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勇者「魔物とセッ○スした」
Part9


461 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/10(金) 23:47:33.01 ID:Whp8erVJ0
「っと、そろそろいい時間だろ?」
「話はちょっと中途半端だけど、また今度にしよう」
「さすがに君の恋人と鉢合わせするのはアレだし」
「それじゃあまた。円満に別れられるよう祈ってるよ」

462 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/10(金) 23:48:25.70 ID:Whp8erVJ0
ーーむかしむかしのお話です。
世界がまだ、神族と人間、そして魔族が一緒になって暮らしていた、ずっとむかしのお話です。
大神様は悩んでいました。人間は素直だけれど、愚かなやつらだ。
大神様は悩んでいました。魔族は賢いけれど、傲慢なやつらだ。
大神様は悩んでいました。神族は賢いけれど、やっぱり傲慢なやつらだ。
ああ、また神族と魔族が喧嘩をしてる。どうすればいいだろう?
あいつらときたら、賢いのはいいけどとにかく誇り高すぎる。
血なんて気にせずに仲良くすればいいのに。いったいどうすればいいだろう?
その時、大神様は思いつきました。
そうだ! 住む場所を分けてしまえばいい。

463 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/10(金) 23:49:12.96 ID:Whp8erVJ0
大神様はさっそく世界をもう2つ作りました。
1つは神族の世界。終わらない朝と、清浄な泉の湧き立つ楽園です。
1つは魔族の世界。終わらない夜と、瘴気の森が広がる楽園です。
神族は喜んで早く移り住みたいと言ったので、大神様は言いました。
作った世界は人間の世界と繋がっていなければいけない。お前たちのうち、誰かが残りなさい。
神族は1人の神と、使っていた泉を残して自分たちの世界に行ってしまいました。
残された神は寂しかったので子供を作り、彼らをえるふと呼んで慈しみました。
けれど人間の世界には寿命があり、力も衰えてやがて死んでしまいました。

464 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/10(金) 23:50:11.35 ID:Whp8erVJ0
魔族はなかなか移り住もうとしませんでしたから、大神様は地上瘴気を消してしまいました。
すると魔族は呼吸がしにくくなってしまいますから、渋々移り住むことにしました。
大神様は言いました。お前たちはなるべく人間の世界に繋がっていない方がいいから、一番弱い魔族だけを残しなさい。
魔族は仲間たちの中で一番弱い魔族を残して、自分たちの世界へ移り住んでいきました。
残された魔族はひっそり暮らしていました。時には人間と仲良くして、独りでしたが楽しく暮らしていました。
ある日の事です。魔族のもとに、一人の人間が現れました。
彼の名前はわかりません。けれど、彼は聖なる力を持っていて、その力を使い魔族に襲いかかったのです。
魔族は抵抗しましたが、瘴気の無い世界では力が発揮できず、殺されてしまいました。

465 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/10(金) 23:51:12.99 ID:Whp8erVJ0
魔族の世界の魔族たちは怒りました。人間め、なんてことをする!
そしてそれ以上に怒りました。神族め、人間をそそのかしたな!
人間は素直で愚か者です。魔族はそのことを知っていたので、神族の仕業だと疑いませんでした。
それは正解でした。神族は自分たちの世界に少し飽きてしまい、聖泉を通じ天啓という形で人間をたぶらかして遊んでいたのです。
気が付くと神族が作った聖教という教えが人間にすっかり広まり、魔族は悪人と思われていました。
それは今でも愚かな人間の中にはびこり、私達を悪者扱いしているのです。
ーー魔族に伝わる昔話よりーー

466 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/10(金) 23:52:04.47 ID:Whp8erVJ0
今日はここまでで。

467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/11(土) 00:07:46.98 ID:1teBphiGO

面白すぎる!

468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/11(土) 00:09:56.17 ID:T8HRStQ4O
キメラちゃんの登場で双頭狐ちゃんの出番がなくてカナシイ……カナシイ……
この勇者は結局どうなれば終わりなんかね
職業のランク的には勇者は聖騎士より下っぽいし
バカのおもちゃ(身代わり)として神族と魔族と人間を結んだ英雄にでもなって伝説化とかかね

469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/11(土) 00:12:21.08 ID:gmoQjXyao
ヨカッタヨー 乙
魔物姦制覇が見えてきた
後は炎や氷の四属性系モンスターや、ゴースト系やドラゴン族くらいかな?

470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/11(土) 00:22:25.82 ID:6daB4bbAO
乙!
勇者とは全男性から尊敬の眼差しで見られる対象だと言うことがわかったww

471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/11(土) 00:26:37.39 ID:m0E8j08go
後世にこの話伝わってたら子孫はともかく勇者は伝説の男として崇められるだろうな

487 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 21:09:43.09 ID:dMheZqVJ0
「おはよう」
「目が赤いね。泣き腫らしたって感じだけど」
「食べに行くよりお茶でも飲みに行く方がいいかな」
「甘い物とかの方がいい?」
「両方にしようか」

488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/12(日) 21:10:52.78 ID:Ybq3azxOo
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

489 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 21:17:30.22 ID:dMheZqVJ0
「紅茶は悪くないけど、商都を思い出すから微妙な感じだなあ」
「無茶苦茶悪い思い出じゃないんだけど……」
「飲み方を押し付けられると困るね。好きに飲ませてほしいもんだ」
「昨日は確か……エルフ、カマキリ。ああ、そこまでだったね」
「俺はスコーンにしようかな。君は?」
「ザッハトルテ?」
「名前じゃどんなのか想像できないな」

490 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 21:25:39.65 ID:dMheZqVJ0
「褐色になったエルフっ子を抱えてしばらくすると、目が覚めてきたみたいでさ」
「ぼんやり自分の手を見て、バカを見て、もう一度手を見て」
「頬と声を引き攣らせて泣いてるのも絵になるね」
「体撫でまわしても反応なし」
「俺のテクニックが下手過ぎるかも」
「正直そう思ってビクビクしてた」
「射精した後だからね。あんまり積極的じゃ無かったのもある」

491 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 21:34:46.73 ID:dMheZqVJ0
「少し薄暗くなってきたくらいで、キメラが帰ってきたんだけどね」
「もう真っ赤っか。髪の毛なんて血だらけで赤髪っぽくなってたし」
「笑顔だったよ。楽しかったって満足顔だった」
「千切ってきたらしい長い耳をしゃぶってたかな……おつまみ代わりみたいに」
「コリコリして美味しいってさ」
「いやいや。俺はさすがに食べてない」
「『うっし、んじゃ行くぜー』」
「バカに誘われて森の奥へ。エルフっ子は俺が背負ってね」
「キメラは耳を齧りながら留守番」

492 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 21:44:57.48 ID:dMheZqVJ0
「焦土というかなんというか」
「辺り一面血だらけの、集落だった跡地だね、あれは」
「まだケガの手当てもしてないエルフがそこら中で蹲ったりしててね」
「耳が千切れてる人はさすがに止血されてたけど」
「耳元で聞こえる声がくすぐったかった」
「『おばさん……?』」
「知り合いかな。その人も片手がなくなってたよ」
「騒いだり泣きだしたりされなくて良かった」
「まあ、そんな体力も無かったんだろうけどさ」

493 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 21:54:54.66 ID:dMheZqVJ0
「焼けた集落の中に、一か所だけ無事な建物があったんだ」
「教会とは違うんだけど、それでも聖教の聖堂っぽい感じの建物でさ」
「心が洗われるっていうのかな」
「けど建物の中から聞こえるのは、切羽詰った声や怒声の嵐」
「そこにバカが声を掛けるんだけどさ。これがまた、上手いのなんの」
「横で見てる俺でも騙されそう。正義の心を持った騎士ってああいう感じなんだろうなあ」
「無茶苦茶警戒してた人達がアッサリ扉を開いたよ」
「ちょろい、って言ったのは俺とエルフっ子に聞こえてたけどね」

494 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:00:13.30 ID:dMheZqVJ0
「入るとエルフ達が忙しそうに治療してた。動いてたのは若い子ばっかだったな」
「その一人が血相変えて俺……というか、エルフっ子に向けて近寄ってきてさ」
「『エミナ!?』って声掛けながら俺からエルフっ子をひったくる」
「背格好とか気遣う仕草的に彼氏っぽかった。エルフっ子も心なしか安らいだ雰囲気だったし」
「ただ、他のエルフは結構怯えてたっけ。まあ肌の色が全然違ってるからね」
「『なんでこんなことに……!』って彼氏の悔しそうな声。顔も良いし、勝ち組だね」
「エルフっ子は何か言おうとしてるんだけど、声が出てない」
「誰にも見られないようにニヤついてるバカ」
「またお前か」

495 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:02:51.19 ID:dMheZqVJ0
「バカの奴、なんて言ってたっけ」
「確か、道中でキメラを見つけた。信じられないほど凶悪な瘴気を纏い、どうにかその子を救助したが手遅れだった」
「そんな感じで言ってたと思う。堂に入った演技でね」
「エルフの話だと、集落を襲ったのも見たことのない凶悪なキメラだったとか」
「まあそうだろうね。俺は見慣れてるけど」
「お互いの認識が一致してるから、すんなり信用されたよ」
「自作自演ってスゴい」
「なんでもキメラは集落を破壊して回ったけど、神聖な力の強い聖堂にだけは近寄れなかったとか」
「後でキメラに聞いたら、余裕で行けたけどそこは壊すなってバカに言われたんだってさ」
「真実って怖いね」

496 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:13:15.78 ID:dMheZqVJ0
「しばらくすると、これからどうすればいいの、って無事だった子供たちが泣くんだ」
「集落は廃墟同然。不思議と死人は少なかったけど油断はできない」
「キメラもまだ、その辺をうろついてるかもしれないからね」
「いるっちゃ居るし」
「大人も交えてとりあえず守りを固めようってことになったけど、なにせ生き残りで戦えるのは1人だけ」
「エルフっ子の彼氏がさ。一応狩人見習いだったらしいんだよ」
「いや……俺より弱かったと思う。まあカマキリモドキが大手を振って歩く程度の森だし」
「元々強い魔物はいなかったんだろうね」
「『エミナを元に戻す!』って熱くなってさ。いいね、お嬢様を守る騎士見習いって感じ」
「そんな彼氏を宥めながらも、言葉巧みに戦わせようとするバカ」
「大人達は止めようにも手傷を負わされて戦えないから、どうしても止めきれない」
「乗せられる彼氏に手を伸ばして止めようとして、動けなくされるエルフっ子」
「俺? 怪我人を手当てして回ってた」

497 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:14:33.64 ID:dMheZqVJ0
「そこにタイミングよくキメラが来て、集落の外で威嚇の叫び声なんて上げるからもう大変だ」
「生き残りは怯えきっちゃって。その中で彼氏はビビりながらも強がってたのは偉い」
「見た目はやっぱり怖いかもね。骸骨と蛇の顔が歪みながら吠えてるわけだから」
「俺も何も知らなかったらビビって腰ぬけてたかも」
「それに対して彼氏は勇敢だったみたいだ。恐怖より彼女への愛が勝ったのかな」
「飛び出してった勢いで思いっきりキメラに飛び掛かって、一気に剣を振りかざした」
「全然効かなかったらしいけどね」
「あっさり弾かれてそのままキメラの腕の一振りで死んだってさ」
「後でバカどうでもよさそうに聞かせてくれたよ」

498 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:21:14.48 ID:dMheZqVJ0
「俺もバカに大声で呼ばれて行ってみたら、キメラが俺に近寄って腕を振り下ろしてくる」
「んー……それがさ。いつもキメラとやってる訓練の動きなんだよ」
「避けて避けて反撃反撃、10回切れば訓練終わり。いつもと同じ流れ」
「普段はその後セックスしたり風呂入ったりだけど、その時は怯えたように森の中に逃げていったんだ」
「フリだろうけどね。10回の切り傷なんてキメラは一瞬で治すし」
「あれ? って首をかしげてるといつの間にか俺がキメラを退治したことになってた」
「まあ、そう見えるよね」
「あれよあれよって間に感謝されまくり」
「気分は悪くないかな」

500 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:25:07.56 ID:dMheZqVJ0
「状況が状況だけに彼氏の死も仕方ない、みたいな空気でさ」
「むしろ仇をってくれてありがとう。そんな声が俺に聞こえるくらいだった」
「唯一心の底から泣いて俺達を憎んでたのは、当然あのエルフっ子。完全に自作自演だからね」
「でも、バカに逆らえない。それどころか若干孤立気味でさ」
「瘴気に犯されたっていうエルフっ子に、みんな接し方が分からなかったんだろうけど」
「何日かしてくると、エルフっ子の方から他のエルフを避ける様になってったよ」
「嫌だったんじゃないかな。どうしても、みんなの視線に憐みとか好奇心を感じちゃうだろうから」

502 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:28:25.91 ID:dMheZqVJ0
「人間、心が弱ると少し優しくされるだけでコロッといっちゃうけどさ」
「エルフっ子も同じだよ。いや、その時は全然違ったんだけど」
「とにかく自暴自棄というか、もう何がどうなってもいいって感じで聖堂の隅にうずくまってた」
「もう友達すら近づけるのを嫌がっててね。俺が食事とか持ってってたんだ」
「全然食べないから、なんとなく匙ですくって口の中に突っ込んで」
「そしたら上手い事飲み込んだ。それからは鳥の餌付けだよ。掬って運んでの繰り返し」
「仕方ない、世話してやるか。最初はそんな風に思ってたんだけどね」
「身体を拭くために服を脱がしてあげたらさ」
「褐色の肌もきめ細かいんだよ。そこそこの胸の先端には桃色の乳首」
「薄く生え揃った陰毛は濃い目の青。ピタッと閉じたアソコを可愛く覆ってる」
「まあ汚い。垂れ流しじゃないけど、しっかり拭いてなかったらしい」
「甘い匂いより、すえた臭いの方が強かったかな」

503 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:33:57.20 ID:dMheZqVJ0
「アソコを拭くとしっかり黄色い」
「立たせたまま今度はお尻の穴に濡れた手拭いを当てて、指で押してみた」
「汚いよ。臭う塊みたいなのがポロッと落ちてきたりしたから」
「しつこいくらい布越しに、指をグリグリ押し付けて、時々優しく撫で上げたり」
「しばらくそうしてたら、尻穴がキュウって締まったりするんだ」
「よく見ると少し息が荒い」
「どうにか息を殺そうとしてるんだけど、静かな聖堂じゃ難しいよ」
「まさか息をしない訳にもいかないし」
「面白いからつついたりしながらね」
「締まった直後の緩んだ隙に、人差し指の先っぽを突っ込んでみた」
「ああ、一応布越しだよ」

504 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:40:17.86 ID:dMheZqVJ0
「さすがに『ぅ、くぅ…!』みたいな唸り声が漏れてたな」
「慎重に、ゆっくり円を描くようにさ」
「揉み解すっていうのかな。締め付けるケツ穴を宥めながら、もう片方の手でアソコの掃除」
「そっちは割れ目にそって布を前後させるのと、肉豆辺りを拭う感じで」
「だんだん足が震えだして、聖堂の祭壇みたいなのに倒れ込んで」
「ほら、上半身を机に倒して、お尻を突き出す格好だよ」
「手を口元に当てて必死に声を漏らすまい」
「あれはあれで、エルフっ子の抵抗だったんだろうね。逆らえないからせめてって感じの」

505 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/12(日) 22:41:09.91 ID:dMheZqVJ0
「ケツ穴に挿した指を、押し込んでいくんだ」
「二つ目の関節まで入れると腰がビクって震えて、少しだけアソコが湿ってくる」
「なるほど」
「そっちがイケるクチか」
「アソコを拭く手を止めて、掴みがいのある尻肉を横に引っ張ると、ケツ穴の皺が伸びるだろ?」
「何本あるか数えてみた。21本。声に出して数えたよ」
「ちなみにカウントは奇数で指をギリギリまで引いて、偶数で根元まで押し込んだ」
「偶数のときはなんていうか、喉が詰まったみたいな声が出て」
「奇数の時は、ヒュッ、って息を吸い込むような声」
「それはそれで面白い楽器みたいな気分だった」

506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/12(日) 22:42:54.07 ID:YC42gBd7O
早苗さんかよ……>21本

507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/12(日) 22:43:12.02 ID:+xOKGqdAO
アナルのシワ数え...21...うっ、頭が

508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/12(日) 22:43:31.94 ID:yg7lm6Uko
やめるんだ

514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/12(日) 22:57:17.59 ID:x1K1VeyDO
21本とか何年前のネタかと
よく皆も覚えてたなww