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良牙×らんま

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らんま1/2のすばらしき小説希望 その8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246417525/

204 :名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 22:03:41 ID:4a5FGeBe
さっきまでうっとおしいくらい照りつけていた太陽が、あっという間に厚い灰色の雲
に覆われ、バケツをひっくり返したような大量の雨が降ってきた。
諸事情により野宿することが多いため、天気の変化には敏感だ。今回も雨が降り出す
前にテントに戻り、惰眠を貪ることにした。ゴロンと横になりまどろんでいると、規則
的に雨が地面を打ちつける音にまじり、パシャパシャと軽快に水を撥ねる足音が聞こえ
てきた。じめじめとした空気を割って、凛と張った声が通る。
「良牙、雨宿りさせてくれ。」
テントの裾からひょっこりと顔を出したのは、予想通り、小柄なおさげ髪の少女だった。
赤味がかった髪の毛は水分を含んだため一段階トーンが暗く、額にはぴったりと髪がは
りついている。思いっきり顔をしかめたのだが、この鈍感野郎には無意味らしい。
「いきなり降られちまって、まいったぜ。」
とか言いながら四つん這いでずかずか上がりこんできた。夏物のチャイナ服が肌にべっ
とりと張り付き、形のいい胸を強調する。思わず視線をそらしたが、奴はそんなことは
気にもとめない。
「陰気くせーテントに、こーんな美少女がいてやるんだから感謝しろよな」
前髪をかき上げながら戯言を言う。剥きたてのゆで卵のような額が露わになった。続
けておさげに含んだ水分を両手で搾り取る。その動作がやけに色っぽくて心臓が躍った。
胸の内を悟られないように、怒鳴り声を張り上げる。
「恩着せがましい!おまえが勝手に押しかけてきたんだろ……て、ちょ、おまえ!」
らんまは、目の前に男がいるのにも構わずに、威勢よくズボンを下ろした。
「なんだよ、いちいちうるさい奴だなー」
「そのどこでもすぐに脱ぐ癖やめろ!」
「濡れた服着てたら風邪ひくだろ。人を変態みたいに言うな!」
「そーじゃなくて、男に襲われたらどーすんだ、おまえは!」
きょとん、とした顔で3秒くらい静止した後、からかうような口調でらんまが言う。
「え、良牙、心配してくれてるの?」
口調はふざけているのだが、瞳の中にキラキラと星を瞬かせ、何かを期待するように俺
のことを見つめてきた。ん? 俺、なにか変なことを口走ったのだろうか。微妙な間。
「……えーと、取りあえず着替え貸してやるから、大人しくしてろ。」
リュックを漁り、タンクトップとスポーツタオルを投げ与える。
「下は替えがないからな。それだけで我慢しろよ。」
鼻をつまんでズリズリと尻を引きずり、俺から離れるらんま。
「うっわー、もしかして今まで、一回も洗濯してないのかよ、くっさー」
空気をかき回すように手を左右に振っている。からかっているだけなのは承知していて
も、地味に傷ついた。

205 :名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 00:21:00 ID:OaRlBu4r
良らんキター!!!!wktk
とても好きな感じの二人だ。続き楽しみにしています。

207 :良らん2:2009/09/29(火) 21:07:01 ID:fQvwbnLn
らんまが俺のことなど気にもとめずに、チャイナ服のホックをはずしはじめたので、
あたふたと後ろを向く。
「良牙、サンキューな」
豊かな胸が男物のタンクトップを窮屈そうに押し上げていた。
太ももの上の方では、裾がひらひらと踊っている。生地の色が黒いため、
らんまの健康的な太ももはより白く、艶やかに映った。
何か足りてない気がするが……まあ、気のせいだろう。
「ちゃんと片付けておけよ」
床に散らばる衣服を見回して言う。水分を含んだチャイナ服と、ズボン、
タンクトップ……と、トランクス。
ちょっと待て。トランクス、がここにあるということは……。
おそるおそるらんまを横目で見る。俺の気もしらないで、奴は呑気に後ろを向いて伸びをしていた。
視線を下の方へ落とすと、綺麗な曲線を描いた尻肉が太ももの上に乗っているのが裾の下からちらりと見える。
「だあああっ」
無我夢中でらんまの側にかけより、タンクトップの裾を下に引っ張る。
同時に散らかった衣服に足をとられ、前のめりに滑る。
足が宙に浮く嫌な感触の後、嫌というほど強く体を床に打ちつけた。

208 :良らん2:2009/09/29(火) 21:08:23 ID:fQvwbnLn
「…………」
目の前に広がる眩しい光景に、頭が真っ白になる。
俺の両手がしっかりと掴んでいるのは、まるい尻。
鼻が触れそうなほどの近距離に、薄桃色の肛門と、その下に伸びる無垢な縦線が見える。
「良牙っ、てめえ、いいかげんにしろよな!」
尻を突き出した格好で、らんまが声を張り上げた。
「らんま、本当にすまなかった」
目の前の小さな少女は両手をぎゅっと握り締め、肩を強張らせて座っている。
もう何度謝ったか分からない。
自尊心の強いこいつが、間抜けな格好をさせられ、
よりによって自分のライバルに恥部を見られたのだ。
ずっと下を向きっぱなしの顔には、きっと悔しそうに涙を滲ませているのだろう。
いつもぴょこんと跳ねているおさげも、今は心持ちしょぼんとして、
鎖骨の辺りに垂れ下がっている。
しかし元はといえば、こいつが下着もつけずにうろうろしてるのが悪いんじゃないか、
という考えがふと頭をよぎる。
こいつは前からそうだった。剥き出しの胸を隠そうともしないし、
足はいつもだらしなく開いたままだ。
だから九能には抱きつかれ、八宝斎のじじいには尻を触られる。
三千院とかいうキザ野郎には唇まで奪われた。
お前の身体は安売りサービス商品ではないだろう。
らんまが他の男にべたべた触られるたびに、俺は腹わたが煮えくりかえる思いがするのに。
いらいらを声に滲ませて言う。
「大体な、んな無防備な格好でいるお前が悪いんだぞ」
かちん、と頭にきたのか、らんまは初めて顔を上げて俺を睨み(やはり眼は涙で濡れていた)、
パクパクと小さく口を開け、何かを言いかけた。
が、思い直したのか、伏し目になり、衝撃的な一言を言い放った。
「とにかく、俺の……、見たんだろ? 責任とれよな」

209 :良らん3:2009/09/29(火) 22:44:21 ID:fQvwbnLn
確かにらんまは可愛い。
心の底では、あかねさんやあかりちゃん以上に可愛いのでは、と思ってしまう。
姿形は当然だが、本当は臆病で泣き虫なのに、虚勢をはっているところをみると、
俺が守ってやらなくては、という気にさせられる。
今までの押し倒したいという衝動に駆られたことは何度もあった。
心も身体も俺のものにして、他の奴にちょっかいなんて出させない。
想いが行動にでるのが嫌で邪険に扱っても、こいつはけろっとした顔で俺に
近づいてくる。
俺が今まで自制できたのは、らんまが男のアイデンティティーを持っていたからだ。
想いを伝えることによって俺の気持ちが報われることはありえないし、
らんまの自尊心も傷つくだろう。
封印した想いを抑えるのに苦心していたが、、らんまの言葉が引き金となった。
触りたい、抱き締めたい。繋がりたい。
想いは洪水のように溢れ出てもう自分を止めることが出来なくなっていた。
「そ、それじゃあ……」
おずおずと頬に手をふれ、紅色のふっくらした唇に親指をのせる。
らんまは目を伏せたまま、落ち着かないように、瞬きを何回も繰り返す。
逃げられないように片手で小さな頭を抑え、唇を塞いだ。
「んー、んんーーーっ」
ジタバタと暴れるらんまを無視して、綺麗に並んだ小さな歯を舌でなぞり、
その奥へと舌を這わせる。
相手の唾液を全て絡めとってやろうか、と思っている矢先に、
「……っっっいってえ!何しやがる!!!」
噛まれた。

210 :名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 00:13:33 ID:+fYCNRez
ほうほう、それでそれで?

211 :良らん4:2009/09/30(水) 00:18:14 ID:07pmdDVA
身体の丈夫さには多少自信があるが、舌は鍛えようがない。ヒリヒリと痺れる。
目の前の少女は口元に垂れる唾液を拭いながら俺を睨みつけた。
頬は紅色に染まり、不規則な荒い息が口から洩れる。
「それはこっちの台詞だ、バカッ。あんまがっつかれると息が出来ねーよ」
やっと目と目が合う。らんまの瞳はこれ以上ないほどに潤んでいて、もう少しで
今にも涙が零れそうだ。
立ち膝になり、今度はらんまが、唾液に濡れた舌を器用に入れてきた。
らんまの腕が首に巻きつくと、俺の筋肉質な身体と、らんまの華奢で柔らかな身体が
隙間なく合わさった。胸の先端の突起の感触までが伝わってくる。
らんまの太ももに手を回し、撫で回す。尻の方へ手を伸ばしたら、
くすぐったそうに身を捩った。
「どこ触ってんだ、スケベ」
「お前もだろ。キスくらいでこんなに濡らしやがって」
愛液のついた指先をらんまの眼前までもっていき、ちらちらと指を動かす。
指を広げると、その粘り気のある水は艶めかしく糸をひいた。
らんまの顔は火が出るんじゃないかと思うくらいに真っ赤に染まり、
居心地悪そうに視線をずらした。
もぞもぞと俺のズボンのチャックを下ろし、トランクスに手をかける。
「お、おい、まさか……」
「俺ばっかりいじくり回されてたまるか!おまえにも同じ思いさせてやる」
トランクスを勢いよくさげると、固まった俺の一部が飛び出した。
「……」
目を見開いて、固まるらんま。
「ほらな、知ったこっちゃない。初めてでフェラなんて無理だからやめとけ」
「うるせーな、偉そうに!お前だってはじめてじゃねーか!」
カッとなったらんまが勢いで握りしめる。
しばらくご無沙汰だった俺は、らんまに触られただけで達しそうになったが
ぐっと我慢した。ここで出したら、絶対馬鹿にされる……。
胸の前に落ちてくるおさげを後ろへ払い、らんまは肉棒を口に含んだ。
小さい口に楽々と入るはずもなく、四苦八苦している。
ちゅうちゅうと、らんまの唇が吸いつく度に、いいようのない快感が押し寄せてきた。
らんまの口が離れた瞬間に、我慢しきれずに射精した。
濡れた髪に、まつ毛の上に、頬に、谷間の奥に、白い液体は飛び散る。
「ばかっ、出すなら出すって言えよ」
顔についた精液を拭いながららんまが言う。
それでも、アイスキャンディでも舐めるように、
丁寧に俺の性器に付着した濃厚な液を舐めとった。

212 :良らん5:2009/09/30(水) 00:24:29 ID:07pmdDVA
「なかなか上手かったぜ」
よっこいせ、と後ろかららんまの腰を持ち上げる。
「おい、何すんだよ」
俺以外には触れられたことがない、未開の秘部へ口をつける。
綺麗な一本の線をなぞるように舌を這わせた。
「ちょっ、やだっ……」
「気持ちいいだろ?」
可愛らしい尻の穴に口をつける。
「よくないから……ぁっ、やめろよっ」
泣きそうな声でらんまが叫ぶ。
言葉とは裏腹に、足の間からは次々と液体が溢れて、
入口の皮膚はぴくぴくと痙攣していた。
「……ふあ………あぁ……」
甘い溜息とともに、気の抜けたような声がらんまの口から洩れる。
「もうこのまま入れちまってもいいか?」
指で吸いつき具合を確認しながら言う。
「いやだっ」
らんまは腰を切なそうに振るわせて正反対のことを要求した。

213 :良らん6:2009/09/30(水) 00:58:54 ID:07pmdDVA
背後からの結合は、動物の交尾を連想させる。
「いたっ……、いてえよ。良牙、もっとゆっくり……」
挿入時にらんまはかなり痛がり、なかなか先へと進まなかったが、
一度入れてしまうともう平気なようで、後はただ快楽を求めて
いやらしく腰を動かした。
小柄な身体に釣り合わないほど大きな乳房は、ピストン運動に合わせて
リズムよく揺れる。
らんまの華奢な腰は頼りなく、手足も今に崩れおちんばかりに
諤々と震えていた。
「……んん!あぁあ、良牙、もうだめぇ……」
「……っく、もう出すぞ、らんま」
達する瞬間に引きぬいて、らんまの尻に精液を降りかける。
同時にらんまは尻を突き出したまま、ばたりと倒れ込んだ。
眉を八の字にゆがめて、必死で酸素を吸い込む。
「らんま、もうやめるか……?」
「もう一回……」
先ほどまであった快楽を懐かしむように、腰を揺らす。
らんまがこんなにも淫乱だとは思いもしなかった。
きっと本人でさえ知らなかったろう。
らんまの身体を仰向けにして、蛙のように足をひろげる。
「これでお前のイった顔がよく見えるな」
「ばかっ、そんな見んなよっ」
らんまは腕で顔を隠したが、力任せにはがし、バンダナで両手を縛りつける。
「これで隠せないだろ」
ふてくされて、横を向いてしまうらんまを愛おしくおもい、
頬に口づける。
雨のカーテンに守られたテントの中、2回戦へと突入した。

214 :良らん7:2009/09/30(水) 00:59:33 ID:07pmdDVA
「らんま、雨やんだぞ。どーすんだ?」
隣でうとうとしているらんまに声をかける。
結局、体位を変えて合計3回、濃厚なセックスをした。
いくら体力のあるらんまでも、初めてのことで疲れきってしまったようだ。
声を出すのも面倒だよいうようにくぐもった声で小さく唸り、俺の脇に頭を擦り寄せた。「……もうちょっと、お前といる」
「勝手にしろ」
と言ったところで、ぱしゃぱしゃと水を撥ねながら駆けてくる音が聞こえてきた。
「やばい、隠れろっ」
らんまの頭を毛布の下に押し込み、自分はタンクトップを慌てて被る。
開けるわよ、という声と共に、あかねさんが顔を覗かせた。
一緒にはいってくる日の光が眩しくて、目を細める。
「良牙君、らんま来なかった?」
毛布に包まれたらんまの身体が、ぴしりと硬直する。
「い、いや、来てませんけど……」
「……そう、つい1時間前くらいまで一緒にいたのに、
いきなり急用が出来たとかいって、走ってどこか行っちゃったのよ。
傘もささないで、どこ行ったのかしら。」
これ、らんまの分の傘、と自分の桃色の傘と一緒に透明な傘を見せる。
「さ、さあ、水浴びでもしたくなったんじゃないかな。ははは……」
「うーん、知らないならいいわ。ありがとう」
またね、と手を振りながら駆けていくあかねさん。
隣で縮こまっている、らんまの耳がみるみるうちに赤く染まっていくのが分かる。
これは後で詳しく問い詰めてみる必要がありそうだ。
おわり

215 :名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 01:02:26 ID:07pmdDVA
リアルタイムで書く→うpを繰り返してました。
辻褄合わないとこあっても脳内補完でよろ!
205、206、210、応援ありがとうございます。

217 :名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 13:40:12 ID:KGtxn7oZ
乙!
リアルタイムで読んだ

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