぶーぶー
賢者「何故だ。クリスタルになった人間を戻すにはお前の魔力しか効かないのだろう?」
勇者「そ、そうじゃなくて!暴走してきた人間をおとなしくするにゃ俺の淡くちょっとビターなくちび・・・っ!!?」バッ
魔法使い「口火?忍びの技でしょうか」
僧侶「そういえば!暴走した人戻すのってどうするの?」グイッ
魔法使い「いたっ」
僧侶「あ、ごめん。で、勇くん!」(何その顔。調子に乗って勇くんの隣にいつもいるのが悪いんじゃん)
魔法使い「・・・うぅ」(僧侶さん。なんだか最近私のこと・・・・・)
249 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:18:31
t01H4216
勇者「んー?い、いや知らないなぁ・・・・?どうやったっけなぁ・・・?//」
盗賊「顔が赤いぞ。熱か・・・?」スッ ピト...
勇者「ち、近ッ!おでこ・・・///」
賢者「下がれ盗賊よ。その発情した猿には我が氷結させて・・・__ 「どきなよ盗賊さん」
僧侶「勇くん困ってるじゃん。あんまり近づくと勇くん勘違いして襲ってくるかもよ?」
盗賊「ん?あぁ、済まない・・・」(なんだか殺気を感じたような)
250 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:19:49
t01H4216
賢者「ふぅ、話を逸してしまったが。どうやら暴走した人間を止めるには一旦・・・・言い方が悪いが殺せばいいらしいな・・・」
勇者「えっ!!?」
僧侶「勇くん・・・私達を殺したの・・・?」
魔法使い「・・・・そんな」
勇者「違う違う!!」
魔法使い「じゃあ何を」
勇者「へっ!?あぁいやえぇ〜と・・・」ポリポリ(えぇっ!?じゃ、じゃあなんで俺ので!!?)
勇者(もしかして・・・あの魔王・・・!)ギロッ
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姫「あっ、こっち睨みましたの」
魔王「邪魔。ふーん、どうやらこっち『目』には既に気づいちゃってるみたいだね」
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251 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:20:45
t01H4216
賢者「何を驚いている・・・つまり。あのクリスタルは永遠の命のクリスタル。溶かれたことによって新たな悪しき魂を手に入れ
その悪しき魂を浄化させることによって暴走は解かれる。殺したことによる傷などは癒えるらしい」
魔法使い「何を言っているかわかりませんがつまり・・・・その暴走した人を木端微塵に吹き飛ばそうと」
魔法使い「蘇ると」ニヤッ
勇者「ん?今すっごい悪い顔しなかった?」
魔法使い「ってことで勇者様!魔王にクリスタルにされちゃってください♪」ニコッ
勇者「それって遠まわしに俺を殺したいと!?」
ロブスター「ヒヒーン!ブルルッ」(着いたよーw)
252 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:22:04
t01H4216
_ 舞踏の町 _
弟子A「あっ!アンタ達は・・・!」
勇者「オッスオッス。お久しぶりッシュ」
魔法使い「武闘家さんは居ますでしょうか?」
弟子B「・・・」
弟子A「師範代も観客と一緒に固まっちまって・・・師範代をどうやって戻すかどうかを姉御が・・・」
「あ、っあぁっ・・・アァーーーー!!」
弟子A「!? あ、姉御ォ!?」
武闘家「走りに集中するあまり一周しちゃいましたぁ・・・」グスン
弟子B「・・・」
弟子A「な、何をしに行ってたんだ・・・」
253 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:22:47
t01H4216
___________ 1ヶ月ちょっと前
武闘家「はっはっ・・はっ・・・はっ・・・」ダダダダダッ
_ 南の大陸 _
武闘家「ふぅっ・・・ふぅっ・・・」ゴクゴク
_ 東の大陸 _
武闘家「ほっほっ・・・モンスター・・・やぁっ!」ドギュアンッ
_ 北の大陸 _
武闘家「もう少しで・・・!」
_ 西の大陸 _
武闘家「ゴール!」
254 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:24:34
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武闘家「あ、あわわわ・・・・忘れてましたぁ・・・!」
勇者「ぶ、武闘家も久しぶりだな」
賢者「案ずることはない。師範代もろとも我等が救ってやる」ドヤァ
勇者「それ俺の台詞な」
武闘家「ほ、ほんと・・・・ですかぁ・・・?」ジロッ
武闘家「そういえば。どうして貴方達は・・・・・武闘会で無事だったんですか・・・・?」
勇者「・・・・・」
______________________________________
武闘家「ま、まっまおっ魔王が・・・!?」
盗賊「信じがたいが。あれほどの人間を固まらせるのなら・・・・そうなのだろうな・・・・」
賢者「おのれ魔王め!我が肉体を封印させているとは・・・・!封印解除に時間をかけなければ今頃・・・・!」
勇者「寝てたのかそうなのか」ググググ
賢者「イタタタタタタ」
255 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:26:45
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_ 地上一武闘会・会場 _
「こらこら君達。この中は今研究中だ」 「家族と面会なら午後にしれれれれれれれ」ビリリッ
勇者「・・・」
研究者「な、なんだ君達ごおっ!?_____ ドスッ
盗賊「峰打ちだ」
武闘家「こっちもきっ気絶させておきました・・・・ごめんなさい!ごめんなさい!!」ペコペコ
僧侶「・・・・一応みんなに保護呪文かけておいたから」
賢者「1、10、100、1000人以上か」
魔法使い「勇者様、魔力。なくなっちゃいますかもね」
勇者「俺のMPは千以上あるさ」スッ スゥゥゥゥゥ
256 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:27:29
t01H4216
勇者「・・・ん」
「ウグ・・・」
「ガ・・ガ・・・・」
盗賊「溶け放ったか。武闘家。私と来い・・・・!」
武闘家「ひゃ、ひゃい!」
勇者「この血は・・・あの中年勇者の・・・」
勇者「・・・・!」グッ!
勇者「アンタの分まで。俺がやってやっからよ」ニコッ
257 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:28:43
t01H4216
「グ・・・・」 「ユウシャダ・・・・」
「・・・・コロス・・・」 「アガ・・・・」
僧侶「う、うわぁ。こんな数・・・はい勇くん魔法の聖水」
勇者「んっ、ぷはぁっ。聖水っていうからてっきり」
僧侶「んー?」ニコニコ
勇者「なんでもない。じゃあお前は下がってろ。一気に仕留める」(なんか最近怖いぞコイツ)
魔法使い「純粋なる穢れなき炎、全てを滅ぼせ」
賢者「むっ!?な、ならば灼熱の焔たる炎よ、我が手に集いて来たれ、全てを滅せ!」
勇者「だっせー。いや、二人共ださすぎ。いいか?ここはだな天より轟く雷よ!ぼごらぁっ!!? ドゴォッ!!
師範代「フウ・・・・オロカナデシタチヨ・・・・」
勇者「し、師範代!?!」(って名前だっけ?)
258 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/09(日) 18:29:38
t01H4216
___________________________________
_____________________
「グギベッ!?」 ゴキッ
武闘家「はっ、やぁっ!・・・えいっ!」ドゴッ バギッ
盗賊「魔物の手を・・!」シャキンッ
「ギャアアァァッ!」 「ゴベギッ」
武闘家「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!!一回殺しちゃってごめんなさい!」ペコペコ
盗賊「中々速い技だ・・・・・しかし。あちら側の観客も魔法で消滅させたか」
盗賊「残るは一人は」
武闘家「あれは・・・!お父様・・・!」