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取引先のお偉いさんに糞女紹介された話

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何処の国にも外道な人間とは存在するもの。冷静に対処した報告者の手腕をお楽しみ下さい。
Part1
1 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:15:26 ID:sYR
登場人物
俺:海外駐在員。商社勤務。お客様の御用聞き。
張總:取引先のお偉いさん。めっちゃいい人。超有能。
游小姐:張總の部下。性格悪い。おっぱい大きい。
書きためてないのでダラダラレスしながら書いてく。

7 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:22:08 ID:ejz
まず名前の読み教えれ
感情入れれねえわ

9 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:24:17 ID:sYR
>>7
張總=ジャンゾン。張社長って意味。
游小姐=ヨウシャオジエ。游さんって意味。

5 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:18:52 ID:sYR
俺が中国勤務になってから1年ぐらい経ってだいぶ仕事にも慣れた頃、お客さんにもだいぶ仲良くしてもらってまぁまぁ順調に仕事してた。
お客さんの一人、張總は大きなグループ会社のトップなんだが、何故か俺のこと気に入ってくれてよく食事に連れて行ってくれてた。
そんな中、彼女居るのかという話になって、当時彼女がいなかった俺は正直にいないと答えた。
そうしたらうちに一人いい子がいるから紹介しようと言ってくれて、会う運びになった。

6 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:21:23 ID:sYR
当日現れたのは、地味だけどおっぱいが大きい子だった。
張總とその子、遊小姐と三人で楽しく食事をし、その時はいい子紹介してもらったとウハウハだった。
そして食事が終わり、俺が遊小姐を送って帰ることになり、二人きりになった途端、いきなり
「上司のメンツを立てるために来てあげました。勘違いしないでくだい」
と真顔で言われた。


8 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:23:15 ID:sYR
まぁ、正直そんな事もあるよなと思った俺はがっかりしながらも
「そうなんですね。ご足労おかけしました。そちらも大変ですね。事情は分かりました。後は張總には適当に話を合わせておきます」
と言って紳士ぶって普通に家まで送った。

11 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:28:42 ID:sYR
その後、游小姐とはもちろん連絡は取らず、特に張總にも1ヶ月ぐらい会う機会もなかったので、正直そのことは忘れていた。
そんなある日、急に張總から思いもよらない連絡が。
彼曰く
「うちの游が寂しがっているよ。全然連絡くれないらしいね。気に入らなかったのかい?」
おれはびっくりした。
向こうが無理に来てたって言ったので、当然連絡をこっちから取ろうなんて思いもよらなかったし、更に相手が寂しがっているというのが意味不明だった。
とにかく俺は忙しさにかまけていましたとその場を取り繕って、游小姐に連絡しますと約束した。
そして、狐に摘まれた思いをしながら彼女に連絡を入れた。

12 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:29:59 ID:9aP
なんだその女・・・

13 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:32:39 ID:sYR
すると、游小姐から完全に想定外な反応が返ってきた。
曰く
「何故連絡をよこさない。失礼ではないか?私に魅力がないというのか?こまめに連絡を入れてきて食事にぐらい誘うべきだ。
あなたは外国人だからわからないのかもしれない、日本は男尊女卑の国だと聞いた。だから特別に教えてあげる。こういう場合
男は主体的に女をエスコートして食事をご馳走したりプレゼントを贈るものだ」
俺は目を丸くした・・・
もちろん、中国の文化にではなくその女にだ。
俺はこれでも留学生活含めて7年はこっちにいる。
その経験の中でもこんな女に出会ったのは初めてだ。
ここで俺は初めてはっきり認識した。
ヤバい女を紹介された。

14 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:34:49 ID:sYR
この女は、恐らく張總の前ではお淑やかで有能な部下なのだろう。実際、3人で食事をした最初の日は淑女な印象だった。
しかし、本性は・・・。
俺は立場上、苦情を張總に入れるわけにも行かず、そういう足元も完全に見られていると感じた。
とてもしたたかな女だ。顔は地味なのに。

15 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:38:07 ID:sYR
ここからこの女のつけ上がりが本格的に始まった。
こちらからご機嫌伺いしないと張總にちくられることが分かっているので、俺は頑張って週一ぐらいで連絡した。
そしてその度に飯を奢らされたり、化粧品を買わされたりしていた。
はっきり言ってこれは接待だと思った。
今まで張總一人への接待で良かったのに、接待する相手が一人増えた。
しかもこの接待は経費で落ちない・・・俺の心も腑に落ちない。

16 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:41:19 ID:Ykx
おっぱいうpある?

18 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:42:10 ID:sYR
>>16
ないよ。そういう関係に一度もなってない。

17 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:41:53 ID:sYR
挙句の果てに長期休暇に旅行に連れて行けとか言い出した。
俺は帰国するから無理ですと断ったら、ちょうどいい、日本に行ってみたいから連れて行けと言い始めた。
正直、俺はいい加減我慢の限界だった。
数ヶ月も彼女のお姫様ごっこに自費で付き合わされてイライラが頂点に達していた。

20 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:45:45 ID:sYR
そこで、俺は正式にお断りする作戦に出た。
これは業務上の関わりでなく、あくまで個人的な紹介ということだったので、張總には申し訳ないが、きちんと彼を通してお断りしようと思った。
そして彼に会う機会を作って、正直に
「お付き合いする関係には至りません。せっかく紹介いただいたのに申し訳ありません
と謝った。
張總は目に見えるほどがっかりしていたけど、でも当人同士の相性の問題だからと理解してくれて、俺はホッとした。

21 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:47:33 ID:sYR
そして、俺は游小姐にもはっきりとお断りの電話をして、張總にもこの旨伝えてあると言った。
彼女は意外なほどあっさりそうかと受け入れ、その場は電話を切り、俺は全て終わったと安心しきっていた。
ところが

24 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:49:59 ID:sYR
数日後にまた張總から、仕事外の事で話があるから夜にうちに来てくれと言われて呼び出された。
俺はなんだろうと思ったが、この前の話はもう終わっていると思ったし、何か良いお酒でも手に入ってご馳走してくれるのかなとか甘い考えでノコノコ彼の家に赴いた。
すると、、、何故か家の中には游小姐もいた。
しかもなぜか泣いていた。
俺は・・・察した。

25 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:50:53 ID:9aP
あー・・・

26 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:51:52 ID:sYR
部屋の中には泣いてる彼女と、沈鬱な表情の張總夫妻。
俺は席につきたくなかった。逃げ出したかった。
しかし立場上そうするわけにも行かず、仕方なしに席につき、なんでしょう?とマヌケな質問をした。

27 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:57:29 ID:sYR
遊小姐は質問に答えずずっと泣いている。
そして彼女を代弁するように、張總が怒りを噛み殺したように話し始めた。
曰く
「若い者同士の事だから、いろいろな関係がって当然だと思う。私の時代ではありえないが、若い者は自由だから理解できる。
でも、そういう関係になったのなら、男として取らなければならない責任というものがある。これは文化の差とかは関係ないと思う。
私の言いたいことは以上だ。何か言いたいことはあるかね?」
俺は、あー、終わったと思った。
まさかこんなことされるとは思ってなかった。
恐らくここでどんなに否定しても信じてはくれないだろう。毎週の様に会っていたのは事実だし。
俺は半ばやけくそな気持ちになって、分かりました、責任を取りますと言った。
すると張總はホッとしたように表情を弛め、君なら分かってくれると思ったとにこやかに言った。
張總、あなたは仕事では有能ですが、女には甘すぎます。お人好しです。


28 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)16:59:02 ID:9aP
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工

29 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:00:12 ID:sYR
その後は仲直りパーティーみたいなものが開かれ、張總の奥様の手料理が振る舞われた。
味なんかわからなかった。そして、俺は一度も游小姐の目を見なかった。受け答えはするが、絶対に目だけは合わせなかった。
初めて、この女に対する敵意が芽生えた。

30 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:02:42 ID:sYR
それから、俺の下僕生活が始まった。
日々ご機嫌伺いをし、呼び出されれば迎えに行き、言われるままに物を買い与える。
そして、俺はそれを記録にとり続けた。
一番大きな出費は、なんかネイルだかの学校に余暇で通うとかで50万円近く払わされたものだった。
その他にもなんだかんだ言って、半年で150万円分ほどこの女に金を使った。

31 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:04:28 ID:sYR
俺はひたすら黙々とその女の要求に従い、黙々とそれを記録した。
そして、彼女が完全に油断しきったあたりで、彼女に惚れている演義を露骨にし始めた。
俺は更に卑屈に振る舞い、彼女を浮かれさせ続けた。

32 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:06:28 ID:sYR
次第に彼女は俺に対してすっかり油断していき、会話の内容なども次第に粗雑になっていった。
俺は頃合いかと思い、連絡を電話メインから、記録が残るメールメインに変えていった。
彼女はそれに特に疑問も持たなかったようで、相変わらずメールであれしろこれ買えと要求してきた。

33 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:06:39 ID:ejz
ここまで見てたら胸糞悪いわ

34 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:09:11 ID:sYR
更にもう一越え記録が欲しい俺は、彼女に甘える作戦に出た。
メールで
「なんでエッチさせてくれないの?一度もさせてくれないし、キスもまだだよね?」
などと送った。
彼女は案の定調子に乗って
「は?ふざけんな。お前ごときが私を抱けるわけないだろ?お前は財布だよ」
みたいな返事を送ってきた。
これで俺の勝ちだ、と確信したが、一通だけでは心もとないので、何回かそういうやりとりをした。

35 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:09:44 ID:9aP
ナイス

36 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:11:16 ID:sYR
そして、ある程度各種記録がたまった後、俺の復讐は始まった。
俺は彼女のために使った金の記録、彼女の物を要求する記録、そして、肉体関係がいまだ無い旨を証明するメールの記録を全て紙に印刷した。
もちろんそれを携えて会いに行くのは張總のところである。

37 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:14:50 ID:sYR
俺は張總を游小姐不のことで用があると言って呼び出した。
正直彼は結婚の報告だと思っただろう。
今も電話を受けた時の彼の明るい声を思い出して胸が痛む。
しかし、俺が突きつけたのは彼女が俺を利用し尽くそうとしていた記録である。
もちろん紙も見せるのと同時にメールそのものも見せた。
張總は絶句していた。
しかし、これを嘘だと思うほど部下に対して盲目的でもなかった。
きっと、彼なりに彼女の最近の身なりの変化を訝しく思っていたのだろう。
最初はそれを結婚を前提にした俺の貢物だと思っていたみたいだが・・・
張總は動いた。しかも俺が彼に話した次の日に。

38 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:17:16 ID:sYR
俺が張總に記録を渡した次の日の夜。
游小姐から金切り声の電話がかかってきた。
正直、何を言っているのか聞き取れなかった。
悲鳴とも絶叫ともつかないその声は、鬼気迫っていて怖かった。
ただ、彼女のことは任せろと張總が言ってくれていたので、俺はそっと電話を切り、着信拒否した。

39 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:17:38 ID:9aP
張總さんが有能すぎて抱かれたい

40 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:21:26 ID:KWM
そら張さんのメンツ丸つぶれだもんな
あるいみ会社の金に手を付けるよりヤバイ
川に浮かんでもおかしくないレベル

77 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)18:44:39 ID:sYR
>>39
彼は本当に有能。仕事ぶりは尊敬できる。
俺ら日本人なんかよりよっぽど分母が大きい競争を勝ち抜いてきた人なんだろうしな。
>>40
だね、こわい系とつながりがある会社の社長だったら、そういう落とし前付けさせる可能性もある。

41 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:23:04 ID:sYR
数日後、張總から電話があり、
「済まなかった、その後の顛末を話したいからうちに来てくれ」
と言われて俺は彼の家に向かった。
家につくと、当然游小姐はいなかった。
俺はホッとしたw
彼の語った顛末はこうだ。
まず、彼は俺が印刷した証拠を彼女に見せて事情を問うたそうだ。
しかし、彼女はまともな返答をせず、逆ギレして俺が騙そうとしていると喚いたそうだ。
彼は、彼女が冷静さを失ったのを見て、もしかしたら何かの間違いかもしれないという最後の望みも失ったと言った。
彼女が冷静さを失うほど、張總の俺の証言に対する信憑性は上がり、彼は彼女に落とし所の相談をし始めたそうだ。
まずは金を全部返しなさい、それから一緒に俺に謝りに行こうと彼女を諭したらしい。
しかし、彼女は聞く耳を持たず、俺が悪いとの一点張りだったそうだ。

42 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:30:59 ID:sYR
何日か説得をしたが、やはり彼女は聞く耳を持たず、しかも張總は忙しいのでそれだけに時間を取られているわけにも行かず、仕方ないので今日から彼女に自宅待機を命じたそうだ。
そして、そこで俺にそこまでの報告と、万一のために身辺には気をつけるようにとの忠告をしようと思ったらしい。
彼はそこまで言うと、今後のことを相談しようと言ってきた。
「本当に今回のことはすまなかった、私は刑事告発も覚悟している」
彼はそういうと、弁護士の知り合いがいる事や、必ず損害は取り戻すと言った旨を熱く語り始めた。
しかし、正直な話、俺はその 張總の誠意ある対応で割りと溜飲が下がってしまっていた。
彼のテンションは上がっていくが、逆に俺のテンションは下がっていったw

43 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:32:40 ID:fa1
ほうほう

44 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:36:23 ID:sYR
「全て張總にお計らいにお任せします」
俺はそう言うと、彼の言ういろいろな解決パターンも馬耳東風な感じで、
まぁ、正直被害って言っても150万円ぐらいだし、俺の怒りはどちらかと言うと金銭被害よりプライドを傷つけられたところから来てたんだなあ
などとぼんやりと思っていた。
何はともあれ、全てを張總に任せることにして、その日は解散した。
刑事告発することになると、被害届を出すために警察にも出頭することになると言われていたいのでそれは面倒だなあと漠然と思っていた。
しかし、一体何の罪になるんだろうか?中国の法律はよくわからん。

45 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:40:19 ID:sYR
そんなこんながあって、また半月ぐらい経った頃、突然游小姐が俺の部屋の前にいた。
俺はとっさに身の危険を感じた。あの女なら逆恨みで俺を刺しかねないと思ったからだ。
しかし、家に入らないわけにも行かないので、俺は警戒しながら彼女に近づき声をかけようとして驚いた。
遠目からでは分からなかったが、彼女は憔悴しきっていて別人のようにやつれていた。
彼女は俺を見つけると力なく笑って
「なんにもなくなっちゃった」
と言った。
その力ない態度に危険を感じなかったので、俺は彼女を連れて近くの喫茶店に言った。
さすがに部屋に入れる気にはならなかったw

46 :名無しさん@おーぷん :2014/12/17(水)17:43:33 ID:9aP
ざまあwwwと思ったけどなにしたんだ社長
末恐ろしいわ

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