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毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2016/09/19 スレ

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Part1
1 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 00:58:25.332 ID:6JBETTVB0
|A-) 怖い話は探しながら人がいる限りゆっくりと
    怖い話書ける人、貼れる人はどうぞー
    レスがなくなったらさるさんくらったか寝たか人いなくなったと思ってね
    インスト好きは音楽をどうぞ
    聴くには音楽プレイヤーの ファイル→URLを開く→http〜8000/までをコピペ
http://dokuobd.orz.hm:8000/

3 :cat ◆TUKUMO3rAI :2016/09/19(月) 00:59:18.662 ID:YhE0+rXBa
|ω・`) 見つけた!

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/09/19(月) 01:00:57.933 ID:rnnQb97dK
どっくんはけーんwwww待ってましたwwww

5 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 01:04:05.718 ID:6JBETTVB0
>>3
|A-) 今日も早かったねw
    待たせてごめんね
>>4
|A-) こちらもお待たせしてごめんね…w

6 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 01:12:29.464 ID:6JBETTVB0
アレは確か3年前で、大学に入って一人暮らしを始めて初めての夏休みだったと思う。
俺は高校生の頃は別に家の電話に子機もあって彼女との内緒話にも困らなかったから
携帯持ってなかったんだけど、大学に入って携帯を周りの所有率が90%以上で
みんな有ると便利だって言うからとうとう購入したのよね。実際便利で今も手放せないんだけど。
で、問題の話はその携帯電話にまつわる話。
確か2時か3時くらいだったと思う。いきなり携帯が鳴ったのよ。
まぁ大学生だしそれ自体は珍しくないんだけど、時間が時間だし、
自慢じゃないが俺はカナリ寝ぼける方で、
その日もグッスリ寝てたし着音で起きる事にもまだ慣れてなかったから
半分パニクりながら慌てて電話をとった。
「も、もしもし」
『ザー…ザー…』
「もしもし?」
『ザー…ザー…』
「だれ〜?」
『ザー…ザー…』
俺も寝ぼけてて、実際半分寝てたから向こうが無言なのも気にかけず、そんな一人会話を続けながら
ザーザー雨の強い音が聞こえるなー、さむそーなんて考えてた。
どれくらいたったころか、イキナリ30歳位かな?中年のオバサンの声で返事があったんだ。
「もしもーし?」
『あたしの携帯知らない!?』
「は?携帯?」
『そう、携帯!私携帯なくしちゃったの!』
「ハァ…。大変ですねぇ…」
『今山の中に居るの!今から直ぐそっち行くから!』
「へ?山?何?」
ブツ!ツーツーツー
俺が事態が全然つかめないまま唐突に電話は切れた。
切れてから暫くは寝ぼけたままでボーっとしてたんだけど、あることに気が付いて稲妻に打たれたように一気に眠気が覚めた。
さっきの着歴番号が090ではじまってるってことに。
そして、相手が全然知らない奴だったってことに。


7 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 01:13:48.062 ID:6JBETTVB0
その二つに気が付いたら一気にさっきの電話のおかしな点に気がついて、
雨の山の中?何でそんなとこから電話が?携帯で?携帯無くしたんだろ?
一緒にいた奴のか?ていうか、山の中ってどうやっていったんだよ?
車?でも雨の音メッチャ聞こえてたし外でてたの?へ?は?何?
軽いパニックに陥った俺は、相手の最後の言葉を思い出してゾッとした。
こっち来るって…?
慌てて同じアパートに住んでる友達の家に転がり込んで、一晩ソイツと電気つけっぱで起きてました。
で、一番怖かったのは次の朝。
流石に一晩中起きてて眠くなってさ。自分の部屋に帰るときだった。
アパートの入り口に泥だらけの靴跡がブワァ…って…
着歴にあった先ほどの番号を迷惑電話指定にして友達の部屋で寝ました。
コレでおしまいです。
その携帯は結局壊れちゃってデータの引継ぎが出来ないまま変えちゃったんですが、
結局何の電話だったのか全然今でも分かんないっす。
幽霊にしてもサイコさんにしてもとても恐ろしい体験でした。
この事を話すと皆掛け直せばいいのに〜って言うんですが、自分が体験者になってみると事実の追求なんてとても…。
君子危うきに近寄らずっていいますし。

8 :cat ◆TUKUMO3rAI :2016/09/19(月) 01:17:29.054 ID:YhE0+rXBa
>>7
|ω・`) なんかオバさんだからアグレッシブなのか多分これ山のお化けか妖怪みたいなやつかな
ドアに靴跡とかかなりドンドン蹴ってたのね

10 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 01:20:48.934 ID:6JBETTVB0
>>8
|A-) なんだろな、変な電波に引っかかったような感じで霊に目をつけられたのかな…w
    あと入り口に足跡あっただけだからドア蹴ってはいないかな…w

9 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 01:18:13.831 ID:6JBETTVB0
さっきイヤなモン見てきちまった…
会社帰りに同僚と飲んできたんだが、道端で若い男女が言い争いをしてた。
「痴話ゲンカかよ…幸せな奴らだなぁ」
とか思いつつそのまま通り過ぎようとしたら、なんか女のほうの後ろに黒い何かがあるのが見えた。
なんだ?とちょっと立ち止まって目を凝らしてみたら、黒い影というかモヤみたいなモノがいる。
「???」
微妙に人の形をしてる。
「おい、何そんなもん見物してんだよ」
と同僚に急かされたついでに、
「アレ、何だ?」
と聞いてみたが、同僚は
「何が?」
って顔。多少酒もまわってたし、自分でも
「酔っ払ってんのかな?」
と思ってもう一度見てみたが、やっぱり何かいる。
周りの人はそれに気づきもしない様子で無視して通り過ぎていってる。
どうやらアレが普通のモノじゃない事に、そこで気がついた。
よく見ると、黒いモヤはやっぱり人っぽい形をしてて、さらによく見ると、なんかモゾモゾと動いてる。
どうも女の動きを真似てるように見えた。最初はそう思った。
けどすぐに違うことに気づいた。
モヤのほうが一瞬早い。
どちらかというと、女のほうがモヤの動きを真似てる。
といっても女は後ろの事なんかこれっぽっちも気づいちゃいないんだが。
話してる内容は普通の痴話ゲンカ。
別れるの別れないの、落ち着け落ち着かないの、正直どうでもいい話なんだが、
女のほうが普通じゃなかった。
少なくとも、目を血走らせて、口から泡ふきながら大声で叫んでるような女は普通じゃないと思う。
多分、後ろのモヤが原因なんだろうと思った。
ずっと見ていたら気持ちが悪くなってきたからそこで立ち去って同僚と飲みなおしたが、
あのモヤは女のほうを操ってたように見えて、思い出すとまた気持ち悪くなって、久しぶりに吐いた。
今の気分は最悪。
アレがきっと取り憑くってやつなんだろうな…

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/09/19(月) 01:26:23.783 ID:rnnQb97dK
寝ぼけ方が足りないw俺はエアコンのリモコンでテレビ付けようとしたりコーヒーの中にスープの粉入れたりするwwww

20 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 01:38:02.920 ID:6JBETTVB0
私が以前住んでいた家の真横に樹齢何十年というほどの大きな椎の木がありました。
我が家の裏に住む住人の所有物であったのですが、我が家はその木のおかげで大変迷惑をこうむっていたのです。
というのも、秋頃になると大量の枯葉が我が家の庭先に撒き散らされるのはもとより、
樹齢何十年という老木ゆえ、根元から2、3メートルのあたりが朽ちており、今にも我が家に倒れかかって来そうな様相なのです。
台風の日などは家族で今日こそ倒れるんじゃないか?と毎度毎度ビクビクしていたものです。
何度かその旨を裏の住人に伝えたのですが、
『当方の敷地のものに文句を言われる筋合いはない!』
と、頭ごなしに断られ、半ば諦めかけていました。
しかし、ある風の強い日にとうとう老木の枝が折れ、その太い枝は我が家にではなく隣接していたもう一軒の民家に倒れこんだのです。
屋根の瓦も割れ落ちそれはひどい状況になっておりました。
その一件で損害賠償まで話が発展し、ついにその老木は切り倒される運びとなりました。
老木が切り倒されてから1年。
そこには6階建ての立派なマンションが建ち、そのマンションの最上階に裏の住人の祖母が「管理人」として入居したという事でした。
ある夜の事です。
用事で出掛けていた私は駅から自宅までの道のりを歩いておりました。
マンションは我が家への目印とも言えるほど遠くからでもその姿を見せておりました。
マンションが近くなるにつれ、マンションの屋上付近に
なにやらモヤモヤとした霧のようなものがかかってる事に気がついたのです。
一歩ごとにマンションは近くに見えてきます。
そしてそのモヤモヤが何であるかもしだいに見えてきたのです…。
霧状の白い煙の中には無数の生首が浮遊しているではありませんか!!
生首はひとつひとつ違う顔をしており、老若男女様々でした。
ただ、その顔の群れに共通したものが一つだけありました…。
全ての顔が満面の笑みを浮かべているのです!!
それから数日後の事。
マンションの管理人である老婆が屋上から飛び降り、亡くなってしまいました。
老人性の痴呆が原因と言われてはいましたが、果たしてそうなのでしょうか?
何故って?
私が見たあの首の群れは老婆の住んでいた部屋の真上だった事がひとつ。
そしてもうひとつは老婆が絶命した直接の原因…。
老婆の死は飛び降りによる打撲が原因ではないんです。
地面にあった木の小枝が喉を貫いていたそうです…。
私にはどうしても老木の怨念としか思えないのです…。

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/09/19(月) 01:39:03.581 ID:vrI+77eP0
毒男ちゃああああああああああああああああああああああん

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/09/19(月) 01:46:07.546 ID:hxlFw2xmd
ぎゃあああどっくんよおおおおおおおひさしぶりい

36 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 01:58:10.908 ID:6JBETTVB0
その事務所は、渋谷の道玄坂にある鰻の寝床のように細長い9階建てのビルの6階あった。
坂の途中にある事務所6階の窓からは、円山町のホテル街、向かいにはキャバクラ、
背後は有名なヌード劇場とそれは素晴らしい眺めであったと、今でも覚えている。
以前からこのビルにおいては様々な怪異現象が起きており、霊感のある部下『N』に言わせれば
『霊道』なる幽霊の通り道がこの事務所の部屋を横断しており、怪異現象の原因はすべてこれがが関係しているらしい。
吸っていた煙草が突然灰皿から消える。
事務所内に誰もいないのに机や椅子がバンバン叩かれる音がする。
揚げ句のはては6階の窓ガラスが突然うなり声をあげ、外から誰かがこじ開ける様にバタバタ震える…。
また、こういった話を事務所でしていると、部下の言う「霊道」の中に座って仕事をしている同僚が影響を受け、
突然頭痛を起こし倒れるというようなハプニングが起きたりした。
様々な怪異の中で一番頻繁にあったのが仕事中に突然、耳もとで女性のささやき声がする、と言ったものであった。
それは、注意していないと何と言っているのか分からないような声なのだが、
テレビもラジオもついていない窓を締め切った室内で聞こえるのだ。
外から聞こえる街頭のアナウンスの声などとははっきり違うのは、
耳元でささやくその息づかいまでもが肩越しに聞こえる事であった。
さすがに、これには大半の社員がまいった。
普段、霊魂などとは無縁の者もこの声を耳を理由に事務所への待機を拒否しはじめた。
しかし、悲しいかなここは警備会社という特殊な職業のため、各事務所は『24時間体制』が
義務付けられており、昼間はもちろん、夜間の宿直者も毎晩置かなければならなかった。
セクションの違う私は、夜間宿直のローテーションには含まれておらず安心していたのだが、
8月中旬のある夜にどうしても当番の都合が着かず、運命の当番が私にまわってきてしまった…。
当日、初めのうちは昼間勤務の同僚などが残業で何人も残っており、何事もなく通常の夜間勤務をおこなっていた。
しかし、10時を過ぎる頃から一人、二人と同僚が帰宅し、ふと気付くと事務所には私ひとりが残されていた。
加えて、省エネの為なのか室内は頭上の蛍光灯2灯のみを残し消されている。
本来怖がりの私は、暗がりの中にある蛍光灯のスイッチを入れに行く勇気もなく、
「あーあ。とうとう一人か…。取り敢えず軽く仮眠を取っておこうか。」
などと、自分に都合の良い理屈を言うと打ちかけのワープロの電源切り、そのまま机に突っ伏し仮眠にはいった…。
リーン・リーン・リーン・リーン
現場からの定時連絡の電話に起こされた。
時計を見ると、針は2時を差している。
寝ぼけたままトイレへ駆け込み用事を済ませ、再び席に座り直したその時…。
バン・バン・ババン・バン・バン・ババン・バン・バン・ババン!
突然、窓ガラスを素手で叩く様な音が起こった。
「あーっ。まただよ…。」
私は慌てて頭から備付けの毛布をかぶり、机の上で両耳を塞ぎ早く眠ってしまおうとした…。

38 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2016/09/19(月) 02:01:23.716 ID:6JBETTVB0
窓を叩く音が始まって、4〜5分程たった頃だろうか…、
バンッ!ババンッ!バン!!
今度は私周りの机が激しく、まるでドラムを叩く様に早く激しく鳴り始めた。
「こりゃ、やばい…!。」
私は危険を感じ、毛布を払い周りを見回した。
しかし、もちろん事務所の中には私以外の誰もおらず、今の今まで鳴っていた音もピタリと止んでいた。
恐怖が頭の中も全身をも支配していた。
私には、机を離れ室内を調べる勇気もなく再び机に突っ伏し、頭から毛布をかぶった。
コツ・コツ・コツ……
間髪いれず、今度は何者かの足音が私の机の周りをぐるぐると周り始めた。
さすがに耐えられなくなった私は、大宮支社に助けを求めた。
この日、大宮支社は霊的体験のある(自称、霊的修羅場経験者)というO氏が泊まり番だった。
O氏が電話に出た。
彼は、すぐ様電話から異変を感じ取ったらしく、ゆっくりと私に聞いた。
「どうしたんだ!?」
私は今までのいきさつと現状を、電話の向こうのO氏に説明した。
「分かった…………。いいか、よく聞けよ…。」
パシィーーーーーーーン!!
突如背後で何かがはじける音がした。
振り向くと、額縁のガラスが割れていた。
しかも、額は壁に掛かったままガラスだけがまるで何かに叩き割られたようにこなごなに飛び散っている。
「Oさん!ガラスが…ガラスが…。」
私は、錯乱していた。
「落ち着け!事務所に塩はないか?塩…。それを水に溶かして部屋の中に撒け!
入口の所には塩を盛れ!いいか、ただの食塩じゃねぇぞ。あら塩だ、あら塩!」
「えっ…、そんな塩、事務所にないですよ…。」
「だったら急いで買ってこい!!」
「買いに行けったって、それじゃあこっちの事務所、誰もいなくなっちゃいますよ!?」
「何もお前が出ていく必要はねえじゃねぇかよ。」
「えっ?」
「さっきから、電話口で笑っている女に買いに行かせりゃいいだろ!第一、こんな夜中に事務所へ女を引き摺り込んで、何やってたんだ?お前はっ!。」
「…………………………!!」
私は絶句した…。
彼には女性が私とO氏の会話に笑いながら相づちをうっているのが聞こえていた。
私はパニックになりながらも、電話の大宮支社への転送切り替えを行い、塩を買いに近くのコンビニまで飛び出していった。
そして、戻るなり尋常とは思えない程の食塩水を作り、床が水浸しになる程撒いたのだった。
驚く事にその直後からピタリと怪異現象は治まり、何事も無く朝を迎えた。
しかし私は、とうとう朝まで寝ることも出来ず、夏の暑い日だというのにガタガタ震えながら、翌朝代りの者に引き継いだのだった。
後日、当夜の夜間電話の録音テープは、処分された。
理由は、職場に無用の混乱を招く恐れがあるためとの事であり、表向きは、「機械の故障による録音不備のため消去」となった…。
そして、その後も幾度となく宿直当番に恐怖はふりかかった。
しかし、幸いな事にそれから程なく、リストラによる統合のため事務所移転となった。
従業員は、皆もろ手を上げてリストラを歓迎した。
その後事務所は借手を二転三転したが、長期の入居者も無く、現在は次の借手が来るのを待っている…。

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