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女勇者「コミュ症な騎士と組むことになった」
Part8


228 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 05:22:58 Yir02IWU
騎士「はっ・・・おれは?」チン!
勇者「騎士。おんぶ」バンザイ
騎士「あ、はい・・・え!?///」
勇者「ブーツ捨てちゃって今裸足なの」
           「うああああああもうやだあああああああ」ビエー
騎士「!?」
召喚士「うああん。S級召喚士になりたいだけなのにいいい」ビエー
勇者「あーうっせ。死ね」
騎士「ちょ、なにしたんですか!!?」

229 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 05:23:31 Yir02IWU
騎士「だ、大丈夫?」
召喚士「うわああああああああんんままああああああ!」ギュッ
騎士「!? あ、あわわわママじゃあないけど///」(む、胸が。で、でかい)
勇者(まあ別に新型買ってくれるって言われた時からもう許してたんだけどね)
召喚士「ただどr、仲間が欲しかっただけなのにいいいい!みんなにほんとの私知られたくなかっただけなのにいいいいい!」ビエー
騎士「あ!ゆ、勇者さんこうしましょうよ」
勇者「こうもしないし命令しないで」
騎士「まず聞きましょう。いや、聞いてください」

230 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 05:24:39 Yir02IWU
騎士「伝説の召喚獣を見つける。魔王も倒す、どっちも遂行するってのは」
勇者「・・・・・命令?」
騎士「『願い』です。俺も彼女一人だけだと心配だから・・・」ジッ...
勇者「・・・・・ふん」
 ほわわわわーん
      奴隷×1= まあ楽だけどなあ
      奴隷×2= かなり楽!ちょー楽!何もしなくていいじゃん?
勇者「うん。いいよ、許可してあげる」
騎士・召喚士「!」

231 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 05:26:01 Yir02IWU
___________________________________
____________________________
勇者「改めまして今日から仲間(奴隷として)加わった・・・えっと・・・フンコロガs」
召喚士「召喚士です!みんなからは『しょーか』と呼ばれています」
勇者「タイピングめんどくさいからね。召喚士って」
騎士「俺は2文字です」フッ
召喚士「くっ・・・まだ自己紹介は終わってないです・・・」
 ______ 我慢、我慢。召喚士。この人の話聞けないコミュ力皆無に今は従うのよ

232 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 05:26:34 Yir02IWU
オマール「!?」(なんだこのおっさん!?)
召喚士「誰がおっさんや!」クワッ
勇者「オマール。新しい飼育委員だから洗礼として唾をかけてあげて」
召喚士「し、飼育委員・・・騎士くんもこのオマールを・・・?ってこの馬本気でかけてきおった!」
騎士「え、ああ、うん」(この子・・・感情が高ぶった時しか関西弁じゃないのかな・・・)
騎士「炊事、栄養管理、洗濯、風呂釜用意、水質調査、道具管理整理、体調管理、見張り、オマールの餌やり、水やり、体拭き
   主に戦闘、テント準備、現在位置確認などなど他にも様々やってるけど」
召喚士「・・・有能すぎやろ」

233 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 05:37:53 Yir02IWU
書きすぎた…また明日か明後日に
適当な方言娘が好き。ただそれだけでした、反省してます【許して】

234 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 07:32:03 HuRCz8Qg
はいっ!許しますっ!
乙です!

235 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 22:15:34 hUr4O3ks
おち

236 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 22:16:08 hUr4O3ks
おつ

237 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/21(木) 23:05:52 4mO089cg
許します!! ついでに赦します!!

238 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:25:19 nImWdVGk
 =====  その頃 中央大陸・魔王城にて
魔王「よし!行ってきます!」
側近「お待ちください」グイッ
魔王「わぁっ、なーに?側近。まおうがいなくなったらさびしい?」
側近「いえ、ちっとも」
魔王「・・・むー」ムスッ

239 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:25:49 nImWdVGk
側近「さて今から私が言うことを守ってください。自分は魔王だと相手に名乗らないこと」
魔王「はーい」
魔王「伝説の勇者の末裔達を殺しちゃえばいいんだよね〜」
側近「ええ。ですがこの前、水晶に写った勇者は殺してはいけませんよ?」
魔王「どうしてー?」
側近「どうしても、です。では行ってらっしゃいませ」

240 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:29:18 nImWdVGk
 ___ 魔王城・地下牢 ___
 カツカツカツ...カツカツカツ...
  「出せ!ここから出せ!」   「助けてくれー!」  「うあああああああ」
      「だせー」  「ただですむとおもうな!」 「家族がいるんだ!」 
側近「お静かに」
兵士A「・・・魔王はどこだ。奴の魔力が感じない」
側近「少しお仕事に」
兵士A「おのれ魔王信者。あのあどけない幼女になにをしたんだ!」
側近「いえ、なにも?」

241 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:29:57 nImWdVGk
兵士B「お前達の真の目的はなんだ!世界を征服だなんて馬鹿げてる!」ガンガンッ
側近「魔王信者の事を知っているのならば分かっているでしょう」
側近「真の目的は『100年前の魔王復活』」
側近「あの幼い彼女が魔王を演じ、徐々に世界を混乱させ、闇を作り」
側近「散らばってしまった能力を集め、100年前敗れた魔王を復活させるのです」
兵士A「・・・ッ!」
兵士A(なにを言っているかさっぱりだ!中二かよ!俺達は魔王ちゃんとお話がしたいだけ!)
     「魔王ちゃんだせよ!」   「魔王ちゃんにあやとり教えるんだ!」  「消えろー!」   「アグ○スかかってこい!」
側近「・・・・・」

242 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:31:23 nImWdVGk
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勇者「・・・」
オマール「・・・ブルル」パカラパカラッ
騎士「・・・」スタスタ
召喚士「・・・」スタスタ
勇者「・・・」
オマール「・・・」パカパカ
騎士「・・・」スタスタ
召喚士「・・・」スタスタ

243 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:32:00 nImWdVGk
勇者「・・・あ。雪」
騎士「・・・ふあ・・・はっくしゅ!」スタスタ
勇者「・・・」
騎士「・・・」スタスタ
召喚士「・・・ねえ」スタスタ...ピタ
召喚士「少しは喋ろっか」

244 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:32:54 nImWdVGk
召喚士「え。もしかして二人共今までずっとこんな感じ?」
騎士「? ん、な、なにが?」
召喚士「いくらなんでも寂しすぎるよ!EP1は終始無言なの!?」
勇者「口開けると雪が入っちゃうんだもん」
召喚士「かわいい言い訳だなあ!もーっ騎士君も喋ろうよー」
騎士「う、うん」ハ、ハハ...
 ______ 目を合わさない二人。私、嫌われてる・・・?

245 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:34:02 nImWdVGk
召喚士「・・・」オロオロ
 ....... 説明しよう!勇者と騎士はクラスで浮くタイプである。それに比べて召喚士はクラスの中心に立つタイプ
召喚士「・・・」オロオロ
     彼女にとってこの空間はとてつもなく居づらいのである!アウェイ状態
召喚士(私がこのパーティを明るくしなければ。まずはみんなに話しかけて・・・)
 ....... しかも彼女は努力型・真面目系リア充なので計画をする
召喚士(良し!まずは学年的には同じの勇者に)

246 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:37:00 nImWdVGk
召喚士「ねえ、勇者ちゃん。そのふんわりカールボブって誰に_________
勇者「ちゃん付けしないで」バッサリ
召喚士「ご、ごめんね。でも______
勇者「なに今更媚売ろうとしてるの?私に?それとも画面の前のみんな?」
勇者「変な方言で当たり散らしといて普通に接してこないでよ気持ち悪い・・・このビッチ」ボソッ
召喚士「いまなんていうたオラァ!」クワッ
   ____ ・失敗・ ____

247 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:40:09 nImWdVGk
_____________________________
__________________
召喚士(仕方ない。今度は学年的には1学年上の騎士君に・・・)
召喚士(17歳)「騎士君って18歳だっけ?あはっ、私敬語じゃないと駄目だよね」
騎士「いや、別に」バッサリ
召喚士「そ、そっか・・・あ!そういえば勇者に敬語だけどどうして?」
騎士「・・・・・いやーと、特に別に」バッサーン
召喚士「そ、そっかありがとう・・・」
   ____ ・失敗・ ____

248 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:40:53 nImWdVGk
  = 3日後・夜中 =
勇者「ううーん。違う、違うよ、雰囲気はふんいきって読むのzzZ」
騎士「すうすうzzZ」
オマール「zzZ」
召喚士「うう・・・ひっく・・・ぐす・・・///」タイクズワリ
召喚士「なんやねん・・・あいつ等ぁ・・・話しかけても・・・ぐすっ」メソメソ
召喚士「このままじゃ・・・なれないよぉ・・・・・・S急召喚士に・・・夢だったのに」メソメソ

249 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:42:22 nImWdVGk
 ==== モンスターが現れた!
召喚士「!?」
召喚士(・・・嘘。まだ二人共寝てるのに)
召喚士「や、やっぱり魔王の影響で魔物が・・・結界が壊さるなんて・・・」
ゴーレム「......」
動く石像「......」
召喚士「しかもまたえらい寡黙で守備力高そうな・・・ええいっ」
召喚士「出てこいケツァ!」

250 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:44:37 nImWdVGk
ケツァ「ピエーッ!」ピリピリ 
 _____ ケツァルコアトルの劣化版。見た目はキョロちゃんがグレた感じ
召喚士「行け!10ボルト!」
ゴーレム「......」ブンッ
        ボコォッ!
ケツァ「ピゲッ!?」
召喚士「も、戻れ!出てこい伊布さんっ!」

251 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:47:23 nImWdVGk
召喚士「伊布さんっ頑張って!」
伊布「ど、どうも」ペコリ
 _____ 伊布梨人(いふりと)人間年齢53歳。妻子持ちの肥満中年。召喚獣出会い系サイトで出会った
伊布「うおー」ドテドテッ 
動く石像「......」ブンッ
伊布「ごぶふっ!?」
召喚士「あ、あわわ・・・殺されるぅ〜・・・・」ガクガク

252 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:49:37 nImWdVGk
勇者「くらえ人間ロケット」シュッ
騎士「むにゃ・・・んー・・・zzZ・・・ん!?」ヒューーーーーーーッ
ゴーレム・動く石像「!?」 ズガーーーン!
 ____ 粉々にした!300の経験値と2000Gを獲得した!
勇者「全く・・・どんな召喚獣かなと思ったら・・・」
勇者「どれも私のオマール以下」
騎士「」ダラダラ
召喚士「! ゆ、勇者に騎士君」

253 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:50:20 nImWdVGk
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召喚士「む、向いてないよね・・・実は私、あんな召喚獣しか持ってなくて・・・」
召喚士「なんか・・・旅とか辛いしさ・・・ずっと学園生活だったし・・・本格的な魔物との戦闘も初めてで」
召喚士「・・・・・・勇者や騎士君とも合いそうにないっていうかさ」ボソリ
勇者「・・・」
召喚士「やっぱり向いてないていうか。あは・・・あー・・・召喚士・・・」
勇者「あのさぁ」
勇者「夢なんじゃないの?さっき泣きながら言ってたけれど」
召喚士「!?///」カァァア

254 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:52:08 nImWdVGk
勇者「幸せの次は夢か・・・」
勇者「ねえ、貴女の夢は簡単に壊れるの?なら今すぐ壊しちゃおっか?」ニヤ
召喚士「・・・べ、別にそんなんちゃうけど!」
勇者「じゃあさっきの台詞はなに?ねえ、私、眠いの・・・いつまで続くのそれ」
召喚士「・・・っ」
 _____ なにも言えなかった
騎士「」ビクッ!ビクッ...

255 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 21:55:50 nImWdVGk
勇者「私には夢がない、だから壊すことが出来る」バッ
勇者「貴女の夢なんてイクラのようにプチって」
召喚士「・・・ッ」ギリ...
 _____ 携帯で変身しそうなヒーローのポーズをして彼女は言う
勇者「さて、いつまで続くのかな・・・おやすみ」
召喚士「おっおやすみ!」
 _____ むしろ燃えてきた
召喚士「絶対負けるもんか・・・!」

256 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 22:12:05 nImWdVGk
 = 次の日 =
召喚士「決めた!私、喋るから!喋るまくるから!」どんっ
勇者「ふわあーあ。なに急に・・・バラエティ番組に出たいの?」
召喚士「なんかみんな暗いからさ!私がこう積極的に明るくするの!」
オマール「ヒン」(よう言うた!それでこそ男や!)
勇者「はあ・・・騎士、言ってあげて」
騎士「えっと・・・俺達が喋らないのは暗いのもあるんだけど」
勇者「一緒にしないで」
騎士「ここ、雪山だからさ。きょく、きょく極限のサバイビャルで話しまくるのはちょっと・・・スタミナ的に、ね?」
召喚士「・・・あ///」

257 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 22:13:07 nImWdVGk
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 ______ 雪山エリアが終わり。気温も安定した所で聞いてみることにした
召喚士「騎士君。よくあの子と旅できたね・・・」
騎士「ん?ああ・・・ま、まあ」
召喚士「やっぱり同じような性格だからかな?言っちゃ悪いけどい、陰キャ・・・」
騎士「・・・・・・」ズーン
召喚士「ごっごめんごめん!でも気になってさ!」アセアセッ
騎士「う、うーん・・・なんでやろなあ・・・」
 ______ 巨大化した引越し業者みたいに考える彼。真面目にやってきたからかな

258 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/22(金) 22:14:47 nImWdVGk
騎士「あの時の俺は・・・ただ変わりたかっただけで・・・」
召喚士「え?」
騎士「あ、しょ、召喚士さんからしたら俺は陰キャラかもしれないけど・・・えっとナルシ気取ってるわけじゃなくて」アタフタ
騎士「今の俺って・・・すごく昔よりくぁ、か、かわってて・・・明るくなったというか・・・」モゴモゴ
召喚士「まあ、うん。コミュ症でもなにか違うよね」キッパリ
騎士(召喚士さんも思ったこときっぱり言うなあ)