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勇者「魔王は一体どこにいる?」
Part40



571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 23:30:46.16 ID:sK+0Hxpu0
---飛行船---
ジュージュー
僧侶「おいひい〜♪」モグモグ
商人「じゃぁみんな食べながら聞いてくれるかな・・」モグモグ
商人「これから行くのは終わりの国だよ・・魔女の愛しき人の先回りをする」
商人「それから・・終わりの国で亡くなった衛兵達の埋葬と・・予言の書を翻訳した物を探したい」
商人「海賊王には衛兵達の埋葬の為に応援してくれと手紙を出しておいた」
盗賊「ゾンビがウヨウヨしてるんじゃねぇか?」
商人「ソコは抜かりない・・銀製の武器を用意してある」
盗賊「俺達がゾンビ退治して海賊が死体の片付けって感じか?」
商人「そうだね・・あと戦利品の略奪も海賊にお願いする」
魔女「わらわの愛しき人は本当に来るんじゃろうな?」
商人「間違いないよ・・必ず来る」
僧侶「ねぇねぇ・・そういえばさぁ・・砂漠のリザードマンとドラゴンさんがね?」モグモグ
商人「ん?」
僧侶「群れで南の方に移動してたの〜女海賊が言うには海に向かってるって〜」モグモグ
商人「海に?・・・そういえば海賊王もクラーケンがおかしいって言ってたな」
盗賊「気になる話だな」
商人「次海賊王に会ったら話を聞いて見よう」

572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 23:31:28.13 ID:sK+0Hxpu0
---夜---
騎士「・・・・・」
魔女「騎士や・・おぬしは言葉が少なくなったのぅ」
騎士「これから起こる事を少し知っているんだ・・」
魔女「商人には話したか?」
騎士「いや・・話せない」
魔女「わらわには話せるか?」
騎士「・・魔女も知っているのかい?」
魔女「わらわは定めを受け入れておる・・人間はすでに魔王の呪いに捕われて生きておる」
騎士「どうして急に思い出したのか・・」
魔女「お主は囚われの身の間魔王の心を少し覗いたのじゃろぅ」
騎士「憎悪が溢れて来た・・でも僧侶の回復魔法で・・」
魔女「それだけか?」
騎士「他には何も・・」キラン!
魔女「ん?それは何じゃ?」
騎士「・・これはエルフの娘が使ってた銀のアクセサリー」
ガバッ!!
商人「・・・・・」
魔女「商人・・聞いておったのか」
商人「呪いを解く方法はソレだ!・・銀が必要なんだ!」
騎士「銀?」
商人「ドラゴンが命の源を修復するには銀が必要だと言ってた・・・これが呪いを解くって事だ」
騎士「あふれ出てくる憎悪と混じって記憶も思い出すんだ」
商人「どんな記憶かは言いたくなったら言ってくれれば良いよ」ブツブツ

573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 23:32:05.46 ID:sK+0Hxpu0
”そういえば銀ってどうやって作るんだ?
”ドワーフが生んだんだ・・
”だからドワーフは滅ぼされた
”銀を作ることが出来たのは・・終わりの国と機械の国
”そうか!!憎悪が僕達を突き動かしてる・・
”次は機械の国だ
”機械の国は自分達を守るためにゴーレムを・・
”でもそれをドラゴン達は許さない

574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 01:14:37.49 ID:F7xr8TPfo

だんだんクライマックスに近づいてきてるな

575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 12:24:21.09 ID:mZuHiNML0
乙!

576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:26:54.38 ID:834oAEOv0
---翌日---
ビョーーーーウ バサバサ
商人「さぁみんな一人ずつ銀の装備を持って」
盗賊「なんだ?何するんだ?」
商人「良いから早く・・出来ればその装備をずっと持ってて欲しい」
盗賊「じゃぁ俺は銀の短剣だな」
女盗賊「私もね・・」
薬剤師「あたしはアクセサリーかな」
囚人「俺は剣だ」
魔女「わらわは腰巻かのぅ」
商人「僕は筆ペンかな」
僧侶「わたしは〜?」
商人「君はもう銀のロザリオがあるよね?・・じゃぁ僧侶!一人ずつ回復魔法をお願い」
僧侶「は〜い♪回復魔法!回復魔法!回復魔法!・・・」ボワー

577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:27:20.74 ID:834oAEOv0
---
盗賊「・・・なんだ?何のおまじないだ?」
商人「これで僕達は皆呪いが払われた筈・・何か変わった事はないかい?」
盗賊「ん〜む・・何も変わってないが・・」
商人「ハハハ何も感じないね・・でもこれで間違った判断をしなくなるかもしれない」
盗賊「・・なんのこっちゃ」
商人「僕は良く寝てる間夢を見るんだ」
盗賊「俺も夢は見るが・・何か関係あるのか?」
商人「さぁね?わからないよ・・でもこれで悪夢を見なくなるかもしれないな〜って」
盗賊「悪夢・・そういやあんまり良い夢は見たことが無ぇな」
魔女「わらわの夢は愛しき人を失う夢ばかりじゃ」
薬剤師「あたしも良い夢は見たことが無いよ・・気にしてなかったけど」
僧侶「私は夢なんか見たこと無いよ〜ウフフいつもぐっすり」
盗賊「・・・だろうなお前のイビキのせいで俺は悪い夢を見る」
僧侶「ええええええ?そんなにイビキひどいの〜?」
盗賊「特に酒を飲んだ後だな・・騎士は良くガマンしてる」
僧侶「そんなぁ〜・・」モジモジ

578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:27:47.47 ID:834oAEOv0
---
ビョーーーーウ バサバサ
盗賊「よし!!じゃぁ高度下げるぞ!!」
僧侶「ねぇねぇ!あの黒い塊って何かなぁ?」
盗賊「んん?・・・なんだありゃ動いてるな」
商人「どこだい?・・・あれはカラスの群れかな?」
盗賊「ぬははカラスか・・いかにもって感じだな」
商人「大分荒らされてそうだね」
盗賊「終わりの国の城に直接降りるぞ?」
商人「うん・・そうして」
魔女「・・ひどい有様じゃのぅ・・数年前に来た時とはえらい変わり様じゃのぅ」
商人「多分誰も生き残ってないよ」
囚人「いや・・わからんぞ・・城には地下がある」
僧侶「うわぁぁ・・ゾンビがいっぱい〜」
盗賊「町の方はゾンビだらけだな・・城までは上がって来てないが」
商人「盗賊!あそこの広間に着陸しよう」
盗賊「わかった」

579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:28:14.18 ID:834oAEOv0
---終わりの国---
フワフワ ドッスン
盗賊「やっぱりここまではゾンビは来ない様だな」
商人「騎士と僧侶は手当り次第にゾンビを掃除して来てくれるかな?」
騎士「・・・武器はどうしよう?」
商人「銀の槍が有った筈・・それでゾンビの心臓を突いて来て」
騎士「わかった」
商人「盗賊と女盗賊は町の状況を見てきて!使えそうな物資とかね」
女盗賊「わかったわ」
商人「囚人は城の中を案内して・・予言の書を探すのと生存者が居ないか調べよう」
囚人「付いて来い」
商人「夕暮れまでにはみんな戻って来てね」

580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:28:43.37 ID:834oAEOv0
---街道---
ヴヴヴヴヴヴヴ
騎士「・・・フン!」ブシュ
僧侶「いっぱい居るねぇ〜」
騎士「歩いてゾンビ退治するのは手間が掛かる・・フン!」ブシュ
僧侶「お馬さん居ないかなぁ・・」
騎士「!!?そうだ・・城の宿舎に馬小屋が有るかも知れない」
僧侶「行ってみようよ〜」
騎士「そうだね」
タッタッタ

581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:29:17.58 ID:834oAEOv0
---馬小屋---
ブルル〜 ガフガフ
僧侶「居たぁ〜!!ウフフ」
騎士「・・この馬だけ生き残ってる」
僧侶「回復魔法してあげる〜回復魔法!」ボワー
騎士「牧草と水をあげないと」ガッサ ガッサ
ブルル〜 ヒヒ〜ン もしゃもしゃ
僧侶「ウフフ〜食べてる食べてるぅ〜」
騎士「僧侶はまだ馬に近づかないで・・警戒してる」
僧侶「すごく大きなお馬さんだね〜」
騎士「丈夫な馬じゃなきゃ生き残れなかったんだと思う」
僧侶「ねぇねぇあそこにあるのってお馬さんに着せる物かなぁ?」
騎士「ん?あぁ・・この馬用の鞍だね・・軍馬だったみたいだ」
僧侶「お腹空いてたんだね〜・・・いっぱい食べてね〜」
騎士「僕が馬に寄るから何かあっても僧侶は動かないで」
僧侶「は〜い」
ブルル〜 ガフガフ ガシャン ガシャン
騎士「よしよし・・もう大丈夫だ・・解放してあげる」ガチャリ
---
---
---

582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:29:45.61 ID:834oAEOv0
僧侶「お、おさまった?・・大分暴れたね」
騎士「やっと納得してくれた」
僧侶「お馬さん乗せてくれるかなぁ?」
騎士「大丈夫!もう落ち着いてる」グイ
僧侶「わたしも乗って良い?」
騎士「おいで」グイ
僧侶「わぉぉ〜大きいぃ〜ウフフ」
騎士「僧侶は精霊の加護の祈りをしておいてくれるかな?」
僧侶「は〜い!」
騎士「行くよ!」グイ パカパカ
パカラッタ パカラッタ

583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:30:14.01 ID:834oAEOv0
---街道---
パカラッタ ブシュ! ブシュ!
騎士「ゾンビは何体居るんだろう・・キリが無い」
僧侶「もう暗くなってきたよ〜」
騎士「そろそろ帰ろうか」
僧侶「うん・・お腹も減ったよぅ」
騎士「これはしばらくゾンビ退治が続きそうだ」
僧侶「明日もがんばろ〜」

584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:30:41.28 ID:834oAEOv0
---城門---
盗賊「おお!!馬が居たのか!!丁度良かった手伝ってくれ」
僧侶「どうしたの〜?」
盗賊「暗くなる前に食料を町から運びたい」
僧侶「え?どうして〜?」
盗賊「城の地下にまだ衛兵達が生き残ってたんだ・・えらく衰弱してる」
僧侶「本当に〜?何人くらい居るの?」
盗賊「よく分からんが100人は居るんじゃねぇか?・・みんな怪我してる」
僧侶「たいへんだぁ〜」
盗賊「治療は薬剤師がやってる・・まず食料を運ばねぇと!来てくれ」
パカパカパカ
盗賊「この荷車を引っ張って城まで運んでくれ」
騎士「わかった」
盗賊「俺はもう少し集めてから戻る」

585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 19:31:16.94 ID:834oAEOv0
---城---
商人「やぁ!戻ったね」
僧侶「ねぇねぇ衛兵さんが見つかったって・・」
商人「・・早速だけど僧侶は衛兵達に回復魔法を掛けて欲しい」
僧侶「うん!わかった〜」
商人「一人ずつ銀のロザリオを持たせてから回復してあげて」
僧侶「オッケ〜ウフフ」
商人「それから衛兵達の治療を薬剤師と交代してきてくれるかな?」
僧侶「は〜い」
商人「薬剤師には魔女の料理を手伝ってもらいたいんだ・・どうやら魔女の料理が怪しい」
僧侶「え?」
商人「見た目の話さ・・栄養はありそうだけどやっぱり魔女は魔女だ」
僧侶「どういう意味〜?」
商人「魔女っぽい料理なんだよ・・なんというかブツ切りで煮込むみたいな・・」
僧侶「ウフフ〜わかった〜」

586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 21:12:13.10 ID:834oAEOv0
---
僧侶「!!?んま〜〜〜い!!」モグモグ
商人「見た目は別にして・・魔女の料理おいしいね」モグモグ
盗賊「本当だな!!」モグモグ
薬剤師「衛兵達も喜んで食べてるみたい」
商人「衛兵達の様子はどうかな?」
薬剤師「怪我の方はもう良いからあとは栄養かな」
商人「動けないのは変わらないか・・海賊達が来たら辺境の村まで運んでもらおう」
薬剤師「それが良いと思う」
商人「盗賊!町の様子はどうだい?」
盗賊「ゾンビ退治に1〜2週間かかりそうな数居るぞ・・・1000体以上だな」
商人「物資は?」
盗賊「大分焼けてしまってるが金属製の物はほとんど使える・・食料は100人居るとすると1週間分だな」
商人「城の備蓄と合わせて10日って所かぁ」
魔女「わらわの愛しき人はいつ来るのじゃ?」
商人「陸路で向かってる筈だから・・あと2週間くらいかな」
盗賊「海賊船待ちだな」
商人「先に女海賊が飛行船で来てくれると助かるなぁ・・」
囚人「あの娘は行動が読めん」
商人「ハハそうだね・・他に食料を確保するとしたら・・」
盗賊「よし!俺と女盗賊で近くの森まで行って狩りをしてくる」
商人「大丈夫かい?」
盗賊「騎士が馬を見つけた・・馬で荷車引かせれば大物の獲物も狩れる」
商人「じゃぁ明日から頼むよ」

587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 21:12:42.25 ID:834oAEOv0
---翌日---
商人「じゃぁ皆!作戦通り頼むよ」
盗賊「まかせろ!」
商人「僕は城で予言の書を探す」
僧侶「ねぇねぇカラスが沢山来てる〜」
商人「カラスも食料目当てかな?」
薬剤師「カラスはあたしにまかせて」
商人「何するつもりだい?」
薬剤師「リーダーのカラスだけ餌付けすれば言う事聞く様になると思う」
商人「へぇ・・そんな事できるんだ?」
薬剤師「カラスは色々な病気を持ってるから飼いならして見たかったの」
商人「君は又変な趣味を持ってるんだね」
薬剤師「これも研究よ」

588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 21:13:10.26 ID:834oAEOv0
---
ヴヴヴヴヴヴヴ
パカラッタ パカラッタ ブシュ!ブシュ!
騎士「それにしてもこんなに沢山のドラゴンの涙を使ったんだろうか・・」
僧侶「違うと思うなぁ〜」
騎士「どうしてそう思う?」
僧侶「ほら〜衛兵さんと同じ装備のゾンビが居るもん」
騎士「!!?そうか・・伝染してるのか」
僧侶「あとで薬剤師に相談しないとね〜」
騎士「どうやって伝染するんだ?」
僧侶「カラスかも〜」
騎士「なるほど・・それで薬剤師が興味持ってたのか」
僧侶「わたしって賢い〜?」
騎士「見直したよ」
僧侶「惚れた〜?ウフフ」
騎士「・・・・・」
僧侶「惚れたって言ったらもっと癒してあげるよ〜」