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魔法使い「え、えろ魔道士です…」
Part9


232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:55:32.80 ID:FheXZRzS0
勇者「ねこ」
ねこ「にゃ?」
勇者「頑張るはいいが無理はするなよ。最近のお前は肩に力が入りすぎている」
ねこ「そ、そうにゃすかね」
勇者「そうだな。不本意ではあるが次の街はいつもより少し長めに居座るとするか」
勇者「そこで羽目を外すといい」
魔法使い「いいんですか?」
勇者「…これも仲間のためだ」
魔法使い「えへへ。最近勇者様本当に丸くなられましたよね」
勇者「お前は最近調子に乗りすぎだ。近い、離れろ」
魔法使い「そうですかね?」
勇者「実は羽目を外させるのにはもう一つ理由があってな。近々お前を殺す予定だからな、お前が少しでもこの世に未練が残らないようにという配慮もある」
魔法使い「ひっ!?それだけはっ!離れます!離れますからぁ!…ってそれ本当ですか?」
勇者「ふっ、本気にしても構わんぞ」
魔法使い「なら冗談ということにしておきましょう!最近の勇者様はお優しい方ですから!」
勇者「なっ!腕を抱くな!歩きにくいだろう!」
魔法使い「えへへ〜」
魔法使い(…たとえそれが本気だとしても、未練を残さないために私はこうしてると思いますよ。勇者様…)

233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:56:03.44 ID:FheXZRzS0
ねこ「にゅん…」
『汝は我に選ばれた』
ねこ「っ!」
『汝に与えるは力、嫉妬を源とする…』
ねこ「んぅ!はぁっ!はぁっ!」
勇者「ねこ!?大丈夫か!?」
ねこ「い、や…何でもないにゃす。ちょっとさっき魔獣に体当たりされたところが痛むだけにゃす」
勇者「回復魔法が足りなかったか。ヒール!」
ねこ「ありがとうございますにゃ」
ねこ(最近どんどん鮮明になっていってる気がするにゃ)
ねこ(あのときの記憶…)

234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:56:34.98 ID:FheXZRzS0
第6章
永遠のスキンシップ

235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:57:05.12 ID:FheXZRzS0
無事街に到着した俺たちは宿を取った後別行動をすることにした。
魔法使い「わー!ねこちゃんのいた街よりももっと活気がありますね!すごいです!」
勇者「俺は道具の補充をしてくる。お前たちは各々自由にしていいぞ」
ねこ「はいにゃす」
魔法使い「はーい!」
勇者「また後でな」
俺は宿前で二人と別れ自分の用事を済ませるため道具屋へと向かった。

236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:57:38.19 ID:FheXZRzS0
…………
魔法使い「どこから行きましょうか。えーっと…あのお洋服屋さん…あっちのケーキ屋さんもいいですねぇ〜…うーん。迷っちゃいますよ」
ねこ「魔法使いちゃん。にゃーはあっちの方を見に行くにゃ。また後でにゃす〜」
魔法使い「はい。また後で…」
魔法使い「とりあえずお洋服を見に行きましょう」
青年「おーい!」
青年「そこの変わった格好のお嬢ちゃん。俺らと一緒にお茶しねーか?」
魔法使い「え?」

237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:58:09.92 ID:FheXZRzS0
青年2「あっ!お前だけ抜け駆けかよ。俺が先に見つけたのによ。な?俺と一緒に来ねーか?奢ってあげるよ」
魔法使い「ええっと…その…私は…」
ねこ「あんたらじゃスペックが足りないにゃす」
青年「なんだこの猫耳女…」
ねこ「にゃーは魔法使いちゃんのお友達にゃ!お友達に悪い虫はつけさせないにゃす!しっしっにゃ!ふしゅー!」
魔法使い「ねこちゃん!」
青年「ちぇっ…んだよ」
青年2「俺割とマジで好みだったんだけどな〜。行くか〜」

238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:58:35.96 ID:FheXZRzS0
魔法使い「あ、ありがとうございました。ねこちゃん」
ねこ「相変わらずすごいにゃすね〜。一瞬でも一人にしたらすぐ男の人が寄ってくるにゃす」
ねこ「なんか心配だからにゃーは魔法使いちゃんについていくことにするにゃ」
魔法使い「えへへ…助かります。じゃああのお洋服屋さんに行きましょう!」
ねこ「分かったにゃす〜」

239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:59:16.78 ID:FheXZRzS0
…………
魔法使い「わーこれいいな〜かわいいな〜」
ねこ「見るだけにゃすか?買わないにゃす?」
魔法使い「すぅっごく欲しいんですけど…どうせこの街を離れたらまたこの装備に戻さないといけないので…」
ねこ「別にいいんじゃにゃい?勇者様も暫くはここにいるって言ってたし、その装備は男の人を引き寄せやすいにゃ。少しでも誘惑の魔力を抑えるために普通の服を着ておいてもいいと思うにゃす」
魔法使い「でも…」
ねこ「もしかしたら…普段とは違う姿の魔法使いちゃんを見たら勇者様の対応もいつもとは変わるかもしれないにゃすよ?」ボソッ
魔法使い「へ?」
魔法使い「そう、ですかね…」
ねこ(この反応は…やっぱり魔法使いちゃん勇者様のこと好きなんにゃすね)

240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 01:59:43.19 ID:FheXZRzS0
魔法使い「じゃっ、じゃあ折角ですからねこちゃんも何か買いましょう!あっちにねこちゃんに似合いそうな服があったんですよ!」
ねこ「にゃ、にゃーはいいにゃ。この格好の方が動きやすいし…」
魔法使い「い〜い〜か〜ら〜」
ねこ「にゃにゃにゃ!引っ張らにゃいでぇ!」

241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:00:26.00 ID:FheXZRzS0
…………
魔法使い「わー!やっぱり似合ってます!その袖付きのキャミソール!」
ねこ「そ、そうにゃす?」
魔法使い「なんかいつもより『女の子』って感じがしますよ?多分勇者様も見たらびっくりすると思います!」
ねこ「じゃあ…これ…買っちゃおうかにゃ〜」
魔法使い「えーっと…じゃあ私は〜」

242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:01:13.65 ID:FheXZRzS0
…………
ねこ「次はどこ行くにゃす?」
魔法使い「えーっと。さっきまではケーキ屋さんにしようかなーって思ってたんですけど、美味しそうなクレープ屋さんをみつけちゃったのでそっちにしましょう!」
ねこ「分かったにゃ」
街人「ねぇ、そこの君。俺と遊ばね?」
魔法使い「あっ、私たち…その…」
チャラ男「うぇーい!そこの冴えない男なんてほっといてさ〜俺と行こうぜ〜」
ねこ(普通の服に変えた筈なのに悪化してるにゃす…)
ねこ「逃げるにゃ!」
魔法使い「あわわっ!」

243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:01:48.42 ID:FheXZRzS0
…………
ねこ「なんとか逃げ切れたにゃー」
魔法使い「クレープも買えましたね」
ねこ「装備とかあんまり関係なかったにゃすね」
魔法使い「あはは…困っちゃいますね〜」
ねこ「魔法使いちゃんは本当にすごいにゃ。羨ましいにゃす」
魔法使い「そんなことないですよ。ただただ沢山の男の人に好かれたって…私は…別に…」
ねこ「それでも羨ましいにゃすよ…だって…」
『ふっ…』
ねこ(魔法使いちゃんと話してるときの勇者様はあんなに楽しそうで…まるで別人みたいにゃ)

244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:02:35.47 ID:FheXZRzS0
魔法使い「ねこちゃん?」
ねこ「魔法使いちゃんは…勇者様のこと好きなのにゃ?」
魔法使い「え!?えええ〜!?いきなり何を…え、えーっと…その…それは…」
ねこ「隠さなくてもいいにゃす。最初に会ったときからなんとなく知ってたにゃ」
魔法使い「はぅ…そうです…ね…」

245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:03:12.75 ID:FheXZRzS0
ねこ「にゃーも勇者様のこと大好きにゃす」
魔法使い「ええ!?」
ねこ「にゃーを針鼠の攻撃からかばってくれたとき…本当にかっこいい人だにゃって思ったんだにゃ…」
ねこ「にゃーが昔魔王と会ったかもしれないっていうのは本当にゃ。そのとき何があったのかっていう真実を確かめたいのも本当にゃす。でもそれはこの旅についてきた理由の半分でしかなくて…もう半分は勇者様と一緒にいたかったっていうのが本音なのにゃ」
魔法使い「そうだったん、ですか…」
ねこ「にゃーから見れば勇者様は魔法使いちゃんと話しているときはすっごく楽しそうな顔をしているにゃ…それが羨ましくて…」
ねこ「あー!にゃーもモテモテになりたいのにゃ!」
魔法使い「ねこちゃん…」
ねこ「にゃんてね。実は自分より他の人の方がよく見えてしまうのはにゃーの昔からの悪い癖にゃ」
ねこ「ちょっといい思いをしてるように見える人を見ると、すぐあの人が羨ましいな、ずるいにゃーって思っちゃうのにゃ」
ねこ「だからこの話も気にしなくていいにゃ。ごめんにゃ。ほら、クレープ食べようにゃす」
ねこ「はむっ…んにゃあ〜。ほっぺがとろけそうにゃすぅ〜」

246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:03:39.31 ID:FheXZRzS0
魔法使い「私から見れば…」
ねこ「にゃ?」
魔法使い「ねこちゃんの方がいっぱい良いところあると思いますっ!」
ねこ「にゃす?」
魔法使い「私なんかよりも何倍も強くて、最近なんか勇者様よりも数の多い魔獣の相手をしてるし!」
魔法使い「とぉっても仲間思いで優しいし!私知ってるんですよ?私が森で寝ちゃってたとき一番最初に私を探しにきてくれたんですよね!」
ねこ「ん、まぁ、そうにゃけど…」

247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:04:21.11 ID:FheXZRzS0
魔法使い「さっきだって男に人に絡まれて困ってた私を助けてくれたし…私からして見れば私なんかよりねこちゃんの方がずっと可愛いし素敵です!あの人たちは女の子を見るセンスがないと思いますっ!」
ねこ「にゃ、にゃあ?人の中身なんて初見で話しただけじゃ分からないからしょうがにゃいと思うにゃ」
魔法使い「それでもです!」
魔法使い「だから…もし自分よりも他の人の方がよく見えたときは私の言葉を思い出してください。ねこちゃんにはねこちゃんのいいところ…沢山あるんですから…」
ねこ「魔法使いちゃん…」
ねこ(ありがとうにゃ…)
魔法使い「あむっ。んん〜!クレープ本当に甘くておいしいですね!」

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:05:04.85 ID:FheXZRzS0
ねこ「魔法使いちゃん!んっ…ぺろっ…」
魔法使い「ふぇ!?な、なんでいきなりほっぺたなんか舐めて…」
ねこ「クリーム、ついてたにゃすよ」
魔法使い「あ、はい…ありがとうございました…」
ねこ「魔法使いちゃんはすごいにゃす。女の子すら虜にしちゃうんにゃすね」
魔法使い「どういう意味ですか?」
ねこ「にゃーね?魔法使いちゃんのことも…だーい好きにゃす!」
魔法使い「え…」
魔法使い「…えへへ。私もです」

249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:05:43.44 ID:FheXZRzS0
魔法使い「あ!あれ勇者様じゃないですか?用事は終わったんですかね?次のお店は三人で一緒に回りましょう!」
ねこ「それいいにゃすね!」
魔法使い「勇者様ぁ〜!」

250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:06:35.17 ID:FheXZRzS0
勇者「ん?なっ、どうしたその恰好は…」
魔法使い「えへへ。ちょっと着替えてみました。どうですか?似合いますか?」
勇者「ん…まぁ似合ってるんじゃないか?」
魔法使い「ありがとうございます!」
勇者「はん。装備を変えたときくらいまともな魔法が使えるようになれば言うことなしなんだがな」
ねこ(やっぱり、多分勇者様も魔法使いちゃんのこと…)
ねこ(でもそれでいいにゃ)
魔法使い「ねこちゃんもいつもとは違うんですよ?」
勇者「ん?ねこ?どこにいるんだ?」
魔法使い「あれ?さっきまでそこにいたんですけど…」
ねこ「じゃーん!」
勇者「いたぞ。…って別にいつものねこだが」
魔法使い「あれぇ!?またいつもの恰好に着替えちゃったんですかぁ!?」
ねこ「うーん。やっぱりにゃーはこっちの方がいいかにゃって」
魔法使い「ぶー。せっかく似合ってたのにぃ」

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:07:28.23 ID:FheXZRzS0
ねこ(例え勇者様の隣に寄り添って歩くことはできなくても…)
『ねこちゃんにはねこちゃんのいいところ…沢山あるんですから…』
ねこ(にゃーはにゃーのやり方で勇者様と一緒にいられればそれでいいにゃ)
ねこ(にゃーは勇者様が安心して背中を預けられる存在になればいいにゃ!)
勇者「女の子らしいねこだと?…いまいち想像できんな」
魔法使い「本当!本当なんですよ〜?」
ねこ(魔法使いちゃん…そのことに気づかせてくれてありがとうにゃ)

252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:09:11.10 ID:FheXZRzS0
<本当にそれでいいのかにゃ?>

253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:11:10.26 ID:FheXZRzS0
ねこ「うぐっ!?にゃっ…ん…」
ねこ(いいのにゃ!これで、これでいいのにゃ!)
その後はなんだかよく分からないまま俺は二人に連れまわされた。
…疲れた。

254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:11:40.60 ID:FheXZRzS0
…………
魔法使い「今日は本当に楽しかったですね!」
ねこ「そうにゃすね」
魔法使い「ああ…魔王の残党とか、魔王討伐とか、もうそんなの全部そっちのけにして三人でずっとこんな日々が過ごせたらな…って思っちゃいましたよ」
魔法使い「えへへ…そんなのダメなんですけどね」

255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:12:14.61 ID:FheXZRzS0
ねこ「全部終わったらそれも叶わない夢ではないのにゃ」
魔法使い「そうですね…そうですよね!」
魔法使い「全部終わったらまた三人でこの街を訪れましょう!今度は勇者様と一緒にクレープを食べましょう」
魔法使い「あ、あと…勇者様に選んでもらった服を着るとかも…いいかもしれませんね…」
ねこ「にゃはは。魔法使いちゃんは本当に勇者様が好きにゃすね」
魔法使い「何言ってるんですか。ねこちゃんの服も選んでもらうんですよ?」
ねこ「…まぁ、全部終わった後ならいいかもしれないにゃすね」
魔法使い「えへへ。楽しみになってきました!それでは、また明日。おやすみなさい」
ねこ「おやすみにゃす〜」

256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:12:55.38 ID:FheXZRzS0
…………
魔法使い「ん、すぅ、すぅ…」
ねこ「んっ…んにゃぁぁ…んんんん…!」
ねこ「あぅっ…んはぁ…はぁ…」
『汝に与えるは力』
<このままでいいのにゃ?>
『嫉妬を源とする…』
<あの女さえいなければ…>
『力を昇華させよ』
<勇者様の隣には…にゃーが…>
『己が持った罪を貫け』
<消さないと…>

257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:13:25.23 ID:FheXZRzS0
ねこ(違うにゃ!それは違うにゃす!)
ねこ(頭がっ!割れそうだにゃっ!!!)
ねこ「んにゃああああああああああ!!!!」
ねこ「はっ!はぁ…はぁ…魔法使いちゃんが起きちゃうにゃす」
魔法使い「んー…すぅ、すぅ…」
ねこ「良かった…まだ寝てるにゃす」
ねこ「…やっぱりにゃーはそうなのかにゃ?」
ねこ「にゃーは…」
魔王の…

258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:14:08.02 ID:FheXZRzS0
五日ほど街で過ごした後俺たちは街を出発した。
ファング「ギャィン!」
ファング「ギャン!」
ねこ「はぁ…はぁ…」
勇者「暫く闘いから離れていたから少しくらい鈍ると思っていたが…ねこ、お前また強くなったか?」
魔法使い「一度に相手にできる魔獣に数が増えてます…」

259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/08(木) 02:14:40.11 ID:FheXZRzS0
ねこ「にゃはははは…こんなの朝飯前にゃす」
勇者「息抜きをしたつもりだったのだが…一体いつ修行してたんだ」
ねこ「にゃーにも分からないにゃす」
勇者「は?それは一体どういう…」
ねこ「と、とにかくここは片付いたからどんどん進むにゃす!」
勇者「あ!おい待て!」
勇者(どうしたんだ…)