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勇者「俺に従順なハーレムパーティを築く」
Part11


285 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 17:47:52 Mt1T6DjY
勇者「いいところじゃなかった・・・」
奴隷「あれ?でもなんでまほお姉ちゃんが学校なんかに連れてかれちゃったんだろう」
勇者「そりゃおめー学生だから・・・学生・・・学生!?」
勇者「おじちゃん、その学校。俺も転校するぜ!」
町人「はぁ?まぁ転校生ってことなら学園長がお許しになるかもしれないな」
勇者「問題ない。年は16に15二人だからな!」
町人「まぁ勇者って言えば通わせてくれるかもしれんなぁ」
勇者「うふふ・・・・転校生といやぁ・・・うふふ・・・」

286 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 17:49:23 Mt1T6DjY
_ 次の日 _」
宿屋「ほらよお客さん。学園長から学園許可証が届いたぜ。正気かい?勇者御一行のクセして学校に通うなんて」
宿屋「よく学園長も許してくれたもんだ」
勇者「いやいやいいスクールデイズを過ごしたいなんて思ってね」
僧侶「そ、そうそう。私達魔法の基礎を学んでなかったから」
宿屋「ふぅん。んで、すぐ戻るんだろう?その間俺はこの馬を世話すりゃいいのかい」
奴隷「お金ならありm
宿屋「いらんいらん。元々馬を飼ってるんだ。1匹増えたところで変わらんさ」
奴隷「あ、ありがとう!」ニコッ

287 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 17:51:23 Mt1T6DjY
勇者「良し!目的は『ドキドキ!転校生のフリしてまほさんを寝取る作戦!!』」
僧侶「寝取るじゃなくて奪うでいいじゃん・・・む、でもあの許嫁とか言う人は許せないね!」
僧侶「必ずまほちゃんを救うんだから!」
勇者「うむ!それで俺の好感度が上がる気がす
僧侶「え?」
勇者「へっ?あ、いやなんでもない。こほんっあーあー」
奴隷「やっと吹雪がおさまってきたけど・・・どうやって山を登ろうか」
僧侶「ここの町出身の子達はどうやって行ったんだろうね・・・」
奴隷「あ、そうだ!」ポンッ

288 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 17:53:29 Mt1T6DjY
奴隷「すぅ〜〜〜〜」
       ピィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!
勇者「あ?なんだよ口笛なんか吹いて、すぅ〜〜〜」
           シューッ シューーーーッ
僧侶「あはは、勇くん口笛下手くそー」
勇者「く、唇が乾いてんだよ!それ以上俺を侮辱してみろ。その胸を揉みしだいてやる・・・」
僧侶「きゃー」タッタッタ
勇者「まてー」タッタッタ
奴隷「ふ、二人共ー!」

289 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 17:57:18 Mt1T6DjY
奴隷「雪山に生息するバッファロー。彼等に乗れば頂上まで連れてってもらえるよ」
勇者「おお!さすが我が奴隷!」
僧侶「いいな〜動物とおしゃべりできるなんてさ・・・」
_ その頃 _
学園長「・・・あら、戻ってきたんですね・・・」
学園長「まほさん」
魔法使い「・・・・申し訳ありませんでした。お母様」
学園長「お母様?あら、私に娘はいませんよ」
学園長「勝手に学園(家)を抜け出すような娘なんて私には」
学園長「いませんよ」ギロッ
魔法使い「・・・」ビクッ

290 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 17:57:54 Mt1T6DjY
      ギィ
         バタンッ
魔法使い「・・・」
許嫁「あはは、お母様もキビしいね〜」
魔法使い「・・・・ずっと見張ってたんですか。私を・・・」ギロッ
許嫁「うん。君の家出目的は勇者と旅して自分を磨くこと+魔王を倒してお母様に認めてもらう」
許嫁「私は君の味方だからね。なるべく尊重してたんだけど」
許嫁「・・・・・・・なんなんだ。あの勇者はヒドすぎる・・・」
許嫁「堪忍袋の緒が切れたよ。あんな下衆に君を任せられない」
許嫁「そう思った私は君を強制送還したわけ」ニコッ
魔法使い「・・・」スタスタ

291 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 17:59:05 Mt1T6DjY
許嫁「ああ、君と一緒に同じ廊下を歩ける日がまた来るなんて」
許嫁「覚えてるかい?君と私の初の出会いのことを」
許嫁「私は教師。君は生徒だった。学園長の娘とだけあって能力は上の上だったけれど」
許嫁「やっぱり君は素晴らしかった!!才能の塊なんだ!!学年も飛び級して14歳の若さで高学年に上り詰めた!!」
許嫁「素晴らしい!!!!でもどうして・・・どうしてそこまで才能でお母様の学園を離れたんだい?」
魔法使い「・・・チャイムがなります。クラスに戻らなくては・・・」
許嫁「私も行くよ、なぜならば教師だからね〜」
魔法使い「・・・」
魔法使い(彼等にさよならも言えなかった・・・・ごめんなさいも・・・)

292 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:00:42 Mt1T6DjY
_ 魔法学校 _
勇者「ね、ね。ネクタイしまってる?見てみて」
奴隷「うんしょっと」キュッキュッ
奴隷「これでカッコいいよ!ご主人様っ!」ニコッ
勇者「ふふふ、そうだろ?だろ?」
僧侶「この門を渡れば私達も生徒かぁ・・・えへへ」
勇者「・・・」
勇者(あれ、なんで俺旅してんのに学園生活おくろうとしてんだろ)

293 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:02:48 Mt1T6DjY
_ 学園長室 _
学園長「勇者御一行。私が貴女達を我が学園に向かい入れたのには理由があります」
学園長「わかっていますね?一刻も早く魔王を討伐する力をつけて欲しいからです」
勇者「っしゃーす」ホジホジ
僧侶「はい!」 奴隷「はい!」
学園長「見たところ能力もありますね。さすが実戦で鍛えたことはあります」
学園長「それでは科目の振り分けにいきましょう」
僧侶(なんか・・・どこかまほちゃんに似てるなぁ)コソコソ
勇者(どこも似てねぇよ。帽子だけじゃね)コソコソ

294 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:03:43 Mt1T6DjY
奴隷「ボクと僧侶お姉ちゃんは回復呪文科だね!」
僧侶「勇くんは魔法攻撃科だっけ?頑張ってね〜」スタスタ
奴隷「・・・」ピタ  クルッ
奴隷「・・・」ウルウル
勇者「休み時間に会おうぜ。だ、だから涙目になるな、すぐ会えるよ」
奴隷「・・・」コクッ
          タッタッタッタ
勇者(さて、目的はまほさん奪還だが・・・・)
勇者(待ってろキャンパスライフゥゥゥゥ!!)

295 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:05:29 Mt1T6DjY
              ガラッ
教師「えーじゃあ、校してきた勇者くんです」パチパチ
勇者「勇者です!あ、あの皆さんよろしくお願いします!」ペコッ
              バラバラバラッ
教師「あはは、勇者君カバンから荷物飛び出ちゃってるよ」
             アハハハハハハ  ハハハハ
勇者(つかみはおーけー・・・)シタリ
勇者「となり、よろしくね」ニコッ
 「あ、うん・・・よろしくね!」
勇者(男子が18人、女子が20人といったところか。その女子のうち13人が普通、3人がブス、4人が美少女か)
勇者(是非ともこの学園の顔面偏差値を調べたいところだな)
 「えと、どうかした?」
勇者「ううん、なんでもないよ」サワヤカァ

296 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:11:58 Mt1T6DjY
_ 休み時間 _
勇者「いやぁ、みんなに囲まれてさぁ。モテモテってやつ?学園調教も夢じゃないね」
奴隷「ボク達も囲まれて大変だったねー」
僧侶「うんうん」モグモグ
勇者「じゃなくて、まほさんの情報手に入れたか?」
勇者「ちなみに俺は世間話で女子の好感度を上げることしか考えてなかったから」
僧侶「何やってんのよ・・・えとね〜」モグモグ
僧侶「まほちゃんはこの学園の学園長の娘で!なんと飛び級もして今高学年の教室にいるみたいなの」モグモグ
勇者「良し!行きましょうか!」ガタッ
奴隷「ま、待って待って」

297 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:12:52 Mt1T6DjY
奴隷「行こうにも無理なんだよ。見張りが居て上級生に会えないらしいんだ」
勇者「そうか。じゃあスクールデイズを続けようか」
僧侶「・・・・勇くん。楽しんでない?」ジトッ
勇者「なっ!?ま、まさかぁ!?ぼぼぼお僕達はまほさん奪還作戦なんですからね」
勇者「楽しんでなんか・・・ないよ?」
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298 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:13:37 Mt1T6DjY
_ 次の日 _
勇者「・・・」カリカリカリ
             ポトッ
勇者「あー消しゴム落としちゃったー」ボウヨミ
 「あ、どうぞ」スッ
勇者「ありがとう」ニコッ
勇者(ふふ、堕ちたな)シタリ
 (なんでこの人ずっと私の手離さないんだろう・・・)

299 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:15:14 Mt1T6DjY
勇者「って!!こんなことしてる場合じゃなかった!」タッタッタ
勇者「なんでだ?なんでまほさんのことを忘れる・・・!」タッタッタ
勇者「確かこの階段の上がッ」
見張り「おい、ここから先は上級生のクラスだぞ」
勇者「知るか!どけっ
           バシィンッ
勇者「・・か・・・はっ・・!?」ガタッ
許嫁「ダメじゃないか。思い出しちゃ。やっぱり性格自体も変えておかないと・・・」
許嫁「マイハニーを思い出しちゃいけないよ」ピトッ

300 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:16:52 Mt1T6DjY
 「勇者くんってさ。彼女いるの・・・?」
勇者「いいかい?魔法はこうやって・・・そう、その杖の持ち方、まぁ俺はそんなの
   持たなくてもほらっ」
           ヒュンッ
               ボォォォッ
勇者「ね?」
           スゴーイ  スゲー
 「勇者ー!飯食おうぜー!」
勇者「悪い。先約がいるんだわ」
 「なんだよ〜?彼女かぁ?」ウリウリ
勇者「ははっ、やめろよ〜」

301 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:17:36 Mt1T6DjY
  「今日さ、皆で娯楽室のカラオケ行かね〜〜〜?」
勇者「いいね、いいね〜」
  「っしゃあ!勇も行くか!」
勇者「何歌う?!俺のおはこはね〜・・・・」
  「今日さ・・・・私の寮・・・私ひとりなんだ・・・」
勇者「ごめん。俺には仲間がいt・・・あれ?」
            ズキッ
                  ビキッ
勇者「痛っ・・・・!?」
  「ご、ごめん。どうかした?」
勇者(あれ・・・俺、何かを忘れたような・・・)

302 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 18:18:29 Mt1T6DjY
_ 1週間後 _
僧侶「・・・ウチさぁ、今日告白されちゃってぇ〜」カミノケイジイジ
勇者「あっそ」ポチポチ
勇者「やべ、既読無視しちゃった。怒ってないかな〜」ポチポチ
僧侶「聞いてるの?ウチ、告白、されたの・・・ねぇ〜」
勇者「うっせーよ聞いてるって、あ、そういやお前、筆記等試験何点だった?」
奴隷「ボク?ボクは平均点以上超えたけど・・・100点中96点かな?」
勇者「えっ!?マジィ!?すっげーそれ平均点以上ってかもう十分じゃ〜ん」
勇者「ま、俺は80点超えてりゃなんでもいいんだけどねー」ポチポチ
僧侶「だっさ〜ウチなんて100点満点なんだからね〜」
勇者「聞いてねーしwww」

303 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 19:15:45 lC72lt9c
いつの間にか勇兄が

304 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 19:45:31 Mt1T6DjY
_ クラス _
勇者「ふわぁ〜あ。あ、エミリアさん、今日の先生だれー?」
  「あ、勇者くん。え、えとね今日の先生は・・・えーと」
勇者「ん、わかんない?じゃあアルス。知ってる?」
   「ん〜僕もちょっと・・・」
勇者「おいおい誰も知らないのか?」
        ガラッ
許嫁「やぁ、みんな・・・・」
許嫁「ここの先生がお休みということで急遽上級生の先生である私が特別に」
許嫁「来てあげたよ」ニコッ

305 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 19:46:25 Mt1T6DjY
勇者「なんだアイツ。どっかで見たことあるなぁ」
  「あの人、まほ先輩の許嫁らしいよ」
  「えっ!?ホント?!うっそ〜なんでなんで?」
  「お母さんである学園長がそうしたのさ、学園で一番の才能を誇る許嫁先生と
   自分の娘であるまほ先輩を結婚させるのさ」
勇者「まほ・・・?誰それー」
            ズキッ
勇者「いった。なんか頭痛やべーwwww」
  「保健室行けwwww」
勇者「じゃあ先生。俺、ちょっと保健室行きまーすw」タッタッタ
許嫁「こらこら、走るんじゃないぞー」ニコッ
許嫁(完全に魔法が効いてきたな・・・)

306 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/12/23(月) 19:47:49 Mt1T6DjY
_ 保健室 _
保健先生「またサボり〜?私が生徒だったころもいたわね。才能あるくせにサボる子が」
勇者「先生に会いたかったんですよ・・・・・もう、言わせないで」ピトッ
保険先生「きゃっ、イケない子ね・・・まったく、他の子にも同じこと言ってるんでしょう」
勇者「ふふっ・・・」
                 ガラッ
保険先生「あら、まほちゃん!?上級生は上級生専用の保健室があるでしょう?」
魔法使い「・・・勇者様!居た、早くここからっ・・」
勇者「? え、えと誰っスかコイツ?」
魔法使い「な、何言って・・!?」
保険先生「知らないの?学園で一番有名な生徒なのに・・」
勇者「へー」(あれ、それさっき聞いたような・・・あれ?あれぇ?)
魔法使い「・・・ッ!」