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メイド「だから愛しています”ご主人様”」
Part9


593 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 21:44:09.48 ID:4hBlKQw10
頑固にも、ご主人様は答えようとしない
でも私は知っている、男の人がどこを触られると喜ぶのかを
金「ふふふ、手加減しませんわよ」
男「な、に……」
私は口でご主人様の指を舐めながら、右手を胸にあて、少しずつ下方へとおろしていく
早くじゃない、ゆっくり
この時間を楽しみたかった
ゆっくりと、指先で肌を押しながら、少しずつ、下へ
まず私は、Tシャツの中へ手を入れた
おへその部分をくりくりとおしてみる
男「っっ」
中々良いようだ

596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:46:34.77 ID:H5pBeZuu0
(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)

597 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 21:48:27.38 ID:4hBlKQw10
一度上に手を持っていく、まだ一番良い所は後回し
胸の一部にあるでっぱりに、つめを軽く引っ掛け、はじく
男「ぐっあ」
声がでた。やった!
もういっかい、はじく
男「……あぅ」
又出た、これ、いいんだ
私は左手も入れ、両手ですることにした
でも両手とも中に入れてしまうと上手くバランスがとれない
仕方なく私はご主人様に馬乗りになる形で、続けた
手だけじゃ飽きてしまうかもしれない……
私はTシャツを脱がし……そこへキスをする

602 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 21:53:40.13 ID:4hBlKQw10
大きな声がでた。やっぱり手より口の方がいいらしい
舌をうまく調整しながら、先をとんがらせ、うえから押してみる
これも良いようだ
今度は舌を平たくし、突起全体を覆うように被せて動かす
ん、こっちの方が反応微妙かな
あ、右手を動かすの忘れてた
私は右手の指で摩るのを忘れないようにしながら、口に集中する
あぁ、これこそご奉仕なのだろうか……ご主人様がこんなにも気持ちよさそうにしているなんて……
嬉しかった。私がご主人様に貢献できてることが嬉しかった
私は両腕をご主人様の首元にまわし、抱きつく形で首へキスをした
うん、好調

608 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 21:57:10.80 ID:4hBlKQw10
首を一通り舐めまわして、一度ご主人様から離れる
汗の味がして……ちょっとおいしかった
でもそろそろメインディッシュ
きっとご主人様も耐え切れなくなっているだろう
じらしすぎたかもしれない
金「ふふ、大丈夫かしら?」
男「……」
何も答えなかったが、息が荒い。きっと準備万端
私はご主人様の頭を左手でなでながら、右手をゆっくりと下へと伸ばす
遠目からでも、そこにおおきなソレがあることがわかった
早く、触りたい

615 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 22:01:21.29 ID:4hBlKQw10
突然ぎゅっと抱きしめられた
どきっとする。あ、そうか、私ばっかりやってたから、もしかして……?
金「……?」
でも何もしてこない
触っても舐めても何しても良いのに……、何もしてこない
どうしたんだろう
金「どう、なされましたか?」
男「金……」
金「はい?」
男「もう、やめよ、な」
……え?
金「な、なんでですか? 気持ちよく、なかったですか?」
男「いや、すごい気持ちよかった、ソレは認める。だがだめだ、これ以上は、だめだ」
金「……」
男「抱いてやるから、ぎゅっと抱きしめてやるから、寝よう。な?」
金「…………はい……」
男「そう悲しい顔するな、決して嫌なわけじゃないから」

616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:01:56.76 ID:xXHQ/aV60
か、漢だ・・・ここに日本の武士がいる・・・

617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:02:34.04 ID:DV05UQh70
陛下の優しさにぐっときたってか陛下最高です信じてました

618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:03:08.79 ID:H5pBeZuu0
(´;ω;`)

622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:04:16.54 ID:sdiH9Gr70

俺の下半身も男になりまししさあsfぁ;d:。wtぐs

623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:04:58.71 ID:e7/9L3wb0
あまりのかっこよさに息子が逃げ出しましたよ

624 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:05:43.12 ID:H5pBeZuu0
お前等…風邪引かないうちに服着ような…

627 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 22:07:49.75 ID:4hBlKQw10
こうして私達の夜は過ぎていった
とても幸せな時間だった
ご主人様をあんなにも近くに感じられて、そして貢献できて、もう本当に私のとって最高の夜だった
でも心残りなのは、最後までできなかったこと
金「今度は、最後までしますわよ」
男「か、簡便してくれ……」
金「良かったんじゃないんですの?」
男「それは認めるが、ぐう、なんと説明すればいいのやら」
それはきっとご主人様の優しさ
もちろん分かっております
そんなご主人様だって、私、知ってます
だから、愛しています”ご主人様”
金fin

628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:09:16.95 ID:GjQMFX2LP
GJGJGJ

629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:09:47.76 ID:H5pBeZuu0
>>1乙、また続きを書く作業に入るんだ

630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:10:05.86 ID:gQ5kF2QZ0
っgj

631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:10:17.19 ID:DV05UQh70
乙超乙素晴らしい金と陛下だった
そして、金finという文字に他の娘の話もやってくれるのかと興奮覚めやらぬ愛してる

632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:10:28.07 ID:7mPemWDF0
GJ

633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:10:47.49 ID:e7/9L3wb0
話の作り方がかなり上手いな。
GJ

637 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:45.25 ID:H5pBeZuu0
進行中はなんだかんだ言ってるけど、エロに行きそうで行かない辺りは評価してるんだぜ
(´・ω・`)

650 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 22:31:38.28 ID:4hBlKQw10
キャラ表

男:本作の主人公で鋼の心の持ち主で現代に蘇った武士と名高い。ひょんなことから11人+1幽霊のメイドと、某小国の王権を持っているすごい人。でも根はニート

女:一応本作序盤のヒロインで最初のタイトルコールキャラ。全ての事の発端で、トリガーとなった。現在メイド長
以下、旅行先にて助けた少女たち

緑:最初に助けた緑髪の少女。日本語はカタコト。常に冷静で、静かに突っ込む事を得意とする

赤:赤髪の少女で、男が始めて名前をつけた。常におどおどしているが、いつでも男の事をおもってます

金:金髪お嬢様で、男を本気で敬愛している。個別ルートが出来るほどの人気を誇り、幼きエロさが魅力的なんだから

褐:褐色肌の元気な少女。登場回数が少ないため未知数だが、おっぱいは中の上で運動神経抜群

銀:銀髪おさげ眼鏡の女の子。当初は文系キャラにするつもりだったが、いつのまにかえろさと大人成分を兼ね備えたキャラに。実は作者のお気に入り

青:青髪で某国王の血筋の娘。その過去の悲惨さから、口数が少ない。今の状態でも相当頑張っているらしい

茶:茶髪お姉さまで、銀と同等のビッグパイパイを持っている。みんなのまとめ役でとてもおっとりしている

黒:黒髪ロングの少女。とても有能で、男の仕事の一端を担えるようになった。全体的に男勝りで神出鬼没

桃:桃髪のハイテンション少女。茶につぐ胸と小ぶりなお尻がチャームポイント。よく言葉をかかかかむ。

紫:最年少の紫髪の少女。皆の事が大好き。年の割りに大人びていて、心配かけないよう努力している。マリア様が好き。

662 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:40:14.40 ID:pjFMA2ql0
褐か黒でおねがいしあmす

663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:40:21.05 ID:xJUakZw80
追いついた!
今更だけどギンギーわろたw

664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:40:25.37 ID:Aq9/8As30
青の子を頼みます陛下

665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:41:23.10 ID:OULAzb7v0
黒だろjk
さてとズボン脱ぐか....

669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:42:38.71 ID:M0u3mfAO0


670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:42:39.90 ID:QBmCzsWW0
ほんとに文章構成力があるなぁ
リクエストは赤だあああああああああああああああああああああああ

674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:52:57.85 ID:gIyaHcK90
青だろここは青だろ
金ときたら青ってのは定番だろ

675 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:53:53.22 ID:288Zh/68O
ここまで完成されたSSは初めて見た
なんていうか、引き込まれる
ラノベみたいにして発売できるんじゃない
制作中のゲームタイトル、発売予定など希望
話は黒希望

676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:54:00.00 ID:kmqWzNQg0
黒をっ!! どうか黒をっ!!

677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:56:10.17 ID:ldnjCUWX0
パンツの色言い合ってるみたい

678 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 22:59:13.29 ID:4hBlKQw10
よし、戸締りは完璧だ
空は曇り空だった、星は全く見えない
空、すきなんだけどな
私は全ての窓の確認をし終えると、皆のいる使用人室へ戻る前に、私には行く場所があった
聖堂を通り、マリア像に礼をしてから外へでる
玄関の鍵は……、ポケットの中だ
ぐっと上を見上げても、空は隠れたまま
……仕方ない
私は玄関の淵にある、たぶんだれもしらないであろう梯子をのぼり、
教会の一番上、動かぬ大きな鐘の下で静かに座る
黒「此処が、私の居場所か」

681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 23:01:21.83 ID:pjFMA2ql0
黒きた

682 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 23:04:41.87 ID:4hBlKQw10
この場所からは、この敷地の一帯を見回す事ができた
この屋敷の全貌を見渡せるのも多分、ここだけだろう
幽「またきてんのかい」
黒「あぁ、うむ。ここは見晴らしが良くてな」
幽「くく、そうだな。私もそう思う。生前は良く登ったものよ……」
この場所に来ると、よくこの幽霊はちょっかいを出しにくる
気付けば、夜の語り相手だ
幽「お前さんはを見てると、なんだか疲れて壊れやしないかといつもヒヤヒヤさせられる」
黒「なんでだ?」
幽「くっく、自覚する気がないならそれでも良い。さぁ、あまり長居をすると心配されるぞ?」
黒「もう少し、此処にいたい」
幽霊はくぐもった笑い声を残してスーッと消えた

749 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:12:03.54 ID:DFRHXBjl0
私は他の子達と違って、あまり堂々とご主人様に感謝の意を示す事が出来なかった
もちろんご主人様を慕っている気持ちもだ
それは性格上のもので、行ってしまえば自分の所為
だから私は男勝りな口調を続けることにしていた。そうすれば”そういうやつ”と見られるだろうという判断
馬鹿だと思う
でも、それが私の頑固な性格だった
黒(この性格と付き合うのもの疲れたもんだ)
きっとソレが、さっき幽霊が残した言葉の意味
分かってる、自分に反対し続ければいつか壊れる事くらい
でも、ソレが今私にできる精一杯だった

751 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:18:57.42 ID:DFRHXBjl0
だからあの時、ご主人様の夜係をしているとき
男「なぁ黒、パソコン触ってみるか? こういうのやればうまくなりそうな気がするんだ」
こういわれて、私はどんなに嬉しかった事だろう
黒「む、触った事はないが……、興味はある」
男「お、いいね。俺の唯一の趣味なんだが、皆パソコン得意そうじゃなくてな。ちょっとさびしかったんだ」
私だけ、私だけが、ご主人様の趣味に触れられる
そう思うと、胸が躍った
黒「緑とかはやれそうに見えるが」
男「あぁ、あいつは見向きもしなかった」
黒「くく、そうか」
私だけが……

753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 11:20:37.28 ID:2a6M3oG/0
へ、黒さん・・・!

754 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:23:52.62 ID:DFRHXBjl0
有能?優秀?
違う、私はそんな褒められた人間なんかじゃない
ただご主人様に頼って欲しくて、でもそれを大っぴらに言えないから、私は皆を抜け駆けしていただけだった
誰かがやってなければすぐに飛びつくし、チャンスがあれば”黒は神出鬼没”というイメージを利用して手を出した
有能なんかじゃない
私は無能だから、ソレを隠すために、頑張っていただけなんだ
パソコンだってちんぷんかんぷんだった
でも、ご主人様が直々に”私だけ”と行って与えてくれたチャンスだった
もちろんあの方は優しいからそんなことまで考えてないだろう。ただ単に、喋れる相手が欲しかっただけのはずだ
だけど私には、それは飛び上がってこの屋敷を駆け回ってしまう程に嬉しい事だった

756 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:29:04.01 ID:DFRHXBjl0
その日から私は寝る間も惜しんでパソコンを勉強した
ご主人様はその私を見るや、私のために一台のパソコンを買い与えてくださった
いまやソレは私の宝物で、見るたびに胸がドキドキする
そのパソコンに触れているときはまるでご主人様に触れていられるような気持ちになった
褐「うへー、黒パソコンうまいなぁ」
黒「ふふ、意外と面白いんだぞ」
金「はぁ……すごいですわね、なんで下を見ないで文字を打てるんです?」
黒「ブラインドタッチって言ってな、既に覚えてるから見る必要が無いんだ」
金「わ、私にはできなそうですわ……さすが黒ですわね」
私は勉強した知識を自慢げにひけらかした
常の自分ならそんなことしない
心が、体が、嬉しくて、浮いていた

757 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 11:30:56.96 ID:LvQkUPEj0
一見クールで隙を見せない黒にこんな一面もあったとは

758 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:37:19.55 ID:DFRHXBjl0
でも、そんなある日
桃「黒ちゃん!? 黒ちゃん!? だだだだかんだっ!大丈夫!?」
黒「あ、あぁ……」
私は倒れた
そりゃそうだ、一日の睡眠時間なんてほとんど無かったし、常にチャンスはないかと気を張っていたのだから
私はいうなれば、常にフル回転のエンジンだった
だからオーバーヒートして壊れてしまうのは時間の問題だったのだ
でもそうだと分かっていも、私は、ブレーキをかける事ができなかった
これが、幽霊の言っていた”壊れる”という意味
赤「どどどどうしようっ!」
紫「ご、ご主人様を!」
黒「だ、だめ、だ……あの方に、心配は……」
だめだ、あの方に心配なんか掛けちゃダメだ
それじゃ、私が頑張った意味が、なくなる、じゃないか……!

759 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:41:30.14 ID:DFRHXBjl0
だめだったのに……
男「ん、起きたか」
黒「…………申し訳ございません……」
男「どうして謝る?」
黒「私は……、無能だ……自己管理すら、できまなかった……だから……」
男「俺、知ってるぞ?」
――――え?
男「お前、すーっごく頑張ってるんだよな」
――――あ……
男「パソコン……ごめんな、嬉しくて買い与えちゃったけど、逆にムリさせたな」
黒「え、え、そんな、そんなことはない! 私は好きだ、楽しいぞ!」

761 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 11:43:11.66 ID:Ral/kEV80
黒かわいい

762 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:47:30.89 ID:DFRHXBjl0
そっと、ご主人様が私を抱き寄せてくれた
ご主人様のベッドの上で
男「好きか嫌いかでも楽しいかつまらないかでもない。お前は、そんな気持ちの左右を超えて、頑張りすぎなんだ」
黒「頑張ってなんかいない、裁縫は金に勝てない、料理は緑に勝てない、運動神経は褐に勝てない、優しさでは皆に勝てない。性格は男勝りで可愛くない――」
――私は無能だ――
男「あほ」
ご主人様に、頭を叩かれた
黒「〜?〜?」
男「お前は誰より頑張り屋で気配りができて、その上いつでも俺を助けてくれる。なぁ、これでどこが無能なんだ?」
黒「そ、それは、皆に私が勝てないから、チャンスを探してハイエナのように……」
男「その考えがおかしい」
男「お前は、お前で、良いんだよ」

764 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:51:56.83 ID:DFRHXBjl0
ご主人様の言葉が胸を打った
私は私でいい? そんな……、そんなじゃ、私は、貴方に甘えてしまう
男「少し、休憩しよう。な? お前ちょっと劣等感感じ過ぎなんだよ。だれもそんな事思ってないんだぞ? 皆、お前の事を尊敬してる」
黒「でも、でも――」
男「俺の言葉が信じられないか」
――あぁ、ご主人様
男「だから、な。もう少し、気を緩めろよ」
――あぁ、ご主人様
黒「私は……ひっく……私で……いいの……か…っ…」
男「あぁそうだ、何度も言っている。……今日は空が綺麗だな、ゆっくり寝れそうだぞ?」
――あぁ。ご主人様

765 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 11:55:59.81 ID:DFRHXBjl0
私はぎゅっとご主人様に抱きついた
黒「ご主人様……ご主人様……っ!」
男「………」
ご主人様は無言で私の頭を撫でてくれた。ソレは初めての事。
今まで私はずっと気を張ってたし、ご主人様に甘える事も避け続けていたから……
黒「今日は、少し……、甘えた私になっても……いいだろうか……」
男「俺はいつもお前に甘えてる。お前が俺に甘えちゃいけない道理がない」
黒「ありが、とう」
私はもっといっぱい、ご主人様に、甘えたい
強く強く抱きしめ、そこにご主人様を私は感じる
男「く、くるし」
弱めてなんかあげない

768 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 12:01:58.33 ID:DFRHXBjl0
幽「今日の夜係がやってきたぞー……、……oh……、これは……、ふむ。……よかったな、黒」
一瞬扉が開いた気がした。誰かの声が聞こえた気がした。
でも、その人が許してくれたような気がして、私は心の中で謝りつつもご主人様を抱き締める
沢山沢山抱き締めてから、私はゆっくりとご主人様からはなれた
男「あーくるしかった」
黒「くく、すまぬ」
男「いいけどなぁ、もう少しこう、優しくしてくれよ」
黒「いやだ」
男「うお、本当に今日は甘えたさんだな」
黒「ご主人様がそれで言いといったのではないか」
男「そうだな。あぁ、構わん、いくらでも甘えて来い。ただしこんなに甘えていいのは、今夜だけだ」
黒「分かっている」
他のところでこんなことしたら
皆に怒られてしまうからな

769 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 12:04:03.93 ID:VfGD+MDk0
黒が可愛すぎて生きるのが辛い

771 名前: ◆o7JqHuC66s :2010/02/25(木) 12:09:31.30 ID:DFRHXBjl0
黒「少し、横を向いてくれ」
男「こうか?」
黒「ちゅ」
男「っ」
私はご主人様の頬へキスをした
そして、口をつけたまま離さず、両手でご主人様の頭を固定して動かないようにした
男「………」
少しざらざらしたその肌が、気持ちよかった
私は少し口を開き、舌をつける
びくっと反応した
黒「ふふ、青いな」
男「うるせぇ」
本当に青いのは、私だけどな

772 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 12:10:35.94 ID:jLoVM/3v0
(`・ω・´)