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毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2018/10 スレ

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Part1
804: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:23:46
1990年の10月、私がアメリカの大学で経験した話。
アメリカの学生はとにかく課題レポートを書かされる。
もちろんパソコンを使って仕上げるわけで、私の大学には50台程度のコンピューターが整備されているラボがいくつもあった。
学生はここで夜通しレポートをタイピングするわけだ。
その日も私は相変わらずレポート作成に忙しかった。
夕食を済ませ、寮から荷物を抱えてコンピューターラボに入り、パソコンの前に座った。
当時は来る日も来る日も同じような生活で、うんざりだった。
ここのパソコンはインターネットに接続されていた。
まだウェブブラウザが「モザイク」メインだった頃だ。
ウェブコンテンツも研究者の研究成果発表などばかりで、さほど面白いものではなかった。
おまけに検索エンジンなどは進化しておらず、URLはもっぱらページ制作者本人から口頭で教えてもらうことが多かった。
その夜、私はいつものようにレポートをしばらく書いていた。
その時、何気なく目をやったパソコンデスクに、鉛筆でURLが書かれていた。
学生がメモ代わりにしたんだろう。
気分転換にはなるだろうと思い、私はそのURLをブラウザに入力してみた。
しばらくすると画面にはページが現れた。信じられないページだった。
そこには薄暗い部屋で床に血だらけで倒れている男性の写真があった。
(今ではよく見るこのような画像ではあるが)私はこのような残酷な写真に戦慄し、吐き気を催した。
よく見ると、画像の下にはこんな一文が添えられていた。
"A guy in Michigan, aged around 30, Killed by me today"
間違いない、殺人者が自らの犯罪を自慢するサイトだ。
私は何かとんでもないものを知ってしまったのではと思い、すぐにラボを飛び出して寮に帰った。
翌日まで誰とも話すことが出来なかった。

805: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:24:07
次の日の朝。
私は再度ラボに出向いた。
そして、昨日のウェブサイトが気のせいであることを信じてURLを開く。
現れたのは同じく薄暗い部屋の画像だった。
しかし、今回は床に倒れているのが丸裸で仰向けになっている女性だ。
左乳房に大きなナイフが刺さっている。
口、鼻、耳から血が流れている。
写真の下にはまたも一文が添えられていた。
"A bitch in Michigan, aged around 30, Killed by me today"
すぐに私は大学警察に行き、警官に相談した。
しかし、まだウェブがまったくメジャーでなかった頃だ。
「ウェブで殺人者が犠牲者の画像ファイルを掲載している」といっても、うまく理解してもらえない。
それに恥ずかしい話だが私の稚拙な語学力も足かせになり、取り合ってもらえなかった。
恐怖と好奇心が一緒になった独特の心境で再度ラボに戻り、そのウェブサイトのURLを入力してみた。
すると、その日数時間前まであった画像はすでになくなっていた。
その代わりに、なぜか私の住所と電話番号が書かれていた。その後にメッセージが一文。
「You are the next star on my Web.」
私は持ち物のほぼ全てを友人に譲り、2日後に帰国した。
ミシガン大学で経験した実話です。

806: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 20:27:14
>>805
|ω・` ) 次はお前だー!
すぐ帰国するわ!
ウェブ開いたら誰が開いたとか分かるのん?
それともその席に座った人をチェックしてたのかしら

807: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:33:53
>>806
|A-) 昔はセキュリティがザルでアクセスしてきた人を特定しやすいのかな
    でも大学からアクセスしてたら誰かわからんよね…

808: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 20:35:51
>>807
|ω・` ) そうだよね
やっぱりチェックしてたって方が確立たかそう
なんかVIPの方でわたしが邪魔みたいな事書かれたからコメするの減らすね


809: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:36:39
うちのダンナは仕事柄かなり朝早くおきて出勤する。
だいたい5時には一緒に起きて、私は朝ごはんの、ダンナは出勤の支度をする。
眠い目を擦って台所に立ち、ダンナが洗面所で顔を洗っている音が聞こえた。
突然インターホンが鳴って、覗き窓から見てみると見た事も無い小学生低学年の男の子がランドセルを背負って黄色い学帽かぶって立っていた。
「誰?どうしたの?」って聞くと
その男の子「ママがケガしちゃったからばんそうこう頂戴」って言ってきた。
どこの子だろう?って思いながら、台所に戻り救急箱からばんそうこうの箱を取って玄関に。
ドアを開ける前に、「ねぇ、どこの子?」と聞きながらサンダルをつっかけているとその子「僕のママ、血がいっぱい出ているの」と言う。
じゃあばんそうこうじゃ間に合わないんじゃない?と思いながら
「どうやってケガしちゃったの?」と聞くと
「ママ、血がいっぱい出て動かなくなっちゃったの。早く開けてよ」って。
なんか恐くてヤバい!と思って
「うちは駄目!どっか他所に行って!」と言うとドアを凄い勢いで蹴った音がして静かになった。
ドキドキしながら覗き窓を覗くと、その男の子が外側の覗き窓の高さまでよじ登って反対にこっちを覗いてニヤニヤしてる。
ぞっとして後ろに下がって・・・
とそこで目が覚めた。
心臓がまだドキドキしている。
ダンナが「あれ?また寝ていたの?」と言いながら洗面所から部屋に戻ってきた。
ホッとして起きてご飯を作らなくちゃと思って布団を出ようとした時、右手にばんそうこうの箱を持っていた。
あれ?と思っていると、ダンナが「さっきお前玄関にいてなんか騒いでいたから、どうしたのか聞こうと思ってたんだよ。なんかドアとか蹴られてたろ?」って

811: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:40:06
>>809
|A-) 見つけるのが早いってだけで邪魔っては言ってないじゃん?

812: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 20:42:12
>>811
|ω・` ) あ、そうなん?牛耳ってるって言われたのかと思っちゃった
やーね被害妄想

813: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:44:03
|A-) あれはビビるってのを打ち間違えたんでしょw

814: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 20:46:30
|ω・` ) なーんだそっかーもうごめんー
>>809 の話ってけっこう類似のあるよね
そういう夢系統ってその後現実になるのか知りたいw

816: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:48:47
高校のとき仲の良い友人が「週末、家に泊まらない」って誘ってきた。
「親もいなしさ、酒でも飲もーぜ」って。
特に用事もなかったけど、俺は断った。
でもしつこく誘ってくる。
「他をあたれよ」って言ってもなぜか俺だけを誘ってきた。
あまりにもしつこいので「なぁ、お前一人じゃ怖いのか?」ってからかってみたら、急に黙り込んだ。
「なんだ、図星か?」って追い討ちをかけてみると、突然真面目な顔になって「なぁ、お前、幽霊って信じるか?」なんて言ってきた。
なんだこいつって思いながら「まぁ、見たことは無いけど、いないとも言い切れないかな」って答えた。
「じゃぁさ、週末に家に来いよ。幽霊は、いるって解るよ」なんて言いやがる。
「ふ〜ん・・・・で、見に来いっての?でも、止めとくよ」って言うと、泣きそうな顔で「頼むよ、来てくれよ」って言う。
「じゃぁ、具体的にどんな幽霊なんだ?」って聞くと
「毎晩12時くらいに階段を1段ずつ昇ってきてる。そして週末にちょうど家の前に来るはずだ。その時、一人なのが怖いんだ」って、本当に怖がりながら言うんだ。
しつこいのもあるけど、ちょっと面白そうだなって気持ちがあって「解った、行くよ」って言うと、「ありがとう、ありがとう」って繰り返し言ってた。
そんなこんなで、週末に友人宅(マンション)に訪れて他愛の無い話や、テレビを見たり、ゲームをしたりして遊んでた。
そして、23時半くらいになって幽霊の話を始めた。
「なぁ、幽霊が階段を昇って来るってどういうことだ?」
「一週間くらい前から、家の前の階段を昇って来る足音がするんだ。でも俺にしか聞こえてない。親に言っても、そんな音は聞こえないって言う」
「んで、今日階段を昇りきるっていうの?」
「ああ、階段を数えたから間違いない。確かに今日、家の前に来る」
「通り過ぎるってことはないのか?まだ上もあるだろ?」
「それも考えられる、だけど家に来るかもしれない。それが怖いんだ」
「ふ〜ん・・・」

817: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:49:25
などと話をしてると友人が
「おい、聞こえるだろ?足音」って言う。でも自分には何も聞こえない。
「全然聞こえないよ」
「なんでだよ、聞こえるだろっ、ほら、また一段昇っただろ!?」
「落ち着けって、何も聞こえないよ。気のせいだろう」
「なんでだよ、なんで聞こえないんだよ!ほら、ほらっ!」
「聞こえないって、落ち着けよ!」イラつきながらなだめようとする。
でも、もう友人はこっちの話を聞こうともしない・・・。
「止まった!!今、扉の前にいる!!!」
「じゃぁ、開けて見てこようか?」っていうと、激しく止めてきた
「止めてくれ!開けないでくれ!!いるんだ!そこにいるんだ!!」
「大丈夫だろ!何も無いじゃないか!」こっちも語気を荒くしてなだめようとする。
すると、急におとなしくなったかと思うと友人は、こう言った
「・・・ダメだ、ずっとこっちを見てる。もう・・・逃げられないよ」
「!? おい、何言ってるんだ!? 何も無いだろう!? 大丈夫だろ!?」
友人の一言が、異常なほど恐怖心を駆り立てた。
「!! 叩いてる! 扉を叩いてるよ!!」って言ったかと思うと
「うおおおおおおおお」だか「うわあああああああ」だか叫びながら友人は扉に向かって走っていった。
あまりの突然のことに、俺は体が動かなかった。
友人は叫びながら、扉を開けて外へ出て行った。
俺も慌てて追いかけたけど間に合わなかった・・・友人は踊り場から身を投げていた。

818: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:49:41
訳が解らなかった・・・何が起きたのか・・・記憶に残ってるのは、その後の警察の取り調べからだった。
何が起きたのか、どういう状況だったのか、自分の覚えてることを全て話した。
意外なことに、警察はあっさりしていた。もっと疑われると思ったからだ。
意外なことはまだあった。警察官が呟いた一言だった。
「またか・・・・」
またか?何だ?またかって!?不自然な言葉を疑問に思って、聞いてみた。
「またか・・・って、どういうことですか?」
「・・・・・あまりこういうことは言わないほうがいいかも知れないけど、君も 関係者だし、知っていてもいいかもしれない」
と話してくれた。
それは、友人のような自殺(変死?)が初めてではないこと、同じ事が同じマンションの同じ部屋で何度か起こっていること。原因が警察でも解らない事、など。
結局友人の死はノイローゼによる突発的な自殺、ということになった。
悲しみというより、驚き、何がなんだか解らないまま、終わっていった。
結局友人は何を聞いて、何に恐怖していたのか・・・。
全て終わったと思ったとき、電話があった。
死んだ友人の母親からだった。
「夜分恐れ入ります。先日は、大変ご迷惑をおかけしました」
「あ、いえ、こちらこそ・・・」と言葉を探っていると
「あのぅ変なことを聞くかもしれませんが・・・家の息子は、確か死にましたよね?」
「え?」
何を言ってるんだろう、お通夜も、告別式もやったじゃないか。
まさか、息子を亡くしたショックでおかしくなってなってしまったのか・・・。
と、思ってると
「実は・・・今、扉を叩いてるんです・・・息子が!」

820: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 20:55:57
>>818
|ω・` ) 無理やり地縛霊を交代させられたのか??
次の人だけが音を聞くとか
次はお前だ

821: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 20:57:51
>>820
|A-) 俺のところにそれが来るのはいつになるのやら…

822: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 20:58:56
>>821
|ω・` ) (たぶん向こうが避けてる…)

823: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 21:03:00
>>822
|A-)そ え!?

824: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/10/11(木) 21:03:57
>>823
|ω・` ) (出たが最後質問攻めとか色々されると思われてる…)

825: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/10/11(木) 21:10:59
>>824
|A-) やっぱり実験しようとか思ってるのも良くないのかな…

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