俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて
Part23S子「……。」
一瞬、ボーッとした表情になるS子。
オレは何事かとS子の顔を探るけど、分かる訳がない。
オレや北祖母も、その時何が起こったか分かららないと、今でも言っている。
オレがなんで「S子」と名前を付けたのかと、北祖母に尋ねられ、何十回説明しても「馬鹿」としか言われない。
そうだ、S子はラノベの女キャラクターの名前だ。
そんなキモオタがつけた、何の変哲もない名前だった。
ーーそ の 筈 だ っ た 。
609 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:48:06 ID:zmjxvvIKQ
S子「●●……S子……」
オレ「へ?」
北母「!?」
S子「●●S子」
S子「そ れ が 私 の 名 前 で す 。」
奇跡だった。
610 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:51:01 ID:zmjxvvIKQ
苗字が本当に『 ”S子” 』だった。
オレは訳が分からず「え?え?」と何度も言っていた。
北祖母は「……他に覚えている事は?」と冷静だった。
S子は「分からない」と言い、「嘘ではないですね?」と祖母は口うるさく聞く。
S子「はい、名前は●●です。苗字です。それ以外は分りません」
嘘を言っているような顔じゃなかった。
北母は動揺を隠しきれない様子だったが、
「本当の名前があるなら、それが良い」と良いと笑い
木のお札にS子の本名を書いた。
611 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:52:23 ID:zmjxvvIKQ
ごめん、間違えた。
苗字と、下の名前逆だね。
ちょっと暴走してた。
612 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:53:26 ID:zmjxvvIKQ
混乱整理。
S子→本名、下の名前。
●●→苗字、S子の生前の名前。
□□→北祖母が付けようとした苗字。
木の札には「●● S子」と書かれた。
つまり>>1が呼んでた名前と本名が一緒だったってこと?
614 :名無しさん@おーぷん :2014/08/04(月)23:55:25 ID:Ltq6ok1Pl
すごいな
615 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/04(月)23:55:52 ID:zmjxvvIKQ
かなりの動揺で、親戚一同ざわついていた。
こんなことは今まで一度もなく、ましてや事前に付けていた名前が本名など例がない。
ただ北母は「静かにしなさいーー!」と一喝。
北父は、ボロボロ泣きながら「名前思い出せてよかった」と言っていた。
>>613
そう言う事。
マジで名前がS子だった。
苗字(上の名)まではオレは当てられなかったけど、下は当たってたの。
ごめん、本当にごめん、良い所でやらかした。
616 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:00:53 ID:wSHSZJ2bG
少しだけ会話する時間を貰ってS子と会話する俺。
オレ「ほほほ、本当にS子?」
S子「そうだよ!オレさん!」
オレ「どどど、どうやって思い出したの!」
S子「分からない、けど思い出したの!私は●●S子だーって!」
オレ「ほほほほ、本当に、S子!?」
S子「本当だよ!私の名前は●●S子だよ!」
オレ「●●S子!よかったなー!」
S子「うん!オレさんはやっぱり凄いよ!!」
その笑顔はとても眩しかったし、本当に嬉しくてかわいくて、仕方がない顔してた。
オレは、今すぐ踊り喜びたかったけど、
終始「ザブトンから出るな」と周りで北祖母と祖父は煩かった。
ま、かなり笑ってたけど!wwww
さて……。
色々混乱はあったけど、ようやくS子の供養が始まった。
先ほどと同じように北祖母がお経を読み上げ、だんだんと周りも読み始めた。
617 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:04:02 ID:wSHSZJ2bG
とにかく長かった。
先ほどのような感覚に襲われなかったし、S子も不安そうな顔でオレを見ていた。
かなり長いお経だったけど、語尾をとても長く伸ばした下と思うと、もう一度始めから読み返す。
そして再び長い時間が過ぎる。
焦りの表情になって行くオレとS子。
北祖母もちょっと眉をしかめながら、何度もS子を見ていた。
そんな長時間の朗読を4周した頃だろうか、S子に異変が訪れた。
618 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:08:49 ID:wSHSZJ2bG
S子が一瞬、手をついたのだ。床に。
それを見て、北祖母がスッとお経を読みながら手を伸ばし、S子の姿勢をたて直させる。
そこからは、怪奇な数々だった。
ロウソクの炎が右からポポポ、と消えていき。
また右から火がついて行ったり。
ギシギシと軋む音が鳴りだしたり。
それで不安そうにするS子に、俺は目で「頑張れ」とエールを送る。
何故か、鐘の音がひとりでに鳴り(あのお経の合間に叩く金具の奴)、
周囲の親戚の人たちが苦しそうになり。
ただ、苦しそうにしている人には、北祖母が直に歩いて向かい、背中を撫でて起き上がらせた。
その間もお経を読んでいて、とにかく感謝できた。
619 :名無しさん@おーぷん :2014/08/05(火)00:09:39 ID:cTAcFcHhL
正座しました。
620 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:11:50 ID:wSHSZJ2bG
それから、またお経が何週かしてからだ。
S子に異変が起きた。
S子「う、ウハハハハ……フハハハハ……」
そう笑ったのだ。
ただ、その途端、北祖父の声が大きくなった。
それもオレの右耳の傍で言うのだ。
S子「オレさん……オレさん……」
フッと、S子の声がして振り向こうとしたとき。
怒男「オレ、こっちを向け」
怒男のもの凄くリアルある、口の息が聞こえるような声がして、北祖父の方を見た。
621 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:12:54 ID:wSHSZJ2bG
怒男の姿はいない、けど、北祖父の目を見て確信した。
S子「オーレさんっ。オレさん?オレさーん?」
可愛らしい声でS子は何度も俺を呼ぶ。
けど、けどけど、けど!!!!!!!
マジで見ちゃいけない、ふり向いちゃいけない、そう言う戦慄する何か別の声に聞こえてきた!
622 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:14:25 ID:wSHSZJ2bG
S子「オレさーん?どうしたの、コッチ見てよ」
流石に気が付いた。
そう言うS子はおかしい。
S子「見てください、オレさん。空綺麗ですよ」
馬鹿野郎、此処は室内だ。
S子「オレさん、見てみてー、これなんですかー?」
何を見ろって言うんだ。
その間、北祖父の声と、「おい!」となんかスゲー怒鳴ってる怒男の声ばかり聞こえてた。
623 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:17:19 ID:wSHSZJ2bG
S子「アハハハハハハ、オレさん、おもしろーい。こっち向いてよ」
ポンっと、オレの方をS子が叩いた。
鳥肌が凄まじく、久しぶりにS子に初めて掴まれた時のあの腕の痺れを感じた。
S子「オレさん、スカートの中見ます?足みせちゃいますよー?」
S子はオレが顔を背けていた方向へ、ゆっくりと歩いてくる。
怒男「コッチだ」
怒男の声がする方向を素早く見る。
S子「足ですよー、ほらほらー、あははははは」
オレは全て分っていた。
ーーザブトンから降りた時点で、ソイツはS子じゃない。
それにS子は、そんな俺の欲望を満たすような行動を取る子じゃない!
俺が、何度も何度も首を振る。
そのたびに、その方向にS子が来る。
624 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:18:43 ID:wSHSZJ2bG
スカートをめくっているのが気配で察する。
ただ勃起もしないし、それ所からどんどん痺れと、恐怖と、戦慄が強まって行く。
早く元のS子へ戻れ、戻れと、俺は強く念じた。
S子「ね ? オ レ さ ん 」
その時、顔を向けたザブトンの方から声がした。
そして、見てしまった。
625 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:20:39 ID:wSHSZJ2bG
S子「ミタミタミタミタミタミタミタ、ミタミタミタ、オレさんミタミタミタ……・」
酷く醜く笑うS子がそこに居た。
同じ言葉しか繰り返さないし、ニタニタ笑ってる。
コイツは誰だ、なんなんだ!
そう思いながらS子を睨むと「S子だよー」とS子の声で言う。
ただヤケに腹正しく思えた。
S子「オレさん怖いコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ……」
壊れたS子の顔はオレを見ながら言う。
626 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:24:05 ID:wSHSZJ2bG
今でも思い出すと、一番怖い。
あんなS子は二度と見たくない。
怒男「いい加減にしろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
オレ「いい加減にしろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
まさかのオレと怒男、声言葉被る。
ただ、そんなの気にしなかった。
オレ「お前がS子?お前みたいなビッチしるかボケ。
お前がS子なら、もっと可愛く見える。愛せる。
お前誰だよ、ボケ、カス、アホ、シネ。
なんなん?お前S子を利用して何がしたいんだよ。
答えろやボケェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かなりオレはブチギレた。
それは恐怖と追い詰められたのと、何よりS子を貶されたのが許せなかった。
S子の顔の者は一瞬「( ゚д゚ )」って顔になる。
S子「そう言う事言わないで!言わないで!」
オレ「うっせービッチ、出てけ!お前S子から出てけ!」
S子の顔の物を掴む。
ーー生々しく血の匂いがする、ドロッとした、妙な黒いモヤが取れた。
627 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:25:24 ID:wSHSZJ2bG
このモヤには覚えがある。
てか、この液体の様な物、覚えがある。
ーー門の前の水だ、あの黒い液体だ。
そして、このモヤは、あの時。S子が凄く暴走していた時のモヤだ。
なんか、そのモヤを握ったら変な景色が見えた。
なんか、ずーっと交差点に誰か立ってるのよ。
それで道行く人を、やけにクローズアップしながら見て、それで離れてを繰り返しながら。
そこに一人の女の子が来るの。
それもかなり光輝いていると言うか、光に包まれて、見ているだけで温かくなるの。
ちなみに、学生服を着て背中に竹刀を入れるようなバックを持ってる可愛い女の子。
もうオレのドストレートの可愛い女の子。
そしたら、俺の気持ちに反応したかのように、その視線が女の子に伸びていく。
ーーそこで女の子がスゲー驚いた顔をしたところで場面が変わるの。
630 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:30:32 ID:wSHSZJ2bG
先ほどと同じように交差点に立ってるの。
で、同じように人を見ては離れての繰り返し。
其処に一人のオッサンが来るんだわ。
オレだわ。
そのオッサンも同じようになんか、妙な輝きまとってるの。
ただ、なんかに邪魔されて近づこうにも近づけない。
近寄りたくても近寄れない。
ーーそう思っていたら、そのオッサン急にオレの方に来るの。
スマホを見せてくるの、キメーの。
オレだった。
631 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:34:27 ID:wSHSZJ2bG
祖母に背中を叩かれて意識が戻った。
怒男の像がスゲー怒っている様な顔してた。
オレは手に確りとモヤを握り占めてた。
北母「オレ、それをこっちに!」
そう言われ、言われるがままモヤを手渡す。
それを北祖母は札を取り出して。それに押し付けるの。
するとみるみる札が黒く墨汁零した様に染み込んでいくの。
で、モヤが最終的には札を滴るぐらい黒くして、消えてった。
632 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:40:19 ID:wSHSZJ2bG
オレは訳が分からなくなりながらも、S子を見る。
S子はザブトンに座りグダッとしていた。
目に生気がない。ボーっとなってた。
オレはS子の名前を恐る恐る呼ぶ……流石にあれを見て直にS子だと思えない。
S子「……オレさん??」
オレの名前を呼ぶ、いつものS子だと感じた。
S子「……?」
オレ「良かったー!S子だ!」
オレは安心したらドッと疲れて、同時に涙がボロボロ出た。
S子「……あ、行かなきゃ」
ただ、S子が凄く……すごく自然に呟くように言った。
ここぞとばかりに北祖母と祖父の読み上げる声が大きくなる。
633 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:42:39 ID:wSHSZJ2bG
何だろう、おはよう、みたいな?
頂きますみたいな、とにかく日常的な言葉の様に言うんだ。
S子「オレさん」
オレ「……?」
S子「本当にありがとう」
その瞬間、すごーーーーーーーーく、最高の顔で。
何故かちょっと立ち上がって、スカートをたくし上げるかの様な、
劇団でしか見ない様な古い西洋風の挨拶をして。
S 子 の 姿 が 消 え て い た 。
634 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:45:13 ID:wSHSZJ2bG
別れの言葉も言う暇はなかった。
普通、なんか良くない物が取れたー、やったー。
そうやってS子と喜びあって、、オレがS子と喜んで、
さー、S子とお別れだ、S子と悲しい言葉を交わして、涙ながらにサヨナラ。
そんな感じのことになると思うじゃん?
そんな事はなかった。
電車に乗って行くかのように、信号が青になったのでわたるかのように。
本当にスッと、短く感謝の言葉を述べて、行っちゃったの。
635 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:48:08 ID:wSHSZJ2bG
期待していた方々に沿えるような結果じゃなかったと思う。
ただ、本当にそう言う結末だったの……。
ここまで糞長い連続投稿して、そう言うオチは納得できない、って人大勢いると思うけど、
本当にそうだったの。
俺だって納得していない……って気持ちはあるよ。
北祖母に「全部終わったよ。S子ちゃんは天国に向かったよ」って笑顔で言われたけど、
オレが最初にした顔は、悲しくて寂しいだけの泣き顔です。
何か言って送り出したかった。
なんとか気の利いた言葉を言って送り出したかった。
もっと違う感じでお別れしたかった。
そうだれよりも、望ん”でた”。
636 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:50:17 ID:wSHSZJ2bG
オレは何だか、理解したくなくて馬鹿みたいに暴れてしまった。
馬鹿だよね。
S子を信じるとか、愛しているとか、S幸せがオレとか思いながら。
結局オレの都合通りにならなくて、大暴れよ。
従兄Bは「S子ちゃんはもう居ない!!」って叫ぶのよ、でオレは殴って、殴られて。
北祖母は涙ながらに「オレがそんなんでどうするんだァアアアアア!」とか一喝するの。
その間、俺はS子の名前を呼んで、フルネームで呼んで。
散々S子に感謝の言葉ぶつけたよ。
かなり口悪くて、怒男に八つ当たり気味に言ってやった。
637 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/05(火)00:52:25 ID:wSHSZJ2bG
オレ「怒男は神様なんだろ!?だったら伝えてよ!
もっと言いたい、俺の方が感謝したい言葉たーーーーーくさんあったんだ!
なのに全然言えてない、伝えてない、話してない!!!!
怒男!何とか言えよ!!!!!!!」
怒男の像も悲しそうな顔してた。
そうだよね、なんだろうね、なんだろうね、この終り方。
ただ、周りの人達は必死に「S子ちゃんへ思いは通じてる」とか、散々言うのよ。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
もう頭おかしくなるかもしれないけど、最期まで聞いて!!!!!!
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