Part2
51 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:03:58.93 ID:
4QvKaSx70
一応注意、今後ずっとメイドと男の日常パートなんだが
もう山場おわったし、多分801状態になると思われ
だからまぁ、ここからは完全にメイドさんSSだとおもってくれ
ちら裏でした
59 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:24:55.45 ID:CBF6AWE70
>>51
801状態って何?
濃密なホモスレになってしまうの?
61 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:27:33.06 ID:WEpZ05t60
>>59
やまなしおちなしうんたらかんたら
53 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:07:43.90 ID:UlEQ1S9b0
設定が魅力的なので日常描写こそ大歓迎
54 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:10:48.24 ID:
4QvKaSx70
男「そういえば、その服、どうしたんだ?」
赤「こ、これですか? 布があったので皆で作ってみたんです、お揃いです」
完全にメイド服だった
俺があとで発注するつもりだったんだが、まぁいっか
皆で作った奴の方がきやすいだろう
男「そ、そうか」
赤「か、勝手につくってすいません……」
男「赤はさっきから謝ってばっかりだな、あまり気にしなくていい。硬いとむしろ俺が困る」
赤「で、ですが貴方は……いえ、ご主人様は私達の恩人です、そうは行きません……」
男「ふぅむ……、まぁ好きにやってくれ」
赤「はい♪」
55 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:12:19.84 ID:Gk38u+3r0
エロがあるかどうかが重要だ
56 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:14:23.22 ID:
4QvKaSx70
観音開きの豪奢な扉を開くと、そこは巨大な長テーブルが置かれた部屋だった
アニメやドラマでみるような……金持ち一家の大食堂
男「こいつは……」
赤「さささ、こちらへお座りくださいご主人様」
赤がお誕生日席の椅子を引く
男「お、おう」
なんてこった
俺いつから王子様になったんだ?
赤「すぐにお持ちしますね」
お、落ち着かない……
57 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:16:41.71 ID:vQDxvcVF0
あっても微エロ程度のほうが良さそうなふいんき
グーグルさんはふいんきでも変換するのか
58 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:20:17.83 ID:
4QvKaSx70
赤が退席すると、この超巨大な部屋に俺一人が取り残された
どうにも落ちつかない、地に足がついていないようだった
ぐるぐると辺りを見回して気付く
男(これ、全部掃除したのか……?)
朝起きてから全然きづかなかった
そういえば、買取ったときは廃教会だったんだ。つまり、こんなに綺麗なわけがなかった
男(はぁ、実感ないなほんとに)
突如、俺が入ってきたところとは別の扉が音を立てて開いた
最初に入ってきたのは……
女「じゃじゃーん!」
男「………………なに……?」
女「メイド長になりました!」
男「なんで」
女「働かざる者喰うべからず」
男「………は?」
60 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:25:41.78 ID:
4QvKaSx70
聞くところによると、メイド服の指示も、朝食の指示も、全て女の提案とのこと
考えてみれば海外からいきなり日本に来て、しかもメイドなんていう仕事させられてる状態で
メイド服とか、朝食の案内とか、そんな洒落た事を彼女らが思いつくはずもなかった
そしてそれを「メイドらしさ」として捉えた彼女らは、それを教えてくれた女を、「メイド長」としたのだった
なんとも筋の通る話で、俺は噴出す
次々と目の前に食事が並べられていく
しかしそれについては、どれも見た事のあるものではなかった
女「私料理はできないから、他の子に任せたの。おいしいよこれ」
男「そりゃ楽しみだ」
僕がそう答えると、女はつつつと端へと移動する
そこには全員が顔をそろえて整列していた
63 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:31:13.88 ID:
4QvKaSx70
男「え? え?」
全員がじっと俺をみつめる
どうすりゃいいの?
女がさっともどってきて耳打ちした
女「さぁいただきますと言え」
男「は? え? いただきます……」
すると全員が一斉に――
――礼をした
その光景は圧巻だった
女「私の提案じゃない、皆がしようって。皆あんたに感謝してるんだってさ」
男「………」
目頭が熱くなったような気がして、それを隠すために僕は、女に答えず料理に手をつけた
66 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:35:09.53 ID:
4QvKaSx70
朝飯を食い終わると、テキパキと皿が下げられる
しかし一つ引っ掛かった
男「なんで一緒にたべないんだ?」
少?「そんな事できませんわ」
答えたのは綺麗な金髪の少女
金「私達は貴方に助けていただきました、だからこそ貴方には最大の敬意を払いますの」
一同はうんうんとうなづきあう
なんだかなぁ……
69 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:39:03.37 ID:
4QvKaSx70
男「ま、好きにしてくれ。俺は一度部屋に戻る」
俺がそういうと、すぐに全員が見送ると声をあげて俺の前に立ちふさがった
男「え、お、お……?」
じーっと全員が俺を見つめる
弱ったな……
全員でいってもしかたないので、収集つけるためにとにかく誰か一人を指名する事にした
男「えっと……、じゃぁ、君」
緑の髪の小さな女の子、最初に俺が助けた女の子だった
緑「はいっ♪」
始めてあったときより何倍も明るくなっていて、俺は嬉しくなった
70 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:46:58.30 ID:
4QvKaSx70
緑「みんな、すごく嬉しそう。貴方のおかげ」
男「そんなことない」
緑「ある。あそこは地獄だった、牢獄だった。抜けられる道理がなかった」
男「……」
緑「だから私は絶望して飛び出した。そして貴方が助けてくれた」
ただ俺は、ゲームをしていただけだった。本当にそれだけだったのに。
だからこんなに感謝してくれることが、心に痛かった
男「……な、なぁ、そういえば緑は、母親のところにかえりたいんじゃなかったのか?」
緑「あれは咄嗟にでた嘘。帰りたくなんかないけど、逃げ出したくて、自分騙した。帰る場所を架空に作った」
男「帰りたくないのか」
緑「間違えないで、嫌いなんじゃない。でも私が帰ったら、母を困らせる」
男「そうか」
売った子供が帰ってきたら、そりゃどうしていいかわからんだろうなぁ
71 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:49:26.95 ID:
4QvKaSx70
部屋に戻ると、やっとおちつけた
朝飯だけでこんなにも落ち着かないなんて思わなかった
やはり俺は、引きこもりだった
ディスプレイを見渡す
男「……やるか」
ここ数日手休めていたデイトレード
これをやっているときだけは無心になれる
ソフトを起動し、俺はその世界へ没頭した
72 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:51:24.62 ID:ffoUM0F/0
支援
73 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:58:07.55 ID:
4QvKaSx70
何時間たっただろうか
ドアをノックする音に、俺は現実に引き戻された
男「どーぞ」
扉を開けて入ってきたのは、褐色肌の女の子
褐「おっじゃましますご主人様」
なんともメイド服の似つかない娘だった
男「あぁ、どうした」
褐「挨拶にきたんですよっ」
男「挨拶?」
褐「うん、挨拶。まともにご主人様に挨拶してなかったですからっ」
男「そうか、そうだな。まだ知らない子が多い、そっちから来てくれるのは助かる」
褐「よかったよかったっ。……ところでご主人様、これのでっかいのはなんですか、テレビってやつですか?」
褐はディスプレイを指差して聞いてきた。
男「テレビと似てテレビじゃない、ディスプレイっていうんだ。いや、コンピュータって言った方が分かりやすいな」
褐「でぃすぷ、れい? こんぴーた?」
男「触ってみるか?」
褐「す、すいません、多分僕、これは得意になれないとおもいます……」
男「そうか、見た目外で溌剌とするタイプっぽいもんな」
褐「おぉ、そのとおりですよご主人様! 外はいいです、ご主人様も出るべきですっ!」
74 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:03:28.03 ID:
4QvKaSx70
男「外は溶けるからダメだ」
褐「あ、それ女様も言ってました、男は外にでたら溶けるって!」
男「聞いてたか」
?「褐〜! なにしてるの〜!」
褐「あっ、いけない、昼食にご主人様を呼ばなきゃいけなかったんだった!」
男「挨拶じゃないのか」
褐「挨拶もしようとおもったんですっ」
あけっぱなしのドアの隅からチョコンと顔を出したのは、三つ網銀髪の女子だった。
銀「あ、ご主人様すいませんっ、褐〜、ちゃんと読んできなさいっていったでしょー!」
褐「ごめん銀っ、ご主人様、いきましょ!」
男「あ、あぁ。だがすまん、腹減ってない」
褐「あう、そんなぁ……」
銀「でしたら、せめてお付き合いでもしていただけませんか? 私達、良い案をおもいついたんです!」
良い案……?
76 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:08:34.42 ID:
4QvKaSx70
こっちこっちと案内されたのは、中庭だった
銀「どうですか!」
男「こ、これは……ピクニックみたいだな」
銀「いえっすそうですピクニックです! 先ほどご主人様が皆で食べないのかとおっしゃっていたので、考えてみました!」
そうか、そんなことも、考えてくれてたのか……
銀「金は反対したんですけど、ご主人様の望みと義理、どっち取るのかで、結局望みをとってくれましたっ。どうです、いかがですかっ」
男「あぁ……最高だ」
褐と銀がパンッと手をならし、「やったっ」と笑顔を見せた
77 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:12:55.58 ID:
4QvKaSx70
そんなこんなで夜
夕食は食堂で皆でとった
彼女らは俺の事をまだ知らない、俺も彼女らの事をしらない
でも食事だけは、喜ばせる事が出来るかもしれないと、彼女達ががんばっていたらしい
さっき赤に聞いた
俺がもう寝ようかとベッドに寝転ぼうとしたとき、また扉がノックされた
男「どーぞどーぞ」
入ってきたのは女だった
女「や」
男「おう」
女「……」
男「どうした」
女「ちょっと。言いたい事が、あって……」
男「用事があるならさっさとしろ……っていう俺だったんだが、なんだかあの子ら見てたら少し心が柔らかくなったみたいだ、まぁ座れよ」
女「うん」
78 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:17:55.06 ID:
4QvKaSx70
女「あの子達、すごく良い子達だよね」
男「あぁ、そうだな」
女「……」
男「どうしたんだよ」
女「私ね……、その……、男の事が好きだったの」
男「……いきなりどうした」
女「いいから、聞いて」
どうしたんだ、一体
女「あの子たちみんな、貴方に感謝してる。それでね、それをみて……、私だけ抜け駆けできないなって、思ったの」
男「ちゃっかり抜け駆けしてるじゃないか」
女「良いから聞けって馬鹿」
叩かれた
女「皆きっと、これから男の事を好きになっていくと思う。その中で、私は男にこの気持ちを隠せないかもしれない」
男「……」
女「嫌なの、そんなの。独り占めするなんてもう出来ないし、それに皆が楽しいほうが良い」
男「……」
女「だから……」
81 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:20:03.95 ID:
4QvKaSx70
――――メイド「だから愛しています”ご主人様”」――――
82 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:25:03.22 ID:
4QvKaSx70
それは決別の証
女が好きだと言う気持ちを最大限表すための決意
メイドとして、思い人の傍にいる事を選んだことの証明
独り占めはできなかった
一人の女として嫁になることは、皆を悲しませる事だと理解していた
だからこうする事で、”メイド”として自らを確立する事で、愛していると言う事が出来た
一人の女として言っていたら、きっと、何かが崩れだす
それはだめだった
男「……お前……」
メイド「いいの、これで。じゃぁね、良いたい事はこれだけだから」
女は、いや、そのメイド長は、俺の部屋を後にしたのだった……
83 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:26:28.89 ID:NWAQQ3kmO
夜のご奉仕クルー?
84 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:27:26.14 ID:
4QvKaSx70
ここまでが構想が立ってた部分で、やっと一旦区切りがついたので中断しようと思う。
続きはもう少し話練ってからかな。このまま書いてると薄くなりそうw
残ってたらまたくるね
96 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 21:14:13.60 ID:zJFGUNy5P
ほ
97 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 21:30:45.91 ID:UlEQ1S9b0
保守
98 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 21:51:01.80 ID:odeOdt4j0
ほほほ
104 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:29:29.44 ID:97HVXxXP0
ツンデレメイドお願いします
120 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 07:30:10.55 ID:4hBlKQw10
……
あいつにこんな事言わせて、俺は良かったのだろうか……
俺みたいな人間に……あんな想い持って……
男「くそっ……」
よく分からなくなっていた
衝動的に手を出した事による生活の激変に、俺自身がついていけてなかった
女まで変わってしまった事に、危機感を覚えた
男(こんなんで、良いのだろうか)
俺はとりあえず自分を仕切りなおすために、洗面所へ向かう事にしたのだった
121 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 07:30:48.00 ID:Yrag4jwQ0
わーい
122 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 07:38:26.31 ID:4hBlKQw10
?「あら、ご主人様の方から出てきてくださるなんて」
自室を出ると、そこには綺麗な茶髪の女性がいた
少女というには、少し大人びていて、でも大人というには幼くて……
その絶妙なバランスが、怪しい可愛さを持っていた
男「どうした」
茶「うふふ、今日の”夜係”です♪」
男「夜係……?」
茶「夜は淋しいものです、ですから私達の内一人が、夜を一緒にすごして差し上げようと、そういう話になったのですよ」
男「別にさびしくない」
茶「然様ですか……、ふふ、それでも夜、ご用命の際、誰もいなかったらお困りでしょう?
ですから、扉の前で待たせていただくだけでも、少しはお役に立てるかとおもいますよ」
男「……、まぁ、やりたいならそれでも」
茶「ふふ、良かった♪ 怖い顔してらっしゃるので怒られるかと思いました」
男「別に、怒る事もないだろ」
123 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 07:44:54.47 ID:4hBlKQw10
茶「向こうでは……、指示にそぐわない事を勝手にすると、怒られましたので……」
男「そうなのか?」
茶「はい、劣悪な環境でした。ですから、皆ビクビクしてるんだと思います」
そういえば皆、行動を取ったときは全て、確認を取ったり謝ったりしていた
そういうことだったか
男「赤にも言ったが、あまり気にするな。俺はあまり自分以外のことに興味がない、だから怒らない」
茶「興味がないなんて仰らないでください、みんな一生懸命な……あ、う、過ぎた発言でした、すいません……」
男「だから怒らないって」
茶「すいません、ふふ、トラウマはすぐに抜ける物ではありませんね……」
男「そりゃそうだろ、まぁもう向こうに戻るような事はない、もしそうなるなら俺が全力でこっちに連れ戻す
それが俺の責任だからな」
少し前の俺ならこんな事言わなかっただろう
俺も、変わってるのかもしれない
124 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 07:47:12.55 ID:60u0I2PSO
モチロン支援だ
125 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 07:48:30.31 ID:4hBlKQw10
茶「ところで、何ゆえ部屋をお出になられたのですか?」
男「はっ……」
まだ自室の前だった
男「洗面所に、行きたくて」
茶「洗面所……?」
男「うーんと、顔洗いたい」
そういえば、どこにあるんだ? ……よし
男「連れてってくれ」
茶「あ、はいっ」
126 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 07:54:27.47 ID:4hBlKQw10
茶「ここであってますでしょうか……?」
男「……風呂場か」
茶がつれてきてくれたのは、脱衣所だった。この向こうに風呂場があるのだろう
確かにここなら、顔を洗えるが……、まぁいいか
男「しかしでかいな、脱衣所なのに。どこの銭湯だよ」
茶「ふふ、本当に大きいですよね……、ご主人様はとてもすごいお方です」
男「いや別に見て買ったわけじゃない、ただ広くて全員住めそうだったからここを買っただけだ。すごいもなにも俺も初めてみたっての」
茶「そ、そうなんですか!? わわ、貴方様は本当に器の大きいお方です……
家の下見もせずにこんなすごいとこをご購入なされるとは……、並みの方ではできません」
男「そ、そうか」
ほめられるのは気分の悪い事ではない。
だが
男(面倒だったから適当に買っただけなんけどな……)
それはいわない事にした
127 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 07:57:51.03 ID:4hBlKQw10
男「ん?」
茶「どうしました?」
男「なんで脱ごうとしてるんだ?」
茶「お背中お流ししようと……」
男「落ち着け、俺は顔を洗いに着ただけだ、別に風呂に入ろうってわけじゃない」
茶「あ、ふふ、すいません、ついつい」
男「……」
もしかして俺、いまなんかすーっごいチャンス逃した?
いや、全然、全く、これっぽっちも、後悔なんかしてない
ジャバジャバジャバ
男「……」
水、つめてーな……
129 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 08:02:18.32 ID:uVodEhnOP
支援
130 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 08:02:53.12 ID:4hBlKQw10
翌朝
俺はものすごい悲鳴を聞いて飛び起きた
?「きゃああああああああああ!!!!」
男「!?」
な、なんだ、どこから聞こえた?
すぐそこで聞こえたような……扉の向こうか?
俺はそろりそろりと自室の扉を開ける
そこには桃色髪の毛の女の子が目を回して倒れていた
男「おい、大丈夫か、どうした」
桃「はらひれ〜」
男「なにしてんだ」
桃「くろびかりー、かさかさー、ねちょねちょー、……」
男(ゴキブリでもみたのか……?)
131 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 08:06:20.37 ID:4hBlKQw10
桃「す、すいませせせっかかかんだっ」
男「あ、君……」
>>40 少Z「お、おじゃましまっ、かかかんだ」
男「あの子か」
桃「! 覚えてくださって光栄ででです! かんでない!」
男「落ち着け、いいか? 深呼吸だ」
桃「ひっひっふー ひっひっふー」
男「それはラマーズ法だ」
桃「これって名前ついてたんですか!? ご主人様博識っ!!」
男「誰でも知ってる……、それより、何してるこんなとこで」
桃「朝食のお迎えです!」
男「あぁ……、もうそんな時間か」
132 名前:
◆o7JqHuC66s :2010/02/24(水) 08:10:45.77 ID:4hBlKQw10
赤「どどどうしたの桃ちゃん!? あ、ご主人様おはようございます」
男「お、おはよう」
桃「なんもない! なんもないよ赤ちゃん!」
赤「そ、そう? それならいいんだけど……」
桃「うんうんうん、ほらご主人様、朝食!ちょうししししょっかかかんだっ」
男「ラマーズ法だ」
桃「っひっひふーっひっひふー」
男「なんか違うな」
赤「なんですかそれ? で、できれば私にも教えてくださいご主人様っ」
男「ひっひっふーひっひっふー やってみろ」
赤「っひっひふーふひー」
男「なんか違うな」
133 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 08:15:32.96 ID:60u0I2PSO
和むなぁ(*゚∀゚)