勇者「コミュ障すぎて満足に村人と話すことすらできない」
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Part15
634 :
はい◆N80NZAMxZY :2014/11/09(日)22:44:07 ID:
KwjHrgx9x
◆
女騎士「リザードマンとサキュバス。奴らと同時に街に現れた魔物のことは覚えてるな?」
女騎士「私の部隊がその魔物たちを捉えたが、ほとんどが未確認のものだった」
女騎士「調査を行った結果。魔物たちの出どころがわかった」
戦士「それが柔らかい街だった。で、ボクたちに調査してほしいってことね」
魔法使い「でも、魔王城の探索はどうするの?」
女騎士「問題ない。そっちに関しては別の部隊が動いてる」
勇者(女騎士に指示を出してるのは教会だ。つまり)
勇者(俺たちや他の部隊の情報から、大まかな魔王城の場所は特定できたってことか?)
戦士「命令だから従わなきゃならない。けどねえ」
女騎士「なにか問題でも?」
勇者(俺たちの行動は、教会を通して筒抜けになっている可能性があるんだよな)
635 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:45:43 ID:
KwjHrgx9x
戦士「まっ、なるようになるか。了解したよ」
僧侶「……ひとつ質問があります」
女騎士「なんだ?」
僧侶「あの街はここから船を乗り継いで、いくつかの街を経由しなければたどり着けないはずです」
僧侶「例の魔物たちは、どうやってこの街に現れたのでしょうか?」
女騎士「そのことか。この夜の街と柔らかい街を繋ぐ魔法陣があったんだ」
女騎士「調査隊の調べでは、魔法陣はこの街の入り口に設置されていたらしい」
僧侶「なるほど。つまり作為的なものである、と」
女騎士「だが、魔物たちが空間転移の術を使える話など聞いたことがない」
女騎士「以前になんらかの目的で、誰かが魔法陣を設置したのかもしれない」
636 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:47:35 ID:
KwjHrgx9x
魔法使い「魔術研究に関しては、人間のほうが魔物よりも進んでるもんね」
勇者(魔物との戦争。あれも一役買って、魔術研究の差は広がる一方だそうだ)
女騎士「魔法陣に関しては、まだ調査中だ」
女騎士「どちらにしても。戦士、貴公が退院しないことには、この街から出ることもままならん」
戦士「いやあ、面目ない」
女騎士「そこで、だ。教会本部が回復魔術を得意とする者を寄こした」
戦士「ボクのために? すごいね」
女騎士「あとからこの病室に来るだろう。
私はまだ仕事があるのでな、一旦失礼する」
女騎士「それと……貴様は相変わらずだな、勇者」
勇者「……」
勇者(それだけ言うと、彼女は病室を去っていった)
637 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:49:01 ID:
KwjHrgx9x
◆
魔法使い「勇者って女騎士さんに嫌われてるの?」
勇者「……」
魔法使い「勇者を見るあの人の目、すごくコワかったよ」
戦士「ははっ、実際に嫌われてるんじゃない?」
勇者「まあ、たぶん」
魔法使い「なんで? あっ、前に話してた訓練が関係してるとか?」
戦士「鋭い。ボクと勇者がギルドの訓練キャンプで、彼女と同じ班だった話はした?」
魔法使い「したした」
戦士「うん。ボクらの班のリーダーは、最年長かつ実績がある彼女だったんだよ」
戦士「基本的には問題のないメンツがそろってた、一人を除いてね」
魔法使い「その一人って……」
戦士「そう。勇者だよ」
638 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:50:03 ID:
KwjHrgx9x
戦士「このグループキャンプって、訓練生の協調性や素質なんかを見るのが目的なワケ」
戦士「勇者はべつに課題自体はきちんとこなしてたんだよ」
戦士「ただ、ひとつ非常に大きな問題があった」
魔法使い「わかった。グループの人たちと交流しなかったんでしょ?」
戦士「そういうこと。しかも、女騎士にはとんでもなく無愛想な奴だと思われてね」
勇者「……」
猫「容易に想像がつくにゃん」
戦士「それで、訓練期間中に彼女が勇者に勝負をもちかけたんだよ」
戦士「『その舐めきった態度を二度ととれなくしてやる』ってね」
魔法使い「勝負の結果は?」
戦士「勇者の圧勝。見てるこっちが気の毒になるぐらいの」
639 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:50:54 ID:z4Str7UOB
来たか!
640 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:51:55 ID:z4Str7UOB
コミュ障でもやっぱり勇者、強いんだよなあ
641 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:53:00 ID:
KwjHrgx9x
魔法使い「女騎士さんが、勇者を嫌う理由もすこしはわかるね」
戦士「それだけじゃないんだ。勇者を目の敵にする理由は」
魔法使い「まだあるの?」
戦士「訓練班には一人、品定めをする人間がいるんだよ」
魔法使い「ってことは、勇者が落ちる可能性は十分あったんだね」
戦士「女騎士はそう思ってたんだろうね。いや、実はボクもそう思ってた」
勇者(そういえば。戦士は戦士で、俺に突っかかってきたもんな)
戦士「ところが蓋を開けてみたら、勇者は見事に選ばれていた」
魔法使い「なんか、勇者のイメージが悪くなったかも」
戦士「まあ実際は無愛想ではなく、人見知りってオチだったけど」
642 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:55:41 ID:
KwjHrgx9x
魔法使い「それにしても、ギルドの加入方法っていろんな種類があるんだね」
戦士「魔法使いは学校からの推薦だっけ?」
魔法使い「うん。ていうか、勇者や戦士とは部門がちがうんだけどね」
僧侶「戻りました」
戦士「悪かったね、教会への報告を頼んじゃって」
僧侶「いえ、ちょうど外の空気を吸いたかったので。それより、よかったのですか?」
戦士「うん。行き先変更の命令には、きちんと従うよ」
戦士「女騎士のおかげで、仮説がにわかに真実味を帯びてきたしね」
猫「どういうことだ?」
戦士「魔法陣の話さ。空間転移の魔術を魔物が使った、なんて前例はないんだよ」
644 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:56:55 ID:
KwjHrgx9x
猫「ん? あの騎士は、人間が仕込んだものだと言ってなかったかにゃん?」
戦士「人間にしか扱えないって点、これが問題なんだよ」
猫「さっぱりわからん」
魔法使い「人間の街を襲った魔物と、人間にしか使えない転移系の術。これがヒント」
猫「……魔物側に人間の協力者がいる、ってことか」
僧侶「そうです。あなたはご存知ないのですか?」
猫「知らん」
戦士「即答だね、予想通りだけど」
魔法使い「でも、いちおう今後に大きく関わってくることだから、ね?」
猫「な、なにをする気だ……?」
戦士「苦しみ悶えること」
645 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:58:18 ID:z4Str7UOB
ほう
646 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)22:58:26 ID:
KwjHrgx9x
勇者(魔法使いや戦士が情報を吐かせるために、猫にくすぐりの刑が執行された)
猫「はぁはぁ、世の中にはこんな拷問もあるのか……」
コンコン
戦士「はいはい、どうぞ。彼女が戻ってきたかな?」
勇者「……」
僧侶「勇者様、露骨に顔がこわばってますよ」
青年「あ、どうもっす」
戦士「……どなた?」
青年「あ、オレ。派遣されてきた『魔物使い』ってもんっす。
戦士さんの病室ってここであってます?」
魔法使い「じゃあ、あなたが戦士の回復を?」
青年=魔物使い「そーなんすよ! オレが戦士さんを全回復させちゃいますよ!」
勇者(うわあ。すさまじく暑苦しい)
647 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)23:00:23 ID:
KwjHrgx9x
戦士「えー、キミなの? 癒し手だから、お姉さんを期待してたのに」
魔物使い「申しわけねえ! でも回復は全力を尽くすんで!」
戦士「……冗談だよ。こっちはお世話になる身だし。よろしく」
魔物使い「ありがてえ! 勇者パーティーの一人である方の言葉……感無量っす!」
戦士「あの、ごめん。もうすこし声のボリューム落としてもらっていい?」
魔物使い「そうっすね! ここは病院! お静かに!」
猫『耳が痛いにゃん』
勇者『我慢だ。それと今はしゃべるな』
勇者(女騎士とは別のベクトルで苦手なタイプだ。関わりたくない、できるかぎり)
魔物使い「ところで、勇者さんって誰っすか?」
勇者「……」
648 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)23:01:57 ID:z4Str7UOB
勇者受難
649 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)23:02:05 ID:
KwjHrgx9x
僧侶「この方です」
勇者(僧侶!?)
魔物使い「お初にお目にかかるっす! 魔物使いってもんっす!」
勇者(顔が近いっ。ていうか自己紹介を二回もするな)
魔物使い「まさか生で勇者さんを拝めるとは、オレ、マジで感動っす!」
勇者「ど、どうも」
魔物使い「ていうか握手してもらっていいっすか?」
勇者「は、はあ」
魔物使い「くぅ〜、ありがてえ! 三日は手洗えないっすわ!」
魔物使い「しかも一時的とはいえ、勇者さんと一緒に旅できるなんて!」
勇者(なん、だと……?)
650 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)23:03:12 ID:
KwjHrgx9x
魔法使い「女騎士さんが、同行者がもう一人いるって言ってたけど」
魔物使い「そうっす。オレがその同行者なんすよ」
勇者「……」
猫「……」
魔物使い「あれ? その反応、もしかして知らなかったって感じ?」
僧侶「今、はじめて知りました」
魔物使い「女騎士さん、いつも説明が足りてないんすよね。」
魔物使い「緑の街から行き先までわざわざ変えてもらってるのに。申しわけねえ!」
戦士「まあ、癒し手が増えるってのはありがたい。ねっ、勇者?」
勇者「……うん」
勇者(俺の胃と耳はすでに痛くなりはじめていた)
651 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)23:05:12 ID:ndGboLkSB
これはパーティーに裏切り者がいる
652 :
はい◆N80NZAMxZY :2014/11/09(日)23:05:49 ID:
KwjHrgx9x
いつも読んでくれてる人ありがとう
いちおう最後までのストーリーの流れはできてるので完成させる
それから設定はガバガバなので雰囲気で読んでください
653 :
はい◆N80NZAMxZY :2014/11/09(日)23:06:43 ID:
KwjHrgx9x
つづく
654 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)23:08:42 ID:z4Str7UOB
乙でした
続き楽しみにしてるよ
655 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/09(日)23:11:59 ID:ScnIMs7Pm
おおおー!
おつかれ!
656 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/10(月)00:04:23 ID:Oj2PuRbDC
急に馬鹿キャラ出てきたなww
これまでのキャラが全員落ち着いてたから新鮮
657 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/10(月)14:30:12 ID:HxNNDPBbI
いっきにメンバーが7人になったて賑やかになったな
660 :
はい◆N80NZAMxZY :2014/11/11(火)01:29:58 ID:
nVgsFtdyG
◆
勇者(俺たちは魔法陣を介して、無事に『柔らかい街』にたどり着いた)
魔法使い「ううぅ〜、まだ気持ちわるいよぉ」
猫「んにゃぁ……」
戦士「この魔法陣っていうのは移動距離によって、かかる負担に差が出るみたいだね」
僧侶「いちおう酔い止めならありますけど」
魔法使い「ちょうだいっ!」
戦士「この調子だと魔法使いが転移術を扱えるのは、まだ先のことになりそうだね」
魔法使い「戦士とか勇者は気持ち悪くないの?」
戦士「影響がないわけじゃないよ、でもこの程度じゃね?」
魔法使い「病み上がりのくせに」
勇者(あの暑苦しい魔物使いの術によって、戦士はあっさりと退院できた)
勇者(さすがに教会から派遣されただけあって、腕に関しては本物だった)
661 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:33:17 ID:
nVgsFtdyG
勇者(魔物使い、そして女騎士。あの二人はこの場にはいない)
勇者(同行すると言っていたが、あれは柔らかい街に入ってからの話だったらしい)
魔法使い「思ったよりも、魔法陣の場所から歩いたね」
僧侶「それにしても、ここは相変わらずですね」
勇者(僧侶の表情にはめずらしく、動揺のようなものが見え隠れしていた)
勇者(口ぶり的に、僧侶はこの街を訪れたことがありそうだけど)
戦士「すごいね。同じ区画で人間と魔物が一緒に露店を開いてるよ」
猫「あれはオーク、あっちはガーゴイル。ハーピーもいるにゃん」
サイクロプス「旅の者かい? どうだい、うちの占いを受けてみないか?」
男性「やめといたほうがいいぜ。単眼じゃ、見えるもんも見えやしねえ」
サイクロプス「ああぁ!?」
男性「あああっ!?」
662 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:34:38 ID:
nVgsFtdyG
魔法使い「な、なんていうか。すごい光景だね」
戦士「魔物と人間がごく普通に会話をしてるなんて、異世界に迷いこんだ気分だ」
女性「今度、新しいコスメの開発のために、街外れの洞窟に行こうと思うんだけど」
ハーピー「ついてきてほしいって?」
女性「お礼ならするから。例の入浴剤でどう?」
ハーピー「しゃあない。それで手を打ちましょう」
猫「魔物が人間相手に商売したり、その逆もあったりするのか?」
勇者「ここで商売をしてる連中は、専ら物好きな観光客を相手してる」
戦士「一般道で魔物を見つけたら大騒ぎって時代なのにね」
魔法使い「人間の管理が行き届かない山ぐらいだもんね、魔物と遭遇できるのは」
663 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:35:28 ID:
nVgsFtdyG
猫「だが、想像していたよりもずっと穏やかな街だにゃん」
魔法使い「だね。もっと物騒な雰囲気かと思ってたもん」
戦士「だけど、魔物が平気で闊歩してるような街だ」
戦士「市警が存在するかもあやしい。していたとしても、満足には機能してないだろうね」
勇者(だが、俺がこの街で暮らしてたころより平和になってる。それは間違いない)
魔物使い「おーい! 勇者さんたち!」
勇者「……」
僧侶「勇者様。顔色が急に悪くなりましたね」
魔物使い「お待ちしてました! すでに教会への報告は済ましてあるっす!」
戦士「こんな街でも教会はあるんだ」
664 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:38:12 ID:
nVgsFtdyG
僧侶「街ができた当初は、宗教による統一を果たそうと国も動いていたそうです」
僧侶「魔物とのゴタゴタ、諸外国への介入などに力を入れるうち、有耶無耶になってしまいましたが」
魔物使い「さすが! その若さで『赤勇会』に所属していた人だ」
猫『なんだ、その『セキユウカイ』って?』
勇者『魔物使いの前では小声でもしゃべるな。説明はあとでする』
勇者(『赤勇会』は、優秀な癒し手たちによる人道支援団体だ)
僧侶「なぜあなたがそのことを?」
魔物使い「一時期、オレも赤勇会に入ろうとしてたんすよ」
魔物使い「で、僧侶さんの話を小耳に挟んだわけっす」
戦士「赤勇会は治癒術の腕以外にも、魔物をたおすだけの魔術の腕も要求されるからね」
戦士「なんてたって、魔物による被害地域に足を運ぶわけだし」
665 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:39:33 ID:
nVgsFtdyG
魔法使い「そうなの!? 僧侶ちゃんって、やっぱりすごいんだね」
僧侶「……そうでもありません」
勇者(僧侶がわずかに視線を泳がせた。照れてるのか?)
僧侶「それより。この街に対する認識を、改めるべきかと」
魔法使い「どういうこと?」
僧侶「あれを見てください」
戦士「あのデカイのってスタジアム? でもなんで?」
魔物使い「闘技場っすよ。あそこでは賭けが行われてんすよ」
魔法使い「賭け? 闘技場? イマイチ話が見えないんだけど」
僧侶「賭けバトルが行われてるんです、あのスタジアムで」
魔物使い「しかも、ただの賭けバトルじゃないんすよ」
666 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:41:34 ID:
nVgsFtdyG
魔物使い「人間も魔物も関係ない。刺激と金に飢えた連中の掃き溜め」
魔物使い「死をも恐れない屈強な猛者たちの戦いの場なんすよ、あのスタジアムは」
戦士「死をも恐れない。つまり、死者が出るわけだ」
魔物使い「賭けバトルのルールはあってなきが如し。市警もバトルには介入しないっすからね」
戦士「秩序がないから、なにをやっても許されるってことか」
魔法使い「そういうある種の柔軟性から『柔らかい街』って名前になったんだね」
戦士「……そういえば、女騎士はどうしたんだい?」
魔物使い「街の視察だって言って、どっか行っちゃったんすよね」
戦士「そう。じゃあボクらは、ひとまず宿を探そうか」
魔物使い「それなら問題ないっすよ! すでに手配済みっす!」
勇者(暑苦しいくせに仕事はスマートだな、こいつ)
668 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:51:43 ID:
nVgsFtdyG
◆
魔物使い「さあ! ここがオレがチョイスした宿っす!」
戦士「ふーん。まっ、可もなく不可もなくって感じかな」
魔物使い「値段も手頃だし、メシもうまそうっすよ」
勇者「……」
魔法使い「どうしたの勇者? ポカンとしちゃって」
勇者(俺は魔法使いの言葉を無視して、宿の扉を開いた)
ゴブリン「いらっしゃい……って、お前!?」
勇者「あっ、やっぱり」
勇者(宿の受付にいたのは、数年前、俺が世話になったゴブリンだった)
669 :
はい◆N80NZAMxZY :2014/11/11(火)01:51:53 ID:
nVgsFtdyG
つづく
670 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)01:54:33 ID:jGMTNtBpu
乙!
世話になったゴブリン・・・か
671 :
名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)11:12:34 ID:GZ9qmFIk4
この世界の魔物は人間に追いやられてるんだな