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勇者「俺に従順なハーレムパーティを築く」
Part9


225 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:15:05 GfGM6z5g
勇者「問題はまほさんだ・・・あひゅひゅ・・・彼女さえ従順にすれば・・・」
勇者「鬼畜王勇者とは俺のこと・・・あとの奴はなんとなく命令すれば良さそうだウフフ」
        ヒヒーン
勇者「ん?」パサッ
勇者「ロブスター?どうかしたかー」スタスタ
ロブスター「ブルルッ」(んんwwwwww俺氏にんじんが食べたいwwww食べたいwwww)
勇者「あぁ、撫でて欲しいのか」バンバン
ロブスター「・・・」(違うしwwwwwwww・・・・いたっ、痛い!お前それ叩いてる!)

226 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:16:45 GfGM6z5g
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勇者「うひゅっうへへ、もっと縛ってぇん///」ハァハァ
魔法使い「動物の虐待です。縛って池に放り込みましょう」ツンツン
勇者「あんっ」
    ザバァンッ
僧侶「ロブスターはどうだって?もう疲れは取れた?」
奴隷「もう大丈夫だってさ。ね、ロブスター」
ロブスター「ブルッ」(任せろwwwwwっうぇwwwwwっうぇwwww)
勇者「しっかしよう運んでくれたな。モンスターとかいなかったのか?」
ロブスター(うん)コクッ
勇者「おいおい、いたのかよ!」
ロブスター(コイツwwwwwwなんなのwwwww)

227 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:17:20 GfGM6z5g
奴隷「この辺のモンスターはいないといってもいいほどなんだ」
奴隷「多分・・・・例の科学実験に使われたんだと思うよ」
勇者「けど、この先はあの国の領土から離れるからな」
勇者「やっと国じゃなくて街に行けるぞー!戦争はこりごりだ」
僧侶「次は港の街だね。船に乗ってこの大陸ともおさらばだよ」
魔法使い「ええ、次の大陸に行き。そして魔王城の情報を聞かなければ」
勇者「え、魔王城なんてあるの!?」
魔法使い「・・・死ねばいいのに」ボソッ
勇者「(´・ω・`)」

228 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:21:05 GfGM6z5g
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勇者「歩くの疲れた〜〜〜」ヨロヨロ
奴隷「ご主人様、もう少しで街じゃないかな?」クンクン
奴隷「磯の香りと煙の匂いがするし」
魔法使い「・・・」チラッ
魔法使い(さっきから・・・誰かに監視されているような・・・)
僧侶「ん?どうかした?」
魔法使い「いえ、なにも・・・」(まさか・・・)
勇者「疲れちゃいましたか?おんぶしよっか?うふっ・・・」
   ボコォッ

229 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:26:41 GfGM6z5g
_ モンスターが現れた! _
勇者「あ?なんだこのスライム・・・濁ってね?」
魔法使い「め、メタルスライムですよ!ころ・・・倒せば経験値が豊富だとか」
僧侶「うそっ!?・・・じゃあ袋叩きだね!」ニヤァ
  (やべ・・・逃げなきゃ)
奴隷「ご主人様。この子逃げようとしてるけど・・・」
勇者「逃がすな!おえーーー!」
        ダダダダダッ
_ モンスターは逃げ出した! _
   _ しかし勇者は回り込んだ! _
_ モンスターは逃げ出した! _
   _ しかし勇者は回り込んだ! _

230 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:30:50 GfGM6z5g
_ モンスターが現れた! _
さつじんき「・・・」
勇者「・・・あの〜・・・表示はモンスターって書いてあるんですが」
勇者「思いっきりパンツいっちょの変態ですよね?」
魔法使い「殺人鬼です・・・気をつけて、凶悪なサイコパスですから」
僧侶「斧持ってるよ・・・絶対ヤる気満々だって・・・」
さつじんき「・・・寒い」
勇者「ぎゃああああああああっ喋ったあああああああああっ!!!」
奴隷「大丈夫、彼はただ名前がさつじんきなだけで殺人鬼じゃないんだ」
奴隷「こんにちわ!」ニコッ
さつじんき「あ・・・シャッス」ペコッ

231 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:33:59 GfGM6z5g
_ モンスターが現れた! _
奴隷「大王イカ・・・彼は危険だよ。ご主人様」
勇者「ふむ・・・」ジッ
魔法使い「勇者様が浜辺を歩きたいとか言うから!」
勇者「・・・ご、ごめん」(全て計画通り)
僧侶「えいっ!やっ!」ガンガンッ
勇者(大王イカ・・・君ならやってくれるはずだ・・・触手プレイを・・・)
_ 3分後 _
僧侶「あはは、いか焼き美味しいね〜」モグモグ
魔法使い「燃やしたかいがありました」モグモグ
勇者「・・・」

232 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:34:40 GfGM6z5g
_ 港の街 _
街人「やぁ、旅人の皆さん」
勇者「・・・モンスターめっさ出てきた・・・」ボロッ
街人「あはは、こっちの敵は強いからね。気をつけたほうがいい」
勇者「っしゃーす」
魔法使い「さて、宿を取りましょうか。夕方ですし」
僧侶「ん〜じゃあ私買い物するね!」
奴隷「ボクも行くよ」
勇者「じゃあ俺とまほさんは宿屋で子作りするから」
魔法使い「・・・」スタスタ
勇者(遂に無視かぁ)

233 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:36:15 GfGM6z5g
_ 市場 _
僧侶「リンゴも食べたいね〜あとあと」
奴隷「僧侶お姉ちゃん、装備も揃えたよっ」
僧侶「あら、ありがとう。あとは食材選びだけど・・・・なにがいいかなぁ?」
                    スタスタ
奴隷「・・・」ピクッ
奴隷「今の人・・・」
僧侶「ん?あーなんか格好がまほちゃんみたい。きっと同じ魔法使いなんじゃない?」
奴隷「・・・・だといいけど」

234 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:37:47 GfGM6z5g
_ 宿屋 _
魔法使い「・・・すぅ・・すぅ・・・」
勇者「戦闘はまほさんが中心になってたからなぁ。疲れるのも無理はない」
勇者「だがしかーし!う、うひひひひひひ」
             メクリ
勇者「先生!このローブの中には何があるんでしょうか?」
勇者「うむ、いい質問だ勇者くん。ではめくってみよう」メクリメクリ
魔法使い「・・・」ジッ
勇者「先生!起きちゃいました!」
       ボオオオオッ

235 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:39:04 GfGM6z5g
魔法使い「明日の船。どうしましょう。ロブスターも入れるといいんですけど」
勇者「馬もいいって言ってたけど・・・」
勇者「問題は僧侶ですよ・・・」
魔法使い「なぜ?」
勇者「アイツ、船酔いがすごいんです。昔からそうで・・・」
魔法使い「ふふ、仲が良かったのですね」
勇者「・・・まぁ」
魔法使い「ところで勇兄さんはどうなされてるのでしょう」ニヤリ
勇者「・・・」ゾクッ

236 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:40:26 GfGM6z5g
_ 夜 _
勇者「あのな、ご主人様がベットで寝ろって言ってんだからベットで寝なさい!」
奴隷「・・・うぅ」シュン
勇者「なんで常に俺の右にいたがる・・・」
僧侶「ふふっ、好かれていいじゃん」
勇者「お手」
奴隷「はいっ」ポン
勇者「お、おまんk___
魔法使い「勇者様」
勇者「はい」

237 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:41:58 GfGM6z5g
勇者「おい、おい!」
僧侶「んあ?」パチクリ
勇者「なんでひとつのベットに3人も寝ないといけないんだ。堕ちろっ」ドシッ
僧侶「きゃっ?なにすんの馬鹿!」ドシッ
勇者「いたっ!?もう怒った!枕投げ合戦だ!」ブンッ
          ボフッ
僧侶「げふっ、うぅ、おりゃっ!」ブンッ
         スッ
勇者「ばーかばーか!当たんないよー!」ヘラヘラ

238 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:43:13 GfGM6z5g
僧侶「別にいいじゃん!どこで寝ようとさ!勇くんって女のこ好きなんだし・・・?///」
勇者「ダメ、お前だけはなんか嫌だ!」
僧侶「・・・っ!あーはいはい!ですよねーだって勇くんの好きなのは」
僧侶「ママ、だけだから〜〜〜」ニヤッ
勇者「・・・・っ!///」カァ〜
僧侶「やーいマザコーンマザコンマザコーン」パンパン
勇者「ち、ちげーし!ばーかばーか!!!///」ブンッ ブンッ 
魔法使い「もう・・・・・うるさいでsきゅっ!?」ボフッ
勇者「あ。い、いや今のは僧侶が悪いんです!ほんとに!」
僧侶「なっ!?全部勇くんが悪いんじゃん!」
魔法使い「・・・」ギロッ

239 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/21(土) 21:44:20 GfGM6z5g
_ ロビー _
宿屋「ウルセー客だなぁ・・・ん」
 「部屋を一つ」
宿屋「はいはい、ではこれ、鍵です」スッ
 「・・・」スタスタ
宿屋「・・・?奇妙な奴・・・」
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_________

247 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:23:13 wbRGMwAs
_ 次の日 _
勇者「ふわぁ〜あ。ん・・・結局コイツと同じか・・・」
僧侶「うへへ・・・zzzz」
勇者「昔からだよな・・・みんなでおとまりしたときも・・・」
勇者「・・・ん。その時は兄さんとも同じベットで・・・あ、お、こほん!」
勇者「顔洗ってこよ・・・」ヨロヨロ
魔法使い「おや」シャコシャコ
勇者「まほさん、おはざーっす」
魔法使い「おはようおやいます」シャコシャコ

248 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:24:08 wbRGMwAs
勇者「まほしゃん」シャコシャコ
魔法使い「ん」ゴポゴポ
勇者「最初は二人だけだったのに、3人も増えましたね」ヒトリヘッタケド
魔法使い「んん」
魔法使い「あれから何日経ったのでしょうね。不思議と・・・長い気がして」
勇者「あはは、1ヶ月たったか経ってないか、旅してると時間の経過が早く感じる」
勇者「さぁ〜て、船の出航までまだ時間もあるみたいだし」
勇者「これから二人きりで・・・  グシャァッ

249 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:25:35 wbRGMwAs
僧侶「ふんふふ〜ん♪」
奴隷「ねぇねぇ僧侶お姉ちゃん」グイグイ
僧侶「んん?なぁに?」
奴隷「ご主人様の昔のこと教えてほしいんだ。昔から一緒だったんでしょ?」
奴隷「ボクもよく知りたくて」ニコニコ
僧侶「へぇ〜じゃあ教えてあげるね!」
僧侶「あれは8年前のこと・・・」ルールルー

250 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:27:01 wbRGMwAs
__ 8年前 ___
勇兄「ゆうしゃ〜〜!」タッタッタ
勇者「なんだよ、泣いたりして気持ち悪い」
勇兄「うっうっ、この前引っ越してきた僧侶っていう子いるでしょ?」
勇兄「その子が俺のことイジメるんだぁ」メソメソ
勇者「なんだと!?そ、それ女のこ?」
勇兄「へ?あ、うん」コクッ
勇者「ふ、ふひひ。仕方ねぇ。俺様が成敗してくれよぉ!」

251 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:29:40 wbRGMwAs
勇者「かはっ・・・」ボロッ(あ、この角度パンツ見える)
僧侶「よわっ、次アタイのとこ来たらただじゃおかないよ!」
_________
奴隷「え、えと少しいいかな?」
僧侶「ん?なぁに?」ニコニコ
奴隷「僧侶お姉ちゃんって怖い人だったんだね・・・」
僧侶「えっ、違うよ!清純で優しい僧侶さんだよ?」
勇者「はいはい、くだらない回想シーンはいいから飯にすんぞー」カタッ
魔法使い「・・・勇者様。どうして私だけお子様スプーンにフォークに取り皿なんでしょうか」
勇者「はいはい、このよだれかけもしましょうね〜。はい、あ〜〜〜んぼげらぁっ?!」

252 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:33:26 wbRGMwAs
_ 船 _
ロブスター「ブルルルッ」(海!海!海!)
奴隷「えへへ、よかったねロブスターも乗せてもらえて!」
僧侶「うぷっ・・・うぅ、船酔いするよぉ」
勇者「だっせー。これだから僧侶は旅に連れて行きたくなかったんだよぶわぁ〜か」
僧侶「む、なによ!この前は___
勇者「使えねーし」
僧侶「・・・っ!」ビクッ
勇者「あ、いや冗談だってば」アセッ
僧侶「・・・もういい」スタスタ
勇者「じょ、冗談だってばーねー待ってよー」タッタッタ
 「最近の男はやぁね〜女々しいったらありゃしない」  「んだんだ」

253 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:34:27 wbRGMwAs
_ 船長室 _
魔法使い「乗客の戸籍を教えてもらえませんか?」
船長「ふむ、一体なぜ?」
魔法使い「いえ、少し・・・」
船長「済まないが見せるわけにはいかないな。守秘義務というんだ、わかるかい?お嬢ちゃん」
魔法使い「・・・チッ」
       バタンッ
勇者「あ、まほさん!僧侶の奴みませんでしたか?」
勇者「アイツ・・・勝手にキレやがって」キョロキョロ
魔法使い「いえ、見てませんね」
勇者「そっスか。ったく・・・」タッタッタ

254 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:35:17 wbRGMwAs
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勇者「いたいた。俺も悪かったからさ、な?」スッ
                 パチンッ
僧侶「・・・」ムスッ
僧侶「別にいい・・・・私もう帰るもん」フイッ
僧侶「回復呪文だって・・・奴隷ちゃん使えるし・・・戦いもまほちゃんもいるし・・・」
僧侶「わたしっ、私なんか必要ないもん・・・ね」グスッ
僧侶「最近私にだけ冷たいし・・・ヒック」
勇者「そ、そんなことない!」(不味い!)
勇者(このままじゃまたもやハーレム崩壊の危機!)
勇者「僧侶・・・すまない」スッ
僧侶「・・・へ?」

255 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/22(日) 23:37:39 wbRGMwAs
勇者「お前だけは昔から一緒にいたからどう接していいかわからなかったんだ」
勇者(本当は昔からちょっかい出してるから、今は飽きただけ)
勇者「俺にはお前しかいないんだ・・・・・」
勇者「昔から一緒で・・・心を許せるお前しか・・・」
勇者「お前がいなくなったら・・・俺っ!」
僧侶「勇くん・・・」
勇者「ごめん。だから・・行かないでくれ・・・そんなこと言わないで・・・」ギュッ
僧侶「ふえっ!?あ、あぁ・・・う、うん。わかった・・・」
僧侶「わ、私しかいないんだもんね!う、うん!わかった!」
僧侶「え、えと暑いな〜。ちょっと風浴びて来るっ!///」ダダッ
勇者「・・・ちょろっ。だからビッチって言われるんだよばーか」