Part13
330 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 21:44:01
Mt1T6DjY
_ 現実 _
博士「む、こ、こしょうか!?」
勇者「ぐあああああああああああああああっ!!!?」バチバチバチバチッ
博士「この電気・・・科学の電気ではないぞい」
博士「ま、まさか魔法の電気!?そんなまさか・・・」
バチバチバチバチバチ
_ 魔法使いの記憶 _
「えぐっ、ぐすっ、うぐうぐうげげおおろろろろろろ」ブシャァッ
「だぁーーっ!吐くな吐くなぁ!」
「おぼろろろろっ!貴様ァ!おろっ、ジュースに毒もりやがったなぁ!」
勇者「こ、コイツ・・・俺!?で、でもこんなの覚えて・・・」バチバチバチバチ
魔法使い「あのっ・・・」
331 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 21:46:58
Mt1T6DjY
「い、行くよっ!まほちゃん!」ガシッ
魔法使い「ひゃ、ひゃいっ」(わああああ男の人に掴まれちゃったよ!?)
バッ!ダダダッ
勇者「・・・これ・・・これ全部・・・」
魔法使い(ダメだ。こ、こんな性格の人じゃ一緒に魔王を倒せない)
魔法使い「・・・」(私がキツくしないと!)グッ
バコーーーーンッ!!!
332 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 21:48:21
Mt1T6DjY
バチバチバチバチバチッ
博士「お、おうおう大丈夫かの!?」
勇者「ありがとなハゲ。アンタが女研究者だったら良かったのに・・」
博士「おっ、魔法が解けたのかの?」
勇者「ああ・・・思い出した」ピリッ
バチバチバチバチバチバチッ
勇者「俺はこんなワックスかけちゃったりカラコンつけちゃったりするような勇者じゃない」
勇者「変態でクズでどうしようもなくて・・・」
勇者「仲間に見下されるような・・・」
勇者「方向音痴で小さくてジト目でドSで小さくて可愛くて可愛くて犯したくなっちゃうような魔法使いを持つ」
勇者「勇者様だ!!!」
333 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 21:49:55
Mt1T6DjY
また今度書きます
334 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 21:51:37 hbhCcpII
乙
魔法使いがアレだった理由ってそういう・・・それにしてもきつくしすぎィ
そこだけ見たら、魔法使い学園長似てるな
とりあえず魔法使いが従順になるの待ってる
335 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/24(火) 01:05:02 mZKrTRtY
おつおつおつ
336 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/24(火) 08:44:41 9GKv/4eQ
乙ー
ガチロリ勇者がんばれ
337 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/24(火) 13:04:11 9LjuV2ig
乙、ロリ好きだけど熱い勇者良いなぁ
338 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:12:13
hg92fDOs
_ 回復呪文科 _
僧侶「だからぁ〜ウチはか、彼氏が・・・・いる・・・し」シュン
「そ、そんなぁ!」
奴隷「ごめんよ。マイスイート達・・今日の昼も先約が入っているんだよ・・・」サワヤカァ
「えーそんなぁ〜」 「やだー」
ガラッ!
勇者「・・・なんだこいつ等・・・」
勇者「おい奴隷!なんでお前男装してんの?」
奴隷「なんだいご主人様?」クルッ
勇者「その首の角度やめろ。イケメンに見える」
339 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:13:18
hg92fDOs
勇者「ほら、ギャルと化したお前もっ」グイッ
僧侶「ちょっ!?い、今更彼氏ヅラしないでくんない!?」
グイッ
「わっ!?」
僧侶「ウチ、もう好きな人・・・・できたしぃ!?」フイッ
「え?さ、さっき俺の告白断ったのに?」
勇者「おい、お前名前なに?」
たかし「たかしです」
勇者「た・か・し・はーとっと」ボォォォォッ
たかし「あつっ!?あちゃあああああああああああっ!?!?!?」
勇者「ほらっ、背中にもメラの有効活用でたかしって彫ってあげるから」
たかし「ぎゃあああああああああ?!」
340 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:14:32
hg92fDOs
勇者「俺の女に手ぇだしやがって」ガルル
僧侶「勇・・・そんなにウチのこと・・・」
勇者「お前の一人称は私だ。ウチはぁとか言わないの」
勇者「あとその汚いメイクをはずせえええええええええ!!」グイッ
僧侶「ぐべっ!?」 じゃぽんっ
ゴシゴシ ゴシゴシ
勇者「ん、こんなもんだろ」
僧侶「ひ、ひどいよ・・・せっかくのメイクがぁ」メソメソ
勇者「お前はすっぴんが一番似合うよ」
僧侶「えっ・・・///」キュンッ
341 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:15:25
hg92fDOs
勇者「お前もだ、脱げっ」ビリッ
奴隷「きゃっ・・・///」
勇者「きゃっってなんだきゃっって」
「きゃーーー!男同士の絡みあいよー!」 「きゃーきゃー!」パシャパシャッ
勇者「と、撮らないで!フライデーにのっちゃう!ってコイツは女じゃああああああああ」ビリビリッ
勇者「ほらよ、ちゃんと女子制服を着なさい!」
奴隷「ご主人様ぁ。ぼ、ボク・・・自分で着れないよ・・・」チラッチラッ
勇者「お前は男になったのか巧みな女になったのかどっちなんだ」
342 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:16:54
hg92fDOs
勇者「記憶よ治せーでいんー」
バチバチバチバチバチッ
僧侶「いっつつ・・・はっ!?」 奴隷「あれ?」キョトン
勇者「おらっ、まほさん助けに行くぞ」
僧侶「ど、どうしよう!?1週間くらい無駄にしちゃったよ!?」
奴隷「ぼ、ボク何してたんだろう・・・」アワワ
勇者「そういうのいいから行くぞ!」グイッ ズルズル
_ 上級生の階 _
見張り「また貴様か。立ち去れれれれれれれれえおろれれれれれ」ビリビリビリッ
僧侶「なにげに勇くんのその技ってエグいよね・・」
勇者「さて、まほさんのクラスは・・・っと」スタスタ
343 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:18:02
hg92fDOs
「なぁなぁ、進路きめた?」
「ん〜まだかなぁ、近くの診療所で看護師になろうかと思って」
勇者「え〜〜〜!まぢ?!」
「だ、だれ?」
勇者「まぁ〜ウチはぁ勇者志望かなぁ〜。ぶっちゃけ〜ウチはぁ勇者向いてるしぃ」
勇者「イケメンだしぃ、スペックたかいしぃ、あとはぁ」
「ちょっ!?お前学年違うだろ!」 「誰!?」
勇者「勇者様とお呼びなさい!」
奴隷「えっとここに魔法使いって人いるかな?」
「はぁ!?なんでお前等みたいな奴に教えないといけないんだよ!」
「見張りはどうした!」
344 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:18:42
hg92fDOs
生徒「後輩、テメェに上級生の魔法を見してやるろろろろろろろっろろろぺおろろろろろろおろ」ガクガクガク
勇者「・・・」ジジジ
勇者「・・・次、イキたい人」チラッ
「あ、あっちのクラスです!!こっちじゃないです!!」
僧侶「何も失神させることないじゃない!」
勇者「ハッ、上級生でしかもまほさんと同じ学年でこのレベルか」
勇者「ダメだなーこの学校ーこの学校をまとめる人の顔が見てみたいなー」ニヤッ
「・・・・っ!」
345 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:19:21
hg92fDOs
ガララッ
勇者「失礼しゃーs__
ビュンッ
勇者「おっと」スッ
許嫁「避けたか。さすがだね」
勇者「お褒めいただき光栄です」
ザワザワ
ザワザワ
魔法使い「ゆっ勇者様!?」ガタッ
勇者「助けに来たよ」
勇者「マイハニー」ウインク
許嫁「・・・あ゛?」ピクッ
346 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:20:19
hg92fDOs
許嫁「杖を持て勇者。私の授業を邪魔したこと、そしてマイハニーをマイハニーと呼んだこと」
許嫁「罪は重いぞ・・・」ギロッ
勇者「なんだよその罪の重さって、2mgくらいか?」
センセーニケンカウッテルゾ・・・ ヤバイヤバイ
マキゾエクラウ ザワザワ
勇者「さぁ、ショータイムだ。特別に今回は俺も魔法だけにしてやるよ」
勇者「貧相な体じゃ肉体戦は期待できないしな〜」チラッ
許嫁「・・・!」プルプル
勇者「顔真っ赤でやーんのー!ばーかばーか!」
許嫁「貴様ァ!重症じゃすまんぞ・・・」
347 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:21:59
hg92fDOs
許嫁「みんな、悪いけど体育館に避難してくれないか」
許嫁「私が部外者を駆除するから・・・」
「は、はい!」
ゾロゾロゾロ
勇者「廊下は走るなよーおかしもちだぞー!不審者に会ったらおかしもちー!」
許嫁「さて、これでいちにーさんしー」
許嫁「そして、まほだけになった」
勇者「これで心おきなく戦えるな・・・」ニヤリ
348 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:24:12
hg92fDOs
勇者「・・・」スッ
許嫁「・・・」スッ
勇者「エクスペリアームス!」ビュンッ
カキンッ
コロコロ
許嫁「な、何っ!?私の杖が・・・・というかなんだその呪文!!」
奴隷「すごいや!オリジナルの呪文だぁ!」
魔法使い「・・・・・既にある気が」
349 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:25:28
hg92fDOs
許嫁「杖なんているか!ヒャドッ!」
パキンッ
勇者「ぐぁっ!?う、腕が・・」
許嫁「さて右腕は封じた。心配することはない一時的なものさ」
勇者「ハッ!だからなんだってんだ。俺はシゴくときは左利きなんだよ!!」
勇者「デインッ!」
ビリリッ
許嫁「くだらない」パシュンッ
許嫁「さすがは勇者といったところか・・・・・雷系の魔法が使えるなんて」
許嫁「だが静電気程度だな。下敷きで遊んでるようなものだよ」
勇者「・・・」ジッ
350 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:27:12
hg92fDOs
僧侶「ゆ、勇くん。援護は・・」
勇者「いらねーよ・・・・・俺の力でコイツからまほさんを奪い返す・・・」
魔法使い「や・・やめて!!」
魔法使い「実力差があります・・・・とても勇者様の力じゃ・・・」
勇者「・・・・・へぇ」
勇者「いつになく弱気じゃないか。まほさん」
魔法使い「・・・え?」
許嫁「戦いの最中によそ見をするんじゃあない!」 スッ
バキィッ!
勇者「おぐぇッ!?・・・・ぶはっ・・・はぁっ・・・テメェ、魔法使うんじゃ」ポタポタ
許嫁「使ったよ〜肉体強化魔法さ。バイキルト」
351 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:28:03
hg92fDOs
学園長「何事ですか!?」ツカツカツカ
教師「あぁっ、許嫁さん!おかげはありませんか・・・その子はうちの生徒で・・・」
教師A「なっ!?ひっとらえろー!」
奴隷「・・・邪魔、しないほうがいいよ」スッ
ピタリ
教師A「き、君、刃物を先生に向けるんじゃない」
奴隷「ごめんね先生。ボク、問題児だからっ」ニコッ
僧侶「勇くん!こっちの先生は私達に任せて!」
勇者「・・・・ああっ!」
許嫁「んん〜〜?実戦は君達より少ないとはいえ相手はプロだぞ?」
352 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:29:13
hg92fDOs
バタッ バタッ
教師「ぐぅ・・・縛られてっ」
教師A「なんたる不覚・・・」
奴隷「ほかの先生がもっと多く来る前に終わらせないとね」パッパッ
僧侶「ふふっ、以外と私できるんだからっ!・・・・あ?」バチッ
僧侶「」フラッ
奴隷「僧侶おねえちゃ!?うぁ・・・」フラッ (毒牙の粉・・・!?)
バタンッ....
学園長「我が学園の教員というのにこの有様・・・恥を知りなさい」
教師「申し訳ございません・・・」
教師A「クッ・・・・」
勇者「僧侶!!奴隷!!」
許嫁「よそ見をするなぁっ!」ビュンッ
353 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:30:27
hg92fDOs
魔法使い「くっ!僧侶さんと奴隷さんにまで・・・・」キッ
学園長「・・・・なんですか?」
学園長「その態度は」
魔法使い「・・・・っ!?」ビクッ
学園長「まさか、私に勝負を挑もうとでも?」
魔法使い「・・・あぁ、い、いえ・・・そんなこと・・・」
学園長「・・・許嫁さん、私は見ていますので、手短に」
許嫁「はい!お母様!」パァァ
勇者「テメェがよそ見すんなぁっ!」バシュンッ
354 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/25(水) 01:31:35
hg92fDOs
勇者「ハッ、っらぁっ!」バヒュンッ ドヒュンッ
許嫁「ピオリム・・・・・私の体は加速するぞ!フハハハハハ!」ヒュッ
許嫁「こっちだ愚か者!」
勇者「なっ!?後ろにっ・・・ぐああぁっ!?」 ドカァッ!
バン!
ドサッ....
勇者「ぐ・・・・」ポタポタ
許嫁「おっと血が出ていいるね。大丈夫、後で回復さえすればそれは」
許嫁「体罰じゃあないんだよ」ニヤッ
魔法使い「や、やめてください!!」バッ
勇者「まほ・・・さん・・・?」
許嫁「どうしたんだいマイハニー」