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黒髪娘「そんなにじろじろ見るものではないぞ」
Part5


160 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 05:58:58.34 ID:2rbnko+MP
――黒髪の四阿
友女房「あらあら、どうなさいました?
 燭灯も着けずに、こんな場所で」
黒髪娘「うん……」
友女房「男様は?」
黒髪娘「今日は、帰った。
 バイトとか言うのがあるらしい」
友女房「そうですか。お茶を一旦下げますよ?」
黒髪娘「……」
かちゃかちゃ……
黒髪娘「……」
友女房「どうされました?」
黒髪娘「ん?」
友女房「どうか、なされました?」

161 :VIPがお送りします [sage] :2010/01/20(水) 06:00:20.67 ID:RzQ70ogT0
ドラゴンと獣姦の奴書いた人のにおいがする

162 :VIPがお送りします [sage] :2010/01/20(水) 06:00:42.71 ID:rUfJdu7pP
なにこれきゅんきゅんする

163 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 06:01:17.60 ID:2rbnko+MP
黒髪娘「男殿に」
友女房「男様に?」
黒髪娘「髪を触られた」
友女房「なっ!? なんてことを!!
 これは気が付かずに申し訳ありませんっ。
 すぐお櫛をけずりましょうね。
 この友が清らかになるまでお梳かしします。
 それにしても男様も、男様ですっ。
 いくら異界の方とは言え、姫の髪に手を触れるなどっ。
 冗談で済ませられることではございませんよっ。
 常識という物を弁えて頂かないとっ」
黒髪娘「いや、違うっ」
友女房「ど、どうしたんですか? 姫」
黒髪娘「その……」
友女房「??」
黒髪娘「触るのを、許したのは、わたしだ」
友女房「ひ、め……?」
黒髪娘「私が、触って良いと云ったんだ」
友女房「ひょぇぇ」

164 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 06:03:43.04 ID:2rbnko+MP
友女房「大丈夫ですか、お熱ですか?
 さっきのカステラに酒でも入ってたのでしょうか」
黒髪娘「いや、違うと思う……」
友女房「……」
黒髪娘「どうすればいいだろう?」
友女房「……姫。姫?」
黒髪娘「……」
友女房「いや、でしたか?」
黒髪娘「――」ふるふる
友女房「どんな感じがしましたか?」
黒髪娘「楽の音と、鳥の囀りが。
 聞こえた訳じゃないんだけど、溢れそうになって。
 どきどきして頬が熱くなって。
 ……それに」
友女房「それに?」
黒髪娘「こんなに不器量じゃなければいいのにって。
 ――泣きたくなった」

166 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 06:10:28.19 ID:2rbnko+MP
友女房「さようですか」
黒髪娘「……」
友女房「姫はなぁんにも悪くありませんよ」
黒髪娘「そうだろうか」
友女房「それはもう。友が気を利かせすぎましたか」
黒髪娘「?」
友女房「いえいえ。何でもございません。
 姫は……清らかでいらっしゃるから」
黒髪娘「そんな事はない。もう15にもなる。
 塵にも埃にもまみれた、みっともない黒い鳥だ」
友女房「……」
黒髪娘「……」
友女房「さ。髪を梳きましょう」 にこりっ
黒髪娘「……ん」
友女房「今晩は温かくして寝ませんとね」

167 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 06:14:47.97 ID:rUfJdu7pP
胸が切ないはずなのに腹がなった
ママレードサンドくれ

175 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 07:24:04.78 ID:2rbnko+MP
――黒髪の四阿
ことん、かたん
男「んっと。ほいさ」 すたんっ
友女房「男様」
男「お。友さん」
友女房「いらっしゃいませ」
男「お邪魔します。平気そう? 黒髪は居る?」
友女房「いまはお留守にしていらっしゃいますよ。
 外せない御用事で尚侍処へいらっしゃっています」
男「ああ。仕事か」
友女房「ええ。おそらくすぐに戻ってらっしゃいますよ。
 顔を見せに、と云うか、出仕したという形式のための
 出仕ですからね」
男「そっか。待ってて良い?」
友女房「ええ、おこたにどうぞ。お茶をお持ちしますよ」
男「助かる」

177 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 07:27:15.49 ID:2rbnko+MP
こぽこぽこぽ
男「寒いな」
友女房「ええ、寒さが続きますね」
男「ありがとう」
友女房「いえいえ、どういたしまして。
 しばらくご一緒して宜しいですか?」
男「もちろん」
友女房「では、失礼します」
男「ふー。温まる」
友女房「ですねぇ」
男「……黒髪は、元気?」
友女房「はい」
男「そっか」
友女房「何かありましたか?」
男「いや、なんか色々抱え込んじゃいそうな人だから?」
友女房「そうですねぇ」

179 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 07:31:22.13 ID:2rbnko+MP
男「……」
友女房「尚侍(ないしのかみ)という官職はですね。
 帝に仕えて、皇室行事を取り仕切る秘書のような役割です」
男「ふむ」
友女房「その権力は、時に大臣を凌ぎますね。
 『位人臣を極める』等と申しますが、
 女性としてはまさに最高位の官職だと云えるでしょう」
男「そう……なのか?」
友女房「ええ。もちろん何事にも例外はありますが。
 姫は尚侍としては、規格外です。
 何しろ仕事していませんからね」
男「そうだなぁ」
友女房「尚侍、尚侍所の重要な役割の一つに東宮の教育があります」
男「東宮って云うのは、確か帝の息子だろ」
友女房「そうですね。子供の頃から云うことを良く言い聞かせて
 育てるわけですから、歴代の帝でも、育ての尚侍には
 頭が上がらないことも少なくありませんね。
 内裏における影響力は絶大な物があるわけです。
 こほん。
 その。
 下世話な話をすればですね」
男「?」
友女房「察しが悪いですね」

181 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 07:33:17.25 ID:iFE/agUX0
平安時代の貴族の女性は……
・1か月に1度しか風呂に入りません
・その風呂も占いの結果によりナシになったりします
・てか占いで全てが決まります。引きこもったりもします
・しびんも大用の壺も室内で使いました
・眉毛は全抜きして水銀で眉描いてます
・笑う時に口元を扇子で隠すのは、おしろいがボロボロ落ちるのを隠すためです
・「卑しい庶民の家の屋根に綺麗な雪が積もるなんてもったいない」などと普通に思ってます
・記録を再現すると摂取カロリーは適正値の1.5倍〜4倍、さらに十二単で運動不足です
・和歌を詠めないと人間されません、和歌の出来で結婚の成否や上司の評価も変わる時代です
・能ぐらいののろのろしたスピードでしゃべります、現代人の会話速度にはついてこられません

182 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 07:35:46.48 ID:2rbnko+MP
男「ごめん」
友女房「いえ、すみません。
 照れ隠しですからお気に為されぬよう。
 ――こういう事です。
 幼い東宮にそば近く接して、その心も身体も導く。
 それは、往々にして、えーと、その。
 祖父君のいうところの、その……ほら初物を」
男「童貞!?」
友女房「それです。ええ。
 それをですね、こう。シてしまうこともあるというか
 むしろそれが推奨されているというか……。
 東宮の身体を大人にして差し上げるというか。
 妃になる尚侍所の女性も少なくはありません」
男「そんなのありか−!?」
友女房「ええ。そもそも、尚侍所に娘を『あげる』というのは
 高度に政治的な問題なのです。
 もちろんその背景には政治的な闘争もありますし
 右大臣家としても後に引くわけにはいかない。
 たとえ、東宮が8歳で、姫より6つもお若くとも」
男「……」
友女房「身体のつながりが有れど、無けれど。
 姫は東宮の『もの』です。それが尚侍というものですし、
 この内裏の秩序なのです」

184 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 07:55:00.98 ID:2rbnko+MP
友女房「――なんて」 にっこり
男「え?」
友女房「まぁ、そういう俗世の噂もあったり
 無かったりするのですが、男様は異界より来られたる客人。
 内裏の事情などお気になさることもないでしょう。
 ましてやうちの姫は妖憑きの変わり者。
 東宮のお召しもあるはずもない。
 このまま庭の片隅で咲いて、
 誰見ることなくひっそり朽ちるのでしょうし。
 そのような姿は、見たくありません」
男「……」
友女房「余計なことを申し上げましたか?」
男「あのさ。俺の世界での話したっけ?
 黒髪は、今年14だよね。
 それは俺の常識では、まだ子供の部類なんだよ」
友女房「ええ、存じておりますよ」
男「だからそういう艶っぽい話はさ、まだ早くてさ」
友女房「そう思うなら、それはそれで結構かと」
男「……うう。とりつく島もない」

186 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:08:30.97 ID:xblVD01G0
いいぞ友女房もっとやれ
どっちも奥手っぽいからな

187 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:09:38.95 ID:2rbnko+MP
――黒髪の四阿、炬燵の間
黒髪娘「ただいま帰参した」
男「おかえりー」
黒髪娘「寒かった。すごく寒いぞ」
男「入れ入れ」
黒髪娘「ありがたい」
いそいそ、ばふっ
黒髪娘「はふぅぅ〜」
男「温まった?」
黒髪娘「いや、まだ指先が痺れている」
男「重症だな」
黒髪娘「冬の出仕は大変なのだ」
男「この季節はなぁ。ヒートテックなさそうだし」
黒髪娘「?」
男「いや、こっちの話」

189 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:16:12.03 ID:ldo5YhWWO
平安貴族おっかねぇ
試演

190 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:19:12.61 ID:2rbnko+MP
黒髪娘「まぁ。物の怪じみた娘だからな。
 仕事らしい仕事もない。気楽と云えば、気楽だ」
男「んー」
黒髪娘「どうした?」
きゅむ
黒髪娘「らにをひゅる?」
男「いや、ほっぺた引っ張ってみたんだよ」
黒髪娘「らかや、いったひ、なんてそんな」
男「んー」
黒髪娘「むぅー」
男「突っ張ってるのかなぁ、って」
黒髪娘「う゛ぅ?」
男「仕事。出来るよな。案だけ学んだもんな。
 漢詩も報告書も、上奏文だって律令だって
 何でもござれでしょう?」
黒髪娘「……」
男「身につけたもの、使いたくないなんて変じゃない?」

192 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:28:36.31 ID:2rbnko+MP
黒髪娘「……」じぃっ
男「三白眼で睨んでも、普段可愛いんだから意味ありません」
黒髪娘「う゛ぅー」
男「ぷぷっ」
黒髪娘「いいかけん、はらさるかっ」
男「ほいほいっ」
黒髪娘「ふむっ……。そのようなことを」
男「気を張り過ぎなんだよ」
黒髪娘「内裏に云っていたのだ。多少は気を張らねば、
 どのような政争に巻き込まれるか知れた物ではない」
男「そりゃ、そうか」
黒髪娘「……それは、わたしだって」
男「……」
黒髪娘「学んだ物を、試したい気持ちがないわけではない」
男「うん」

193 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:36:12.39 ID:2rbnko+MP
黒髪娘「しかし、この身は女だ。
 ……望むと望まないとに関わらず。
 内裏で女が仕事を為そうとすれば方法は二つしかない。
 何らかの閥を率いて、邪魔者を廃するための
 権力工作を常にしながら事を為すか、
 東宮か帝にはべり、その愛妻、愛妾として
 権勢を振るうか……。
 多分、私にはどちらも無理だと思う」
男「そっか」
黒髪娘「不器量だからとかではないぞ?
 いや、その。もうちょっと目鼻立ちが
 整っていればよいとは思うのだが」
男(現代美少女ですからな。きみは)
黒髪娘「性格として、受け入れがたい。……のだと思う。
 あるいは無駄な矜持か、こだわりなのかとも思うのだが
 それは自らが身につけた学識ではないような気がするのだ」
男「……」
黒髪娘「どうも釣り合いが取れていないのだ。私は」
男「……そっか」
黒髪娘「考えても仕方ないだろう」
男「そだな」

194 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:40:33.97 ID:rnMlYJkP0
女であんまり有能過ぎるとチャングムみたいに厄介者扱いされるもんな
あれは朝鮮王朝の話だけど

195 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:55:39.77 ID:2rbnko+MP
――黒髪の四阿、炬燵の間
黒髪娘「……昴は船乗りの星にて」こくっ
男「眠そうな」
黒髪娘「う……む」こくり
男「寝れば?」
黒髪娘「しかし、うむぅ……」
男「どうしたのさ?」
黒髪娘「部屋に戻るには炬燵から出る必要がある」
男「当たり前だな」
黒髪娘「寒い」
男「うん」
黒髪娘「……寒いではないか」
男「ここで寝たらダメだぞ? 事故があるかも知れないし。
 火事なんてまっぴらだろう? 低温火傷も怖い」
黒髪娘「そうは云うが……」
男「仕方ないなぁ。友さーん。友さーん」

196 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 08:58:49.61 ID:2rbnko+MP
友女房「はい、なんでしょう?」
男「黒髪が寒がって動かないから。
 ここに褥(しとね)と、掻巻(かいまき)※かなんか
 持ってきて貰える?」
友女房「判りました」
黒髪娘「これでは子供みたいだ」
男「寒いから動きたくないなんて
 子供のようなことを云うからだろう?」
黒髪娘「そうは言ったって」
男「じゃ、部屋に引き上げるか?」
黒髪娘「寝ている間に男が帰るのは……不本意だ」
男「別にそれはないけどさ」
きぃ、ふぁさん
友女房「寝具の準備が整いましたよ」
黒髪娘「む」
男「どうする?」
黒髪娘「せっかくだから、今宵はここで」
男「ふっ」
黒髪娘「馬鹿にしないで欲しいのだ」
※褥(しとね)と、掻巻(かいまき):平安時代の寝具
 麻などで作られた敷き布団と、袖のついた掛布団

198 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 09:12:59.78 ID:2rbnko+MP
男「温かいか−?」
黒髪娘「うむ、期待以上だ」
男「おっと。爪先を炬燵に突っ込むのは禁止だぞ」
黒髪娘「そうなのか?」
男「ちらちら見えるだろ」
黒髪娘「なにがだ?」 きょとん
男「うるせぇ。禁止だ」
黒髪娘「横暴だな」
男「いいのっ。禁止」
黒髪娘「判った。
 ところで……男殿は、何を読んでいるんだ?」
男「持ってきた本。勉強してるの」
黒髪娘「なにを?」
男「料理の基本」
黒髪娘「男殿は庖丁(料理人)なのか?」
男「違うから勉強してるんだよ」

199 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 09:17:04.32 ID:2rbnko+MP
黒髪娘「未来の料理か……。
 いつも美味しい土産を頂いている」
男「んー。気にしないでくれ。たいした物じゃないからさ。
 そもそも、ここで結構飯とかご馳走になってるし」
黒髪娘「ここで供されるのは、ありふれた物だ」
男「あの菓子だって、向こうではコンビニに
 売ってる程度の物だよ」
黒髪娘「こんびに?」
男「ああ。えっと、街のあちこちにある商店だ」
黒髪娘「そうか。何が売っているんだ?」
男「飲み物、食べ物、菓子、本」
黒髪娘「本が売っているのか!?」
男「コンビニに売ってるのは漫画や雑誌がせいぜいだけどな。
 本は専門の本屋に売っていて、たいがい本屋ってのは
 一つの街に一つや二つはあるな」
黒髪娘「そうなのかぁ」
男「布団に入ったら元気だな」
黒髪娘「う」
男「眠くないのかー?」
黒髪娘「少し眠気が去ったのだ」

201 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 09:26:04.04 ID:2rbnko+MP
男「なんだよ、構って欲しいのか?」
黒髪娘「話し相手になって欲しいのだ」
男「素直だな」
黒髪娘「わたしは率直だ」
男「そっか。そういやそうだな」
黒髪娘「男殿の世界では、女も学問を修められるのだろう?」
男「ああ、そうだな」
黒髪娘「学識や技芸をもって宮仕えも叶う」
男「公務員とか、会社員とかな」
黒髪娘「そうか。……ふふふっ」にこっ
男「どした?」
黒髪娘「良い世界だな。
 ――そんな世界、早く……来ると良いなぁ」
男「……」

202 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 09:29:54.36 ID:2rbnko+MP
黒髪娘「ん?」
男「あのさ」
黒髪娘「うむ」
男「……」
黒髪娘「どうしたのだ」
男「……っ」
黒髪娘「なんだ。変な顔をして」
男「なんでもない。1分くれ」
黒髪娘「……」
男「……」
黒髪娘「?」
男「……あー」
黒髪娘「?」
男「黒髪の。髪の毛、触りたい」
黒髪娘「――え」

204 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 09:42:23.30 ID:2rbnko+MP
男「ダメかな?」
黒髪娘「……駄目……じゃない」
男「触るな?」
さら……さら……
黒髪娘「……うぅ」
男「手触り、良いな」
黒髪娘「あの……ど……どうし……男殿は……」
男「ん?」
黒髪娘「なんで、髪を……」
男「あー。んー。……触りたかったから」
黒髪娘「そ、そうか」
さら……さら……
男「豪華な感じ。……宝物みたいな」
黒髪娘「褒められたみたいだ」
男(なんか、いろいろこだわりとか倫理観とか。
 越えちゃってるよな。この髪の感触も、気持ちも)

206 :VIPがお送りします [] :2010/01/20(水) 10:01:09.09 ID:2rbnko+MP
と、いうところで書き貯めも尽きました。
お昼までQKいってまいります。
みんなの分は、ここにチーズママレードサンドを
置いておきます。食っておくれ。