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知らない町で助けてくれた知らない人

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Part2
51:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:04:37 ID:R4Y
よく見るとお姉さんの顔が真っ赤で
恥ずかしいなら言わなければいいのに
後から聞いたら
「した後だしどんな顔して話せばいいか分からなかったからそのまま話しかけちゃった」らしい
その後特には何もなく
1週間経ったくらい
「そろそろ帰ろうかと思う」
何でか帰ろうと思った、その時も親は嫌いだし学校も嫌だってのは変わらなかったけどお姉さんにこれ以上迷惑かけたくなかったのもあった
「そっかー帰るかーお姉さん寂しいなぁなんて」
笑って言ってたけど今思うと本当に寂しかったのかと思う
その日の夜にお姉さんに「最後だし一緒に寝ようか」って誘われた

53:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:14:37 ID:R4Y
最後だし俺もまた一緒に寝たい
なんならあの続きとか下心満載で行った
でもヘタレには何もできませんw
それからこの1週間を振り返って話した
助けてくれた事、俺の話を何も言わず聞いてくれたこと
感謝しかなかった
お姉さんも「最初はビックリしたけど、助けなきゃってなったし話聞いたら私も同じだったしだからなのかもね」
始まりはあんなだったけどこの1週間が楽しかった
ダメ元でお姉さんに「お姉さんが良かったらこの先も…」って
言いかけた時お姉さんに口を塞がれて
「ダメだよ、君には君の道があるんだからそれに私は君より年上でいつか君には大切な人が出来るから」
その時何故か泣いてたお互いに
俺は泣きながらお姉さんにキスした
お姉さんに「忘れようとしたのにもう!」って怒られた

54:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:19:46 ID:R4Y
翌朝お姉さんに起こされて起きた
ご飯食べて少し話して
昼過ぎにお姉さんと駅に向かった
新幹線を待つ間お姉さんに
「楽しかったよ、地元に戻っても頑張ってね応援してるから」
「うん、また来てもいいかな?」
「ダーメ、君の人生これからなんだから」
そう言われて新幹線が来た
新幹線に乗ってお姉さんに別れを告げ
「さようなら、ありがとうございました」
「うん!バイバイ!」
お姉さん泣いてて抱きしめられた
ドアが閉まる時に
「また来ます!」って言って発車した

55:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:22:18 ID:R4Y
それから家に帰って親にすごい怒らた
それでもスッキリしてて全てがどうでもよかった
家の事も学校の事も気にしなかった
戻ってきて年が明けて春休み
お姉さんの所に行った

57:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:27:31 ID:R4Y
お姉さんの家に着いてチャイム鳴らした
ドアが開くとお姉さんがいて
「来ちゃいました!」
「ダメって言ったのにもう!」
呆れられてましたw
でも会えて嬉しかったしお姉さんにも
「実はまた来るのが待ち遠しかった」
その時初めてお互いの名前を知って連絡先も交換した
毎日メールして月一で会いに行った
それが1年続いて俺が卒業する前
お姉さんは仕事の都合で県外に行ってしまった
俺はもう会えないのが寂しかったし卒業したらお姉さんの所に行こうとか考えてたけど現実は甘くない


59:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:35:29 ID:R4Y
結局地元で就職してお姉さんとの連絡も週一から月一と回数も減った
それから3年たまたま仕事でお姉さんが住んでた町に行くことがあって何となく見に行った
そこにアパートはなくてマンションになってた
懐かしくなってお姉さんにメールしてみた
回数が減ってほとんど連絡しなくなって
メールが届くか不安だったけど
返信は来た
それからまた連絡するようになり
あの時の話とかして今住んでる所から新幹線で行ける所にお姉さんが居る事も知ったそれで
連休に会うことになって4年ぶりにお姉さんにあった
あの時と変わったのがセミロングだった髪がロングになってたくらいでそんなに変わってなかった
懐かしくて泣いた
お姉さんも泣いた
連休中いっぱい話したし今までの事をお互い話し尽くした

60:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:38:46 ID:Thd
なんか久しぶりにいい話を聞いたわ
話の行く末が楽しみ

61:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:43:18 ID:R4Y
俺はあの時からお姉さんが好きだったのかもしれないって
お姉さんに話した
お姉さんも毎日メールして月一で会うたびにそう思った
でも仕事で離れてお互い自分の道を進みだして
終わってしまったんだって
でも3年ぶりにメールが来て嬉しかった
またこれからも出来たらって言われて
俺は咄嗟に「じゃあの時の続き…これから先もお姉さんと…」
俺は振られると思ったしなんなら彼氏くらい居ると思ってた
「私ね…君が卒業してまた言われるかなって待ってたんだけどなぁでも仕事で離れて終わったって思ってさ、今でもそう思ってくれるなら私も君と…ね?」
お互い顔合わせるのが辛かったw

62:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:46:36 ID:5wS
ご祝儀は3万でいい?

63:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:47:21 ID:R4Y
晴れてお姉さんと付き合うことになって
その日にあの日の続きをしたと同時に卒業した
仕事とかで中々会えなかったけどすごい充実してた
そして2年が経ち仕事も上手く行ってお姉さんにプロポーズしようとした

65:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:50:12 ID:B2m
お姉さんいくつ?

66:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:53:23 ID:R4Y
プロポーズしようと考えて色々準備した
その年の今日言うつもりだった
その前の日お姉さんが事故にあった
連絡が来た時俺はその場で泣いたし
職場の人に心配された
俺はそのまま病院に走った
生きてて欲しい
これから先一緒に居てほしいって言いながら

67:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:53:41 ID:5wS
出会った当時23→1年続く→4年後再会→2年後プロポーズ
>>63が最近の話なら今30かな?
イッチは出会った当時高2だとすると今25?

69:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)22:54:47 ID:R4Y
>>65
>>67で合ってる
今年25

70:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:03:41 ID:R4Y
病院に着いてお姉さんが居た
ベッドに寝てるお姉さん
ほとんど意識もなく声をかけても反応しない
俺は泣きまくった
事故に巻き込まれた暴走族が信号無視で車に直撃そのまま前に居たお姉さんを巻き込み
どうしていいか分からないしただお姉さんが
戻ってきて欲しいだけだった
でもお姉さんはその次の日息を引き取った
ただ立ち尽くした
何が起きてるのか分からなかった
気がついたら葬式も終わってた
お姉さんの家族にも色々言われたと思う
お姉さんを火葬して御骨に右足の骨は無かった
それを見て怒りと悲しみと苦しみと色んな感情が入り乱れた
それでも俺はお姉さんの遺影にプロポーズした
用意してた指輪を置いて

71:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:04:51 ID:5wS
ええええええええええええええええええ

72:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:11:54 ID:R4Y
あの時お姉さんに出会わなければ俺はここまで来てなかったし
笑う事もなかったと思う
あの日から去年の今日までの時間は本当は夢だったのかもしれない
でも現実で俺が好きになった人は居たこれから先もいる予定だった
お姉さんの事を吹っ切れたかどうか言えばそんなの無理だし
今でも夢に見る
今笑ってこう書いてるけど涙が止まらない
あれから1年今でも俺はお姉さんが好きだし
お姉さん以外を好きになる事は無い
お姉さんの妹さんにも今日言われた
「お姉ちゃんを好きになってくれてありがとう」
俺が好きになったお姉さん
居ないけど俺の中でずっと生きてて欲しい
ずっと笑ってて欲しい
あの時タヒにたがってた俺はお姉さんと一緒に生きたい俺に
なったよ
だからありがとう

73:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:13:23 ID:R4Y
以上
俺の昔話でした
駄文に付き合ってくれてありがとうございました

75:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:15:18 ID:5wS
包んだご祝儀どうすれば…

76:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:16:06 ID:R4Y
>>75
自分に使ってくれw


77:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:16:08 ID:B2m
>>75
香典
お供え
お線香代

78:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:19:02 ID:R4Y
何か質問あれば答えるでよー

79:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:20:29 ID:B2m
それからも前向いて生きてる?

80:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:21:52 ID:R4Y
>>79
あの時からお姉さんがそれを望んでたしね
これからも前向いて一緒に生きてくよ

81:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:22:27 ID:5wS
妹ちゃんとは今でも仲いいの?

82:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:24:08 ID:R4Y
>>81
葬式の後ぐらいから色々話聞いてたからね
今でもちょこちょこ連絡とってるよ

83:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:24:43 ID:Thd
>>82
お姉さんが亡くなったのは何年前の昨日?

84:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:24:58 ID:R4Y
>>83
去年だよ

85:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:25:45 ID:R4Y
>>83
去年の昨日事故にあった

86:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:28:58 ID:R4Y
ハッピーエンドじゃなくてすいませんでした
吐き出したかったのと
自分に言い聞かせたかったからなんだ

87:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:30:54 ID:Thd
お姉さんも君と出会えたことは幸せだったと思うよきっと

89:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:31:45 ID:R4Y
>>87
そう言って貰えると俺も良かったと思えるよ

88:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:31:16 ID:5wS
書き出すなりして気持ちの整理をつけるのは大事
そこそこヘビィなエピソードな上まだ1年しか経ってないのに
ちゃんと前向きに生きてるのは素直に凄いと思うよ

90:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:32:29 ID:R4Y
>>88
約束だしね
それに俺が前向くの辞めたら
お姉さんにあった時怒られるでしょ?

92:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:34:46 ID:R4Y
最初はお姉さんが居ないなら俺も一緒に行こうってなったけど
お姉さんがどんな俺を好きで居てくれたかって考えたらさ
俺が笑って真っ直ぐ進んでるって事なんだろうなって思ったんだよ

91:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:33:54 ID:Thd
死にたいと思っていたのに前向きに生きてるだけで立派だわ
俺も見習わなきゃ

93:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:35:59 ID:R4Y
>>91
あの時は本当に死にたかった
でもお姉さんに助けられて
俺に道を教えてくれて
居なくなったけどこれから先も俺に教えてくれるって思ってるから

94:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:37:39 ID:R4Y
1つ悔いと言うか心残りというか
お姉さんが生きてる内にプロポーズして指輪をはめたかったな

97:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:40:15 ID:5wS
>>92
イッチが前向きでいる限り
お姉さんの意志は生き続けるんやなって

98:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:40:38 ID:R4Y
>>97
その言葉で涙腺崩壊

103:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:47:32 ID:R4Y
もし今これを見て俺と同じような境遇の人が居たら
1人でもいいから自分を知ってくれる人を探してみてください
もちろん家族以外でです
友人先輩後輩、上司、先生近所のオッサン誰でもいいから
自分を話せる人が1人でも居るだけで変わります
自分の中で本当は聞いてほしかったんだって気持ちがあるはず
あの時の俺みたいに
お姉さんみたいな人に必ず出会うはずです

115:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:55:55 ID:R4Y
それでは
俺はお姉さんとゆっくり飲むとするよ
ありがとうございました。

116:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/02(日)23:56:30 ID:Thd
>>115
うん
明日も仕事あるだろうし早く風呂入って寝るんだよ

117:名無しさん@おーぷん:平成30年 12/03(月)18:00:39 ID:5W5
俺は色々な多くの人たちから助けられた、それに対して感謝している。
その感謝を直接に返す事が出来ない、
しかし、それは困っている他の人へ返せばよい。
目の前で困っていて、自分がしてあげることが出来る事を与えればよい、
それが、受け取った援助を、返す事になる。
それは、大きい事ではなくてとても小さい事で良いのです。

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