Part5
110 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/15(日) 18:21:11
KBE1guu.
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勇者「なるほどね。俺とお前が、くっつくと思ってか」
勇者「幼馴染じゃそういう危険もあるから・・・か・・・うっ」ゾクッ
僧侶「そういうふうに思うのやめてあげてよ!同性でも勇くんが好きだったんだから」
勇者「う・・・でもそんなことあるわけないのにな」
勇者「まぁ、下僕にするってのはあるけどくっつきはしないよな」
僧侶「・・・え」
僧侶「ど・・・・どうしてそう思うのかな?」
勇者「お前のこと好きじゃないし」ニコッ
111 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/16(月) 11:44:36 W72VkDIo
マザコン勇者め、贅沢な
>>95
僧侶も盗賊も察しがいいなw
112 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/16(月) 22:57:30 yskod1W.
>>95
どう言う意味?
113 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/16(月) 23:10:06 yngg3zAg
殺陣読み
114 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 04:16:30 W.1.7xNs
さ、殺陣よみ……?
115 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 09:19:02 iO7OPCdA
たて【殺陣】 演劇・映画などで乱闘・捕り物・斬り合いなどの演技。また、その演技を振り付けること。 立ち回り。
マジレスすると魔法使いの台詞を縦読み
116 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:15:23
NfKhce1g
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魔法使い「ふぅ、いいお湯でした」
盗賊「・・・少ししょっぱかったがな」
勇者「盗賊さーーーーん!僧侶がいじめるのぉぉ〜〜〜〜〜!」ダキッ
盗賊「おぉっ、どうかしたのか・・・?」
勇者「ああ、俺が抱きついても反応しない寛大な心!惚れた!」スリスリ
盗賊「受けていれたわけではないが・・・・」
魔法使い「いや、あの少し拒否くらいするべきですよ」
盗賊「ふむ、それもそうか」
ザクッ
勇者「えっ」ポタポタ(拒否り方にももう少し・・・ビンタとか・・・殴るとか・・・あるじゃん・・・)
117 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:16:37
NfKhce1g
_ 夜中 _
魔法使い「やっと静かに寝れます・・・」スヤァ
僧侶「あはは、人数が増えたのにおかしいね」
盗賊「・・・一人減ったがな。済まない勇者。そういうのがわからなくてな」
勇者「」in棺桶
魔法使い「あしたそれ誰が運びます?」
僧侶「私がやるよ。一応僧侶だしね・・・」
盗賊「ではよろしく頼むぞ」
勇者「復活!」パカッ
魔法使い「二度死ね!」ブスッ
118 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:17:22
NfKhce1g
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魔法使い「すぅ・・・すぅ・・・」Zzz
僧侶「んんぅ・・・だめだよぉ・・」Zzz
勇者「」in棺桶
盗賊「・・・・・」ムクリ
盗賊「・・・」スタスタ
ガガガガガガ ギィ
勇者「とぉーぞぉーっくさん!どこ行くんですかー?」ニマー
盗賊「ッ!?・・・・いや、少し用を足すだけだ」
勇者「一人じゃ危ないし俺も行ってもい」
盗賊「一人で十分だ」ギロリ
勇者「いってらっしゃーい」ガクガク
119 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:18:25
NfKhce1g
勇者(みんなは聞こえるかい・・・この音が・・・)
勇者(五感を聴力だけに支配するんだ。流れる海の音・・・
そしてみんなのすややかな寝息。暖をとった炎が燃え尽きそうな音・・・)
勇者「そして盗賊さんの用を足す音が・・・聞こえ・・・・ない・・・」
勇者「頑張れ勇者。そうだ、地に耳を当てよう。振動で伝わるかもしれない」
バサバサバサッ!!!
カァーカァーカァー
勇者「何っ!?と、盗賊さん!!」ダダッ
盗賊「ン。問題ない・・・・少しモンスターが襲ってきたので対処しただけだ」
勇者「そ、そっすか・・・戦闘なれしてますね」(おぉふ。返り血浴びすぎじゃね・・・)
盗賊「盗賊の前は少し戦士をやっていたからな」
120 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:21:04
NfKhce1g
_ 次の日 _
盗賊「城の頂上がここからでも見えるようになったな」
魔法使い「みえまっ・・・」ピョンピョン
魔法使い「せんっ・・・・!」ピョンピョンッ
勇者「プッ、肩車しましょうか?」ニヤ
ボォォォォォッ!
勇者「あちゃちゃthたちゃtytっやたたたyたyちゃちゃ」ゴロゴロ
僧侶「どんな城なんだろうなぁ。きっとメルヘンチックな場所で・・・」ホワワーン
121 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:22:12
NfKhce1g
_ 戦争の城 _
「出会え出会えーーー!」
「血祭りじゃあああああああ!!!」
バコーンッ!
バーンバーン ドカーーンッ!
勇者「どうやら戦争中みたいだね・・・」
魔法使い「モンスターに世界が侵食されるっていうのに・・・・人間同士が争って何があるんだか」
盗賊「・・・同感だ。だがしかし、敵は怪物だけではないということだ」
勇者「じゃ、ここはスルーしましょうか」
僧侶「だね・・・」
兵士「まて!貴様等!」
122 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:23:15
NfKhce1g
兵長「ただの勇者御一行(笑)じゃん。返してあげなよ〜」
勇者「笑じゃねぇよ」
兵士「はい。ですが・・・」コショコショ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
兵士「ということに・・・」
兵長「なるほど。それは使えるね・・・」ニヤリ
勇者「どうしよう。巻き込まれる匂いがするよ」
魔法使い「そんなことになったらこの城の全員を焼き払います」
勇者「怖いこというね・・・」
123 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:24:07
NfKhce1g
兵長「この先の城が我が軍の敵城だ」
兵長「チミ達にはその城の情報を探ってきてほしい。進撃した我が軍が毎回帰ってこないんだ」
兵長「何か裏があると私は見ている。っつーことでよろろ」
勇者「ふ、ふざけんな!お前等のくだらない戦争に俺等を巻き込むんじゃねぇよ!」
僧侶「そうですよ!大体なんで人間同士が戦っているんですか!私達の敵は魔王軍でしょう!」
兵長「色々とあるんだよ。大人の都合さ」
魔法使い「・・・報酬は?」
兵長「10万。勇者って名乗れる君だからこその仕事なんだ。ボクちん達が行くと怪しまれるから国に入れてもらえんの」
勇者「っしゃやるぞみんなーーーーーっ!!!」
124 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:25:25
NfKhce1g
勇者「いやぁ、以外と簡単そうだなぁ」
僧侶「そうだねー情報教えればいいだけだし」
盗賊「・・・・奴等の相手の軍だが。ソレは私の母国だ」
勇者「え!?ど、どうしよう・・・断りますか?」
盗賊「問題ない。特に思い入れもないんだ。だがまさか・・・戦争をしているとはな」
魔法使い「ん。出身はスラム街と聞きましたが」
盗賊「私の国は区域があってな。城付近が金持ちの街。遠く離れてるのがスラム街さ・・・」
125 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:26:10
NfKhce1g
勇者「あ、見えてきた」
勇者「しっかし。そんな情報なんて見つかるのかな」
魔法使い「さっき簡単そうだって言ったくせに。まぁ適当なことでっち上げればいいんですよ」
勇者「なるほど」
僧侶「うぅ・・・・なんか怖い人達がいそう・・・」
盗賊「安心しろ。スラム街じゃ私の顔はたっている。私の近くにいれば襲われることはない」
勇者「じゃあ近くに・・・」ススス
盗賊「歩きにくいぞ・・・」
126 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:26:56
NfKhce1g
_ スラム街 _
盗賊「ここを抜ければ平穏な区域だ。先に行けば城がある」
勇者「・・・あっちの城じゃ町が崩壊してたのに。ってなんか皆こっち見てる・・・」
勇者「確かにここも汚れてるけど・・・なんというか戦闘の後がないな」
魔法使い「ですね・・・・あっちの軍はここでは足止めされてないのでしょうか」
盗賊「・・・・・さぁな」スタスタ
「ひっとらえろーーー!」
「うあああああぁぁっ!やめてくれええええええ!!!」
「やだ!やだぁぁあぁぁっ!!!」
僧侶「男性が兵隊さんに連れられちゃってる・・・何か悪いことしたのかな?」
盗賊「ここでは日常茶飯事だ・・・」
127 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:30:06
NfKhce1g
_ 金持ち区域 _
勇者「空気もすんでるし大違いだね〜」スゥゥゥ
魔法使い「スラム街とここの区域は門で区切られていましたね」
魔法使い「まるで別の国のように・・・・」
盗賊「スラム街は浮浪者や罪人が多い。そういうものを通さないように門があるんだ」
盗賊「私の両親は罪人だった・・・・・」
勇者「え、えと・・・あ!ポップコーン売ってる!買いましょ!買いましょ!」
魔法使い「こらっ、はしゃがない」グイッ
魔法使い「一応私たちはスパイなんですから」コショコショ
勇者「あんっ、耳がこそばゆい・・・///」
128 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:30:48
NfKhce1g
兵隊A「悪いが通すわけにはいかないんだ」
兵隊B「勇者御一行とはいえ、今は戦争中だ」
兵隊B「何か吹き込まれたのかもしれないからな」
勇者「そ、そっすか。じゃ、帰ろうか」
魔法使い「いえ、少し疑問があるんですが」
魔法使い「何故、何故この国は敵軍に入り込まれてないのでしょうか?」
兵隊B「入る前に倒した。それだけだ」
魔法使い「・・・いったいどうやって?」
兵隊B「これ以上答えるわけにはいかない。さ、戻れ戻れ!」
129 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:31:47
NfKhce1g
_ ホテル _
勇者「宿屋じゃないのかよ・・・どんだけリッチなんだ!」
僧侶「泊まったおかげでお財布もなくなっちゃいそうだよ・・・」
勇者「一部屋しか取れなかったねぇ・・・うひゅひゅ・・・」ニヤニヤ
魔法使い「あの国に情報を売れば結果オーライですよ・・・ですが・・・」
盗賊「私が乗り込もうか。隠密行動は慣れているからな」
勇者「おお!頼りになるぅ!」
魔法使い「・・・・ではお願いします」
僧侶「大丈夫ですか?もしよかったら私も・・・」
盗賊「心配ない。お前たちは休むといい・・・」
130 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:33:59
NfKhce1g
_ 夜 _
魔法使い「すぅ・・・・ん〜〜」ギュッ
勇者「うふふふふ。バグも俺が封じた!」
バグ「ん〜〜!ん〜〜〜!」ドタバタ
勇者「そ、添い寝だけだからね〜〜」ギュッ
僧侶「うぅ・・・ん」ギュッ
勇者(サンドイーーーッチ!!!///)「ん?てかなんでまほさんのベットにコイツが・・」
勇者「うひゅひゅ・・・はぁ、これで盗賊さんがいたら・・・」
勇者「もう1時間も立つけど戻ってこないな・・・」
勇者「心配だ。ちょっとだけ俺も行こうかしら」ススッ
131 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:35:44
NfKhce1g
_ 金持ち区域 _
勇者「いい街風景だ・・・けど、近くにスラム街があるっていうのが欠点かな」
「きゃ〜〜〜〜っ!!空き巣よ!私の家に空き巣が入ったんだわ!」
空き巣「はぁっ!はぁっ・・・!」ダダダッ
勇者「これは・・・・クライアントがおばさんだけど・・・」
勇者「勇者として見過ごすわけにはいかないな!」ダダッ
空き巣「チッ、なんかおってきやがった!」
勇者「まてやオラァ〜〜〜〜!」
132 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:37:58
NfKhce1g
_ スラム街 _
勇者「捕まえたぜ〜〜!空き巣さんよぉ!何盗んだんだい?えぇ!」
空き巣「ぱ、ぱんつ・・・・ゆ、許してくれ!!あっしは被害者なんス!」
勇者「なんで」
空き巣「こ、これあのババアの娘のパンティーかと思ったんだが・・・・ババアの方だったんっス・・・」シュン
勇者「Oh・・・」
勇者「確かにそりゃ被害者だ・・・・見逃してやるよ。マイブラザー」
空き巣「あ、兄貴!このおんは忘れやせん!」
勇者「だがテメェ・・・・俺の推測じゃ・・・まだ盗んでるな?」
空き巣「はい!あっしの家にコレクションされてて・・・ハッ!?言っちゃった!」
勇者「道案内しな。お前の家に・・・」
133 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:39:12
NfKhce1g
空き巣「ここでやんす」ギィ
勇者「ほぉ〜〜〜〜これはまたいいじゃないか!!壁全体にパンツとはこれはまた」
勇者「男のロマンが詰まってる!」
空き巣「ありゃ、17歳の、あっちは6歳、それは28歳」
空き巣「ちなみにあっしのストライクゾーンは6〜42っス」コクコク
勇者「いいゾーンだ。俺は君が気に入った」
空き巣「へへっ、あざーっす」
勇者「だが・・・・バカヤローーーッ!!!」ボコッ
空き巣「ほげーーーっ!」バーンッ
勇者「盗むのはよくない・・・せめて仲良くなって盗もう。仲良くなればパンツくらいくれるさ」
空き巣「うぅ・・・・そうッスよねぇ・・・」
134 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:40:18
NfKhce1g
勇者「ん。なんだ?このパンツだけ普通にタンスに入れやがって」
勇者「お前の愛用か?」ニヤニヤ
空き巣「か、返してください!」バッ
空き巣「こ、これは・・・・これだけはダメなんス・・・」
空き巣「あっしのコレクションとかじゃないんで・・・」
勇者「そ、そうか」
勇者「だが中々派手だなぁ」
空き巣「・・・・そういう人だったんで・・・」
勇者「?」
135 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/17(火) 13:45:38
NfKhce1g
勇者「てかお前覆面脱げよ」
勇者「俺はこの白いパンツをかぶるから」(´・)(・`)
空き巣「いえいえ、あっしは逃亡者なんで。兵士に狙われてるんス」
空き巣「だからこうやって顔隠さないと」
空き巣「証拠にほら。傷跡もあるし」
勇者「うぇ・・・・痛そうだ。下着泥棒でそこまでやられんのか」
空き巣「いや・・・・これは少し別件で・・・」
勇者「ふぅん。まぁ聞かないでおくわ。でも隠れんならおぱんつパクんなよ」
空き巣「どうせ隠れるならビックなことしながら隠れようと思って」
勇者「下着泥棒のどこがビックなんだよ」