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勇者「魔王……?」魔王「いかにも」フフン
Part14


343 :>>1:2014/02/12(水) 23:57:40.81 ID:8/N6KbWI0
はい、お待たせしまくってる>>1です。
追加行きますよ。

344 :>>1:2014/02/12(水) 23:58:39.42 ID:8/N6KbWI0
??「……」
魔王「勇者たちの様子がおかしいね……」
側近「もしかしたら、ですが……あの不死者は」
王国兵「ご想像通りですよ、美しいお嬢さんたち」
王国兵「彼は勇者殿たちのかつての仲間」ニヤリ
王国兵「戦士殿ですよ!!」
戦士「……」
勇者「貴様ァァァ!」ズガガァァン!!
勇者「アアァァァァッ!!」ドンッ
魔法使い「勇、者……!?」
側近「勇者さま!?」
魔王「雷神化!!」
僧侶「勇者さま、この結界から出ては……!!」
勇者「ハァァァッ!!」ビュオッ
王国兵「フン……。おい」スッ
ガキィィン!!
戦士「……」グッ
勇者「戦士!?」ググッ
戦士「……」スッ
ドゴォ
勇者「ぐはっ……!!」ズザザザ
勇者「どうしてだ……どうしてそんなやつを護るんだ!!」
王国兵「フハハハ! ここにいるのはかつて仲間だった戦士ではない。私たちを護るソルジャーに生まれ変わったのだ!!」
側近 (私……たち?) ピク
戦士「……」ジャキッ

345 :>>1:2014/02/12(水) 23:59:28.41 ID:8/N6KbWI0
僧侶「よかった……勇者さままで不死者になってない……」
魔法使い「……雷の、化身……」
側近「そうですね、雷に不死も何もありませんから」
魔王「不死者化を防いでるんだ……」
勇者「戦士!!」
僧侶「勇者さまぁっ! もう……もう戦士さまは死んでいるのです!! いくら声をかけても……」
戦士「……」ゴウッ
勇者「ぐぅぅっ!」ギャリィン!!
ガオッ ギャァン ギンッ バチィン ガキィン!!
魔法使い「蘇生、魔法……を……完成させた……けれど……アイツが、書き……換えていた……から……」
魔王「完全な不死者として利用されてるのね」
側近「他人を己の為に犠牲にし、利用する……こういう輩には、ヘドが出ます……!!」ギリッ
王国兵「……先代魔王様に似ているから、ですか?」ニタァ
魔王「……っ」ビクッ
側近「貴様……何を知っている?」ギロ
王国兵「そりゃ知っていますとも……私のお仕えする主が……」
王国兵「その先代魔王様なのだから!!」フハハハ
魔王「……」ガタガタガタ
魔法使い「魔王……?」
僧侶「だ、大丈夫ですか、魔王さん?!」
魔王「……やだ……ヤダ……」ガクガクガクガク
側近「魔王さま!?」
王国兵「先代様は今頃、この国を我が物へと変えようとしている!! 現魔王よ!! 先代様はお怒りだぞ……」
魔王「あ……あぁ……」ブルブル
王国兵「また命乞いでもしてみるかァ?! あの時のようにィィ!!」ヒャハハハ
魔王「やだぁぁぁぁぁ!!」ガクガク

347 :>>1:2014/02/13(木) 00:06:13.60 ID:/FahYypY0
……

??「さぁ、国王よ……すでにそなたの出番は終わった」ズシュ…
国王「だ、大臣……主……は……一体……!?」グブッ
大臣?「フハハ……国王は勇者に暗殺された」スゥゥ
先代魔王「その勇者を反逆者として討ち取った我が英雄となり、この国を支配してくれよう」
国王「ぐっ……貴様……ァ!」
先代「さらばだ、人の王よ」
国王 (すまなかった……勇者よ……せめて、どうか……死なないでくれ)
ドズッ!

358 :>>1:2014/02/14(金) 18:24:45.80 ID:gKUTcOx30
勇者「退いてくれっ戦士!! 俺はお前とは戦いたくないんだ!!」ギッ ガンッ ビシュッ
戦士「……!」ゴォッ ゴワッ ブオン
王国兵 (ふむ……パワーでは勝るものの、やはりあのスピードに追い付けない、か……。よし) ブツブツブツ…
王国兵「呪縛!!」ズォォアッ
勇者「なっ!? 身体が……っ!」ギシッ
王国兵「やれ、戦士! 勇者の首を落とすのだ!!」
魔法使い「……勇者!!」キィィン
戦士「……!!」ブオッ
ババッ
僧侶「守護・法陣!!」パァァァ ゴキィッ
戦士「……!」
王国兵「なんだと!?」
魔法使い「咲き、誇れ……儚き……花よ……」フワ…
魔法使い「……雪花連弾」キュガガガガ
王国兵「うぼぁぁぁっ!?」ドンドンドンドン
僧侶「大丈夫ですか、勇者さま! 今回復します!!」キュゥゥン
僧侶「浄化の光!」パァァ
勇者「ありがとう、僧侶」グッ グッ
魔法使い「ゆーしゃ……」トテテ
勇者「魔法使い……魔力が戻ったのか?」
魔法使い「……ここ、に漂う……不死化、魔法の……おかげ……」
魔法使い「皮肉……だけど……」ポゥ
魔法使い「だけど……もう、勇者を……傷つけさせは……しない!!」キッ

359 :>>1:2014/02/14(金) 18:25:36.14 ID:gKUTcOx30
王国兵「ぐぅぅ……まさか、役立たずが魔力を取り戻すとは……ぁぁ!! 戦士ィィ!!」ビキビキ
戦士「……」ザッ
勇者「くっ……!」ザザ
僧侶「勇者さま……」スッ
勇者「僧侶……!?」
僧侶「勇者さま……戦士さまのお相手は私に任せてくださいませんか?」
勇者「無茶だ! 戦士は強い……とてもじゃないが、キミが敵うような相手では……」
僧侶「やらせてください、お願いします!!」
勇者「そ、僧侶……」
魔法使い「……あたし、からも……お願い……僧侶……に、やらせて……あげて……」
勇者「……ひとつだけ」
勇者「ヤバイと判断したら俺が……戦士を殺る」
僧侶「そうならないようにガンバります!」
勇者「……」
勇者「わかった。戦士のこと頼むな」
僧侶「はいっ!」ニコッ
戦士「……!」ブオッ
僧侶「守護・防盾!」ガギィ
王国兵「そんな盾、さっさと砕いてしまえ! なんのために貴様を蘇らせたと思っているんだ!?」
僧侶「……いくらでもどうぞ」スー…ハー…
僧侶「私の防御壁は生半可じゃありませんよ!!」パキィン

360 :>>1:2014/02/14(金) 18:27:05.37 ID:gKUTcOx30
僧侶「っ! ッ!!」ガキィン バキャァン
戦士「……!!」ゴォッ ブオッ ズアッ
僧侶「戦士さま……そんなものに……」ギイッ ガキンッ
僧侶「そんなものなんかに負けないでください……」ゴキィッ ガキンッ ゴガッ
戦士「……!!!!」ブゥン ゴワッ ゴウッ ズォッ
僧侶「私たちの仲間だった戦士さまは……!!」ビキッ ビキビキッ
勇者「防壁が!!」ダッ
魔法使い「……ダメ」ギュゥ
勇者「離してくれ、魔法使い!! このままじゃ……!」
魔法使い「信じて……あげて……あたし、たちの……仲間を……」ギュゥゥ
勇者「魔法使い……」
勇者 (魔法使いも、飛び出したい気持ちを抑えて……戦士!)ギリッ
戦士「!!!!!!」ビュオッ
バキィィィ……ン
勇者「盾が!?」
魔法使い「……ッ!」
僧侶「私の戦士さまは……こんなものに負けるような方じゃ……」
戦士「っ!!」ズォッ
勇者「僧侶ォォォ!!」ダンッ
魔法使い「っ!」バッ
僧侶「……ないですよ、ね?」ニコ
戦士「…………」ピタリ
僧侶「…………」パラパラ
勇者「……止まっ……た」
魔法使い「ギリギリ……」
王国兵「な……なぜだ!! 何故、降り下ろさん!?」
魔法使い「あんたの……ちゃちな、呪詛……に……戦士と、僧侶が……勝ったの……」
王国兵「そんな……そんなバカな!!」
僧侶「さぁ……還ってきてください」ダキッ
戦士「…………」
僧侶「禁忌……蘇生魔法・癒魂」パァァァ
シュバァァァァアア!!
戦士「………………」シュォォォ…
戦士「…………」
戦士「……」

361 :>>1:2014/02/14(金) 18:27:54.79 ID:gKUTcOx30
勇者「……光が消えた?」
魔法使い「…………」
僧侶「……戦士……さま」
戦士「悪ィ、遅くなっちまったな……皆」
勇者「せ……戦士!!」
魔法使い「戦、士……!」
僧侶「戦士さまぁ……っ!!」ギュゥ
僧侶「戦士さまっ……戦士さまぁ……」ポロポロ
戦士「おぅ、ただいま!」ニッ

362 :>>1:2014/02/14(金) 18:28:40.36 ID:gKUTcOx30
ここまでにしておきます。
やっと……やっとこさ>>1で書いた
勇者VS魔王編に突入しそうです。
ではまた!

363 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/14(金) 18:42:36.63 ID:IVpfqPlJo
乙乙

364 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/14(金) 19:39:51.91 ID:+E5Uy96Qo
戦士おかえり

魔王、勇者、魔法使い頑張れ!

365 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/14(金) 19:48:59.26 ID:5ZruVZu/O
乙!!!

366 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/14(金) 19:51:42.88 ID:RdH9yi8so
うわあああああああああんええ話やあああああああああ(´;ω;`)

367 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/14(金) 20:54:13.83 ID:dlIcrIz00
やったあああああ生き返ったあああああああ

368 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/14(金) 23:49:23.77 ID:v8dEwhwS0
戦士もどってきてよかった〜
でも、もうちょっと意外性のある話がほしかったな。

369 :>>1:2014/02/15(土) 00:21:36.00 ID:yHXuH8aG0
>>368
スマヌ……王道のが好みかと。
鬱回避したらこうなりました。

370 :>>1:2014/02/15(土) 00:23:22.43 ID:yHXuH8aG0
勇者「ほ、本当に戦士なのか……?」
戦士「おいおい、まさか俺の顔を忘れた訳じゃねぇだろうな、兄弟?」
勇者「すまない……俺があの時」
戦士「おっと、何も言うな」
戦士「過ぎたことは、もういいじゃねぇか」サムスアップ
僧侶「……ぐすっ……」ギュゥ
戦士「はっはっは! もうどこにも行きゃしねぇから、安心しな」ポンポン
僧侶「……はい」グスグス
魔法使い「戦、士……おかえり……」
戦士「へっ、相変わらず無表情だなァ魔法使いの嬢ちゃん! もっと笑えば勇者の一人も落とせるのによ」ワシワシ
戦士「それとも……もうヤッたのか?」ニヤ
魔法使い「……っ!!///」ボンッ
勇者「お、おい戦士、何を言うんだ!?///」
魔法使い「九頭……龍……爆炎陣……っ!!」ゴボボボボォッ
戦士「ぬわーーーっ!?」ズドドオォォン
僧侶「せっ、戦士さまぁー!?」
勇者「オイィィィィ! 魔法使いィィィィ!?」
魔法使い「……」プイッ
戦士「はぁーっはっは!! これを食らうのも久々だなぁ! しかも前より強くなってやがる!!」ガハハ
戦士「…………俺がいない間に、いろいろあったんだな」
勇者「あぁ……」
僧侶「はい……」
魔法使い「……」コクン
戦士「だが、俺たち四人が揃えば?」
僧侶「……向かうところ敵無し!」
魔法使い「あたしたち……最強の」
勇者「仲間だもんな!!」

371 :>>1:2014/02/15(土) 00:24:11.01 ID:yHXuH8aG0
王国兵「何が仲間だ!! クソ役立たずがァァァ! おい、クズ共! さっさと奴等を殺せェェェ!!」
ァァ……ァ……
イ……タイヨ……
タスケ……テェ……クレェ……
勇者「どこまでも腐った野郎だな……」バチバチバチ
魔法使い「こい、つは……あたしが……やる。あたし……こいつに……貸しが、あるの……」
魔法使い「あたし、を……勇、者と……戦わせた……」
魔法使い「あたし……盾に……勇者……を、殺そうと、したァァァ!!」ズォォッ
王国兵 (こ、この小さい躯のどこに、こんな魔力を……?!)
魔法使い「許さな、い……赦さ……ない……」ギンッ
王国兵「なな、何をしている不死者共!! 早くあのガキを……!!」
魔法使い「どき、なさい……用があるの、は……あいつだけ……!」
アァ……ア……
イ……タイ……イタイ……
ドコ……ママ……ドコナノ……
勇者「やはり、アイツを倒さなきゃ……この人達は解放されないのか……!!」
いつまで遊んでいるつもりだ?
勇者「!?」バッ
魔法使い「っ!」ビクッ
僧侶「!!」グッ
王国兵「せ……先代……様」

372 :>>1:2014/02/15(土) 00:24:56.08 ID:yHXuH8aG0
『何を』躊躇している? そんな脆弱な器を棄てよ
我が眷属とならば、勇者を倒すに容易かろう
さぁ……
王国兵「あぁ……有り難きお言葉……」スッ
勇者「な、何をする気だ?」
王国兵「■■■■■■……」
戦士「おいおい、人が寝てる間に随分とおかしなことになってるじゃねぇか」
王国兵「■■■■■■■■……」ボゴンッ
魔法使い「祈……り……?」
王国兵「■■■■■■……」ガリュゴリュ
僧侶「っ! 勇者さまっ、彼を止めてください!! 早く!!」
勇者「あぁっ!!」ダンッ
王国兵「■■■■……」ゾブァッ ブジュル
戦士「待て、勇者!! 様子がおかしい!!」
歓迎しよう
……我が元に下る、新たな僕よ……
ズルルッ メギョッ ゴボゴボ ゴボッ ズルァッ
不定形「アはハヒヒははヒャヒャ……!!」ベシャッ ブチュウッ
不定形「あハハハははヒャヒゃひャ!!」ズルルッ グヂュッ

373 :>>1:2014/02/15(土) 00:27:28.68 ID:yHXuH8aG0
勇者「ひ、人であることを棄て……魔物に身を堕としたのか!?」
魔法使い「グ……ロい……」ウプ
戦士「ちっ……ふざけたことをしやがって」
僧侶「戦士さまは休んでいてください! まだ動けるような状態では……!!」
魔法使い「それ、は……僧侶も……同じ……」
僧侶「わ、私ならまだ……!」
勇者「無理をするな」
魔法使い「神、を……信仰し……その御業を……体現し……奇蹟を起こ、す……僧侶が……冒した……禁忌」
魔法使い「死者、蘇生……神への反逆……今までの……ように、奇蹟を……起こせるの……?」
僧侶「そ……れは……」
戦士「……いいじゃねぇか」
魔法使い「……?」
戦士「ンないるかも解らん奴に頼らんでも、これから先は俺が側で護るからな」ニッ
僧侶「せ……戦士さま……?」
僧侶「その……それは、あの///」
戦士「そう取ってくれ」ポンポン
僧侶「///////」
魔法使い「……ごち」

374 :>>1:2014/02/15(土) 00:28:27.34 ID:yHXuH8aG0
不定形「ビュバァァババババ!!」ジュルッ ブシュルルルッ
僧侶「気を付けてください! 魔物の躯から何か……!」
魔法使い「キモい……触手……?」
戦士「触手プレイがお好みってか? いらねぇんだよ!!」ベシャァッ
勇者「まだ本調子じゃないんだろ、油断するなよ! ハァッ!!」ズパンッ
不定形「バァァァ!!」ビュルルルッ ビュルッ
住民「あ……ガ……!」ギュルルッ
子供「ヒぎィ……」シュルルッ
魔法使い「えっ……!」
僧侶「あ……あぁ……ッ!!」
グボッ ゴブッ
戦士「捕まった街の人達が!?」
ゾブゾブッ ゴポッ
勇者「喰ってる……のか……!?」
不定形「ビャアァァァッ!」シュバァッ ゾブッ
勇者「やめろ……やめろォォォォッ!!」バチバチバチッ
ガカッ ゴバァァァッ!!
不定形「ギぇぎぎギギギ!!」バリバリバリッ
ゴォォォォン!!
不定形「」ジュウゥゥ…ブスブスブス…
勇者「はぁ……はぁ……とどめだ……!」
魔法使い「……」ポウッ
不定形「」グヂュ…ズルッ…
グニュ……
ブヂュウ……ビチャッ

375 :>>1:2014/02/15(土) 00:34:32.30 ID:yHXuH8aG0
また次回!

376 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/15(土) 00:46:53.40 ID:Yp8ci6Bk0
仲間だもんげ!

377 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/02/15(土) 02:28:35.76 ID:8Nue7p630

嫌いじゃないぜ!少年漫画的王道展開!
しかしあまり魔法使いとイチャコラさせると魔王様のほっぺたふくらんだまま元に戻らなくなるぞw