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勇者「魔王は一体どこにいる?」
Part13



101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/03(日) 23:39:09.53 ID:Ct4jHmc70
---1週間後---
カン カン コン
魔女「あの2人は又やっとるのぅ・・疲れんのだろうか?」
僧侶「ポン!・・・ポン!・・」
商人「ちょっとさぁ・・もう」
僧侶「ポン!・・ウフフのフ〜あと一個ルンルン♪」
商人「・・・・・」
盗賊「はぁはぁ・・」
騎士「ん〜多分僕相手だから見切られてるんだと思う」
盗賊「・・そうだな・・ちょっと相手代えてみるか」
騎士「あそこに要る傭兵なんかどうかな?」
盗賊「よし!ちょっと息直すから呼んで来てくれないか?」
騎士「行って来る」タッタッタ

102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/03(日) 23:39:43.30 ID:Ct4jHmc70
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傭兵「・・・あぁ暇してたんだ。仲間に入れて欲しかった所だ」
騎士「連れて着たよ」
盗賊「模擬戦だ・・この木の棒で立ち回りを」
傭兵「手柔らかに頼むぜ・・こい!」
ガス ガス ゴン ズサー
盗賊「おっと待て待て・・完全に力負けだ」
傭兵「ははー傭兵を甘くみたか?」
盗賊「いや・・まだだ・・行くぞ!」
カス カス コス
フラ スッ ピタ
傭兵「うぉ消えた!!」
騎士「うん!それで良い」
傭兵「い、今のはなんだ?突然消えたぞ」
騎士「僕から見たら消えてなんか無いよ」
盗賊「よし!もっとやろう!」
傭兵「ど、どうやって対策すれば良いんだ?」
騎士「・・その場合」

103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/03(日) 23:40:17.79 ID:Ct4jHmc70
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盗賊「よっしアサシンスタイル体得したぞ」
騎士「盗賊にはそのスタイルが合ってるね」
盗賊「変わりに良い事を教えてやる」
騎士「良い事?」
盗賊「スリだ・・・見てろ」サッ
騎士「ん?何をした?」
盗賊「ハハーン・・取られた事に気付いてないな?目の前に居たぞ」
騎士「そうか・・スリも盲点を使うんだな」
盗賊「そうだ・・アサシンスタイルとは盲点の使い方が違う。あと技術も必要だ」
騎士「・・で何を取った?」
盗賊「これだ・・・・・っておい」
騎士「あ〜〜忘れてたその豆の事」
盗賊「お、お前これが何か知らないのか?」
騎士「豆?ほしいならあげるよ」
盗賊「!!良いのか?エ、エルフを2〜3人買えるぞ?」
騎士「ええええ!!?」
盗賊「これはドラゴンの涙と言ってな・・・ちょっと待て。これは商人に話さないとダメだ」
騎士「そんな大事な物だったのか」

104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/03(日) 23:40:52.05 ID:Ct4jHmc70
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僧侶「ぬふふふふローン!!!わ〜い」
商人「くぁぁぁぁもう止めたぁぁ」ジャラジャラ〜
僧侶「あ!騎士ぃ〜わたしギャンブル強いかも〜ウフフ」
騎士「ハハ良かったじゃないか」
商人「あの子は博打師の才能あるかもね・・・まいったよ」
盗賊「ちょっと商人!今良いか?」
商人「僕かな?どうしたんだい?」
盗賊「ちょっと馬車まで来てくれ〜」
商人「まぁ今行くよ」スタスタ
盗賊「これを見てくれ」
商人「これは・・ドラゴンの涙」
盗賊「騎士が持ってたんだ」
商人「ハハ凄いな・・騎士要るかい?こっち来て」
騎士「ん??」タッタッタ
商人「君は凄い物を持っているね・・取引しないか?」
騎士「取引?・・・条件は?」
商人「これをどうやって手に入れたか教えてくれたら・・今運んでる荷物の中身を教えてあげる」
騎士「・・・その話は長くなるよ」
商人「単刀直入に行こう・・ドラゴンに会った事はあるかい?」
騎士「・・ある」
商人「取引に応じてくれたと思って良いのかな?」
騎士「ああ」
商人「この話は他に聞かれるとまずい・・・明日僕の馬車に来て」
騎士「わかった」

105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/04(月) 21:47:59.39 ID:a/7NVHst0
---商人の馬車---
商人「盗賊は馬車の馭者を頼むよ・・周りを警戒してて」
盗賊「わかった・・出発するぞ」パシ ゴロゴロ
商人「一応カギを掛けておいてくれるかな?」
騎士「わかった・・」カチャリ
商人「さて・・昨日の話の続きをしよう。僧侶と魔女もよく聞いておいてね」
僧侶「は〜い」
商人「まず騎士が持っていたこのドラゴンの涙の効果を教えておく」
僧侶「あれ?それお豆じゃなかったんだ〜ウフフ」
商人「これはね万病に効く薬で非常に高価な物だよ。ドラゴンと同じ耐性を得るらしい」
僧侶「へ〜なんかすご〜い」
商人「さぁ次は騎士の番だ・・いつドラゴンに会ったのかな?」
騎士「・・1ヶ月ほど前?かな」
商人「どこで?」
騎士「始まりの国」
商人「!!・・ハハハからかわないでくれ」
僧侶「本当だよ〜〜ウフフ」
商人「僧侶・・君もそこに居たのか?魔女は?」
魔女「わらわには関係の無い話じゃ・・じゃがドラゴンには200年前に会っておるな」
商人「ハハハ話がむちゃくちゃじゃないか真面目に話をしてよ」
騎士「全部本当の話だよ」
商人「・・・・これは新手の取引かい?」
僧侶「ほんとにほんとだよ〜〜」
商人「ちょ、ちょっともう少しわかる様に説明してよ」
騎士「・・それは1ヶ月前僕が始まりの国へ・・・」
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106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/04(月) 21:59:44.59 ID:a/7NVHst0
商人「・・・・・」
騎士「どうだい?信じて貰えたかな?」
商人「・・・すごい・・君達の言ってる事が本当だとすると・・」ブツブツ
僧侶「わたしは時をかける少女なの〜〜なんてね〜〜ウフフ」
商人「ちょっと頭を整理したい・・」
騎士「今運んでる積荷の話は?」
商人「あぁ僕とした事が・・つい忘れるところだった」
僧侶「は〜や〜く〜」
商人「積荷は・・ドラゴンだ」
騎士「!!?なに!」
商人「ドラゴンの子供を拘束して運んでいる。だから気球を使って空を運べない」
騎士「親ドラゴンに襲撃される?・・・って事かな?」
商人「そうだよ・・それと今運んでるドラゴンは中立の国を経由して終わりの国へ運ばれる予定なんだ」
騎士「それが何か?」
商人「君の話では後4年ほどすると終わりの国が魔王軍に飲まれると言ったね?」
騎士「・・・」
商人「終わりの国へは今まで何度もドラゴンの子供を運んでる」
騎士「親ドラゴンの襲撃だったって事になるのかな?」
商人「シナリオ通りならそういう事になるね・・すまない少し考えさせて・・」

112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/05(火) 23:36:54.03 ID:JF94ZbBy0
---翌朝---
騎士「今日の出発は早いね」
盗賊「少し進行が遅れてるんだ・・しばらくは日の出前に出発だな」
騎士「なぁ盗賊・・向こうに見えるのは何だろう?」
盗賊「んん?・・馬が追いかけられてるな?」
騎士「なんか様子がおかしい気がする」
盗賊「・・あれは・・馬がトロールに追いかけられてる?・・いや賊がトロールに追いかけられてるな」
騎士「商隊に近づいて来てるように見える・・・」
盗賊「・・・」
盗賊「全体!!!!この馬車に続けえぇぇぇ!!進路を変える!」
騎士「トロールの足速いな・・・あれ?3体居る!」
盗賊「賊はこっちに助けを求めてるのか!?・・良い迷惑だ・・」
騎士「・・これはトロールと接触してしまう」
盗賊「全体!!!!このまま全速力で走り続けろぉぉぉ!!」
騎士「ど、どうするんだ?」
盗賊「俺達だけで賊に近づく!お前は商隊に近づかないよう説得しろ。従わなければ馬をその剣で刺せ」
騎士「わ、わかった」
盗賊「いくぞ!」

113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/05(火) 23:38:08.84 ID:JF94ZbBy0
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盗賊「賊の先頭に居る奴に言うんだ!」
騎士「おーーーい!!商隊に近づくなぁぁ!!!」
賊「ひゅーーー見つけたぜぇぇ」
騎士「!?なに」
賊「落とし前つけて貰うからなぁグァハハハハハハ」
騎士「お前は!!!」
盗賊「早く馬をヤレ!!」
騎士「・・・届かない・・もう少し寄ってくれ!」
賊「させるかぁぁボケが!ギッタギタのボッコボコにさちゃうぞぉ?ガハハ」ボカーン!
盗賊「ぐぁ!閃光玉!!」
ガッサー ガラガラガラ ガシャン
賊「あばよ!!グァハハハハハ」
騎士「くぅ・・あいつら・・」
盗賊「おい!早く起きろ!トロールが来る!」
騎士「ト、トロールの弱点は?」
盗賊「足だ!!アキレス腱を狙え!!絶対捕まるなよ」
ドスドスドス

114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/05(火) 23:39:08.58 ID:JF94ZbBy0
騎士「ハッ」ブシュ
トロールはダメージを受けた
トロール「ヴオォォォォ」
騎士「硬い!」
盗賊「馬車の荷に武器があった筈だ!見て来い!」
騎士「わかった・・・ど、どこだ?」
トロール「ヴオォォォォ」ドコーン ドコーン
盗賊はヒラリと身をかわした
盗賊「早くしろぉ!!」
騎士「何だこれは!・・グレートソード?」
盗賊「良いから早くしろおおおお!!持たねぇ!」
トロール「・・・」ドコーン ドコーン
盗賊はヒラリと身をかわした
騎士「うおぉぉぉぉぉ」ザクン
トロール倒れた
盗賊「や、やるじゃねぇか!!足ごと切り落としやがった」
騎士「あと2体!」
盗賊「危ない!!よけろぉ!!」
騎士「ぐぁ」グワシ
盗賊「捕まるなって言っただろ!」
バシーン バシーン
騎士は地面に叩きつけられた
騎士「ぐぁ・・・・が・・離せ・・」
盗賊「くっそ・・手の出しようがねぇ」
バシーン バシーン
騎士「ぐはぁ・・」---気が遠くなる---
盗賊「っのやろう!」グサ グサ
トロールはダメージを受けた
トロール「ヴオォォォォ」ポイッ
騎士は宙高く放り投げられた ドサ
騎士「ぐぅ・・」---動けない---
盗賊「だ、大丈夫か!?こりゃひでぇ」
騎士「ま、だ、い・・・」
盗賊「おい!!しっかりしろぉ!」
トロール「ヴオォォォォ」
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・

115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/05(火) 23:40:09.87 ID:JF94ZbBy0
盗賊「日の出・・か。おい!起きろ!起きろぉ!!」
騎士「・・・」ぐったり
盗賊「危機一髪だな」
---トロールは朝日を浴び石となっていた---

116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/05(火) 23:41:01.52 ID:JF94ZbBy0
---馬車---
ガラガラ ガラガラ
僧侶「回復魔法!回復魔法!回復魔法!」ボワー
騎士「ううううん・・・」
僧侶「・・・・・」グイット
騎士「・・・強制的に目を開けるの止めてくれないか」
僧侶「ウフフ〜起きた〜」
盗賊「お!?起きたか・・すごい回復力だな。まだ半日だぞ」
騎士「あぁ・・どうなったのか記憶に無いな・・」
盗賊「まぁ何とかなった。今は休んでろ」
騎士「あぁ・・このままで言いかい?ひざ枕が気持ちよいよ」
僧侶「良いよ〜ウフフ」
盗賊「商隊から4人傭兵が居なくなった。どうやらずっと騎士を付け狙ってたようだな」
騎士「そうか・・迷惑をかけたね」
盗賊「トロールを引っ張ってくるとは・・あいつら割と襲撃に慣れてるな」
騎士「もう戻っては来ないだろうね」
盗賊「そうだなトロール3体ぶつけて無事に済んだとは思わんだろう」
騎士「乗ってた馬車は?」
盗賊「荷物積み替えて置いてきた。馬は無事だったよ」
騎士「軽微で済んで良かった」
盗賊「そうだな。本体にぶつけられてたら今頃大変だったな・・・そういえば」
騎士「ん?」
盗賊「お前の武器・・グレートソードの方が向いてるかも知れん」
騎士「あぁ初めて持ったけど僕もそう思った」
盗賊「今までの武器だと腕力が余ってるから勿体無い」
騎士「そうだねしばらく使ってみるよ」
僧侶「ねぇわたし今日からこっちの馬車で良いかなぁ〜?」
騎士「どうしたの?」
僧侶「商人が1人でブツブツ言っててさぁ〜遊んでくれなくなった」
盗賊「はは〜ん何か考えてるな」
騎士「僧侶は商人の護衛だからしっかり仕事頑張って」
僧侶「シュン」

117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/05(火) 23:41:42.26 ID:JF94ZbBy0
---夕方---
盗賊「・・・そうだ!中々良い・・後は中身を掴んでくる」
騎士「スリも奥が深いなぁ」
盗賊「なれてくると気付かれずに下着を脱がす事もできるぞ」
騎士「もういっかい行くよ!」スッ
盗賊「・・・良いねぇ盗賊に向いてるなハハ」
僧侶「ねぇ盗賊と騎士ぃ!商人が呼んでるよ〜」
騎士「あぁ今行く!」

118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/03/05(火) 23:42:27.32 ID:JF94ZbBy0
騎士「どうしたんだい?」
商人「うん色々考えてね・・中立の国に着いた後の作戦を考えた」
盗賊「やっぱりか」
商人「結論から言う。海賊船から海図を盗みたい」
騎士「僕はまずエルフの娘を・・」
商人「それは分かってる。多分エルフの娘は中立の国を経由して始まりの国へ送られると思う」
騎士「ならその前に・・」
商人「運搬役になってるのは恐らく海賊船なんだ・・僕の情報筋だとね」
騎士「なるほど」
商人「海賊船から海図を盗んであわよくば海賊になりすます・・そういう作戦だ」
騎士「わかった協力する」
商人「ただこの作戦は盗賊と騎士の2人でやって貰う。僕は商談があるから一緒には行けない」
騎士「僧侶と魔女は?」
商人「海賊船に女が居ると怪しまれるから今回は僕の護衛だ。その方が商談も上手く行く」
騎士「そうか」
商人「今のうちに盗賊から隠密の動作も教えて貰うと良いよ」
騎士「そうするよ」