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勇者「魔王は一体どこにいる?」
Part39



554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/05(金) 21:28:39.96 ID:jTBnjwbd0
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パカラッタ パカラッタ
僧侶「すご〜い!魔女はお馬さんに乗れるんだぁ〜」
魔女「わらわの生まれは古き王族じゃ・・乗馬は小さき頃よりたしなんでおる」
騎士「ついて来い・・」
魔女「!?騎士は少々人が変わったのぅ」
僧侶「でも騎士は騎士なの〜」
魔女「甘さが抜けたかの?」
騎士「このまま森沿いに西まで走る・・」
魔女「その容姿は黒騎士にしか見えん・・他人に恐怖を与えるのは良くないぞよ?」
僧侶「この格好はね〜女海賊のセンスなの〜海賊はまず格好からなんだって〜」

555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/05(金) 21:29:09.92 ID:jTBnjwbd0
---エルフの森のはずれ---
僧侶「上に飛行船見える〜?」
騎士「いや・・見えない」
僧侶「大丈夫かなぁ・・煙球と閃光球使うね?・・火魔法!」ポ チリチリ
もくもくもくもく
僧侶「・・・・・」
魔女「女海賊が迎えに来るんかの?」
僧侶「うん・・その筈〜」
魔女「来んのぅ・・」
騎士「・・・来てる」
僧侶「どこどこ〜?アレ〜?何かヘン?」
騎士「様子がおかしい・・」
僧侶「あ!!他の気球も見える〜」
騎士「あれは・・追われてるな」
僧侶「!!?煙球を落とした・・」
騎士「行こう!!」

556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/05(金) 21:29:49.13 ID:jTBnjwbd0
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僧侶「見つけたよ〜〜ビンの中に手紙が有る〜」
”王国の気球に見つかった”
”砂漠の町まで自力で来い”
”酒場で待つ”
騎士「・・・早くこの場所を離れよう・・時期に面倒が起きる」
魔女「わらわの後について参れ・・エルフの森の道を知っておる」
僧侶「騎士の持ち物のエルフのオーブもわたしが持ってるよ〜ウフフ」
騎士「馬で行くと森を抜けるまで・・」
魔女「10日は掛からんと思うがの」
僧侶「食べ物が無いカモ〜」
魔女「木の実はいくらでも有るから心配せんでも良い」
僧侶「ウフフ〜わたしエルフになろっかな〜」

557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/05(金) 21:50:05.60 ID:4VbcHIyjo
やっと時が進み始めたって感じだね、wktk

558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 00:09:39.93 ID:sK+0Hxpu0
---エルフの森---
パカ パカ パカ パカ
魔女「森の中央に長老の住まう村があるのじゃ・・寄って行くか?」
僧侶「食べ物とかもらえるかなぁ?」
魔女「それは期待せん方が良いな・・」
僧侶「ん〜今は寄り道しない方が良いかなぁ〜?」
魔女「砂漠の町へ抜けるなら森の奥へは入らず川沿いを行った方が早よう抜けれる」
騎士「早く森を抜けよう・・理由は分からないけど長老に会ってはいけない気がする」
魔女「・・気になる言葉じゃのぅ・・なぜ長老に会うのを避けるのじゃ?」
騎士「分からない・・心の奥で『ダメだ』と感じる」
魔女「言っている事が分からんのぅ」
僧侶「この世界は幻という事と関係あるの〜?」
魔女「!!?騎士・・・お主も気がついたのかえ?」
騎士「魔女も知っているのか?」
魔女「魔王は死ぬ間際に人間に呪いを掛け滅んだのは知っておる・・何の呪いかは知らんが・・」
騎士「この世界は幻だと気が付いた・・世界は200年前から何度も同じ繰り返しをしている」
魔女「やはりお主もそう感じたか・・それが何故長老と関係するのじゃ?」
騎士「わからない・・ただ感じるだけだ」
魔女「気になるのぅ・・」

559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 00:10:12.05 ID:sK+0Hxpu0
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パカ パカ パカ パカ
魔女「そなたらは一時も離れんのじゃな」
僧侶「わたしと騎士は鎖で繋いでるの〜ウフフ」
魔女「のう・・騎士や・・わらわは少し思い出した事がある」
騎士「??」
わらわは光の国の姫じゃった・・
世界が魔王に滅ぼされようとしておった200年前
どこからか預言者が現れたのじゃ
その預言者は異世界から勇者が現れると言い残し
数日後に亡くなったと聞いておる
わらわはその言葉を信じ、わらわの塔・・光の塔で祈った
ほどなくして予言の通り・・勇者が舞い降りた
魔女「今思えば・・その預言者は何故勇者が現れると知っておったのじゃろう?」
騎士「・・・・・」
僧侶「魔女って姫だったんだぁ〜いいなぁ〜」

560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 00:10:45.48 ID:sK+0Hxpu0
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僧侶「なんだか暖かくなってきた〜ウフフ」
魔女「エルフには会わず森を抜けれそうじゃの」
僧侶「火を使わなきゃエルフの森も危険じゃないんだね〜魔女の照明魔法のお陰かも〜」
騎士「風下だったのもある」
僧侶「もうすぐ砂漠の町だよね?はやく体洗いたいよぅ・・」ポリポリ
魔女「そなたらは体洗うときも鎖は外さんのか?」
僧侶「うふふのふ〜秘密〜」
騎士「森を抜ける・・馬を走らせる」グイ
パカラッタ パカラッタ

561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 00:11:20.58 ID:sK+0Hxpu0
---砂漠の町---
女海賊「!!?来た!!遅っそい!!もう」プン
僧侶「あ!女海賊さんみーっけウフフ」
騎士「酒場に行く手間が省けた」
女海賊「あんたら遅すぎなんだよ!!アタシは待つのがキライなの!!」プン
僧侶「ねぇねぇ女海賊さんは大丈夫だったの〜?」
女海賊「エルフの森の上をさぁ〜王国の気球が飛びまわってるなんて聞いてなかったさ」
僧侶「あれ〜??王国は気球を禁止してた筈だけどなぁ〜」
女海賊「禁止してるのは始まりの国の上空だけでしょ!?」
僧侶「平気だったの〜?」
女海賊「アタシの飛行船はあんな気球の10倍速いから大丈夫!」
僧侶「ねぇねぇ馬は乗せれるかなぁ?」
女海賊「それは・・無理・・というか臭いのがダメ」
僧侶「ええええええ〜」
女海賊「てか僧侶!あんたも臭い!何日アソコ洗ってないのよ!」
僧侶「!!?」ギクリ
女海賊「早く宿屋で綺麗にしてきて!じゃないと飛行船に乗せてあげない」
僧侶「う、うん・・行って来る〜」

562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 10:48:06.12 ID:rQWYXQEO0
乙!

563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:43:05.02 ID:sK+0Hxpu0
---飛行船---
女海賊「ハイハイ!乗った乗ったぁ!!」
僧侶「うわぁ〜飛行船に色塗ったの〜?」
女海賊「あんた達があんまり遅いからアタシ色にしたの」
魔女「これはトカゲを模擬しとるのか?」
女海賊「トカゲじゃなくてドラゴンよ!!中はピンク色」
魔女「目がチカチカするのぅ」
女海賊「良いから早く乗って!!人に見られると面倒臭いの」
僧侶「は〜い!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ フワフワ プシュー
女海賊「ふぅ・・間に合った」
僧侶「え?どうかしたの?」
女海賊「砂漠のリザードマンの動きが変なの・・群れで移動してるみたい」
僧侶「砂漠の町は大丈夫かなぁ?」
女海賊「町まで来るかと思ったけど・・違うみたいね・・どこに向かってるんだろ」
騎士「・・見えるかい?」
女海賊「ほら・・あそこ」
騎士「南を目指してる・・かな」
魔女「中立の国は南の方角じゃろう?」
女海賊「そう!だから早く行かなくちゃいけないの」
僧侶「中立の国までは飛行船で2日くらい?」
女海賊「そんなもんかな」
僧侶「商隊で行くと20日くらい掛かるのにね〜」
女海賊「飛行船は高度上げると超速いから」

564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:43:34.73 ID:sK+0Hxpu0
---翌日---
僧侶「ねぇねぇ見て見て〜ドラゴンさんの群れも南の方角に飛んでる〜」
女海賊「!!?どこだい?」
僧侶「下の方〜」
女海賊「・・・7匹居るネ」
僧侶「何かあるのかなぁ?」
女海賊「ちょっと待って・・方角は・・・中立の国の進路からは少しずれてる」
僧侶「ズレた先に何があるの〜?」
女海賊「いや・・・海だよ」
僧侶「その先は〜?」
女海賊「ずっと先には機械の国があるけど・・遠いヨ」
騎士「・・・・・」
魔女「何か・・動き出したかのぅ」

565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:44:06.71 ID:sK+0Hxpu0
---中立の国のとある倉庫---
フワフワ ドッスン
女海賊「はろはろ〜」
囚人「女海賊か・・手伝って行け」
女海賊「また飛行船作ってるの?」
囚人「お前に一基盗られたからもう一基作っている」
女海賊「アタシは忙しいの!魔女を商人の所に連れて行かないと」
囚人「それは騎士と僧侶にまかせて良い・・」グイ
女海賊「ちょちょ・・ちょっとぉ〜」
僧侶「ウフフ〜先行ってるね〜」
囚人「次の飛行船は縦帆だけで軽量化する・・そっちを引っ張れ」
女海賊「ちょ・・アタシは忙しいから・・」
囚人「だまってヤレ」
女海賊「もう!!」

566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:44:38.53 ID:sK+0Hxpu0
---商人ギルド---
商人「やぁ!無事に戻ってきたね・・遅かったじゃないか」
僧侶「うん・・色々合って」
商人「丁度良い時に戻ったね・・魔女の愛しき人が中立の国に来てるらしい」
魔女「!!?それは本当か?・・どこじゃ?」
商人「今盗賊と女盗賊が宿屋と船まで捜しに行ってる」
魔女「おおぅ・・やっと会えるか」
商人「終わりの国の調査に向かっているらしい」
僧侶「どうして〜?」
商人「終わりの国が滅んだ噂が始まりの国まで届いたのさ・・調査隊に入っているって」
魔女「ここで待っておれば良いのか?」
商人「それが・・終わりの国まで海路で行くか陸路で行くのかが分かっていない」
商人「もし陸路で行く場合もう出発してしまった可能性があるんだ」
僧侶「陸路だったらどうするの〜?」
商人「ハハ心配しなくてももう考えてあるよ・・それより・・」
僧侶「ん??」
商人「中立の国はもう危ない・・早くこの国を出たい」
僧侶「どういう事かなぁ〜?」
商人「どうやら僕達は王国から指名手配されてるんだ」
僧侶「ええええええ??もう町を歩けない?」
商人「そうだね・・目立った事は出来ないよ・・だから先に秘密基地に行っておいて」
僧侶「わかった〜」

567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:45:26.55 ID:sK+0Hxpu0
---秘密基地---
魔女「早よぅ愛しき人に会いたいのぅ・・」ソワソワ
僧侶「もうすぐだよ・・魔女」
ガチャリ バタン
商人「まだ盗賊達は戻って来てないかな?」
僧侶「戻ってないよ〜」
商人「じゃぁ先に・・魔女に見てもらいたい物がある・・コレさ」パサ
魔女「・・・コレは魔族が使う文字じゃ・・わらわは読めんがの」
商人「読める人を知らないかい?」
魔女「エルフの長老なら読めるやもしれん・・一応魔族じゃ」
商人「魔女はこの地図が何か想像つくかい?」
魔女「・・・何じゃろうのぅ?」
商人「僕は魔王が残した予言の書だと思ってるんだけど・・内容が分からなくてね」
僧侶「そういえばさぁ〜複製されたものが各王国にあるって商人言ってなかったっけ〜?」
商人「そうだね・・翻訳された物も各王国にあると思うよ」
僧侶「それなら終わりの国に探しに行った方が早いカモ〜」
商人「ハハその通りだよ・・それを今から言おうとしてたんだ」
ガチャリ バタン
盗賊「ハァハァ・・帰ったぜ」
女盗賊「ダメね・・ハァハァ例の人は船には乗ってないわ」
商人「どうしたんだい?息を切らして」
盗賊「もう自由に動き回れねぇ・・俺の顔は割れてしまってる」
商人「囚人も危ないな」
盗賊「そうだな・・早くここを離れた方が良い・・この秘密基地も時期にバレる」
商人「物資は海賊船に積み終わったかな?」
盗賊「それは終わった・・どうする?」
商人「ゆっくり出来ないね・・囚人の所に行こう」

568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:45:56.55 ID:sK+0Hxpu0
---とある倉庫---
タッタッタ
盗賊「囚人!!終わったか!?」
囚人「女海賊の働きが悪くてな・・もう少しだ」
女海賊「もう!!アタシに力仕事なんかさせるなよ!!」プン
囚人「良いからソコを押さえてろ」
盗賊「どうやらすぐに出発しなきゃならねぇ様だ」
囚人「そうか・・あと1時間待て」
商人「じゃぁこうしよう・・盗賊と女盗賊!秘密基地に火をつけて来てくれないか?」
盗賊「良いのか?」
商人「時間を稼ぎたい・・もう戻ることも無いと思う」
盗賊「わかった!・・女盗賊行くぞ!」
女盗賊「フフ忙しいわね」
囚人「騎士!お前も手伝ってくれ・・ロープを張るのに力がいる」
騎士「わかった・・」

569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:46:23.94 ID:sK+0Hxpu0
---
女海賊「今度の飛行船はどんなの?」
商人「横帆無しで軽量化してるんだ・・操作は難しいけど低空で小回りが利く筈」
女海賊「速さは?」
商人「どうかな?横帆の抵抗が無い分早くなるかもね」
女海賊「こっちの方が欲しくなってきた!!」
商人「僕達にあんな派手な飛行船に乗れと言うのかい?ハハハ」
女海賊「軽い分垂直上昇が出来る?」
商人「どうだろうね?やってみないとね」
女海賊「欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい〜〜」
商人「わかったよ・・事が済んだら使って良いよ」
女海賊「いえ〜〜〜い!!」

570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/06(土) 22:47:04.96 ID:sK+0Hxpu0
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商人「女海賊は海賊王にこの手紙を渡して・・作戦が書いてある」
女海賊「うん!!じゃぁ先に飛ぶね」
ボボボボボボボ フワフワ プシュー
僧侶「盗賊さんと女盗賊さん遅いなぁ・・」
商人「彼等なら大丈夫さ・・・囚人!飛べる準備は良いかな?」
囚人「大丈夫だ・・ロープを切れば真っ直ぐ上に上がる」
僧侶「来た!!来た来た・・早く乗ってぇ〜」
商人「追われてるな・・」
僧侶「早く〜〜乗ってぇぇ!!」
盗賊「ハァハァ・・」ダダダ
女盗賊「ハァハァ・・」ダダダ
囚人「ロープを切れ!!」
騎士「・・・」ブン! スパ!
??「まてぇ〜〜〜!!」
??「なんだあの気球は!?」
フワフワフワ
盗賊「ギリギリセーフ・・ハァハァ」
女盗賊「フフフ・・ハハハハハ」
盗賊「なかなかヤルじゃねぇか!相棒!」
商人「さて・・中立の国はもう見納めだよ・・みんな良く見ておいて」
僧侶「塩の香りをもっと嗅いでおけばよかったなぁ〜」
商人「今日はこの飛行船でバーベキューでもしよう!お酒もあるよ」
僧侶「わ〜い!!ウフフ」