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女勇者「コミュ症な騎士と組むことになった」
Part10


296 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:40:33 f2Dz2VvY
騎士「あ」
騎士「で、でもまあ!一番好きなのは!」
騎士「か、寡黙でぇ・・・お淑やかでぇ・・・実は正義感があるっていうかあ・・・」モゴモゴ
騎士「美人というか可愛い系でえ・・・あー・・・えーっと・・・」キョロキョロ
勇者「理想が高すぎ」
騎士(ハッ。な、なに勇者さんをタイプにして・・あ・・・もしかして・・・)
騎士(これが恋なのか・・・!!!)

297 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:41:13 f2Dz2VvY
 = 次の日 =
オマール(お前アイツの事が好きだったのか・・・?)
騎士「〜〜〜♪」
召喚士「ね、ねえ。なんで騎士君テンション高いの?」
勇者「最近優しくしすぎたのかも・・・調子に乗らせちゃったかな・・・」
騎士「うふふっ新しい町、いや、国だあ!」
オマール「・・・」(そう・・・)

298 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:42:10 f2Dz2VvY
(((とある知恵袋から抜粋)))
                            201/○○/△△  23:56:28
○ 質問者
 十 night 十 094
  18歳の兵士です!
  訳あって女の子と寝食を共にしている(皆さんが思っているような関係ではないですw)のですが
  昨夜、自分が彼女に恋をしているんだなと気づきました。。。
  僕はどうしたら良いでしょうか?
  やっぱりストーリー的にまだ告白イベントではないですよね?

   閲覧者数:39 回答者数:3

299 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:43:55 f2Dz2VvY
                            201/○○/△×  00:53:18
○ 回答者     ベストアンサー!
 _ mothernight0030
  若いって素晴らしいですね!羨ましいですw!(泣)
  その気持ちが恋だとわかったのならすぐに行動を起こすべきです!
  で す が いきなり告白ではなくさりげないアプローチから始めましょうね
  私事ですが実は私、バツ2でして・・・
  犬猿の仲だった義息子にさえ励まされたので、共に!幸せを勝ち取りましょう!( ´∀`)
 == 質問者からのコメント ==
  ありがとうございます!なんだか他人の気がしない・・・(笑)
  一緒に頑張り、幸せになりましょう!!!

300 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:45:23 f2Dz2VvY
 ____ 機械の国 ____
召喚士「すっすごぉーい!ここだけFFの都会だよ!」キャッキャッ
勇者「ふん、これだから田舎者は・・・」
騎士「え、勇者さん都会すんへ、すっ・・・住んでたんですか?」
勇者「・・・・・いえ?でも私、都会娘でしょ?」
騎士「えっ・・・いやぁ・・・」
勇者「おい」
騎士「はい。都会にいそうです」

301 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:46:23 f2Dz2VvY
召喚士「遊園地!遊園地行きたいな!」
騎士「遊園地・・・」(実は機械の国に来たことがある・・・)
 === 騎士 8歳 観覧車にて ===
騎士「お母さん。今日・・・僕、お父さんと会えるんだよね・・・」
騎士母「ええ」
騎士「・・・・・・」
騎士母「・・・・・・」
 ===================
騎士(結局会えなかったけどね)

302 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:47:15 f2Dz2VvY
勇者「却下。先に騎士はホテル予約。召喚士は伝説の召喚獣情報でもあさってて」
 _____ そ、そうだった。なにをやっているんだ私は。ていうか覚えてくれてるんだ...
勇者「ホテル集合ね」スタスタ
騎士「じゃあ」スタスタ
オマール「ヒン」(ノシ)
召喚士「またあとで」スタスタ

303 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:48:25 f2Dz2VvY
= 勇者 =
勇者(曲芸師のメモだと・・・この町の教会だと・・・)キョロキョロ
魔王「ばあ」
勇者「きゃ、っ!?」ビクッ 
魔王「あははっお姉ちゃんも驚くんだ。ぎゃっぷってやつ?」
勇者「貴女、家族と旅でもしてるの?」
魔王「ん、んー・・・そうだよー!」

304 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:49:06 f2Dz2VvY
勇者「まあどうでもいいや。またかくれんぼなの?その、ああああだっけ?」
魔王「まおうだよっ」
勇者「そう、らおう。質問いい?」
魔王「まおうだけどいいよっ」
勇者「ココらへんに教会はあると思うんだけど探してくれない?」
魔王「あははっいいよー」
魔王「我儘なお姉ちゃんだなー・・・・・ほんと」

305 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:50:37 f2Dz2VvY
勇者(・・・あれ)
 _____ 私は何故『頼んでいる』のだろう。命令ではなく頼み
勇者「・・・」
魔王「あーっ!ここだよここ!だって十字架のマークあるもん」
 = 教会(病院) =
院長「もう教会の時代は古くての。で、ワシに何かようかい」
勇者「勇者よ。曲芸師に頼まれて・・・貴方も何か従えられるんでしょう?」
院長「そうか・・・君が・・・ああ、まほおばさんに似ている・・・」
 _____ まほおばさん?恐らく私のお祖母様のお祖母様のことだろう

306 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:51:26 f2Dz2VvY
院長「いかにもワシは伝説の勇者と僧侶様の子孫じゃ」
勇者「驚いた。血縁上最後の人物が選ばれるんだと思っていたけれど」
院長「最後であっているさ。ワシに子供はいない・・・妻が殺されてな・・・」
勇者「・・・・・失言」
院長「いいんだいいんだ。で、ワシの能力じゃが」っスマホ
院長【現在位置を教えなさい】
スマホ「現在位置ハ、北大陸・西部・機械ノ国.......総合病院デス」
院長「どうじゃ」ドヤッ
勇者「元々ついてる機能だと思うんだけれど」

307 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:52:19 f2Dz2VvY
勇者「それ爆発させてみてよ」
院長「えっ・・・でもこれ最新型で高かった・・・」オロ...
勇者「は?」
魔王「院長なんだしお金持ちだよーぜったいぜったい」
勇者「ねえ、おじ様。私に嘘ついてるの?ねえ?壊せるよね・・・?」
院長「くうっ【爆発しろ】」
           BOM!
勇者「わお」

308 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:53:07 f2Dz2VvY
__________________________
____________________
院長「ふむ・・・お前さん。ワシ。曲芸師の他の3人についてか」
勇者「ええ。出来る事なら手元に置いておきたいのだけど」
院長「・・・・・」
勇者「冗談」
院長「実は1人見つかったのじゃが・・・殺されていてな・・・」
勇者「・・・あらら」
魔王「・・・・・・・・・・」

309 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:54:12 f2Dz2VvY
院長「名をファイターと呼び。伝説の勇者と武闘家の代」
院長「やはり力を持っていたらしいが・・・無残にも・・・」
勇者「それは残念。残りは2人というわけね」
院長「ああ、家系図を探しても探しても・・・どこにいるのやら・・・」
院長「もし良かったらお主も探______
勇者「いやだ」
院長「そうか・・・」

310 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:55:18 f2Dz2VvY
勇者「私は人を聴従させられるけど。試そうか?」
勇者「きっと鬱患者もハッピーにさせられるよ」
院長「やめてくれ・・・」
魔王「・・・」
院長「話についていけなかろ、すまんな。お前さんにはお菓子をやろうか」
魔王「わーっありがとー!」キャッキャッ
院長「うんうん」ニコニコ

311 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:56:28 f2Dz2VvY
院長「いつでも遊びに来てくれ。お前さん達は孫同然じゃ」
勇者「ええ、おじ様。さようなら」
魔王「ばいばい!また『すぐに』来るからね〜〜!」
________ ホテル前
魔王「じゃあここでお別れ。また会おうねっ」スタタッ
勇者「ん・・・っそ。ばあい」
勇者(不思議な子。頭悪そうな子は嫌いなんだけど・・・そうみえないのかな)

312 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:58:01 f2Dz2VvY
 = 騎士 =
 ___ ホテル・部屋にて
騎士「・・・・・することないなあ」
騎士「荷物整理と洗濯でもしよう」
騎士(・・・つ、ついでに2人の洗濯も洗っちゃおっかな〜)
 _ 勇者と召喚士のカバンを開けた! _
騎士「ひひっ・・・」
騎士「いや!駄目だ。うん、駄目駄目」

313 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 04:59:39 f2Dz2VvY
 = 召喚士 =
 ___ 新聞社にて
 「聞いたこと無いなあ」  「そんなのいないでしょ」  
   「それよりモデルやらない?」 「女優はどう?30分で5万!」 
召喚士「はあ〜駄目かあ・・・」トボトボ
召喚士「・・・召喚獣どこにいるんだろ〜・・・困ったなあ〜・・・!」
____ わざと人混みで声を荒らげてもオールスルー
       声をかけてくるのはスカウトマンのみでした
召喚士(ま、わ、悪い気はしないけどね)

314 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:00:56 f2Dz2VvY
魔王「わっ!?」
召喚士「ひゃっ!?」
         ド ン ッ
召喚士「いてて・・・ごめんね?大丈夫?」
魔王「だ、大丈夫・・・」ピクピク
召喚士「瀕死!?ど、どこかに・・・」キョロキョロ

315 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:02:15 f2Dz2VvY
 _ 公園 _
魔王「ありがとう。お姉ちゃん、アイスまで奢ってくれて」ペロペロ
召喚士「いいのいいの」
魔王「よしっ。お礼にまおうがなんでもお願い聞いてあげるよ!」ドヤッ
召喚士「ん?」
________________________
__________________
魔王「召喚獣かあ」
召喚士「う、うん・・・それも結構コアな感じの・・・」

316 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:03:35 f2Dz2VvY
魔王「あー待ってて待ってて」
 < コネクト・プリーズ >
          グゥンッ...パシッ
魔王「とれたとれた」
 ____ 変なベルトを使い、異空間から何かを取り出したまおうちゃん
召喚士「なんやその魔法!?」
魔王「異空間転送魔法だよ。はい、これ」スッ
召喚士「なにこれ・・・ランプ・・・・・?」

317 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:04:27 f2Dz2VvY
魔王「こすればなんか悪魔さんと闘えるよ!勝ったら仲間!」
召喚士「え・・・え・・・?」
 _____ 手元で光る禍々しい黄金のランプ
魔王「じゃあまたね!」スタタッ
召喚士「あ・・・う、うん・・・ばいばい」
召喚士「中に召喚獣がいるのかな・・・はは、お、おもちゃだよね・・・」

318 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:06:36 f2Dz2VvY
 ___ 病院にて
ナース「院長。今朝の新聞見ましたか?てか見てください!」バッ
院長「む・・・ん!?」
ナース「この被害者。院長さんの親戚の方ですよね?・・・曲芸師さんでしたっけ」
院長「そんな・・・まさか・・・」
院長「心臓が抜き取られていた・・・この事件の殺人犯はかのファイター殺人事件と
   同一犯と思われる・・・劇団員の証言だと犯人は金髪で緑眼の幼女・・・金髪?」
院長「! ま、まさか」
            「 まおうだよっ 」
院長「!?」

319 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:08:07 f2Dz2VvY
魔王「ぷはっ・・・ふう、ごちそうさまでした」人
ナース「ひっ、ひい・・・や・・・やだ・・・・・!」ガクガク
魔王【電圧上昇】
   パリンッ!  パリンッ!  パリンッ!   パリンッ!  パリンッ!
ナース「!? で、電気やPCが・・・嘘・・・それは院長の・・・」
魔王「あははっ、ねえお姉ちゃん。ここってロボットっている?」
魔王「案内してよ」ニコッ

320 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:11:41 f2Dz2VvY
勇者「あれ・・・ホテルってどっちだっけ・・・」キョロキョロ
 ドカアアアアアアアンッ! 
        キャーワーキャーキャー ワーワーワーワー
勇者「・・・!?」バッ
_____
騎士「停電?・・・しかも今爆発音が・・・」
ルンバ「.....」プシュー…
騎士「ああっルンバがっ」

321 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:12:36 f2Dz2VvY
____
召喚士「な、なになに!?なんで爆発が・・・」
  キィィィィィイイイイイイインッ!
召喚士「きゃっ!?」
 _____ 突如、国中のありとあらゆるスピーカーから不快音が木霊した
   『アーアーテステス。ボイチェンハコレデイインダネ。ウン』
召喚士「・・・な、何が起きて」
   『エーコレカラ実験ヲシタイトオモイマス。機械ノ国ナラデハノ』

322 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 05:13:34 f2Dz2VvY
 ____ 機械の国・セキュリティ室
魔王「あはっ、じゃあロボットさんが動くのたーくさんみたいから」
ナース「んーっ!んんーーっ!!」
魔王「みんな頑張って逃げてね。じゃあロボットのみんなー!」
             【 全 員 殺 せ 】
魔王「はーい。よーいスタート」

324 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/25(月) 07:41:30 EygD91Qg
どんなアニメや漫画よりも続きが気になる。
乙乙です!

332 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 16:26:05 qqdeWSy6
_____ 公園
召喚士「う・・・う、うそ・・・なにそれ全員殺せって」
  キャー!クニカラハナレロー! ウタレルゾー!! チカニカクレロー! ナニイッテンダヨ! ワーワー 
召喚士「・・・ひっ」
 _____ 流れる人達の中、私は何も出来ずしばらく立ち尽くしていた
  「君も止まるな!もう後ろでは人が殺されているんだ!」
召喚士「え・・・あ・・・」
 _____ 目を凝らしてみると。何百m先にはもう血しぶきと火花が散っていた
召喚士「いや・・・いやあああああ!!」ダッ