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ほんのりと怖い話

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Part6
155 :名無しさん@おーぷん :2015/02/27(金)10:44:38 ID:tjH
流れ切ったら申し訳ない。
別スレにケータイから上手く書き込めなかったので
今日は会社のPCからこちらに。
長く無い上に怖くないかも。
誰にも言えないから2chに吐き出させて下さい。
随分前に両親は離婚しているが、父親がろくでもない人間だった。
暴力を振るうし、浮気相手の女を家族がいる自宅に連れてきてた様な真性のクズ人間。
自分が恐らく3歳か4歳くらいの頃の朧げな記憶なのだが、
珍しく父親、母親、4つ上の兄貴、3つ上の姉貴、俺の家族全員 で旅行に出かけた。
家族全員で出かける事なんて滅多になかったからこそ、この日の事をよく覚えているんだと思う。
出かけた先の地名は全くわからないが、割と都会に住んでいたので
とにかく凄く遠い緑の多い山中の小さな遊園地の様な施設だったのは憶えている。
父親はバイクしか持っておらず、その小旅行は山道をバスで移動してた。
バスの中、皆でしりとりして遊んだっけ。
施設でなにして過ごしたか憶えてないけど、楽しかった様な記憶はある。
その後は夕方になったところから記憶があるんだが、
外に沢山置いてある、パラソル付きの白い丸テーブルに俺と姉貴。
なんでかは分からないけど、母親が珍しくアイスクリームを買ってくれたんだ
(父親はパチンカスだったので常に貧乏で、おやつなんてほとんど食べた事無かった。
食パン1枚に目玉焼き乗せて兄弟3人で分け合う事もあったくらい。)
俺と姉貴は嬉しくなって一生懸命アイスを頬張って。
冷蔵庫で凍らせたオレンジジュースしか知らなかったもんだから
「美味しい!」なんて喜んでたっけ。

156 :名無しさん@おーぷん :2015/02/27(金)10:45:08 ID:tjH
…しばらくして、アイスを食べ終わった俺と姉貴は、周りの様子がおかしい事に気が付いた。
さっきまでいたはずの母親の姿が消えていて、周りの客も皆いなくなってた。
姉貴とどんな会話をしたかは覚えてないけど、2人で泣いて親を探しに走った。
沢山走って、走って走って。
凄く走ったと思う。
施設の出口だったのか、遠くにバスが見えた。乗ってきたのと同じバス。
そのバスを見て俺はある事に気付いた。
バスのドアは開いていて、今まさに両親と兄貴がバスに乗ろうとしてたんだ。
「待ってー!!」とか「お母さーん!」とか叫んだような気がする。
泣きながら姉と2人でバスに向かって走った。。
こっちに気付いた母親がハッとした顔をした後、大きな声で「早くしなさい!」と叫んだ。
間に合って、なんとかバスに乗れたんだけど
俺も姉貴もバスに乗り遅れそうになった自分が悪いと思ったのか、親に文句は言わなかったんだ。
親も俺たちに何も言わなかった。いつも通りだった。
そのまま、何事も無かった様に帰りのバスでも兄弟でしりとりして帰ってきたんだ。
(帰りのバスは少ししか記憶が無いから、すぐに寝たんだと思う)
記憶があるのはここまでなんだけど、大人になってからこの日の事をふと思い出してもの凄く怖くなった。
俺が小学3年生になって両親は離婚。
兄弟3人を引き取って、しっかり育ててくれた母親。
兄貴が可愛がられていたのは分かってるけど、人間的にも尊敬できる母親が
この時、俺と姉貴を捨てようとしたのか、本当は尊敬なんてできない人間なのではないか…
と思うと心の底から色々な感情が湧いてきて、ほんのり。
30歳になろうという今になっても、姉貴に覚えているか怖くて聞けないでいる…。
…まぁ、書いてみたら他人にとっては別に怖い話でもなんでもなかったかな?



158 :名無しさん@おーぷん :2015/03/02(月)11:00:58 ID:hBo
ほんのり怖かった話を書かかせてくれ。
書いてみたら長文かつ大して怖くないかも、すまん。
それは母親の誕生日のことだったんだが。
俺、当時厨房で朝食食べながら母親とニュース見てたら、すっげー火事の映像。
母親の誕生日は1/17で、阪神大震災が起きたんだよ。
んで、以来母親の誕生日は、祝いづらいっていうか、まぁニュースで毎年震災を振り返るから、当たり前なんだけどさ。
で、今度は東日本大震災あったじゃん?
うち、東北だけど、内陸で津波の被害はなかったんだ。
そのあと一昨年、母親が3/11に一言。「今日はしんちゃんの誕生日だ」と。
話を聞くと、俺は学生服を着ている遺影でしかみたことない、母親の弟…厨房んときに火事で亡くなったらしい、俺の叔父にあたる「しんちゃん」てひとの誕生日だったんだよ。
母親の姉弟の誕生日ジンクスかよ、こえーなと思いつつも、母親は他に兄弟居ないから、逆にもう相当な震災こないんじゃね?位に思ったんだが。
今年さ、母親に俺の家系のルーツを聞いたらさ (ちょっと俺自身の義兄弟関係が複雑なんで整理したかった。) 、ついでに母親の姉弟の話になって。
どうやら、さっきの話の叔父さんの下に、さらに子供が生まれる予定だったらしいんだわ。
ばーちゃんが流産して、水子になった訳だが。
母親はその水子流産した日覚えてねーし、ばーちゃんもじーちゃんも叔父も他界してるから、聞ける相手が居ない。
もしまた大規模な地震による震災あって、その水子がばーちゃんの胎内から出た日かもって考えたら、少し怖くなった。
まぁ、調べようがないが、もし水子の出た日に未来震災が来たら、ばーちゃんの出産日で震災日を予知する能力 (?) パネェとも思った。



159 :名無しさん@おーぷん :2015/03/07(土)17:38:54 ID:um6
書捨てごめん。
もう5年位昔の話。
30年生きてて初めて、息も出来なくなるくらい怖い夢見た。
文字通りガバっと飛び起きて
心臓バクバク、息も荒くて、汗もびっしょりかいて
「あぁ、怖かった・・・」って思ってたら
7匹の飼い猫の内5匹がが一斉にものすごい声で唸りだした。
残りの2匹はまだ3ヶ月位の子猫ですっごい怯えてた。
何だったんだろうな。
その後一切怖いことはありません。



160 :名無しさん@おーぷん :2015/03/11(水)15:54:51 ID:ak7
あんまり怖くないかもしれないけれど、俺の父方祖母の家の話。
俺が住んでる県から随分離れてるから、今までで数える程しか行ったこと無いんだが、古い日本家屋の結構でかい家。
俺や両親は全く変な体験は無いんだが、その家に住んでる祖母、おば、従姉妹の三人は変な目に遭ってるらしい。
まず祖母の体験。
若い頃、風呂に入って髪を洗ってる時に、誰かに頭を押さえつけられたらしい。
曾祖母がかなりの嫁いびりをする人だったらしいので、嫌がらせに来たんだろうかと思ってるうちに、頭を動かせるようになったのであまり気にしなかったとのこと。
次は祖母とおばの体験、といってもおばがまだ寝返りも打てない赤ん坊の頃。
脱衣所の、奥行きが40センチぐらいある棚の一番奥におばを寝かせて服を抜いでたら、目を離した一瞬のうちにおばが手前に落っこちたらしい。
あわてて抱き上げて様子を見たら、なんともなさそうだったので、そのまま普通に風呂へ入ったとのこと。
最後に従姉妹の体験。
従姉妹がまだ二歳ぐらいの頃、祖母が部屋でアイロンがけをしていたので、危ないから別の部屋で遊びなさいと言われ、アイロンからかなり距離をとって歩いたのに何故か手を火傷。
あと、たまに旅の僧侶が玄関先に立って読経して去って行く、ということが何度かあったらしい。
次遊びに行くのがちょっと怖い。




161 :1/3 :2015/03/17(火)12:13:27 ID:p4k
俺含め男女二人ずつで小旅行に出かけたときの話。
オカルト以外の趣味で出会った友達なんだけど、住んでいるところがわりと近いのと、年齢も近かったから仲良くなった。飲みに行ったり出かけたりね。
で、何回か趣味関係で会ううちに、俺は他3人が霊能力者なんじゃないかなって勝手に思ってた。
A子はじっと何かを見ているようなことがあったし、B男も何かを避けているみたいに見えたことがあった。C美については後述。
オカ板まとめはよくみてるんだけど、周りにホンモノがいるなんてなぜか思わないんだよな。
その小旅行自体は、オカルトとは全く関係なかった。
運転は俺とB男、C美がなんとなく替わりつつやった。ちょっと自然をみて、その土地の小さい市場みたいなところに来たとき、C美が鼻をスンスン言わせてた。
花粉症でムズムズするときとか、変なにおい嗅いだ時に「くさっ」ってなってるみたいな。どうしたのかきいたら、なんか焦げ臭くない?と
いや別にって言ったら、じゃあ気のせいだって言ってその仕草をやめたんだけど、俺は出来心で「あ、やっぱするわ」って言ってみた。
やっぱり?とC美が言うんで、どこからだろうなーってきょろきょろしてみたら、C美がこっちだって歩き出した。
全然何もない場所だった。市場からちょっと離れて、森に入る前で、みたいな場所。でも何もなかった。砂利だったし。
「ここで野焼きでもしてたのかねー」なんてC美は言ってたけど、すごく具合が悪そうだった。ちなみに俺は森の香りしか感じなかった。
C美は前から鼻をよく抑えていて、あまり言わないけど、変なにおいを感じているらしかった。
ともかく、砂利の場所には何もなかったので、俺とC美は市場に戻り、ABと合流した。俺はことあるごとにC美と二人になろうとしていた。仲良くなる前、話の流れでC美がちょっとビッチだって知ったので、下心で。
市場で食料を調達して、安く借りられたペンション的な何かに着いて、B男とC美の料理(A子は料理できない。俺もできない。)を食べて酒飲んでトランプして喋ってなんとなくAB、俺Cでちょっといい雰囲気になったような気がした。

162 :2/3 :2015/03/17(火)12:14:00 ID:p4k
でもC美が急に表情を曇らせてちょっとキョロキョロした。鼻を抑えて、A子に近寄って「マズイ」ってつぶやいてた。
A子はニヤニヤして「あーw」とか言ってた。多分なにか目で追ってた。
C美はB男とA子の背中あたりに密着して、おそるおそる息をしている感じだった。
俺はおいてけぼりだったけど、B男が手招きしてなんとなくB男の隣に移動した。
A子が、どうする?とC美にきいた。C美はA子ちゃんが手伝ってくれるならなんとかするみたいなことを言っていた。
でも俺くんはなんで、とかぶつぶつ言っていたので、「もしかして匂いのこと? 俺は合わせただけで、何も臭わなかったよ」というと、
C美は「マジかよ・・・」って顔をして手で目を覆うような仕草をした。
俺が見た光景。
C美、空の酒瓶に水を入れて外に出る。俺たちちょっと離れてついて行く。
C美、深呼吸する。水を何回か飲む。うろうろする。それを繰り返す。
何回か繰り返したとき、AがC美に近づいて肩をポンポンと叩く。何か会話する。C美がうろうろするが、A子がおいかけて肩に手を置く。繰り返す。
C美が立ち止まり、酒瓶の水をごくごくのんで、残ったのはじめんに捨てた。
その後は何事もなかったかのように部屋に戻ってもう一度酒盛りしながら今度はドンジャラやった。
ジャラジャラするやつが長くて進行が遅かったが、ジャラジャラしまくるC美の手を触りまくったからよかった。
A子が先に寝てしまい、俺はB男にC美を狙ってることを打ち明け、B男はわかったと言ってA子を部屋まで運び、俺はC美と飲み直す名目で一緒の部屋に入った。
C美もほろよいで、俺はC美とすることばっかり頭にあって奇行の理由を聞けなかった。
朝まで寝たり起きたりしながらC美としてたし、俺は朝になったらぐったりしてた。
昼すぎ、朦朧としている俺に「寝てていいから」とB男の運転で皆帰り、待てよ、オカルト体験したんじゃないか?と思ったのは帰った翌日だった。

163 :3/3 :2015/03/17(火)12:14:24 ID:p4k
その後みんなで飲みに行ったりC美と二人で会ったりしたけど、上のときのことははぐらかされている。
酔ってた?とか、夢でも見てた?とか言われるし、
ああ、大きい蛾が入ってきて怖かったよね、みんなで外に出て、星座も見たよねーなんて言われている。
俺が見たのは星座じゃなくて除霊だったと思うんだけど。入ってきたのは蛾じゃなくて霊なんじゃないのか?
でも追求する前に、いつのまにか謎のエロさに魅了されていつのまにか朝になっている。(記憶飛ぶとかではなく、C美としてるだけ)
あとから調べたら10年くらい前だったかな?に火にまつわる事件があったみたいだし、水を飲むとか、パイをジャラジャラするとか、なんかオカルトチックなんだよね。
でも、この前ホワイトデー渡してデートしててまた訊いたら、しつこいよってC美に優しく言われた。怖かった。A子やB男に聞いてもチクられてるし。
C美に嫌われるのは怖いんで俺の話は終わり。
もしかしたら俺が酔っ払ってて幻覚を見たのかもしれない。事実を曲げたのかもしれない。本当に野焼きしていたにおいだったのかもしれない。ここに俺の見たことを吐き出して、そういうことにしたいと思う。



165 :名無しさん@おーぷん :2015/04/06(月)12:45:42 ID:myH
人に話したらなんかギャグだと思われる、今年の正月のほんのり怖い体験。
従兄弟二人と一緒に、初日の出を見ようと思って近所の山に登った。
高さはせいぜい300mちょっとで、地域の人もご来光見るために結構混雑する。
頂上で炊き出しされる豚汁が美味しいので、それ目当てでほぼ毎年上ってた。
頂上へのルートもほぼ一本道で整備されてるし、人は多いしで、夜明け前の
暗い時に登っても、普通なら迷うなんてありえない。
でも今年は迷った。
気が付いたら従兄弟二人と三人で、獣道(山で見かけるのはせいぜい蛇とか野良犬)
みたいなとこで呆然としてたら、いきなり
「ヤァーオンバグダラーイェー!」
みたいな声が遠くから聞こえてきて、めっちゃびびった。
しかもだんだん声が近付いてきて、三人で獣道をダッシュ。
気が付いたら整備された登山道に転がり出て、他の登山者にびっくりされた。
ただ単に迷ってパニックになっただけかなとも思うんだけど、
頂上で顔を合わせた高校時代の同級生から「途中で変な声が聞こえた」とか
言われて、ちょっとぞっとした。
あれ以来、山の中で聞こえた声に似てるミュージカルのライオンキングがおっかない。
誰かが山の中でライオンキングの真似してたんだとしたら、それはそれでおっかない。



166 :名無しさん@おーぷん :2015/04/13(月)00:30:10 ID:2VU
子供の頃、盆の墓参りだったか、集団墓地の無縁仏がかためて置いてある場所をみて
不思議に思った俺は母親にあれは何か聞いた。
母親はありゃxxxさんよ、と教えてくれた。
家に帰って父親にxxxさんって何?と聞いた。
返ってきた答えが
「畑とかの畦道の角とかに、上に立つと頭痛くなる石あるやろ?
それの事や。最近は墓場に集められどんねん」
思い返すと、父親の発言、全く意味がわからなくて怖い。
そして、xxxが何だったのか、まったく思い出せない。



168 :名無しさん@おーぷん :2015/04/16(木)22:55:03 ID:rVC
中学校三年生の頃の話
率直に言うとレ○プ騒動があった。だけど、当事者たち以外は、
誰も見たものはいないため、噂として長いこと語られていた。
そしてその当事者二人は、クラス中の嫌われ者だった。
男のほうは性格も顔も漫画家の蛭子とかいうのに似てる池沼面の
農家の息子。女の方はブス呼ばわりされてる腐女子の美術部員。

169 :名無しさん@おーぷん :2015/04/16(木)23:02:36 ID:rVC
だけど俺はその女の方とは同じ部活に所属していて、割と仲が良かったし
いい奴で顔も中々可愛らしいと思っていた。
「○○が△△をレ○プしたらしい、お似合いだな」
だなんて言葉をクラスメイト達がひっきりなしに言っていた。
なんて野蛮なんだと思いながら帰路を辿っていると、一番の親友に
出くわして、途中まで一緒に歩くことになった。

170 :名無しさん@おーぷん :2015/04/16(木)23:09:59 ID:rVC
どうでもいいおしゃべりを楽しんでいると、奴は急に
ソワソワしだしかと思うと、今度はやけに嬉しそうな顔をを向けて
「なぁ、○○と△△の話は聞いたよな?」と
俺はウンザリしながら「知ってるよ・・・」と答えると
奴は「実は・・・あれは俺たちが仕組んだんだ」誇らしげに言った。
「あぁ・・・へぇ・・・そうなんだ・・・・」と答えながら、
(これは聞き間違いなんだ・・・そんなことはありえない)と思った。

171 :名無しさん@おーぷん :2015/04/16(木)23:15:20 ID:rVC
真実を暴けないまま、俺は中学を卒業した。

補足:当事者の内、男の方は噂が流れだす少し前に不登校になっていた
高校は地元の農業高校に進学したが、最近は顔を出していない。
女の方は、何も変わらず日常を過ごしていて、高校は少し平均より
いいぐらいの公立に進学し、悪い噂は聞いていない。
そして、警察の影は、一切なかった。



172 :名無しさん@おーぷん :2015/04/17(金)11:18:33 ID:gDU
子供の頃の話
小さかったから勘違いしたんだろ、と言われたらそれまでな話
児童養護施設に一時預かりの時
知らない場所にきてテンションが上がってたんだが
ドアがすべてスライド式だったのに一つだけドアノブがついてて灰色のドアがあった。
そのドアを開いて中に入ると男の人(仮)と
女の人(仮)がいた。
何故(仮)かというと、顔が見えず、なんとなく男の人、女の人、と直感で思っただけだったから
その部屋は広くもなく狭くもなかったと思う。
二人とどのくらいだかわからないが遊んでいたら急に親に会いたくなった。
「お母さんどこにいる?」
二人に聞くとドアを指差すから急いでドアにいきその部屋を出た。
その施設の玄関に行くと、もう母はおらず
職員に聞くと帰った、と一言だった。
今度は無性にあの二人に会いたくなった。
灰色のドアがあった場所に行く、が
そこに灰色のドアはなく白塗りの壁だけがあった。
あの空間はとても楽しかった。
男の人も女の人も優しくて暖かかった。
たまに思うことがある。
あのまま部屋を出なければ良かった。と



173 :名無しさん@おーぷん :2015/04/24(金)09:03:59 ID:hzK
破天荒な大叔父の若い頃の話。
飲み屋で知り合った女性と意気投合しその日のうちに家に連れ帰り同棲
女性はいわゆる新興宗教の信者さん
うちは代々神道(黒住)の家
女性は大叔父の家に転がり込むと、神棚が気に入らない!
と怒り出してすぐに神棚をどけて自分の宗教の神様を飾ったそうだ
その日の夜中母のところに大叔父から電話があって
「頼む!助けてくれ!今すぐ来てくれ!家が揺れてる!壊れそうだ!」
だいたいこんなことを電話の向こうで叫んでいたそうな
地震なんて起きてないしいったいどうしたんだろうと思いつつ
母は電話の向こうの切羽詰った様子にとりあえず父と大叔父の家に様子を見に行った
すると外から見るとなんともないのに一歩家に入ると
ぐらんぐらんぐらん
とありえないほど家が揺れいてる
どうにも立っているのも危ないほどみっしみっしと木造の家が揺れていたそうだ
母は無くなった神棚にすぐ気がついて
「神棚はどうした??今すぐに、そこにあるわけのわからん神様どけて
神棚を元の場所に戻し」
母の言葉に大叔父は慌ててどけてあった神棚を元の位置にもどしたら
あっという間に家の揺れは収まったそうだ
神様が怒ったのかねえと母は笑っていた

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