2chまとめサイトモバイル

神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」

Facebook Twitter LINE はてなブックマーク
Part138
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」 5社目

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1575568645/


1: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 02:57:25 ID:f1i/L8eQ

巫女「ごめんなさい・・・ ごめんなさい・・・」グスッ

??「ありがとう」

巫女「なんで・・・ なんで謝ったりするの・・・?」

??「私はずっとこの村を・・・ そして・・・ これからもあなたを見守り続けます」ゴボッ

巫女「いや・・・ うそ・・・ いやだ・・・」

??「辛い思いをさせて・・・ ごめんね」ウッ

巫女「いやだ・・・ お願い・・・ 嫌だよ!」

??「笑って・・・ 笑顔を見せて・・・ そしたらまた私は・・・・・・」ニコッ

巫女「嫌ー!!!」

――――
―――
――



2: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 02:58:11 ID:f1i/L8eQ

~あらすじ

神様「私は神様! ボン!キュッ!ボーン!の見事なボデーを誇るかわゆい女神!」

神使「ツルペタ幼女体型である神様へお使いする神使と申します」

3: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 02:59:27 ID:f1i/L8eQ

■ ~ 番外編 2019年冬『おにゅおにゅ神社』~


神使「良いお天気ですね、神様」テクテク

神様「・・・・・・」トテトテ

神使「見て下さいよ、この大自然。 空気がとても美味しいです」ニコッ

神様「うがー!!」ゲシッ ゲシッ ゲシッ

神使「痛いっ! ちょ、痛いですよ神様」

神使「おい、クソ犬! また私を騙してこんな田舎に連れてきやがって!!」

神使「騙したなんてとんでもないですよ」

神様「昨日、『次は都会方面に行きます』って言っただろ!」

神使「私は東海方面って言ったんです。 都会じゃなく東海地方の東海です」

神様「・・・・・・」

神使「聞き違えたのは神様です」

神様「神使くんさぁ・・・ マジ腹立つんだけど」イラッ

4: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:00:39 ID:f1i/L8eQ

●田舎道

テクテク

神使「今回は神社の確認だけですから、すぐ終わると思いますよ」

神様「そんな誰でも出来るような仕事、私たちがやる必要ないんじゃない?」

神使「それが特別手当の額がとても良い案件なんです」

神様「お前・・・ それ、訳あり物件じゃねーの?」

神使「そんな事はないと思うのですが・・・」

神様「今回はサクッと終わらせてすぐ帰るぞ。 深追いはナシな」トテトテ

神使「あっ、見えてきました。 あの神社のようですね」

神様「期待通り、見事なボロ神社」

神使「そんな失礼な・・・ あれ? 境内裏の草地に誰かいますね」

神様「昼寝なんて良い身分だな」

神使「そうでなく、あの格好はもしかして・・・」

神様「うほっ!」タッタッタッ

神使「あっ! ちょっと神様ー!」

5: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:01:55 ID:f1i/L8eQ

●境内裏

チュンチュン

少女「・・・・・・」ボー

 ウヒャヒャヒャ

少女「!?」ビクッ

神様「巫女さんみーつけた~ きゃ~わ~ゆ~い~!!」ピョーン

神使「初対面で飛びつきはダメです」グイッ

神様「グヘッ!」

少女「・・・・・・」

神使「驚かせてしまい申し訳ございません。 ほら神様、ちゃんと謝って下さい」

神様「だって、巫女服がかわゆいんだもん。 飛びつかない方が失礼だろうが」

神使「その格好、もしかしてこの神社の巫女さんでしょうか?」

少女「・・・・・・」ガクガク


6: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:02:59 ID:f1i/L8eQ

神使「あ、あの・・・ 大丈夫ですか?」

少女「こ、こちらこそ・・・ ごめんなさい」タッタッタッ

神使「あっ・・・」

少女「」タッタッタッ


神使「・・・行ってしまいましたね」

神様「どう思う?」

神使「あの怯え方は普通ではないですね」

神様「私的には、ツインのお団子結いがとってもポイント高かった訳よ」

神使「・・・・・・」

神様「あれだけ大きなお団子、解いたらとても長いロングだろうな。 かわゆい」

神使「謝りに行きますよ」

神様「望むところよ!」

神使「全く・・・ すぐ見境無く飛びつくんですから」ハァ

神様「・・・・・・」

7: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:04:00 ID:f1i/L8eQ

●鬼遊神社

神様「おにあそび神社?」

神使「鬼と遊ぶと書いて“おにゅおにゅ”と読むそうです」

神様「うん、百歩譲って“おにゅ”は良いとしよう。 何で2回言うの?」

神使「さあ? 私に聞かれましても・・・」

神様「主神にみっちり問い詰めてやる」ニヤッ

神使「このお社に主神様はいないとの事ですよ?」

神様「あ?」

神使「その状況も合わせ、神宮から確認するよう言われています」

神様「・・・・・・」

神使「何か気になる事でも?」

神様「いや、取りあえず本殿に行きますか」

神使「その前に神様はやることがありますよね?」

神様「・・・・・・。 はい、巫女さんにビックリさせてごめんなさいって謝ります」

8: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:05:26 ID:f1i/L8eQ

●社務所

トントン

神使「ごめん下さい」

ガラガラ

少女「は、はい」チラッ

神使「先程はどうも」

少女「あっ」ビクッ

神様「さっきは急に抱きつこうとしてごめんなさい」ペコリ

少女「い、いえ・・・ 私の方こそ申し訳ございませんでした・・・」ペコ

神様「抱きついた後に、ペロペロしようと考えていてごめんなさい」ペコリ

少女「・・・・・・」

神使「あ、あの・・・ こちらの神社の巫女さんでしょうか?」

少女「」コクリ

9: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:06:19 ID:f1i/L8eQ

神使「少しお話しをさせて頂いてもよろしいですか?」

少女「・・・・・・。 村の方ではないみたいですが・・・」

神使「私たちは神宮の者です」

少女「神宮?」

神様「神ちゃんです!」ズイッ

少女「!」ビクッ

神使「神様、またそうやって前のめりにならないで下さい」

神様「あっ、ごめんね」ハハハ

少女「わ、私こそごめんなさい・・・」

神様「外寒いし、中に入っても良い?」

少女「」コクリ

10: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:07:33 ID:f1i/L8eQ

●社務所内

少女「お茶くらいしかお出しできる物がなくて」コトッ

神様「あんがと」ニコッ

少女「はぅ・・・///」

神様「?・・・」ズズズ

神使「改めまして、私たち神宮から参りました。 こちらは・・・」

神様「私は、かわゆい神ちゃん。 巫女を少々」

神使「私は神使と申します」

少女「おにゅおにゅ神社の巫女で少女です」ペコリ

神使「このお社には少女さん以外は?」

少女「私一人・・・ です」

神使「それは大変ですね」

少女「いえ。 それでご用件の方は」

神使「大した用事ではなく、この神社に関する簡単な確認だけですので」

11: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:08:23 ID:f1i/L8eQ

神様「ちょっと数日泊まって調査させてもらおうかなぁ~って」

神使「え? 泊まる!?」

少女「この村に旅館とかはない思いますが、お知り合いでも?」

神様「水くさいなぁ~ ここに泊めてよ」

少女「ここに・・・ ですか?」

神様「何か問題でも?」

少女「いえ・・・ でも、何もおもてなしが出来ないですが・・・」

神様「適当に過ごすから気にせず、いつも通りで良いよ」

神使「滞在費や食事などは自分達で何とかしますので」

少女「・・・分かりました。 少し小さいですが空き部屋がありますので」

神使「お手数をおかけします」ペコリ

神様「さて、それじゃまずはメシだな。 近くに食堂は?」

少女「小料理屋が1軒ありますが、営業は夜だけなので・・・」

12: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/06(金) 03:09:18 ID:f1i/L8eQ

神様「スーパーとかは?」

少女「10分くらい歩けば小さな商店がいくつか」

神様「しゃーないな、自炊か」

神使「買い出しに行きますか? 簡単なものでしたら私が作りますが」

神様「豚キムチ食べたい」

神使「キムチ?」

神様「神使君が高級キムチを隠しもっていることを、私は知っている」

神使「・・・・・・」

神様「さて。 んじゃ少女ちゃん、お店まで案内してくれる?」

少女「・・・・・・。 私は一緒にいかない方が良いと思いますが・・・」

神使「何かお仕事でも?」

少女「いえ、そういう訳では・・・」

神様「案内して?」ニコッ

少女「・・・・・・」

13: 以下、名無しが深夜にお送りします :2019/12/06(金) 07:39:20 ID:hbb2u/ec
神ちゃんおかえりー

14: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:15:30 ID:Eej.TR4g

●田舎道

テクテク

少女「」キョロキョロ


神使「少女さんは何故あんなに辺りを警戒しているんでしょう」

神様「ん~・・・」

神使「あまり外を出歩いたり、人と接するのが得意ではないようですね」

神様「そんな単純な理由かなぁ?」

神使「それより神様、どういう風の吹き回しですか? 急に泊まるだなんて」

神様「何となく?」

神使「やっぱり何か隠してるんですね」

神様「いや、ちょっと引っかかるんだわ」

神使「少女さんのことですか?」

神様「それもあるけど~ う~ん・・・」

15: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:16:36 ID:Eej.TR4g

テクテク

神使「ようやく家や建物が見えてきましたね」

少女「あっ、はい。 この辺りからが村の集落なので」

神様「おっ、畑に村人発見」

神使「こんにちは」


 村人A・B「」チラッ


少女「・・・・・・」ペコリ


 村人A「」コソコソ

 村人B「」コソコソ


神使「神様」ボソッ

神様「あぁ」ボソッ


少女「・・・・・・」

16: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:17:49 ID:Eej.TR4g

●小さな商店街

神様「うお~ ガチャガチャだ! 懐かしい~」タッタッタッ

神使「無駄遣いはダメですよ?」

神様「となり肉屋じゃん。 丁度良いや、少女ちゃん豚コマ500g買ってきて」

少女「え・・・?」

神様「コレ財布。 ダサいけど」スッ

神使「あ! それ私の財布。 いつの間に」ゴソゴソ

少女「・・・・・・」

神使「大丈夫です。 私が買ってきますから」

神様「ダーメ! 犬ころは、このガチャガチャで電気ショックのオモチャ取って」

神使「そんな物は後でも―――」

神様「合わせろ」ボソッ

神使「?」

神様「お願い、少女ちゃん」ニコッ

少女「・・・・・・。 はい」

17: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:21:58 ID:Eej.TR4g

●肉屋

少女「あの」

肉屋の息子「いらっしゃ・・・」

少女「・・・・・・」ペコリ

肉屋の息子「何か用?」

少女「あ、あの・・・ 豚コマ500g頂けないでしょうか」

肉屋の息子「随分と多いな」

少女「神社にお客様が来ていまして・・・」

肉屋の息子「少しは遠慮しろよ」チッ

少女「・・・ごめんなさい。 あの、お幾らでしょうか?」

肉屋の息子「嫌みか?」

少女「・・・ごめんなさい」

肉屋の息子「ほら」スッ

少女「ありがとう・・・ ございます」ペコリ

18: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:23:04 ID:Eej.TR4g


神使「神様」

神様「どう見ても普通じゃないな」

神使「いくら何でもあの対応は」

神様「・・・・・・」

神使「先程の村の人達と良い、少女さんは村八分にされているんじゃ?」

神様「でも、お金払わずにお肉をもらってたな」

神使「確かに。 でも、寄進・・・ って訳でもなさそうですね」

神様「う~ん・・・」

19: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:24:16 ID:Eej.TR4g

●夜・社務所

神様「ふぁ~ 食った食った」ゲップ

神使「はしたないですよ?」

神様「ちょっとキムチ辛すぎ。 今度からもう少しマイルドなヤツにしろ」

神使「神様に食べてもらうために買った物ではないのですが・・・」

少女「とても美味しかったです。 ごちそうさまでした」

神使「お粗末様でした」ニコッ

少女「はぅ・・・///」

神使「どうされました?」

少女「あ、いえ・・・ 誰かと一緒に食事をするのが久しぶりだったので・・・」

神様「ねぇ、ここに主神・・・ 神はいないの?」

少女「・・・・・・」

神様「やっぱいいや、気にしないで」

少女「ごめんなさい・・・」

神使「謝らないで下さい。 誰にでも話したくない事はありますから」

20: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:25:32 ID:Eej.TR4g

少女「・・・・・・。 あっ、お風呂どうされますか?」

神様「私たちはいつも遅いから、少女ちゃん先に入って」

少女「そうですか。 では、お先に頂きます」テクテク

ガチャッ バタン


神使「神様? こちらの主神様をご存じで?」

神様「私が記憶する限りでは“おにゅ”だった気がする」

神使「おにゅ様? 鬼遊神社・・・ まさか」

神様「あぁ、千年前に途絶えてしてしまったが鬼族の子だ」

神使「え!? おに?」

神様「鬼と言っても頭にツノがある以外、見た目は普通の人間だったけどな」

神使「本当に存在していたんですか・・・」


21: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:26:36 ID:Eej.TR4g

神様「鬼族はかなり少なかったから・・・ 色々と大変だったみたいだけど」

神使「大変とは?」

神様「人は自分と違う対象には畏怖するものだ。 見た目が自分たちに近ければ近いほど」

神使「確かに・・・」

神様「おにゅは鬼族最後の生き残りだ。 神にする以外の方法はなかった」

神使「苦労されたのですね」

神様「当時はまだ7つ、そんな歳の子には重すぎる人生だった」

神使「・・・・・・」

神様「でも、おにゅは人を恨んだりすることは絶対無かった。 優しいヤツだよ」

神使「おにゅ様はこの村にもう居ないのでしょうか?」

神様「だとしたら・・・ 悲しいな。 おにゅは本当に良い子だったから・・・」

神使「神様・・・」

22: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:27:46 ID:Eej.TR4g

●30分後

ガラガラ

少女「お湯、お先に頂きました」

神様「あ~ パジャマ姿もかわえぇの~」ウットリ

神使「自重して下さいよ、神様」

神様「うん、無理! うひょー 辛抱たまら~ん」ピョーン

少女「えっ!?」

神様「この大きなお団子かわえ~ 2つとも私が食べちゃおうかなぁ~」アムアム

少女「お、お願いですから髪には触らないで下さい!」

神使「神様! 少女さんはお風呂上がりなんですから」

神様「私のヨダレは聖水だー」アムアム

少女「あの・・・ 本当に・・・」

神使「ほら、少女さん嫌がっているじゃないですか。 離れて下さい!」グイッ

神様「うにゃー! 嫌じゃー!!」ジタバタ

少女「きゃっ!」

23: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:28:58 ID:Eej.TR4g

ファサァ~

神様「あ~ 少女ちゃんの髪が解けちゃったじゃん!」

少女「髪・・・ !!」ハッ!

神使「少女さん大丈夫で――― えっ!?」

神様「やっぱり少女ちゃんの髪って凄いロング・・・ だ・・・」

神使「少女さん、それは・・・」

神様「頭から何かニョッキしているように見えるんだけど・・・」

少女「あ・・・ あの・・・ こ、これは・・・」

神様「まさか、ツノ?」

少女「!! あ・・・ ご、ごめんなさい。 私・・・」ブルブル

神使「少女さん?」

少女「嫌・・・ 近寄らないで!! ごめんなさい・・・ ごめんなさい」ブルブル

神使「少女さん落ち着いて下さい。 大丈夫です、 私たちは何も―――」

少女「ひっ! ごめんなさい! 言うこと聞きます! ごめんなさい!」ガタガタ

神様「・・・・・・」

24: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/07(土) 00:32:00 ID:Eej.TR4g
おやすみ、パトラッシェ……

25: 以下、名無しが深夜にお送りします :2019/12/07(土) 18:50:25 ID:lvoeapIc
おつ
待ってたよ

26: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/08(日) 03:49:42 ID:Be/zhTec

神使「神様、少女さんの様子が」

少女「助けて・・・ 違うんです、私は・・・ お願い。 助け・・・ ごめんなさい」ガタガタ

神様「神ちゃーんパーンチ!」

ボフッ

少女「うっ・・・!」バタリ

神使「ちょと神様!」

神様「気絶させてだけだよ。 神の御業だ、心配ない」

神使「ただのローブローじゃないですか・・・ もう少しやり方が」

神様「あのままにして置く方がマズいだろ。 彼女の精神的にも」

神使「確かに、尋常ではありませんでしたね」

神様「しかし、驚いたな。 これツノだよな」ツンツン

神使「髪でお団子を結っていたのはツノを隠すためなんですね・・・」

神様「う~ん・・・」ペタペタ

神使「まさか少女さんは鬼族の・・・」

27: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/08(日) 03:50:37 ID:Be/zhTec

ポロッ

神様「あっ、取れちゃった・・・」

神使「え!?」

神様「これ、ツノの飾りがついたカチューシャじゃん」

神使「どういう事です? 何で取れるツノをわざわざ髪で隠して・・・」

神様「・・・・・・」

神使「村の人たちの少女さんへの態度と関係があるんでしょうか」

神様「それだけなら良いんだけどな」

神使「他にも何か?」

神様「・・・・・・。 犬ころ、本殿からご神体もってきてくれるか?」

神使「この神社のですか?」

神様「いま彼女から目を離したくない。 悪いけどすぐ持ってきてくれ」

神使「分かりました」スタスタ

神様「・・・・・・」

28: ◆8YCWQhLlF2 :2019/12/08(日) 03:51:24 ID:Be/zhTec

●数分後

ガラガラ

神使「お待たせしました。 たぶんこれがご神体かと」コトッ

神様「随分と願いが溜ってるな」

神使「私たちがいる限りでは参拝者は一人も来ていないようでしたが」

神様「ちょっと覗いてみますか」

ポワポワ

神使「どうですか?」

神様「・・・・・・」ハァ

神使「神様?」

神様「今までよく耐えてきたな・・・」

神使「?」

神様「それは少女ちゃんが背負う罪じゃない・・・」

少女「―――」

29: 以下、名無しが深夜にお送りします :2019/12/08(日) 07:24:02 ID:LU2kkc/I
なんだろ

ショートストーリーの人気記事

女「ハローハロー。誰かいませんか?どうぞ」

妹「マニュアルで恋します!」

同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」

魔法使い「メラしか使えない」

彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」

彡(゚)(゚)「もう春やなぁ。酒でも飲むか」

犬娘「魔王になるっ!」

彡(゚)(゚)「寒いなぁ。志衛でお酒のんで暖まるンゴ」

のび太(31)「いらっしゃいませ。」

彡(゚)(゚)「志衛でお酒を飲むんやで」