Part33
109 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:16:19.80 ID:M1hSCG3bo
剣聖「勇者! 悪いが頼む、あいつを倒してくれ!!」
勇者「あいつ?」
全てを超えし者『……ほう。お前が伝説の勇者とやらか』(全長78メートル)
勇者「デカッ!!!!」
女大富豪『私達じゃダメだったの! 強すぎて歯が立たなかったわ! だから、勇者!!」
聖女「うん! お願い、勇者!! わたしたちの攻撃がほとんど効かなかったから、もう勇者に頼るしかないの!!」
勇者「!!??」
真魔王「勇者、魔王を倒したあの魔法を!!」
女闘神「アア! 『ミナデイン』ヲ!!」
勇者「え! で、でも……!!」
全てを超えし者『面白い……。これも一興だ……。試して見るがよい』
剣聖「勇者!! 決めてくれ!! ここなら全力で撃っても構わないから!!」
聖女「お願い、勇者!!」
勇者「う、うん……! わかった! よくわからないけど、皆がそう言うなら信用するよっ……!!」
勇者「最強の一撃を、あいつに!!」
110 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:17:10.14 ID:M1hSCG3bo
勇者「」スッ (手を上にかざす)
勇者「加減はしない!! 全力で行くっ!!」
「伝説魔法!! ミ ナ デ イ ン !!!」
ピカッッッッ!!!
ズゴゴゴゴゴゴッッッ……!!!! (雷雲が一気に現れ、雷鳴が激しく轟く)
ドガガガガガガガガガッシャアアアアアアアアアアァァァァァァンンンッッッ!!!!! (落雷)
『158兆(補正が入った全員の総攻撃力)×8倍(技威力)×20倍(仲間からの信頼補正)』
(トータル、2京5280兆)
全てを超えし者『む……』
『全てを超えし者に1のダメージ!!』
全てを超えし者『期待外れだな……』
残り体力:物凄い
勇者「」
剣聖「」
聖女「」
女闘神「」
真魔王「」
女大富豪「」
111 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:17:56.69 ID:M1hSCG3bo
全てを超えし者『つまらぬな……。余興の時間もこれで終わりとするか……』
全てを超えし者『無へと帰すが良い』フインッ……
『全てを超えし者は魔力を溜めている!!!』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!
勇者「あ、あ、あ……」ガクガク、ブルブル
剣聖「か、勝てない……!! 何だこの膨大な魔力は……!!」ガクガク
女闘神「む、無理だ……! こんな化物……!!」ガクガク
聖女「け、結界を張らないと……! し、真魔王も急いで……!!」ガクガク
真魔王「う、うん……!! ぼ、防御結界を早く……!!」ガクガク
『我らを救いたまえ!! 巨大な災厄からどうか我らを守りたまえ!!』ビキキキッ!!!
女闘神『ガ、ガードモード!! シールドに全魔力を注ぐわよ!!! 何とか耐えてっっ!!!』ガクガク
魔導機神「」ガキッ、ギュイーン!!! (盾を構える)
112 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:19:04.67 ID:M1hSCG3bo
全てを超えし者『』ピタッ
シーン……
全てを超えし者『終わりだ』
『 世 界 が 崩 壊 す る 日 』
『 オ ー バ ー ザ メ テ オ !!!!』
(一撃で世界を崩壊させる巨大魔法弾。それが限りなく無限に近い個数、墜ちて来る)
ギガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!
『計測不能(攻撃力)×メチャクチャ(技威力)×ほぼ無限(攻撃回数)』
(トータル、激ヤバい威力×ほぼ無限の回数)
剣聖「ぐあああああああああああああああっっっ!!!!」バリンッ!!! バキンッ!!!
『天騎士の鎧が砕け散った!!』
『名剣デュランダルが折れた!!』
『伝説剣エクスカリバーが折れた!!』
聖女「きゃああああああああああああああっっ!!!!」バキンッ、バリンッ!!!
『奇跡のイヤリングが砕け散った!!』
『守護の宝石が砕け散った!!』
女闘神「うぎゃあああああああああああああっっ!!!!」バキンッ、バリンッ!!!
『豪力の籠手が壊れた!!』
『痛撃の具足が砕け散った!!』
真魔王「ぐああああああああああああああっっ!!!!」バキンッ、バリンッ!!!
『創成の勾玉が砕け散った!!』
『真実のペンデュラムが砕け散った!!』
女大富豪『きゃあああああああああああああっっ!!!!』
魔導機神「」メキャッ、バキッ、ボキッ、ズガンッ!!
『魔導機神は大破した!!!』
勇者「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!」バキンッ、バリンッ、ゴキッ、メキャッ、ボキッ、ガキンッ、ズガゴラグワキィィィィーンンン!!!!
『伝説の剣が折れた!!』
『伝説の鎧が砕け散った!!』
『伝説の兜が壊れた!!』
『伝説の盾が砕け散った!!』
『勇者達全員に【とてつもなく恐ろしい】ダメージ!!!!』
全員の残り体力:→0
『勇者達は全滅した……!!!』
113 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:20:21.62 ID:M1hSCG3bo
全てを超えし者『他愛なし……』
剣聖「」…… (骸)
聖女「」…… (骸)
女闘神「」…… (骸)
真魔王「」…… (骸)
女大富豪『』…… (骸)
勇者「」…… (骸)
全てを超えし者『いや……。これは……』
フワリ…… フイーンッ…… キラリッ……
『生命の波動が剣聖の体を優しく包む』
剣聖「っ……」ピクッ
残り体力:0→1
ピカーッ…… (どこからともなく光が照らされる)
【この者に祝福を……】
キラキラキラキラキラキラキラ…… (蘇生の光に包まれる)
聖女「ぅ……」ピクッ
残り体力:0→1
ドクッ…… ドクンッ……!!!
『自己蘇生の秘術』
女闘神「ぐっ……」ピクッ
残り体力:0→1
【まだです……。戻りなさい……】
『不老不死の秘法』
真魔王「ぅっ……」ピクッ
残り体力:0→1
魔導機神「生命維持装置、作動……」ガガッ、プシューッ……
バチンッ!!! ガコッ……(電気ショックによる心臓マッサージと、魔結晶の投与)
女大富豪『ぅぅ……』ビクンッ
残り体力:0→1
勇者「」…… (骸)
残り体力:0
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/06(水) 15:20:27.96 ID:MZ2AjdCAO
マダンテさえ覚えていれば…
115 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:21:26.26 ID:M1hSCG3bo
全てを超えし者『…………』
女闘神「み……みんな……無事か……」
女大富豪『ギ……ギリギリ……だけど』
勇者「」…… (骸)
剣聖「なら……退くぞ……。逃げる……!」
聖女「お願い……真魔王……」
真魔王「……だ、脱出魔法……!」キランッ
フッ…… (脱出)
全てを超えし者『消えたか……』
全てを超えし者『ならば……腕を磨き、またいつでも来るが良い』
全てを超えし者『弱き者達よ』
全てを超えし者『我はそれまで眠りにつく……』
全てを超えし者『我を超えし者が現れるまで、我はここでいつまででも待とうぞ……』
116 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:21:52.65 ID:M1hSCG3bo
ここまで
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/06(水) 15:23:05.26 ID:MZ2AjdCAO
乙
?勇者放置されたのか?
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/06(水) 15:23:07.64 ID:0G3kKxelo
無事じゃなくて吹いたww
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/06(水) 15:26:44.74 ID:JVN2iexG0
取り残されたwwwwww
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/06(水) 15:29:21.37 ID:A7pk2NxFO
魔王を倒した後人知れず勇者が姿をくらますパターンか(震え声
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/06(水) 15:40:26.78 ID:ITywqlVD0
勇者…
144 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/09(土) 18:19:00.05 ID:UTIW4pM7o
ー 牧場奥の謎の洞窟前 ー
フインッ…… (テレポート)
剣聖「うっ……」ドサッ (その場に倒れこむ)
聖女「あうっ……」ドサッ
女闘神「ぐぁ……」ドサッ
真魔王「くっ……」ドサッ
女大富豪「ぅっ……」ドサッ
魔導機神「」グラッ、ガラガラ (壊れて崩れ落ちる)
剣聖「な、何とか……帰って来れたな……」ゴロンッ (仰向けになって、その場に大の字で寝転ぶ)
聖女「うん……。でも……しばらく一歩も動けなさそう……」ゴロンッ
女闘神「あたしもだ……。ちょっとダメージがデカ過ぎだな……。キツい……」ゴロンッ
真魔王「うん……。想像以上でさ……」ゴロンッ
女大富豪「体、全然動かない……。みんな、よく生きてたよね……」ゴロンッ
145 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/09(土) 18:20:04.78 ID:UTIW4pM7o
剣聖「本当だよな……。全員よく生きて帰って来れたもんだ……」
聖女「うん……」
女闘神「だよな……。ヤバかったよ……今回は」
真魔王「強すぎだよね……あの魔獣……」
女大富豪「全滅するかと思ったもんね……」
剣聖「…………」
聖女「…………」
女闘神「…………」
真魔王「…………」
女大富豪「…………」
剣聖「wwwwwwwwwwwwwww」
聖女「wwwwwwwwwwwwwww」
女闘神「wwwwwwwwwwwwwww」
真魔王「wwwwwwwwwwwwwww」
女大富豪「wwwwwwwwwwwwwww」
剣聖「参ったよなwwwwwどれだけ強いんだよwwwwwwwwあの魔獣wwwwwwwwwwww」
聖女「反則だよねwwwwwあんなのwwwwwwwwww」
女闘神「ムリムリwwwwwww今のあたしらじゃ絶対ムリだしwwwwwwww」
真魔王「勝ち目ないよwwwwwあんなのwwwwwwwwww」
女大富豪「不可能だってwwwww勝てる訳ないしwwwwwwwwww」
146 :
◆bXfZj5FIu6 :2016/04/09(土) 18:20:42.59 ID:UTIW4pM7o
剣聖「俺なんか名剣を二本も折られたぞwwwwwwもう修復も出来ないぐらい粉々にwwwwwwwwww」
女大富豪「私のゴーレムもwwwww完全に壊されちゃったwwwwwww造るの苦労したのにwwwwwwww」
聖女「もうあまりにも強すぎてwwwww逆に笑えるよねwwwwwwwwww」
女闘神「おじさんwwwwどうやったらあんな化物育てられるんだよwwwwwwwwwww」
剣聖「だよなwwwwwあれはもうズルいよなwwwwwwwwww」
真魔王「ここまで手も足も出なかったのwwwwww初めてだしwwwwwwwwww」
聖女「おじさんwwwww今回は気合い入りすぎだよねwwwwwwwwww」
女闘神「大口叩いといてwwwwwぼろ負けしてるしなwwwwwあたしらwwwwwwwwww」
真魔王「おじさんのwwwww勝ち誇った様な顔が浮かぶねwwwwwwwwww」
女大富豪「悔しいwwwwwww見たくないのにwwwwwwww」
ダヨナ、アハハッ、ハハハッ、ハハハッ