Part8
200 :
>>1:2014/01/23(木) 18:53:14.02 ID:
x+Yf+OVO0
………
……
…
魔王「くるくるー♪」クルクル
勇者「言うと思ったわ」
魔王「くるくるー?」コクビカシゲ
勇者「あー、はいはいカワイイカワイイ」ナデナデ
魔王「くるくるー♪」ゴロゴロ
側近「魔王さま成長日記が捗ります!!」カシャカシャカシャカシャカシャカシャ
勇者「……はぁぁぁ」
…
……
………
201 :
>>1:2014/01/23(木) 18:57:09.06 ID:
x+Yf+OVO0
と、言うわけで
一旦締めます。
夜間に来られたらまた来ますので
お楽しみに。
202 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/23(木) 18:58:09.09 ID:5HWbCI9DO
勇者…はい、これ
つ胃薬
続きはよ
203 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/24(金) 08:17:16.08 ID:oloqe6cIo
魔法使いがくるくるにハマりすぎ可愛い乙!
204 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/24(金) 10:19:29.52 ID:3q0r5Br2o
くるくる支援
205 :
>>1:2014/01/24(金) 16:58:10.50 ID:
dcKBfR7a0
こんばんは。
支援感謝いたします。
夜間に来れず失礼しました。
そして今夜も来られそうにないという……
なかなか進まなかったのですが
少し投下しておきます。
206 :
>>1:2014/01/24(金) 16:59:03.09 ID:
dcKBfR7a0
??「止まれ!」
勇者「あ? ……なんだ、王国兵か」
魔法使い「……? あたし、たちは……この先……にある、街に用がある……」ナニカ
王国兵「これより先は我ら王国軍が占有している! 街の者でない限り、入ることは出来ない! そして1度入ってしまえば、許可なく出ることも叶わぬ!」
勇者「ド丁寧な説明、ありがとよ」ヒラヒラ
魔法使い「………」ペコ
王国兵「待たれいィィ!! 貴様ら、いましがた説明したばかりであろう! 某の話を聞いていなかったのか!?」グイ
魔法使い「……きゃ…っ」ドタ
勇者「お前こそ俺のこと知らないんかいィィィ!!」ドベン
王国兵「くっ……貴様ァ……剣の腹で某を叩くとは何事かァァァ!!」
勇者「そっちかよ! ……大丈夫か、魔法使い? ほら、捕まって」
魔法使い「………」コクン
王国兵「ぬぅぅ……あ、あれ? 勇者様じゃないですか?」
勇者「遅いわァァァッ!!」ドベン
王国兵「ひ、ひどいでありますよ、勇者様ぁ……剣は騎士の魂ですよぉ?」サスサス
勇者「そこじゃねぇんだよ! なんだお前!」
勇者「大体、騎士の誇りはその高い忠誠心に正義と秩序を刻み、名誉ある戦いを……とかなんとかだろうが」
王国兵「いえ! 某は極東の地に存在する和の國の騎士、サムルァーイをお手本としているであります!」
魔法使い「……巻き、舌……さむらぁい…?」
王国兵「いえ! サムルァーイであります!」
魔法使い「サムルァーイ……?」
王国兵「ザッツライッ! 良いですよ、では某に続いてサムルァーイ!!」
勇者「サムルァーイ!!」ドベン
魔法使い「……」サムルァイ
王国兵「いつつ……いや、しかしさすがは勇者様のお付きの方。なかなかの教養でありますな……」サスサス
魔法使い「……」v ヴイ
勇者「あー、ハイハイ。勝手に通らせてもらうぞ」スタスタ
王国兵「隅に置けませんな、勇者様。こんなカワイイ娘と二人旅だなんて」コノコノ
勇者「通らせてもらうからな!!」ドベン
王国兵「サムルァーイ!?」ブギュル
勇者「ったく、なんだってんだ……」スタスタ
王国兵「…………」
207 :
>>1:2014/01/24(金) 17:00:17.94 ID:
dcKBfR7a0
拠点
魔法使い「……さむ、るぁーい……♪」
勇者「もういいって」
魔法使い「……はーい……」
魔法使い「……勇者、この街……は?」
勇者「ここは戦線に一番近い都市で、王国軍の軍用拠点になっている」
勇者「ここから先は魔王の勢力下になるから、この街でしっかりと準備をしておきたいんだが」
住人1「……」
住人2「……」
魔法使い「……この街……暗い……?」
勇者「はっきり言えば最前線の拠点なっているわけだしな。……いろいろあるんだろう」
魔法使い「…………」チラ
住人「……」ブツブツ
勇者「さ、準備だ準備」
魔法使い「……うん」
いやぁぁぁっ!
勇者「!?」
魔法使い「……勇者」
勇者「行くぞ」
魔法使い「………」コク
住人「…………」
208 :
>>1:2014/01/24(金) 17:03:15.20 ID:
dcKBfR7a0
傭兵1「大人しくしろ!」バシッ
傭兵2「俺たちはお前らのために魔物と戦ってるんだ……このぐらいの役得がないとやってらんねぇよ」カチャカチャ
女「や、やめて……やめてくださいっ!」ビリッ
傭兵3「むしろ進んでご奉仕してくれよ」
女「いやぁぁぁ……」
傭兵1「オラッ! さっさと股開けや、クソが!!」バキッ
勇者「どーん!!」ドカッ バキッ ゴンッ
傭兵123「ぐわあっ」
魔法使い「……大丈夫? これ、羽織って……」
女「うぅ……」グスグス
傭兵1「何すんだ、テメェ!」
勇者「それはこっちの台詞だ、コノヤロー」
傭兵2「何だァ? 余所者かよ、コラ」
傭兵3「お前だってかわいい女連れて来てるじゃねぇか。やることは同じだろうが!」
魔法使い「………」キッ
勇者「なんのことを言ってるかわからんが、その粗末なモノをしまえバカ」
パオーン
魔法使い「………///」プイッ
傭兵1「こ、このぉ………!!」カチャカチャ ダダダ
傭兵2「クソが………!!」カチャカチャ ダダダ
傭兵3「覚えてやがれ!!」カチャカチャ ダダダ
勇者「逃がすかバカ!」バリィ
傭兵123「ひぎぃっ!?」バチバチバチ
勇者「ったく……魔法使い、コイツら王国軍に引き渡してくるから、その女の人を……」
魔法使い「………///」ハジメテ ミタ
勇者「魔法使い?」ポン
魔法使い「ひぁっ!?」ビクッ
勇者「………えー、と……」ポリポリ
魔法使い「ふぇ……わっ……あ、の……///」ワタワタ
勇者「いや、アイツら王国軍に引き渡してくるから、その人のこと頼んでいいか?」
魔法使い「………!///」コクコクコク
勇者「……うん、頼んだよ」
勇者「ほら、行くぞバカ共」バチッ
傭兵s「アヒィィィ!?」ビリビリ シュルノ ホォォ!
勇者 (……魔法使いの珍しい声聞いたな///)カワイカッタ
<ビリビリィ アヘェェ! モウユルヒテヘェ!
王国軍「…………」
209 :
>>1:2014/01/24(金) 17:06:06.91 ID:
dcKBfR7a0
少なくてすみません。
書き溜めに時間がかかっています。
では、また明日。
210 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/24(金) 17:58:21.20 ID:rJjU3lH00
乙
ここでは比較的多い方だから問題ない
211 :
>>1:2014/01/25(土) 07:51:49.70 ID:
e0kyakax0
おはようございます。
毎度の数レスいきます。
※王国軍の名はややこしいので、
これからは軍師に変更いたします。
前レスについては脳内補正をお願いします。
投下
212 :
>>1:2014/01/25(土) 07:55:07.65 ID:
e0kyakax0
王国軍(以下 軍師)「わざわざ勇者様のお手を煩らしてすみませんでした……おい、コイツらを連れていけ!」
<ハッ! サッサト コイ!
<アヒィ…
軍師「お見苦しいところをお見せしました」
軍師「しかし、戦線が長期化するにつれて人員の確保もままならず、あのように傭兵を雇い入れてはいるのですが……」
勇者「それに伴い治安の悪化に繋がってる、と」
軍師「王国からの援軍物資も滞っており、防戦一方の有り様。何とか戦線の維持しているのが現状です」
勇者「……そうか」
ドドーン…
<マオウグン ダー!
軍師「くっ……勇者様!」
勇者「わかっている!! 動ける者はついてこい!」
軍師「はっ!!」
ダダダダダダ
傭兵「…………」saga
213 :
>>1:2014/01/25(土) 07:55:58.77 ID:
e0kyakax0
住人「助けてくれぇー!?」
不死魔物「ゴゴ…グガガガガ」ズズズ…
ザンッ!
軍師「おぉ……意図も容易く……!!」
勇者「戦える者は二人一組で足止め! 非戦闘員は住人の救助及び怪我人の救護!!」
軍師「勇者様は?!」
勇者「俺はいい! 魔物を押し返せェェェ!!」
<ウオォォォッ!!
不死魔物「ォォ…ォォ…」グチャグチャ
勇者「集え、雷精!」キィィィ
勇者「爆ぜろ! 雷光弾ぁぁぁん!!」ズドンドンドンッ
ドガガガ!!
不死魔物「ァァァ…ォォ…」ズルッ ズルッ
兵士「うっ、うわぁぁぁ!?」
勇者「ッ! 迅雷!」バリバリバリ
バチッ
不死魔物「ァァァ…」バチバチバチ
勇者「チッ!」ダンッ
兵士「ひぃぃっ!!」
…爆雷針!
ガスッ ドズーン
勇者「魔法使い!」ウオッ
魔法使い「……ごめん、遅れちゃっ……た……」
勇者「いや、大丈夫。来てくれると思ってた」ナデ
魔法使い「……///」
勇者「よし、残りを掃討する!」
魔法使い「は、い……!」
214 :
>>1:2014/01/25(土) 07:56:55.94 ID:
e0kyakax0
勇者「我が刃に宿れ、雷よ!」スガァン!
魔法使い「死、より這いづる……モノ、共よ……地の……底へ還れ」パンッ
魔法使い「圧……壊」ズンッ!
勇者 (……まただ。また魔法使いの魔力が膨れ上がった……) タンッ
勇者 (まぁいい。今は……) ギラッ
勇者「飛翔! 稲妻落としー!!」ガオォォォン!
魔法使い「ゆーしゃ、かっくいい……」パチパチ
勇者「まだいるぞ、魔法使い! 最後まで気を抜くな!!」ズザザザザーッ
シュァァァ……ガラガラガラ ベシャッ ボトッ
勇者「な、なに!?」
魔法使い「魔物が……崩れていく……」
勇者「……?」ゾワッ
勇者 (何だ……この違和感……)
215 :
>>1:2014/01/25(土) 07:58:02.77 ID:
e0kyakax0
軍師「勇者様! 魔法使い様!!」タッタッタッ
魔法使い「……軍師、さん……」
勇者「……まさか、な」
魔法使い「勇、者……?」
勇者「……状況はどうなっている?」
軍師「あなた方二人のおかげで助かりました。殆ど被害は出ておりません」
魔法使い「……よか、った……」ホッ
勇者 (俺たちのおかげ……と言うよりは……) チラ
軍師「いやはや……さすがのお手並み、と言ったところですか」
勇者「……このように街の中にまで侵入を許しているのか?」
軍師「限りある人員で警戒はさせているものの、やはり小さな隙を点かれては……」
勇者「……そうか」
軍師「……何か気になることでも?」
勇者「あぁ……」チラッ
魔法使い「……?」キョトン
勇者「いや、何でもない」
軍師「そうですか……。宿を手配させましたので、今夜はどうかそちらでお身体を休めて下さい」
勇者「あぁ……ありがとう」
魔法使い「……」ペコ
スタスタスタ…
軍師「…………」
216 :
>>1:2014/01/25(土) 07:58:53.54 ID:
e0kyakax0
不穏な影
勇者「…………」ギシ
勇者 (街の中に突然現れた不死者……なのにこちらの死傷者はゼロ……) ゴロ
勇者 (魔法使いの魔力の膨張……) チラ
魔法使い「……ふゃ……ふにゅ、ふにゅ……」スヤスヤ
勇者 (それに、あの違和感……なんだ? 何かを見落としてるのか?) ゴロ
勇者「眠れないな……少し散歩をしてくるか」ムク
キィッ パタン
魔法使い「…………」モゾ
……
…
勇者「…………」ザッザッザッ
勇者 (静かだ……何の音もしない)
ゴッ!!
勇者「?!」ゾワッ
勇者 (また……この違和感……魔力か!?)
勇者「この、魔力……は、どこから……!!」ダッ
勇者「より禍々しくなってやがる……!」タンッ タンッ タッ
勇者「何だ、これ……」ヤネノ ウエ
217 :
>>1:2014/01/25(土) 08:02:23.54 ID:
e0kyakax0
勇者 (あちこちで共振してる……俺じゃ発生源の特定は無理か……)
勇者「魔法使いなら……」
勇者 (彼女なら、魔の気配を敏感に察知出来る)
??「手筈……では、彼らに……」ボソボソ
??「しかし……この魔法には……」ボソボソ
??「実用段階…………構わぬ」ボソボソ
勇者 (魔法……? 実用段階? 何の話している……) スッ
王国兵「まだ……死者を……ですが……」ボソボソ
軍師「よかろう……存分にやりたまえ」チラ
勇者 (危ねっ!) サッ
フッ
勇者 (魔力が消えた……あれは軍師と入り口で会った王国兵……) チラ
…………
勇者 (行ったか……) ヒュッ
勇者 (この街は軍事拠点だけじゃない、何かがある) ストッ
218 :
>>1:2014/01/25(土) 08:03:16.69 ID:
e0kyakax0
………
……
…
魔王「うぇぇ……不死者って、あのグッチョグチョのベッチャベチャな奴ぅ?」
勇者「あぁ。アイツらは死なないから、動けないようにすることが最優先だった」
魔王「側近? 私の配下にそんなんいないよね?」
側近「えぇ、ヴァンプなどの高等種以外の不死者はいません」
魔王「……よかったぁー」ホッ
勇者「戦力的には優秀だと思うんだがな?」
魔王「ヤダ、気持ち悪い!」イーッ
勇者「そうかい」フフッ
魔王「さ、口直し口直し」ススス
勇者「ん?」
魔王「勇者分のほきゅー♪」ダキッ
勇者「魔法使い……」ナデナデ
魔王「…………」ギュッ
側近 (……魔法使いさまは、どうやらそこで何かがあったようですね)
…
……
………
219 :
>>1:2014/01/25(土) 08:05:58.72 ID:
e0kyakax0
はい、少な目ですが投下終了です。
また次回!
220 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/25(土) 09:41:07.26 ID:avPj7qZso
乙
エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ
221 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/25(土) 09:43:15.81 ID:osJ7Nkh+o
うわああああああああああん魔法使いいいいいいいいいいいいいいいいい
222 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/25(土) 10:29:22.29 ID:s/LkPuh5o
先が怖いいいいいいいい
でも楽しみにしちゃう乙
223 :
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/26(日) 00:42:18.05 ID:H8HHvoZ9o
気になります!
支援