Part16
105 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 10:59:42.23 ID:
.SHbYS2o
――黒髪の四阿
黒髪娘「男殿っ。来ていたのか?」
男「お邪魔してるよ〜」
カタカタカタカタ
黒髪娘「……」
友女房「では、わたくしは
茶の準備などしてきましょう」 ぱたぱたっ
男「……」
黒髪娘「……」
カタカタカタカタ
男「……どした?」
黒髪娘「う、うむ……」
男「座らないのか?」
黒髪娘「……男殿。そこへ、行っても良いか?」
106 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 11:02:33.31 ID:
.SHbYS2o
男「ん? ああ」
黒髪娘「……」ん、するり
男「どうしたんだー? こんな所」
黒髪娘「男殿の膝に抱えられたかったのだ」
男「……そっか」
黒髪娘「……」
男「……」
黒髪娘「男殿の世界でも、恋する二人は膝に抱えあい
睦言をかわしたりするのか……?」
男「ああ、するな」
黒髪娘「……」
男「どうした? 泣きそうな顔で。黒髪」
黒髪娘「だって男殿の膝が余りにも……優しい。
卑怯だ。こんなもの」
107 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 11:07:11.93 ID:
.SHbYS2o
男「なにいってんだ」
黒髪娘「卑怯だぞ」 ぐすっ
男「……ったく」 くしゃくしゃ
黒髪娘「男殿……?」
男「どした?」
黒髪娘「男殿は、すこしは……。
わたしに好意を抱いてくれていると、自惚れていたのだ。
子供だといわれても、私がこのように不器量でも。
それでも、男殿は……。
私に少しくらいは、好意を持っていてくれると……」
男「……」
黒髪娘「私は、間違っていたか?」
男「……」
黒髪娘「……」じぃっ
男「間違って、無いよ」
109 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 11:08:26.00 ID:
.SHbYS2o
黒髪娘「私は、男殿が好きだ。
……生まれて初めて好きになった殿御だ。
羽衣のように浮き立ち胸躍るような思いも
哀れなくらい狼狽えてみっとうもない思いもした」
男「……」
黒髪娘「初めて……恋の歌の意味が、判りもした」
男「……」
黒髪娘「――あふまでとせめて命のをしければ
恋こそ人の命なりけれ」
男「……」
黒髪娘「私を……男殿のものにしてくれぬか?」
男「やだ」
黒髪娘「……っ」
112 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 11:16:07.75 ID:
.SHbYS2o
男「まぁ、おおよその事情は、判ってる」
黒髪娘「え?」
男「伊達に饅頭ばらまいてたわけじゃないし。
宮中の噂は、女房や雑色の方が詳しいよ。
貴族がクライアントやサーバだとしても
情報伝達には使用人を使わざるを得ないのが
この世界のネットなんだしさ」
黒髪娘「ならば、なんでっ」
男「でもやだ」
黒髪娘「何故っ」
男「そういう自棄っぽいのには付き合えません」
黒髪娘「……」 きっ
男「そんなところに追いつけるために
爺ちゃんは黒髪を生徒にした訳じゃない。
俺だって黒髪と一緒に過ごした訳じゃない」
黒髪娘「でも、それでもわたしは……」
男「そもそも黒髪の望みだったろ?」
113 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 11:16:12.84 ID:9pJG9YAO
逢ふまでとせめて命のをしければ恋こそ人の祈りなりけれ
せめてあの人と逢うまではと、命が惜しいので、恋こそ人の祈りというものだったのだろう。
115 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 11:18:31.61 ID:
.SHbYS2o
男「違うのか?」
黒髪娘「……それは……そうだ」
男「だったら何で立ち止まる」
黒髪娘「立ち止まりたい訳じゃない。
でも私は意気地が無くて、幼くて。
あまりにも……愚かだったから。
だから、気が付かなくて。
気が付かないで好きになって。
どうしようもないほど好きになって。
だから、だから……。
一度くらいは」
男(やっぱなぁ……。“一度”くらい、ね。
そういう魂胆かぁ……。まったくさっ)
黒髪娘「お願いだ」 ふかぶか
男「土下座されたってやだね」
黒髪娘「――っ」
男「選者になるんだろう?
歌会の時にも云ったけれどもっかい云う。
……やっつけちまえ。
爺さんに見せつけろ。あと宮中にも。
いつまでも他人の影に隠れた
負け犬顔の黒髪は見たくない」
116 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 11:23:55.87 ID:Rsa9SMQ0
ぶわっ
117 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 11:23:56.92 ID:
.SHbYS2o
一旦切って書き溜め貯め
132 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 12:05:30.41 ID:5T9p3SIo
綺麗事すなあ。やっぱり子供扱いか。
まあ事情を考えたらやむを得ないけど。
そのつもりで手助けしてたのだろうし。
あーせつねー・・・
133 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 12:10:53.16 ID:E1Xph.DO
一度きりとかじゃなくてはっきりと自分の意思で考えて行動しろってことじゃね?
137 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 12:20:51.24 ID:RxFAYro0
まあ、そりゃずっと一緒にいたいわな
138 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 12:25:14.65 ID:zTorxEgo
ぶっちゃけ一年篭るつったって実家には三ヶ月に一遍くらい帰るだろ
近いだろうし
139 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 12:28:24.47 ID:5bvjh8kP
違うだろ
黒髪が歌集の編纂終わって大人になるのを待つって意味じゃないのか?
まあ、どっちにしろ俺には無理だ
140 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 12:29:35.62 ID:VPQv6l6o
大人になるのを待つったって1年が60日だろ
141 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 12:31:56.67 ID:zTorxEgo
10年待ったって大した期間にはならんからな。
男にはお得。
143 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 13:35:39.34 ID:NN.MV9g0
予想はやめとこうぜ
146 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:10:25.89 ID:
.SHbYS2o
――祖父の実家、納戸
がたがたがたっ。がぽんっ!
男「っと……」
かたん
男「はぁ……」
男(なんだろうな。上手くは行かないや……。
他人のことは、云えねぇし。
黒髪のことを馬鹿にするほど、俺大人じゃねぇじゃんな)
(だから、だから……。一度くらいは)
男「一度で満足できるくらいなら童貞やってねぇっての」
(私に少しくらいは、好意を持っていてくれると……)
男「いまさら、何言ってるんだよ。あの馬鹿」
ガラガラッ
姉「あっ」
男「いたのか!? 姉ちゃんっ」
147 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:21:57.58 ID:
.SHbYS2o
――黒髪の四阿
黒髪娘「……」 ずぅん
かたり。しずしず……
友女房「あら、姫。……男殿は?」
黒髪娘「帰ってしまった」
友女房「……え?」
黒髪娘「どうやら、わたしはふられてしまったらしい」
友女房「え?」
黒髪娘「……あは。何度も言わせるな」
友女房「……」
黒髪娘「……」 ずぅん
友女房「姫……」
148 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:32:08.66 ID:5hMSDIDO
姉ちゃんの活躍に期待
150 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:40:21.83 ID:
.SHbYS2o
――藤壺、編纂のための借り部屋
藤壺の君「どうですか? 編纂は」
友女房「はぁ」
藤壺の君「姫は?」
友女房「あちらで死んでおります」
藤壺の君「……あら」
友女房「申し訳ありません」 ぺこぺこ
藤壺の君「いえ。……やはり、何かお加減が
優れなくなるようなことがあったのですね」
友女房「はい……」
藤壺の君「何があったのですか?」
友女房「それは私の口からは」 きっぱり
藤壺の君「そうですか。そうですよね……」
友女房「どうしましょう。時間がないわけではないけれど」
藤壺の君「はぁ……事が事ですので……。
時間をかければ癒えるかと申しますと
癒えるとも思えるのですが、
癒えて良いかと云えば姫付きの女房としても……。
本当に申し訳ありません……」
152 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:44:03.24 ID:
.SHbYS2o
――藤壺、初夏
黒髪娘「これは……後撰和歌集。分類を……
こちらの束は……」 のろのろ
黒髪娘「……東歌、か。これはどうしよう。
……まずは、作者ごとに分けて……あっ」
ばさばさばさっ
黒髪娘「……くっ」
黒髪娘「……ダメだな。……わたしは」
ばさり。ばさばさっ……。
黒髪娘「春歌、夏歌……
秋歌……冬歌……。この書き付けは……」 のろのろ
黒髪娘「――思ひやる心ばかりはさはらじを
なにへだつらむ峰の白雲 ……か」
からり。
二の姫「真実ではないからですわ」
155 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:55:42.02 ID:
.SHbYS2o
黒髪娘「これは、二の姫っ」
二の姫「ご無沙汰しています。黒髪の姫。
吉野からお戻りと聞きお会いしたかったのですが」
黒髪娘「いえ。こちらこそ……申し訳ない。
私撰歌集とはいえ、このような仕儀となり
すっかり多忙に紛れ、文を差し上げることもしなかった
わたしをゆるしてくれ」
二の姫「いえ。そのようなこと」すっ
黒髪娘「……?」
二の姫「すっかりおやつれになって」
黒髪娘「……そのような」
二の姫「“たとえ身を隔てられていても、
恋い慕う心は妨げられずに通い合えばよいものを。
なぜ峰の白雲はそれさえ遮るのか――”」
黒髪娘「ええ。後撰和歌集です」
二の姫「真実ではないからですわ」
黒髪娘「え?」
二の姫「真実であれば、雲や霞ごときに
阻まれるはずはありません。
貫き、たどり着くものが真実であるはずですもの」
156 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:59:46.73 ID:VPQv6l6o
雪、月、花 の時
157 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 14:59:52.77 ID:
.SHbYS2o
二の姫「お加減がよろしくないと聞きました」
黒髪娘「恥ずかしく思う」
二の姫「撰者が重荷ですか?」
黒髪娘「……」 ふるふる
二の姫「恋――ですか?」
黒髪娘「……」
二の姫「撰者ともなれば宮中でも扱いも
今までとは格段に違いましょうね」
黒髪娘「この一月で、歌会の誘いが七件もあった」
二の姫「ええ。そうもなりましょう」
黒髪娘「……」
二の姫「帝の寵あつく、歌集の編纂を上首尾に
終えれば尚侍所へ末永く君臨も出来ましょうが」
黒髪娘「それを望んだことは、無かったのだ」
二の姫「そうなのですか?」
黒髪娘「そう望んでいたと、勘違いをしていた。
わたしは、ただ見て欲しかっただけだ。
だれかに、必要だと。そう言われたかっただけなのだろう」
159 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 15:01:03.37 ID:
.SHbYS2o
二の姫「撰者がおいやなのですか?」
黒髪娘「それは違う。……勉学は好きだ。
和歌、漢詩、明法、明経、本草、天文、算法。
それらは暗闇の灯火のようにわたしを照らしてくれる。
心細き孤独を暖めてくれた、またとない導き手だった。
たとえ、何がどのようにわたしから失われようと
わたしから彼らを嫌うなんて無いだろう」
二の姫「……」
黒髪娘「だから、それらを愛するわたしを
そのままに受け入れて欲しかった。
女子の身ではどのように勉学に打ち込んでも
報われることのないこの世を恨んだ。
四阿に引きこもり孤独に浸ったこともあった。
全てが憎くて、羨ましかった。
わたしはこんなにも学んでいるのに、と思うと
男として官位を持つ兄さえもが妬ましかった」
二の姫「……」
黒髪娘「振り向いて欲しかった。
世界に振り向いて欲しかった。
それを希い、春の陽を、秋の月を学び過ごした」
162 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 15:04:20.68 ID:
.SHbYS2o
黒髪娘「誰よりも筆写をした。
苦にはならなかったな……。
わたしには他に何もなかったから。
他の娘が恋をして、涙に暮れていることを
笑って欲しい。
わたしは馬鹿にさえしていたのだ。
愚かなことだと。
誰よりも知を蓄えた。重ねた書は百を超えた。
百巻の律令を覚え、天文算術を治めたわたしは
自分を賢いと思っていた。俗世を降らぬと侮っていた。
でも、誰よりも愚かだったのは、わたしだったのだ」
二の姫「……」
黒髪娘「世界に振り向いて欲しい、
誰かに振り向いて欲しいと云うことと
“あの方”に振り向いて欲しいということは
まったく別のこと。
……そのようなことさえも判らなかったの」
二の姫「……恋しい方がいるのですね」
黒髪娘 こくん
二の姫「童女のように頷かれる」
黒髪娘「わたしは子供なのだそうだ。15にもなって」
二の姫「仕方有りません。恋、ですから」
黒髪娘「……」
163 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 15:07:15.34 ID:
.SHbYS2o
二の姫「思いを告げ為さりませ」
黒髪娘「ふられてしまった」
二の姫「そう、なのですか?」
黒髪娘「わたしが愚かだったから。
見透かされてしまったのだ。
わたしを哀れに思ってくれるその優しき心にすがって
ねだり、せがんだことを」
二の姫「……」
黒髪娘「なんと浅ましい娘だと軽蔑されただろう。
以来、あの方はこちらを向いてはくれない」
二の姫「いいえ」 ふるふる
黒髪娘「え?」
二の姫「真実ではないからです」
黒髪娘「……そんなこと」
二の姫「そうなのです。
真実ではないから、通じないのです。
それは恋ですから、上手く行かないこともあるでしょう。
でも、ねだる? 浅ましい? 見透かされる?
伝わらなかったのは、黒髪の姫が
黒髪の姫の真実を貫けなかったからではありませんか?」
164 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 15:07:48.05 ID:qvp1FGko
>友女房「どうしましょう。時間がないわけではないけれど」
>藤壺の君「はぁ……事が事ですので……。
> 時間をかければ癒えるかと申しますと
> 癒えるとも思えるのですが、
> 癒えて良いかと云えば姫付きの女房としても……。
> 本当に申し訳ありません……」
ここ逆だな
165 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 15:09:42.82 ID:
.SHbYS2o
黒髪娘「真実を……」
二の姫「時に。――これらは?」
黒髪娘「ああ。歌集編纂の下準備だ。
手に入る限りの歌集と歌をあつめ、よりわけ
春夏秋冬の四季と、離別、旅歌、東歌などのに
分類している。長く、根気の要る作業だ」
二の姫「お一人で?」
黒髪娘「うむ。幸いわたしが今まで筆写した
歌集は多い。藤壺の君も協力して下さる。
うちは右大臣家だから、所蔵してある書物の数も
相当なものになる。とは言え、集めなければならぬ
資料もまだまだあるのだが……」
二の姫「ではどのような歌集にするおつもりですか?」
黒髪娘「それはやはり、格式を備え、
今の御代に編纂する意義を満たしつつも、
後世に残す価値のある歌を撰ばねば」
二の姫「やめませんか?」
黒髪娘「やめ……る?」
167 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 15:14:53.18 ID:DrNjB4Qo
男の現代にある既に出来てる歌集とかそういうのを利用すれば
資料的にも参考的にもすごく良さそうだよな
プライドが邪魔をしそうだけどwwwwww
169 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 15:17:11.98 ID:
.SHbYS2o
二の姫「歌を、贈りましょう」
黒髪娘「歌を……」
二の姫「帝が直接宣下を発する勅撰和歌集の撰者に
女性が撰ばれたことはありません。
しかし今回の歌集が、宣下ではなく私的なお声がけで、
藤壺様の名の下に編纂されるとしても、
わたしはやはり勅撰であると思うのです。
――余人の誰がそう思おうと、
わたしは一人の歌を愛する女として
女性が編纂する歌集を誇りに思います。
我が友がらの。
そう呼ぶことを許して頂ければ、黒髪の姫。
あなたの編む歌集を誇りに思うのです」
黒髪娘「……友人、と」
二の姫「ですから」にこり
黒髪娘「……」
二の姫「恋の歌を詠みましょう。
百の、いいえ。――千の歌を。
四季の歌など、他の誰かに任せれば良いではありませんか。
姫は、歌を贈ったのですか?
――その殿方に。
ふられたなど嘆くのは、
殿方のお気持ちに、姫の真実が届いくまで、
千の歌を歌集にしてからでも遅くはありますまい」
170 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 15:17:53.09 ID:iOLI0EDO
ニのちゃんすげえ達観してんなあ。これが平安くをりてゐか。
173 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 15:28:16.86 ID:Z3AFK2AO
二の姫は人生経験とか豊富なんだろうな
179 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 16:01:44.07 ID:5bvjh8kP
二の姫も現代に来ちゃうサイドストーリーも欲しい(^o^)
183 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 16:44:35.92 ID:w.XBrV2o
二の姫は大人なんだな。
184 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 16:45:23.63 ID:Rsa9SMQ0
二の姫性格は良いけど顔は平安美人だろうから・・・ないな
188 :
パー速民がお送りします [] :2010/01/24(日) 17:06:38.76 ID:7v.NxT20
東歌ってなんだっけ?
庶民が詠んだやつだっけ?
191 :
パー速民がお送りします [sage] :2010/01/24(日) 17:13:24.00 ID:
.SHbYS2o
>>188
民衆が読んだヤツ。万葉集に400近く載っている。
東日本は、京とが都だった時代「田舎」であり
下手をすると「蛮地」という認識だった。
そこの人々が読んだ方言もなじった歌。
技巧はなくて荒々しい素朴な歌が多い。
カントリー&ロックの精神。ローリングストーンだぜ。