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勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
Part32


96 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 14:59:25.97 ID:M1hSCG3bo
ー 牧場奥の謎の洞窟 ー
魔学者「さてと……ここだよ。こうしてるとただの普通の洞窟なんだけどね。異空間と繋げる事で、無限の空間が広がる様になってるから」
勇者「はあ……」
剣聖「それで、ここの端にあるこの四角い巨大な機械な。これを操作すると異空間と繋げる事が出来るんだ」
聖女「おじさん、こういうの造るの得意なの。改めて思うけど、凄いよね」
女闘神「で、その異空間の中は階数式に作られてて、今のところ地下1861階まであるんだ」
真魔王「新しく強力な魔獣を生み出す度にフロアを一つずつ増やしていってるからね。つまり、これまで合計で1861体いるって事だね」
女大富豪「ただ、私達はそのフロア全部を今までに踏破してるから、今度行くのは地下1862階って訳だけど」
魔学者「そうだね。それじゃ、その地下1862階まで空間を繋げるから。少し待っててくれ」カタカタ、カタカタ、ポチッ
ヒュイーン…… (洞窟の中の景色が揺れる)
魔学者「うん、いいよ。繋がった。それじゃあ、皆で頑張って倒してきなさい」
魔学者「倒せるものならだけどね」ニコッ
剣聖「ああ! 任せてくれ! 目にもの見せてやるからな!」
魔学者「そうかい。期待しながら牧場で待ってるよ。魔獣達に餌をあげる時間なんで、私はこれで失礼するからね。また後で」ニコッ
女闘神「ああ、ありがとな、おじさん! すぐに勝利報告持って来るよ!」
魔学者「ははっ、了解。それじゃ」テクテク
聖女「うん、またね、おじさん」

97 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:00:21.33 ID:M1hSCG3bo
剣聖「さて。それじゃ、行くか! 気合い入れてくぞ!」
女闘神「ああ! 魔王にぶつけられなかった分の拳を、ここで全部ぶつけてやる!」
聖女「勇者も女大富豪ちゃんも来るし、六人とか初めてだよね! 頑張ろうね!」
真魔王「そうだね! 勇者を含めた最強のパーティーの初お披露目なんだから!」
女大富豪「全力で一気に片付けるよ! ゴーレム、来なさい!」
ドヒュンッ……!!
魔導機神「」ドガァッシャン!!! (着陸)
女大富豪「よっと!」ピョンッ
女大富豪「それじゃ、準備はこれでオーケー!」ガコッ、ウィーン…… (搭乗)
聖女「行こっか、勇者!」ニコッ
勇者「あ、うん。そうだね。じゃあ、俺も気合い入れていくかな」
勇者「みんな、勝とうな!! そして、気持ちよく終わらせよう!!」
「おーーーっ!!!」
勇者「行くぞっ!」タタッ (洞窟内へ)
「うん!!」

98 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:01:45.39 ID:M1hSCG3bo
ー 洞窟奥、異空間
  地下1862階 ー
ウニューン…… (ワープ)
勇者「ん……。何か変な感覚だね、これ。ちょっと揺れるっていうか……」
剣聖「初めてだとそうかもな。俺達はもう慣れてるけど」テクテク
聖女「でも、中は普通でしょ? 明るいし、いかにも洞窟の中って感じになってるし」テクテク
真魔王「そこら辺は幻想らしいんだけどね。僕らのイメージがそのまま景色になってるらしいから」テクテク
女大富豪『それで、魔獣がいるのはあの大きな扉の向こうね。初回は必ず周りのダンジョンを作ってないから、すぐ奥に今回おじさんが生み出した魔獣がいるはずよ』
剣聖「こうして、ここで一旦、戦いの準備が出来る様になってるんだ。それじゃ、聖女と真魔王、いつものを頼むぞ」
聖女「うん」
真魔王「了解」
勇者「いつもの?」
女大富豪『補助魔法。先にかけておいた方が良いからね』
勇者「ああ、そういう事か。確かにね」

99 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:03:13.08 ID:M1hSCG3bo
聖女「それじゃ」チラッ
真魔王「うん。いくよ」
「世界に潜む全ての精霊達よ。この地、この場にいる者達に、聖なる加護と祝福を与えたまえ……」パァァ
「時の支配者よ。我らに力を貸せ。一時の加速を我らに与えよ」キュイーン
「慈愛と幸運をもって、わたしたちに再生の力を与えたまえ……」パァァ
「障壁魔法! 物理・魔力、その全ての攻撃に耐えうる力を我らに!」ピキンッ
「そして、わたしたちの身体を浄め祓いたまえ……。毒や麻痺などから身を守る力をわたしたちに……」パァァ
「倍力魔法! 物理・魔力、その全てを強化せよ!」ビキッ
『勇者達の全ステータスが8倍に上がった!!』
『勇者達の素早さが3倍に上がった!!』
『勇者達に自動回復がかかる様になった!!』
『勇者達の防御力が4倍に上がった!!』
『勇者達の状態異常が全て無効化された!!』
『勇者達の攻撃力が4倍に上がった!!』
女大富豪『で、私はエネルギーを先に出力限界までチャージしといてっと』ガチッ
魔導機神「」ギュイーン!!
女大富豪『そして、リミッター解除!』ガコンッ!!
女大富豪『よーし、準備完了よ。これで、二十分の間だけ、鬼の様に強くなるからね! 燃費とか全く考えないから、後から完全に動けなくなるけど!』ガチャッ
魔導機神「」ピカッッ!!!
『ウイングフリーダムゴーレムの性能が30倍に上がった!!』
剣聖「俺も久々に二刀流を使うぞ。一年ぶりだな」チャキッ、チャキッ
『剣聖の攻撃回数が倍に増えた!!』
女闘神「あたしも殺意を拳に混ぜてくぜ。鬼神化モードに入る!!」ゴオオオッ……
女闘神「滅ッッ!!!」グオオアアッ!!!
『女闘神の攻撃力が2倍に上がった!!』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…… (震動)
勇者(なにこれ怖い……。みんなの気合いだけで空間揺れてるんだけど……)ガクガク

100 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:04:47.22 ID:M1hSCG3bo
女闘神「」フシュルルルルルッ!! (鬼神化)
女闘神「殺ス……! 何モカモ……!!」グオオオオオッ!!
剣聖「理性まで完全に飛ばすなよ。抑え込めよ」
女闘神「ワカッテル……大丈夫……」フシュルルルルルッ!!
真魔王「勇者も準備はいい?」
勇者「あ、うん! 俺はこのままで大丈夫だから!!」アセアセ
真魔王「よし! じゃあ、みんな。開けるよ!」
「おうっ!!」
真魔王「突撃っ!!!」ガチャッ
女闘神「ウォアアアアアアアッッッ!!!!」ダダダダッ、ダンッ!!!
剣聖「推して参るっ!!!」ダンッ!!!
聖女「女神様、わたしたちに祝福を!!」ダダッ
真魔王「覚悟してもらうよっ!!!」ヒュインッ!! (飛翔)
女大富豪『いっけえええっ!!!』ガコッ
魔導機神「」ズギュンッッ!!! (急発進)
ドンッ!!! (衝撃&風圧)
勇者「うわああああっ!!」ゴロゴロ、ドンガラガッシャーン!!!
バタンッ!!! (扉閉まる)
『勇者は取り残された!!』

101 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:06:53.07 ID:M1hSCG3bo
ー 扉の奥 ー
「いたぞっ!! 奴だなっっ!!」
全てを超えし者(竜タイプ)『む……?』ジロッ (全長78メートル)
剣聖「先手必勝!!」ダンッ!!! (大ジャンプ)
女闘神「覚悟ッッ……!!!」ダダダダッ!!!
聖女「みんなの最強技で一気に決めるよ!」サッ (構える)
真魔王「終わらせる!」ヒュインッ!! (空中旋回)
女大富豪『突撃っっ!!』ガコッ
魔導機神「」ドギュッッ!!!
全てを超えし者『ほう……。我に挑むのか……。無謀な挑戦者達よ』
【全種族を超えた最強の存在】
『体力 :物凄い
 攻撃力:計れない
 防御力:半端ない
 魔力 :ヤバい
 素早さ:おかしい』
特殊能力:即死攻撃無効
    :全ステータス異常無効
    :自動回復・自動再生
    :自動魔力回復
    :一撃死無効
    :強化変身(残り3回)

102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/06(水) 15:07:45.90 ID:MZ2AjdCAO
勇者……

103 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:09:58.57 ID:M1hSCG3bo
剣聖「刻めっ!!」
剣聖「我が魂を賭けた一撃っ!!!」
「最強奥義!! エ ン ド オ ブ ハ ー ト !!!」
「 二 刀 流 !!!!」
『右手で聖なる力を用いた魔法剣技を、左手で暗黒の力を用いた剛剣技を、流れる様に交互に連続で相手に斬りつけていく、全ての剣技を極めた剣聖ならではの最高技!』
剣聖「はあああああああっ!!!!」
ザシュッ!! ドシュッ!! ズバッ!!!! ズババババババッッ!!!
『9999億(攻撃力)×32倍(補助魔法効果)×100倍(技威力)×18連撃×2回(二刀流)!!!』
(トータル、3199兆×36撃)
全てを超えし者「ふむ……」
『全てを超えし者に36のダメージ!!』
剣聖「!!??」

104 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:11:23.78 ID:M1hSCG3bo
女闘神「殺スッ!!!」グオオアアッ!!!
女闘神「アタシノ最強奥義デッッ!!!」ザッ!!
「 超 烈 波  真 滅 撃 乱 舞 !!!!」
『魔力を拳と足に凝縮させて強化し、更に全身を硬気孔で包みながら突撃して、一撃必殺の攻撃を連続して相手に叩き込む、攻撃に特化した最凶の荒技!』
女闘神「ウオオオアアアアアアアッッッ!!!!」ダンッ!!!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!
『9999億(攻撃力)×32倍(補助魔法効果)×240倍(技威力)×19撃!!!』
(トータル、7679兆×19撃)
全てを超えし者『この程度か……』
『全てを超えし者に19のダメージ!!』
女闘神「!!??」

105 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:12:15.76 ID:M1hSCG3bo
聖女「行くからね!!」
聖女「月よ! 星よ! 太陽よ!!」
聖女「この世の闇を払い、光と幸福をもたらす大いなる存在よ!!」
聖女「この者に裁きの鉄槌を!!!」
「 終 末 の 光 !!!」
『この世で最も質量の大きい存在である惑星や恒星の力を借りて、巨大な裁きの光を与える、五人の仲間の中でも最強に位置する全体攻撃!』
ピカッ!!!
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!!
『9999億(聖力)×32倍(補助魔法効果)×6000倍(技威力)』
(トータル、19京1980兆)
全てを超えし者「…………」
『全てを超えし者に1のダメージ!!』
聖女「!!??」

106 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:13:11.76 ID:M1hSCG3bo
真魔王「万物を司りし七種の魔力元素よ!」
真魔王「我が名の下、一つに集い、その力の全てを解き放てっ!!」ゴゴゴゴゴ
「七種合成!! ア ル テ マ レ イ ン !!!」
『火・水・風・土・木・光・闇、の七大魔法攻撃を全て一つに融合する事で、どの魔力属性にも属さない無属性の爆発魔法となるアルテマ。それを天から雨霰の様に降り注がせる真魔王オリジナルの最強全体攻撃魔法!』
真魔王「終われっ!! 終焉の時を見ろっ!!!」
キランッ!!!!
ヒューーーーーーーーーーーーンンンッッッ!!!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッッッッ!!!!!
『9999億(攻撃力)×32倍(補助魔法効果)×2倍(技威力)×2500撃!!!』
(トータル、63兆×2500撃)
全てを超えし者「……消えよっ!!」バリンッ!!!
『全てを超えし者は気合いでかき消した!!!』
真魔王「!!??」

107 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:14:30.57 ID:M1hSCG3bo
女大富豪『今こそこの技を使う時よっ!!』ガコッ
女大富豪『背面大型魔力サーベル起動! 出力最大! 限界突破して目一杯まで!』グイイッ!!!
魔導機神「」バサアアアアッ!!! (光の翼が出現)
『背後に取り付けられた巨大な魔力サーベルが展開されると、その形状から光る翼の様に見える事からこの名前がつけられた。本来は空中を駆け抜け敵を葬り去る多対一用の武装だが、出力の高さからその威力は最も大きい!』
女大富豪『突撃するよ!! 喰らえっっ!! 滅亡のプレリュード!!!』ガコッ!!!
魔導機神「」ドギュアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!
『9999億(攻撃力)×30倍(リミッター解除)×1000倍(技威力)!!!』
(トータル、2京9997億)
全てを超えし者『効かぬっ……!』ガギッ
『全てを超えし者は光の翼を止めた!!!』
女大富豪『まだよっ!! ここからが本番っ!! 喰らいなさい、零距離ツインバスターライフルをっっ!!』ガチッ!!
女大富豪『この距離なら防御も効かないわっ!!! いくわよっ! 破滅のレクイエム!!!』ガコッ!!!
女大富豪『光になりなさいっ!!!』
魔導機神「」ドッッゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオンンンンンンッッッ!!!
『9999億(攻撃力)×30倍(リミッター解除)×800倍(技威力)×6倍(距離補正)!!!』
(トータル、14京3985兆)
全てを超えし者『……それで終わりか。無駄な事を』
『全てを超えし者に1ダメージ!!』
女大富豪『!!??』

108 : ◆bXfZj5FIu6 :2016/04/06(水) 15:15:31.29 ID:M1hSCG3bo
剣聖「お、俺達の攻撃が全く効いてないっ!?」
女闘神「ア、アリエナイッ……!!!」
聖女「わたしたちの最強の技が全部……!!」
真魔王「ろくなダメージを与えられないなんてっ!!」
女大富豪「そうだっ! ゆ、勇者は!! 勇者ならきっと!!」アセアセ
剣聖「ああ! 俺達じゃ駄目だが、勇者なら必ず……!! い、いない!!??」キョロキョロ
聖女「な、何で!? 何でいないの!?」オロオロ
女闘神「勇者! ドコニ消エタッ……!?」アタフタ
真魔王「まさか! いきなりやられたとかそんな事は……!!」オロオロ
女大富豪「そ、そんな訳ない!! 勇者の事だから絶対に無事よ!! どこに行ったのよ、勇者!!」アタフタ
ガチャッ
勇者「あいたたた……。まさか、あれだけで吹き飛ばされるなんてなあ……」
「勇者ぁぁ!! 良かった!! ちゃんといたんだね!!」
勇者「え、あ、うん……? そりゃいるけど……」