Part2
38 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:24:24 ID:kSrPWJqU
ウオオオ! グオオオオ!
僧侶「これは……」
女勇者「す、すごい数……」
戦士「…………」ゴク
騎士団長「ご安心ください。あれらは私達が引き受けます。あなたがたは魔王のもとへ」
女勇者「っ、わかりました。みなさん無理をしないでくださいね」
騎士団長「わかりました。では、やはり最初の斬り込みは勇者さま、お願いします」
女勇者「え!?」
39 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:28:44 ID:JY1Zr0Y.
騎士団長「あの先頭にいるゴブリンを切ってください。それを合図に我が騎士団とやつらの戦いが始まります。勇者さまたちは混乱に乗じて魔王の城へ」
女勇者「あ、あの、わたしである必要はないんじゃないかなー、なんて……」
騎士団長「いえ、やはり人類の希望である勇者さまに続くことで、士気もあがりますから」
戦士(別の意味であがりそうだな)
女勇者「う、ううー……!」
40 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:32:02 ID:4MLFVaRo
女勇者「わかったわよぉ……やればいいんでしょぉ……」ジャキ
僧侶「勇者さま、頑張って」
戦士(今日は何色かなあ)ワクワク
女勇者「ううう……や、やああ!」
ズバッ!
ゴブリン「ぎゃあああ!」
41 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:35:03 ID:L2glZiBU
ブワッ
騎士団長「お、おお……」
騎士×99 オオオッ! ザワザワ
戦士(ピンクと白の縞か……)
女勇者「や、やああっ///!」ペタン
騎士団長「あ、い、行けぇえ!」
騎士×99 ウオオオ!
魔物軍 グオオオオ!
42 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:38:22 ID:z88ajnc.
女勇者「うう、見られたぁ……あんなに大勢に見られたぁ……」ヒック、ヒック
僧侶「ほら、勇者さま、城に行きますよ。へたりこんでないで、さあ」
女勇者「わたしが何をしたっていうの……うう……」グスン
戦士「おい、食い込みちゃんと直しとけよ」
女勇者「ばかぁあぁあ!!」
43 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:41:12 ID:3rt7vslY
魔王の城
僧侶「城内に魔物がいませんね」ダダダ
戦士「さっきの軍勢の中に魔王の側近がいたぜ。前に襲ってきたやつだ」
僧侶「側近が軍勢の指揮をとっているなら、この城には今魔王一人なのでしょうか」
女勇者「うう、ひっく」グスン
44 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:48:01 ID:u36Pwjys
魔王「ふ、来たか」
女勇者「魔王!」
僧侶「あれが、魔王……」
戦士「すごい威圧感だ……」
魔王「ふん、おまえのような小娘に何度も辛酸をなめされられるとはな」
女勇者「わたしだって!アンタのおかげで何度お嫁にいけないような目にあったと思ってるのよ!」
魔王「……なんの事だ?」
僧侶「いえ、こちらの話です」
戦士「というか、アンタ自身は原因じゃない」
45 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:53:05 ID:4FOSAhuc
ウオオオ! ガキン!ガキン!
魔王「外でも人間どもがあがいているようだが、無駄なことだ」
魔王「おまえたちを殺して私が出ていけば、やつらには抵抗すらできまい」
女勇者「……そんな事はさせないわ」
女勇者「アンタを倒して!あの人たちも死なせない!」ジャキ
ウオオオ! シマシマー!シリニクー!
魔王「なんだあれは?あれが人間たちの雄叫びなのか?」
女勇者「…………っ///!」プルプル
46 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:55:20 ID:4FOSAhuc
女勇者「とにかく!覚悟!」バッ!
魔王「ふん」スッ
女勇者「なっ!?」
女勇者(カウンター!?っ!?)
女勇者(声がでない!体が動かない!)
47 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:57:07 ID:4FOSAhuc
魔王「ふ、時間を止める魔法だ」
女勇者(こ、こんな時に攻撃をされたら……!)
魔王「さらばだ勇者……ん?」
モローン
魔王「…………!?」
48 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 15:59:05 ID:4FOSAhuc
女勇者(あ、カウンターで受けたから!?)
女勇者(いやっ!やだぁ!)
魔王「…………」スタスタ
女勇者(ひっ!な、なにするつもり!?)
49 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:00:52 ID:4FOSAhuc
魔王「はあ、はあ」ジー
女勇者(っ!?な、なにしてんのよ!そんなじっくり見ないで!)
魔王「はあ、はあ」ジー
女勇者(いやあ!息がお尻に……!やめてえ!)
50 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:03:22 ID:4FOSAhuc
魔王「はあ、はあ」スッ
ツンツン
女勇者(ひっ!?)
魔王「へへへ……」ツンツンツンツン
女勇者(やだぁ!つつかないでえ!くすぐったい!いやあ!)
魔王「はあ、はあ」ツンツンツンツンツンツンツン
51 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:05:35 ID:4FOSAhuc
戦士「はあ、はあ、いいぞもっとやれ」
女勇者(ばか戦士!助けなさいよ!あ、あんっ……)
魔王「ひひひ」ペロリ
女勇者(ひゃうううっ!?)
52 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:07:37 ID:4FOSAhuc
魔王「はあ、はあ」スッ
女勇者(っ!?う、うそ!?まさか!)
スルスル…
女勇者(いやあっ!脱がさないで!やめてえ!)
スルスル…
女勇者(いやあっ!やだぁ!それだけはやめてえ!)
53 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:09:19 ID:8TwjlG86
(*´Д`*)ハァハァ……支援
54 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:10:16 ID:2x4PdTlY
スルスル…プリン
魔王「へへ、かわいいお尻だ」ハアハア
戦士「はあ、いいぞもっとやれ」ハアハア
女勇者(やめてえ!やめてよぉ!)
魔王「もうちょっと。もうちょっとだ」スルスル
女勇者(あ……あ……)グス
スルスル…パサ
55 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:12:24 ID:2x4PdTlY
戦士「お、おお!」ハアハア
魔王「は、はえてな」
ドオオオン!
戦士「ぐあっ!」
魔王「がはあ!?」
僧侶「いい加減にしなさい、この女の敵たち」
57 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:14:23 ID:2x4PdTlY
戦士「ぐ……あ」
魔王「ば、ばかな……この私が……」ドサッ!
女勇者「あっ!う、動く!」
僧侶「魔王が消滅したからですね」
58 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:18:13 ID:2x4PdTlY
女勇者「うええええん!僧侶さあああん!」ダキッ!
僧侶「がんばりましたね、勇者さま」
女勇者「見られた、見られたぁ……下着だけじゃなくてお尻も、それに……うわぁあぁん!」
僧侶「すみません、あまりにも隙だらけだったのですが、一撃で仕留めるには魔力をためなくてはならなくて」
女勇者「うわぁあぁん……!」
59 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:19:00 ID:sEKrzMNU
戦士どこまでもクズだなwww
60 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:22:57 ID:lDwksCec
魔王「ぐ、よ、よくも……はあ!」
女勇者「え!?」
プチプチプチ!バサッ!ズルッ!
戦士(おお!勇者の服のボタンが全部外れて服が開いてブラジャーがずり上がって小降りなおっぱいが丸見えに……!)
女勇者「いっ!いやぁあぁああ!!」
魔王「ふ、これで……悔いは、ない……」ガク
61 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:26:09 ID:hqgwpDxQ
魔王の城の近くの森
僧侶「騎士団の方々も、勝利をおさめたようですね」
女勇者「うええええん……うええええん……」
僧侶「戦士さん、あそこにおきっぱなしにしちゃいましたけど、大丈夫でしょうか?」
女勇者「ぐすっ……知らないもん!あんなスケベ!」
62 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:28:51 ID:9HOJfpb2
女勇者「うええええん!僧侶さあああん!」ダキッ!
女勇者「わたし、恥ずかしいところ全部みられたよおぉ……今度こそお嫁にいけないよぉ……うええええん」
僧侶「そ、そんな事はありませんよ勇者さま。あなたは世界を救った英雄なのですから」
僧侶(いえ、魔王にとどめを刺したのはわたしですが……)
63 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:32:03 ID:u36Pwjys
僧侶「これからあなたの名前は長く歴史に残りますよ、絵画や銅像も作られて、もしかしたら信仰の対象になるかもしれません」
女勇者「そ、そんな事ないよ……わたし、ここ最近で醜態さらしすぎだもん……」
僧侶(さらしすぎなのは醜態でなくてパンツだと言ったら自殺しそうですね……)
64 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:34:41 ID:3eudt7tY
女勇者「ど、どうせわたしの絵画や銅像だって、パンツ丸見えな状態のが描かれたり作られたりするんだよ……」グスン
女勇者「そうやって死んだ後も何百年も辱しめられるんだぁ!うええええん!」
僧侶「さ、さすがにそこまでは……」
僧侶(ない……とは言い切れないかも)
65 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:37:15 ID:fD2PKBt2
女勇者「あ……」
女勇者「そ、そうだ……!」
僧侶「どうしました?」
女勇者「そんな事されないように、他の人を見張ってればいいんだ!」
僧侶「は、はい?」
女勇者「でも、大陸全部は見張れないから、魔術で自分の言うことをきく生き物を作って、それから……」
66 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:38:51 ID:v/aogcKg
3年後
少女勇者「やあ!」ズバッ!
魔物「ぎゃあああ!」
魔法使い「やった!また勝ったよ勇者!」
67 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:41:17 ID:xStMr0dA
少女勇者「ありがと。でもまだまだ、魔王には敵わないからがんばらないと」
魔法使い「魔王かぁ……」
少女勇者「うん」
魔法使い「もともとは前の魔王を倒した勇者さまだって聞いてるけど……なんで魔王なんかになったんだろ」
少女勇者「……わからない」
68 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:44:19 ID:pTSAeav2
魔法使い「もともと勇者だったなら、情報ももっと残ってるはずなのにね」
少女勇者「しかたないよ。勇者だった頃の魔王の話をしようとした人たちは、全員魔方陣から現れた魔物に連れ去られちゃうんだから」
魔法使い「敵に自分の情報を渡したくないのかなぁ」
少女勇者「そうかもしれないね」
69 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:47:48 ID:GiIAkhg2
テレレレーン♪
少女勇者「あっ」
魔法使い「さっき倒した魔物でレベルアップしたんだね!すごいよ勇者!」
少女勇者「うん!この調子で魔王を倒せるくらい強くならなきゃ!」
魔法使い「そろそろ新しいスキルを覚えるんじゃない?」
テレレレーン♪
魔法使い「あ、ほら!」
少女勇者「ほんとだ!強いのならいいなぁ。ん?」
ゆうしゃは パンチラ をおぼえた!
おわり
70 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:48:49 ID:GiIAkhg2
読んでくれた人ありがとう
72 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 16:57:19 ID:sEKrzMNU
乙、エンドレスだな
そして伝説へwww
73 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 17:01:13 ID:kSrPWJqU
おまけ
側近「新魔王さま。剣の稽古をお願いしたい」
新魔王「や、やだ!またそうやって下着見る気でしょ!」
側近「いえいえそんな事は」ニヤニヤ
新魔王「と、とにかくわたしやらないからね!」
側近「……失礼」
新魔王「っ!」
74 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 17:04:30 ID:MXuU5j4E
ギイン!
新魔王「ふん、あまいわよ」
側近「腕はにぶっておりませんね、しかし」
バサアッ!
新魔王「きゃっ、きゃあああっ///!」
側近「ふむ、紫のレースつきですか。いつの間にやらそんな大人っぽい下着を」
ゴン!
側近「ぐああっ!」
今度こそおわり
75 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 17:25:32 ID:qg1VrNto
激しく乙!!
76 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/23(水) 17:42:06 ID:IKOB.ZIs
もう一度乙