Part6
321 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:07:08.15 ID:4hBlKQw10
自室に独りになった俺は、探しているとみられるブローチを取り出す
これが、なんなんだ?
もらったときに少し見たくらいで、それ以降は飾りっぱなしだ
じろじろと見た事はない
んー……?
royal……?
なんだこれ
男「だれかいるか?」
金「はい、私がおります」
男「ちょっと入ってきてくれ」
金「royal? 英語で”王の”という意味です」
男「お、王……?」
金「こんなもの、どこで手に入れたんですか? ……はっ、さっきの」
男「シーッシーッ 秘密っ」
金「は、はい」
322 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:07:12.89 ID:bIfcnMNvP
有能すなぁ
323 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:09:05.38 ID:78PsOXtVP
一波乱きますね
324 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:09:39.60 ID:oaFT9K0D0
きますな
金かわいい
327 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:14:46.16 ID:4hBlKQw10
その夜
黒「ご主人様、おわりました」
男「ん、あぁ、どうだった」
黒「電話番号はホテルのものでした。ホテルのデータベースにハッキングし人物を調べたところ……」
男「ん?」
黒「それ以上追跡できませんでした。データも全て偽造されてます」
男「な……」
黒「本当に、だれなんでしょう……」
男「むぅ」
黒「それと群青のブローチですが、こちらは分かりました」
男「ふむ?」
黒「某小国のRoyal Inheritanceです」
男「え、なんて?」
黒「王の遺産、です」
男「な……」
328 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:18:50.01 ID:bIfcnMNvP
カリオスなんとか
329 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:19:51.61 ID:4hBlKQw10
男「つーことはなにか、群青のブローチを持つ少女ってのは、王の遺産を相続してるわけで」
黒「つまり王族の子孫、になります」
男「だよなぁ……、うーん、秘密にしてても仕方ないな、青を呼んでくれ」
黒「はい」
男「ってわけだが、説明してもらえるか?」
青「ん、あまり良く覚えていない」
男「そうか」
まぁこいつら全員、良い過去はもってないだろうけどさ
男「知ってる事はなにかあるか?」
青「ん……、ぶんぶん」
男「そうか」
330 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:28:58.08 ID:4hBlKQw10
桃「作戦かーいぐ! かかかんだ!」
俺は全員を食堂に集め、事情を説明した
銀「ん〜、あの国は最近王が死んだとかなんだとか」
赤「あ、しってますしってます、テレビでやってました」
男「テレビで?」
緑「私も知ってる。一緒にみた」
金「ということは……、政治的になにか、でしょうか」
黒「だがな、王が死んだら政権を奪おうとするものが居るのが常だ、何故テレビで流したのか分からぬ……?」
茶「知らせる必要があったのかも知れませんよ〜」
銀「仮説ですが〜、王が死んで跡取りが居なくなって〜……とかとか」
金「ありえますわね」
男「どうしたもんかなぁ、あの人がいい人かにもよるが、もう一度話をきかんと」
幽「あの人は悪い人じゃないよー」
男「!?」
幽「さっきつけてみた。霊体のままじゃもう干渉は出来ないけど、話きくくらいならお茶の子さいさい」
332 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:33:11.50 ID:4hBlKQw10
次の日、あの来客はまたやってきた
来「どうでしょう…・…」
男「群青のブローチって、これ?」
来「お、おぉおおお……! これです、これ! これをどこで?」
男「青からもらった、こいつ」
青「ん」
来「あぁ……ついにみつけました……、わが国の正当な王女!」
銀「あ、私正解ー♪」
男「ふむ、てことは青のこと、連れていきたいのか?」
来「えぇえぇ、もちろん!」
青「ぶんぶん」
男「やだって」
来「し、しかし……」
青「違う、私はもう王の資格をもっていない」
来「……?」
青「王は、男」
男「………………………え?」
333 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:34:22.92 ID:H5pBeZuu0
斜め上の展開来るか
337 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:38:03.11 ID:4hBlKQw10
来「はっ、もしやこのブローチ、”譲られた”のですか……?」
男「え、えーと、プレゼント、だよな?青」
青「コクコク」
来「なんと……、という事は男様が、わが国の正当な……」
男「え、ちょっとまって、どういうこと? このブローチ持ってる人が王ってこと?」
来「然様でございます」
茶「さすがご主人様!」
赤「お、王様ですかご主人様!?」
金「あぁ、なんと……」
黒「すごいな……」
男「いやまてって、俺は王になる気は毛頭ないぞ……?」
来「そ、そんな殺生な! わが国ではうんたらかんたら」
男「いやね、そちらさんの事情はなんとなく分かるし、王が必要なのも理解した」
だけど
男「ここから俺は動けない」
338 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:39:08.53 ID:xXHQ/aV60
なんという展開www
341 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:43:00.93 ID:4hBlKQw10
男「んー、じゃぁこのブローチを貴方にあげればいいんじゃない? そうすれば貴方が王で、俺達には無関係になる」
来「めめめめめめ滅相もございません!!! それに王の血筋を引いてる物から渡さないと意味がありません!!」
男「うーん。しかしなぁ、国とこいつらを天秤にかけるだろ? どっちに傾くと思う?」
女「国だろ普通」
男「いや、お前含めてこいつらだ。だって俺の世界はこいつらが居なきゃできなかったんだから」
金「(ずきゅうううん) くらくら……」
男「だからまぁ、どうにかしてくれ」
来「むむむむむ………」
そして、俺達は突拍子もない決断をした
346 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:45:21.58 ID:DV05UQh70
金が一々可愛いなw
347 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:46:08.00 ID:8rrnU0Zz0
面白いなぁ、なぜだ、支援だ
348 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:46:09.95 ID:oaFT9K0D0
金は俺の嫁! にしたい
349 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:49:22.09 ID:4hBlKQw10
男「わかった、よし」
来「?」
男「此処を国にしよう。そして、今ある国を、大使館の敷地にしよう」
来「は!?」
男「な、そうすりゃ俺は動かなくて良い。王はできる。まぁ形だけでいいだろ? どうせ制度もなにもしらんから好きにしてくれ。簡単な事ならしてやる」
来「な、な……おぉ、これこそまさに王の決断……」
青「名案」
赤「す、すごいですご主人様……」
男「だめか?」
来「あぁ、あぁ、それで構いません、いますぐ手続きを!」
黒「まて、それじゃだめだ」
男「ん?」
黒「それだと、戦争の際にこの場所が攻める対象となってしまう」
男「ふむ」
黒「男を王として、現存する王宮に居るようにみせかければいい。攻められたら逃げたってことにすればばれない」
男「おぉ、いいね」
350 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:50:57.09 ID:nAouQbSM0
ぶっ飛びすぎだろwwww
351 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:51:18.71 ID:UDmM2CRz0
さすが黒たよりになる
352 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:52:35.00 ID:gQ5kF2QZ0
発売はいつですか?
354 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 16:58:04.52 ID:4hBlKQw10
そして数日後、某小国にいって新王として戴冠式を行ったその日に、俺はここにもどってきた
王は小国の王宮にいるが 面会は全て拒絶
だがそういう王ってのは昔からいたから疑われない、とおもう
どうせならこの屋敷に王宮セットだけつくって、放送のみにでればいいって話にすらなった
男「ただいま」
金「お帰りなさいませ、陛下」
男「ははは、陛下か、いいな、それ」
黒「みてくれ、大量に”お礼”が届いたぞ」
桃「そそ倉庫にはいりきりませせせせっかんだっ!」
青「ごめんなさい」
男「いや、面白いからいいんじゃねーかな」
青「……」
俺はぽんと手を置く
男「俺は何時までも俺だ。だが王権をもってる。こんな面白いことはない。だから気にするな」
男「これは、国王命令だ」
355 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:59:55.39 ID:qw/nlzj+0
はは〜仰せのままに(キリッ
356 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:08:57.54 ID:GBF9Wbx80
なんだよこれ…
ちょっとデイトレしてくる!!!!!!!!1
357 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:10:03.80 ID:4hBlKQw10
夜
男「王になった実感はない、な」
もとより全て幻想のような話だ
デイトレで500億?メイドがいて屋敷がある?国の王?
どれもこれも、夢のような話だ
男「しかし今、それは現実だ」
夢のような話でも、現実だった
俺が俺じゃなくなっていくような、そんな気持ちに襲われた
ドアが優しくノックされる
男「どーぞ。今日は赤だったか」
赤「は、はい、今日の夜係は赤ですっ」
男「よかった、やっと順番を覚えてきたところなんだ」
赤「11人もいますからね、お、覚えるのは大変です」
男「本当にな」
358 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:12:26.65 ID:6aBTEsd/0
つれていくのか
361 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:14:02.83 ID:4hBlKQw10
近くにあった椅子を俺が座るベッドの正面におき、赤がすわる
対面する形になった
赤「ご主人様」
男「うん?」
赤「ご主人様は、初めてあったときより、とても……、柔らかくなりました」
男「あぁ、そうだな、俺もそう思う」
赤「それはとても良い事だと思います、私も、うれしいです」
男「うん」
赤「だけど、怖いんです」
男「何が?」
赤「ご主人様が、どこかへ、言ってしまいそうで……」
男「なんでさ」
赤「変わっていきます、ご主人様は王にすらなられました。どんどん変わっていきます……」
赤は俺の膝に手をあててうつむいた
364 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:19:41.67 ID:4hBlKQw10
赤「ご主人様、どうか、どうか、何処かへいくのであれば私を、私達を、お連れになってください……」
男「……」
赤「私達にとって、貴方は、全てです…どうか…」
俺は赤の頭をなでる
男「なぁ、赤。俺がここで王をやってる理由、わすれたのか?」
赤「いえ……いえ……」
男「何処か行くならもちろん連れて行くが、俺は根性が引きこもりだ。どこへもいかねぇよ」
赤「ご主人様……ご主人様っ」
赤が抱きついてきてベッドに押し倒される
男「どうした、やけに傷心してるな」
赤「最近ずっと、考えていたので……ぐずっ」
男「安心しろって」
俺はその体勢のまま、頭をなで続ける
365 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:20:59.97 ID:H5pBeZuu0
(`・ω・´)
368 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:25:34.74 ID:4hBlKQw10
何時間たったろうか、いつの間にか俺も赤も寝入ってしまったようだ
赤は俺の胸の上で、気持ちよさそうに眠っていた
男(あぁ、こいつみたいなのがいるから……、俺はここからうごけねぇんだなぁ)
トゲトゲだった自分の心から、トゲがそぎ落とされている事を、俺は自覚した
変わってゆくのは怖い事じゃないんだ赤
きっと良い事。それは怖がる事じゃない
男「くく」
俺がこんな事を思うなんてな
本当に、変わっていくのはいいことなのかもしれない
それを俺は、今までしらなかった
なぁ、俺
今、たのしいよな
369 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:29:29.19 ID:4hBlKQw10
ばっと手を広げ、俺はベッドに倒れこむ
あぁなんか、清清しい
赤「ご主人……様……」
赤がぎゅっと、抱きついてきた
俺は無意識に、抱き返す
赤「……?」
男「おきたか、ごめん」
赤「………すすすすいません!!!」
赤がばっと離れようとした
男「離さん」
赤「/////」
離さんよ、それが、俺が掴んだ世界だから
370 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:30:17.63 ID:jv3hseBk0
ニートニート
371 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:31:16.36 ID:UDmM2CRz0
これちょっと緑涙目じゃないか
372 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:32:21.20 ID:4hBlKQw10
ちゅんちゅんちゅんちゅん……
男「まぶしっ」
陽の光が俺の目を突く
男「ったく……なんでカーテンなんかあいてやがる……」
俺は乱暴にカーテンを閉めると、PCを起動する
今日はどこのをかってやるかな
?「男ちゃん、ご飯、ここに、置いておくからね」
男「そこにおいと……」
……あ………れ………………?
373 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:32:43.41 ID:BIwQBBSCO
ドッリイイィィイムキャッチャアアァァァアアア
374 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:32:45.96 ID:9/57GWhn0
え?
375 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:33:09.28 ID:nAouQbSM0
言いいいあああああああああああああああああああああああ
376 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:33:17.44 ID:UPUppOT20
あ……
377 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:33:19.92 ID:jv3hseBk0
うおっ、まぶしっ!
378 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:34:10.05 ID:H5pBeZuu0
(´・ω・`)
379 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:34:23.56 ID:UDmM2CRz0
これはまさかの
383 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:35:41.25 ID:4hBlKQw10
俺はバッと扉を開ける
そこはどう見ても、豪勢なお屋敷なんかじゃなかった
え?え?え?
どういうこと。だ?
母「あ、男ちゃん……どうしたの?」
男「え。え………?」
母「ご、ごめんね、ご飯、いらなかった?」
男「ち、違う、そうじゃない、そうじゃないんだ」
な、…………なんだ…………なんだ?
母「だ、大丈夫男ちゃん?」
384 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:36:17.73 ID:jv3hseBk0
まさかの夢オチ
385 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:37:16.21 ID:cs+gprtf0
想定内の夢オチ
386 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:37:18.91 ID:2HoNW4uR0
ですよねー・・・orz
388 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:37:20.24 ID:DNmrvYpg0
おい・・・!おい・・・!やmれろ・11
389 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:37:41.95 ID:ypDGcg7w0
その時俺に電流走る
390 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:38:01.35 ID:yUOXdwWo0
どうなってやがるんだ・・・
392 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:38:14.68 ID:4hBlKQw10
ちがう、ちがう、ちがう?
ちがくない
ちがくなんかない
デイトレで500億? メイドさんいっぱいでっかいお屋敷? 一国の王?
な。んだ。そ。れ
現実?夢?
何が、どういう……
母「男ちゃん……?」
男「”母さん”……、ここは、俺の家、だよな?」
何年ぶりかに、母さんと、俺はいった
母「え、えぇ、そうよ、貴方のおうち」
そん、な……
394 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:39:34.06 ID:6aBTEsd/0
え、何500億も消えてるの?
395 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:40:16.62 ID:Aq9/8As30
想定の範囲内です(キリッ
397 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:40:23.28 ID:8rrnU0Zz0
ごめん、こういう展開大好きです
398 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:40:49.55 ID:Cqd27sm40
夢落ちが織り込み済みだとっ・・・!?
ここから広がるんだよね?ね?ね?
399 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:42:17.74 ID:H5pBeZuu0
幼馴染まで夢だというのか…!
404 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:43:12.82 ID:4hBlKQw10
そ、そんな……、あ。あああああ……
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
男「お、おい、ははは。俺は、馬鹿だな。そんな事、あるわけ、ないだろ」
母「……?」
男「ごめん母さん……、ちょっと、寝ぼけてた、みたいだ」
母「そ、そう?」
男「うん。……それと、今まで、ごめん」
きっとあれは夢
でも
夢は夢でも
俺は
学んだことがあった
405 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:43:21.58 ID:cs+gprtf0
さぁ、ここからだ!
407 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 17:45:27.15 ID:4hBlKQw10
男「これからは、頑張る、あぁ、明日からなんかじゃない、今からだ」
母「……!」
男「悪かった、本当に悪かった、こんな俺を、育ててくれて、ありがとう」
母の目に涙がたまる
男「これからは、俺が、恩返しをする番。だ」
男「本当に、すまなかった……!!!」
俺は土下座をして、今までの全てを込めて、謝った