乱馬×あかね
らんま1/2のすばらしき小説希望 その8
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224 :乱馬×あかね1:2009/10/02(金) 20:06:14 ID:/KAuK71c
それはいつもの学校帰りに起きた事件だった。
いつも連れ立って帰宅する乱馬は、その日数学の追試を言い渡され、
教師に引きずられるように追試教室まで連れて行かれた。
恨めしそうな顔をしていたけれど、格闘には数学は不要などと言って
手を抜いていた結果だ。
待ってあげる事も無いかな、と考え、あかねは一人学校を後にした。
天道道場へ向かう道すがら、同じ制服を着た女子学生の姿が目に止まった。
ブレザーを着た男子高校生数名に囲まれている。
どうやら、強引なナンパに捕まっているようだ。
「ちょっと!あなた達!嫌がっているじゃない!手を離しなさい!!」
勢いよく女子学生と男子高校生の間に分け入り、睨みつけると、
一瞬呆気に取られた顔をした男子達はすぐに顔をゆるめた。
「なに、君も誘われたいの?もちろんOKだよ、君みたいに可愛い子…」
「ふざけるな!!」
手を掴んできた男子を地面に叩きつけると、残りの面々がすっと冷めた表情に変化する。
「へぇ、なかなかやるじゃん。でも、それ程度で俺達全員を相手できると思ってるの?」
警戒心を強めたあかねの周りを男子数名が取り囲む。前面に居た相手に
すばやく蹴りを入れ、同時に右手で持ったカバンでもう一人を叩きのめした。
しかし、背後にいる相手に立ち向かおうとする前に、左手と背後に居た二人に押さえ込まれる。
「なかなか良い線してたけど、諦めた方が良いよ?」
振り払おうと身を捩るが、何かの武術に通じているのか簡単に振り払えない。
「連れて行こうぜ」と抱え込まれたあかねは、思わず助けを求め、叫んだ。
「乱馬ーーー!!!」
225 :乱馬×あかね2:2009/10/02(金) 20:07:07 ID:/KAuK71c
「てめーら、何してやがる!!」
叫ぶと同時に、風が舞い降りた。風かと思うほど、その動きは軽快だった。
あかねを羽交い絞めにしていた二人が吹っ飛ぶと、横でにやけていた男が
何があったのか理解もできない合間に腹部に強烈な一撃を受け、倒れる。
「天道さん、大丈夫?」
道に座り込んだあかねの横に、先程助けようとした女子学生が駆け寄った。
どうも、彼女が隙を見て学校に駈け戻り乱馬を呼んできたらしい。
「私は大丈夫。だけど、このままじゃ…」
あかねを拉致しようとした面々は、既に乱馬に叩きのめされている。
それでも乱馬は、それだけでは事足りぬと言うかのように、
容赦なく拳を打ち込んでいた。
「このままじゃ、乱馬が…!」
あかねを取り囲んでいた相手は武術に通じていたとしても、
良牙やムースのように、普段乱馬が戦っている連中ほど
実戦慣れしているようでは無い。このままでは放置しておけば、
命が危ないだろう。
「もう止めて!」
止めを刺そうとでもするように腕を振り上げた乱馬と男子学生の間に飛び込んだ。
目の前にある乱馬の凄まじい怒りに、一瞬怯むが、あかねは必死になって呼びかけた。
「乱馬、これ以上殴ったらダメ!この人達、あんたにもう一発でも殴られたら死んじゃうわ!」
怒りを目に滲ませた乱馬は、ゆっくりと周囲を見渡し、必死になって懇願する
あかねと視線を合わせた。
乱馬を覆う殺気がゆっくりと引いていくのを感じ、あかねはほっと胸を
撫で下ろす。
「…私はもう大丈夫だから。家に帰ろう?」
軽く頭を振る乱馬の動きに合わせ、おさげが揺れた。
「…イヤ、俺はちょっとこの辺走ってから帰る。お前は先に帰ってろ。」
余計な事に口挟んで、またトラぶるなよ、と言い置き、
立ち去る乱馬の姿を、あかねは呆然として見送った。
226 :乱馬×あかね3:2009/10/02(金) 20:10:11 ID:/KAuK71c
「婿殿が人を殺しかけた?」
家にそのまま帰るのも気が引け、意を決して足を向けた猫飯店で、
テーブルに乗ったコロンはあかねの話を聞き終え眉を顰めた。
「…はい。何だか自分の力を制御できないって感じで…」
今回の事だけでは無い。ここのところの乱馬は、戦いの際に力の加減を
できていないと、実はあかねは以前から懸念していた。
久能や校長など、乱馬とは歴然とした力の差がある相手に対しても、
最近では殴る・蹴る際に容赦が無いのだ。
あかねの様子をじっと窺っていたコロンは、探るように小声で問いかける。
「…婿殿が容赦なく相手を攻撃する時は、そなたに危害が及ぶと思われる
状況下に限った事では無いか?」
コロンの問いかけにあかねが目を見開いた。
「そう言われてみれば、そうかも」
先日、久能が全治1ヶ月の大怪我を負った時も、久能の竹刀が
たまたまあかねの方向を向いていた。
校長の時も、彼が投げつけてきた爆弾があかねに向かって落ちてきた。
乱馬自身がターゲットになるムースや良牙との戦いでは、
乱馬はいつも通り適当に相手をかわしていたように思われる。
「でも、なんで…」
戸惑うあかねに向かい、コロンが話しかけた。
「呪泉洞の戦いで、何があったかはシャンプー、ムース等に話を聞いておる。
婿殿は戦いの後遺症、特にそなたを失いかけたという呪縛から
開放されていないようじゃな」
「…でも、私は無事だったし、最近は乱馬も今まで通り、私に向かって
悪態ばっかりだし」
つい昨夜も「色気がねえ!」と怒鳴られたのを思い出し、ムッとした口調で
あかねは反論した。
「婿殿も必死になって元に戻ろうとしているのであろう。
しかし、大きな傷を、ことに身体では無く精神に負った時は、
そう簡単には癒えぬ。それも、此度の事は、そなたを失いかけた、
その一点に理由があるのであれば、婿殿の傷を癒せるのはそなたしかおらんのう…」
コロンは遠くを見つめるように呟いた。
「いずれはシャンプーの婿にとの望みを捨て切れんでおったが、
婿殿を人を命を奪わせたくは無い。
あかね、そなたは婿殿の傷を癒すためなら何でもすると誓えるか」
「当たり前じゃ無いですか!乱馬が呪泉洞のトラウマを引きずっているなら、
それを解消するためなら、私、何だってします!」
よく言った、と頷いたコロンの教えに、あかねは目を丸くすると同時に
青ざめていった。
227 :乱馬×あかね4:2009/10/02(金) 20:12:04 ID:/KAuK71c
その日、家族全員が夕飯も終え、それぞれが部屋に戻っていった頃になり、
ようやく乱馬が天道家に戻ってきた。
「乱馬」
廊下を歩いていく乱馬の後姿に向かってあかねが声をかけると、
ギクリとしたように動きを止め、乱馬が振り返る。
「遅かったね。ご飯食べてきたの?」
「…イヤ」
どこで何をしていたのかは分からないが、乱馬の瞳に暗い影が
落ちているのを認め、あかねは心を痛めた。
が、それを感じさせない明るい口調で声をかける。
「ちゃんと、かすみお姉ちゃんが乱馬の分、夕食を取っておいてくれたんだから。
私、温めて来るから乱馬は居間で待ってて?」
「い、いいよ。腹減って無いし」
「そう。だったら明日までって言われていた課題はもう出来たの?」
「は?」
話題がいきなり変わり、戸惑う乱馬をワザと睨みつける。
「先週、ひなこ先生から言われたでしょ!英語のレポート20ページ!
あんたのことだから、どうせ手も付けて無いんでしょ?!
手伝ってあげるから、私の部屋に来なさいよ!!」
反論する暇を与えず、足音高くその場を立ち去る。
その足で台所に向かい、その日の夕食から、簡単につまめそうな物を
選んでお盆に載せた。
「…もう、本当に世話が焼けるんだから」
ぶつぶつ言いつつ、夕飯を載せたお盆を片手にあかねは自室へと向かった。
228 :乱馬×あかね5:2009/10/02(金) 20:14:35 ID:/KAuK71c
普段のように文句も言わず、黙々と課題をこなす(ほとんどはあかねの
レポートを写しているだけだったが)乱馬を横目で見つつ、あかねはため息を吐いた。
部屋まで持ってきた夕飯は勧められるままに口にしたが、
思い返せば中国から戻って以来、乱馬は食も細くなっているように思える。
とにかく、あかねは乱馬の罪悪感を消して、自分がちゃんと
今でも無事で生きていて、乱馬があかねに危害を加えそうな輩を
死ぬほど殴らなくても大丈夫だと納得させる使命が与えられてる。
『だけど、本当にコロンおばあさんの言う方法しか無いのかしら…?』
大体、本当にそんな事で乱馬の傷が癒えるのか、それもあかねにはよく分からない。
『古来から、戦から戻って来た男子が生を感じるためにしていた儀式の一つじゃ。
まぁ、戦から日常に戻るためだけであれば、シャンプーが対処しても構わないのだが…』
『それはダメです!!』
『だったら、そなたがやるしか無いな。しかも今回はそなた以外の者が
対処しても意味が無かろうし』
でも、どうやって?何をすれば良いかはコロンが教えてくれたが、
そこに至るまでの方法は一切享受してくれなかった。
己で考えろ、と突っぱねて。
まぁ、方法が方法だけに、コロンもあかねに対し親切丁寧に
教える気にはなれなかったのだろう。
「…おい、なに頭抱え込んでるんだよ」
不信そうな問いかけに顔を上げると、乱馬が怪訝そうに覗き込んでいた。
「終わったから、俺、戻るな。
別にこんなのやらなくても、ひなこ先生なら適当に誤魔化せたのに」
「ちょ、ちょっと待って!!」
立ち上がった乱馬の上着の裾を慌てて掴み、あかねは引き戻した。
「あ、あのね。乱馬。私…」
229 :乱馬×あかね6:2009/10/02(金) 20:17:46 ID:/KAuK71c
「急に引っ張るなよ!」
バランスを崩して倒れた乱馬の上に、あかねは考えるより先に馬乗りになった。
「あ、あかね?」
驚きのあまり身体を硬直させる乱馬の顔を両手で挟み、ギュッと目を瞑ると
あかねは自分の顔を押し付ける。唇を押し付けていても固まっているだけで
動こうとしない乱馬に、あかねは泣きたくなった。
普段から、色気が無い、胸が小さいとバカにしている乱馬が、
私がキスしたぐらいで反応する訳無いじゃない!
けれど、乱馬のためなら何でもすると大見得を切った以上、
この程度で引き下がる訳にはいかない。
押し付けていた唇を離すと、ただただ呆然としていた乱馬に
馬乗りになったまま、あかねは服を脱ぎ始めた。
「お、おい。あかね、何をして…」
ニットを剥ぎ取り、その下に来ていたキャミソールを肩から落とすと、
震える手で下着に手をかける。大丈夫、乱馬に見られるの、初めてじゃ無いんだから!
ブラを取り落とすと、唖然とした乱馬の手を取り、胸に押しつけた。
心臓が早鐘のように打っている。ちゃんと鼓動しているの、乱馬に伝わって!
離れようとする手をますます強く押し付けると、今度は躊躇うように
ゆっくりと、乱馬の手が自身の意思で動き始めた。
軽く息を呑んで乱馬を見下ろすと、押し付けられた右手を動かしながら
もう一方の手もあかねに伸びる。肩から腕を撫ぜ上げたと思うと、
もう片方の胸をそっと包んだ。
「あっ…」
触れられた箇所がぴりぴりと熱を持っていくのを感じ、あかねは思わず乱馬の腕を掴んだ。
どんどん硬くなっていく胸の先端をかるく親指で擦ったと思えば、
今度は周辺に円を描くように撫でていく。
乱馬の手の動きに翻弄され、ぼんやりと白濁としてきた意識の中で、
あかねはお尻の下に感じる熱い硬直に気付いた。
恥ずかしい、だけど、やらなきゃ!だって、それが一番生きてる事を
実感できるって言われたし。
お尻の下の硬直が自分の股間にあたるように身体の位置をずらすと、
乱馬は思わず呻き声をあげた。胸におかれた手は既にあかねの誘導が無くとも勝手に動いている。
その刺激に思考が痺れるのを堪え、あかねは不器用に腰を動かした。
熱くなった自分の足の付け根を、それ以上に熱い乱馬の硬直が擦れる感触が気持ち良い。
だんだん下着が濡れてていくにつれ、腰が自然と動きを早める。
唐突に腰を乱馬の手で掴まれ、動きが止まった。我に返ったあかねは恥辱と
落胆のあまり泣きそうに顔を歪めたが、急に身体を持ち上げられ、
ふわりと回転するとベッドに仰向けに横たえられた。
230 :乱馬×あかね7:2009/10/02(金) 20:22:31 ID:/KAuK71c
あかねを押さえ込む乱馬の顔。上気した顔は怒っているようにも、興奮しているようにも見える。
止めないでとの言葉が口を付いて出る前に、あかねの開きかけた唇に乱馬が己の唇を押し付けた。
口腔内を探っていた舌が唇を離れ、首筋から胸元を伝い下りていくする。
乳房が乱馬の口に含まれ、強く吸われる。
途中で止めた訳では無いのだと気付き、緊迫した気持ちが緩んだあかねはすすり泣いた。
乱馬が頭が反対側の乳房に移り、そちらも口で愛撫する。
あかねはシーツを握り締め、漏れそうになる声を必死になって押し殺した。
乱馬が触れる場所、全てが熱い。震えるあかねの胸元に口付けながら、
乱馬の手が太ももを撫でる。足の間に手が滑り込んできたことに気付き、
反射的に足を閉じようとすると、再び胸の先端を舌で擦られ、あかねは呻いた。
気が反れた隙を付き、下着の脇から忍び込んだ長い指があかねの中に差し込まれる。
あかねの口から押し殺した声が漏れた。
乱馬は差し込んだ指であかねの内部をこすりながら、すばやい動きで
出し入れを繰り返している。親指で蕾をこすられ、意識せずとも
腰を振っている自分の痴態に気付いたあかねは恥ずかしさのあまり泣きたくなった。
だが、容赦無く擦りあげてくる指の動きに翻弄され、大きな波にさらわれるような快感が押し寄せる。
もう我慢できない。痺れるような快感の波に押し流されたあかねは
背を弓なりにし、手を噛んで悲鳴を押し殺した。
弄ばれていた中から指を抜かれ、呻いたあかねに乱馬が軽く口付ける。
夢中になってキスを返すと、軽かったキスが一転し、今度は舌を深く差し込んでくる。
息を吐くために顔を離し、ゆっくりと目を開くと間近から見下ろす乱馬と視線が絡んだ。
普段、無駄な軽口を叩き続ける彼と、行為の最中、言葉を交わしていないことにあかねは気付いた。
今も乱馬は言葉を発せず、息を荒げながらあかねの頬を撫でている。
熱情、欲望、悔恨、そして恋情。様々な感情の渦巻く瞳に見入られ、
あかねは思わず小さく呟いた。「…好き。」
231 :乱馬×あかね8:2009/10/02(金) 20:25:33 ID:/KAuK71c
間をおかず熱い硬直が中に入ってきて、その衝撃にあかねは息を呑んだ。
痛みに快感が遠のき、代わってこの行為に持ち込んだ、最初の目的が蘇る。
未知の圧迫感に思わず乱馬を押し退けたくなる衝動をこらえ、
圧し掛かってくる身体に必死になってしがみつきながらあかねは祈った。
どうか、この行為で、私が生きている、大丈夫だと、この人が実感してくれますように。
そのためだったら、どんな痛みも我慢しますから。
乱馬は腰を前後に動かしながら少しずつ押し入る。なんとか根本まで入ると、
苦痛に表情を歪めたあかね汗ばんだ額から髪を除け、そっと話しかけた。
「あかね、大丈夫か?」
かろうじて瞳を開き、乱馬と視線を合わせたあかねが頷いたのと
同時に乱馬は抑制が切れたかのように腰を動かし始めた。
自分の中にもう1つ心臓があるかのように、熱い硬直が脈動しうごめいている。
自分の上で動く乱馬の背中越しに、見慣れているはずの自室の天井を見つめて
あかねはぼんやりと考えた。
死闘から戻った人達が、この行為で生を実感するって、こういう事だったんだ。
これまでは分からなかったけれど、今なら分かる。
あかねの腰を掴み、自らの腰を打ち付けていた乱馬が呻き声を上げ、身体を硬直させた。
熱い液体がうねるように流れ込んでくるのを感じ、あかねは乱馬の背に回した腕に更に力を込める。
せっかく中国から無事戻って来られたのに、人に怪我をさせたり、
命を奪ったりして、この人が私の前から消えて居なくなることがありませんように…。
232 :乱馬×あかね9:2009/10/02(金) 20:27:19 ID:/KAuK71c
「天道あかね、交際を求める!」
久しぶりに耳にする声に、あかねは眉を顰めた。
入院したって聞いた時は心配したけれど、前言撤回。
入院していてくれた方がはるかに世のためだ、この人の場合。
「よっ、久しぶり。久能センパイ」
挨拶と同時に乱馬の蹴りがヒットする。
久能はあっさりと道端に倒れたが、以前のように頭蓋骨を折る直前まで
強打され、脳震盪で1ヶ月入院、などということは無いだろう。
「…ちゃんと手加減できるようになったみたいね、乱馬」
小さく微笑んだあかねに向かって、乱馬が怪訝そうな顔で振り向いた。
「何だよ、前からちゃんと手加減してやってるだろーが」
「気付いてなかったわけ?まぁ、良いけど」
俺が何を気付かなかったってんだ、とぶつぶつと文句を言う
乱馬の手をあかねは掴んだ。
「ほら、遅刻するから行こう?」
「お、おぅ」
乱馬はどうして私が急にあんなことしたのか、気付いてないみたい。
まぁ、でもちゃんと落ち着いてくれたみたいだし、色気がねぇとか
最近あんまり言わなくなったし、ちょっとは優しくなってくれたし。
それにあの時から、たまにはキスしたり、抱き合ったりできる
関係になれた訳だし。
結果良ければ全て良し。
どこまでも青空が続く晴天に向かって、あかねは微笑んだ。
おわり
233 :名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 21:55:56 ID:2C1lmkVW
GJ
あかねかわいいよあかね
234 :名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 22:05:53 ID:8qqBJj6f
わ〜すごく良かったです。
自分にはこんな文章書けないや。
勉強になりました。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246417525/
224 :乱馬×あかね1:2009/10/02(金) 20:06:14 ID:/KAuK71c
それはいつもの学校帰りに起きた事件だった。
いつも連れ立って帰宅する乱馬は、その日数学の追試を言い渡され、
教師に引きずられるように追試教室まで連れて行かれた。
恨めしそうな顔をしていたけれど、格闘には数学は不要などと言って
手を抜いていた結果だ。
待ってあげる事も無いかな、と考え、あかねは一人学校を後にした。
天道道場へ向かう道すがら、同じ制服を着た女子学生の姿が目に止まった。
ブレザーを着た男子高校生数名に囲まれている。
どうやら、強引なナンパに捕まっているようだ。
「ちょっと!あなた達!嫌がっているじゃない!手を離しなさい!!」
勢いよく女子学生と男子高校生の間に分け入り、睨みつけると、
一瞬呆気に取られた顔をした男子達はすぐに顔をゆるめた。
「なに、君も誘われたいの?もちろんOKだよ、君みたいに可愛い子…」
「ふざけるな!!」
手を掴んできた男子を地面に叩きつけると、残りの面々がすっと冷めた表情に変化する。
「へぇ、なかなかやるじゃん。でも、それ程度で俺達全員を相手できると思ってるの?」
警戒心を強めたあかねの周りを男子数名が取り囲む。前面に居た相手に
すばやく蹴りを入れ、同時に右手で持ったカバンでもう一人を叩きのめした。
しかし、背後にいる相手に立ち向かおうとする前に、左手と背後に居た二人に押さえ込まれる。
「なかなか良い線してたけど、諦めた方が良いよ?」
振り払おうと身を捩るが、何かの武術に通じているのか簡単に振り払えない。
「連れて行こうぜ」と抱え込まれたあかねは、思わず助けを求め、叫んだ。
「乱馬ーーー!!!」
225 :乱馬×あかね2:2009/10/02(金) 20:07:07 ID:/KAuK71c
「てめーら、何してやがる!!」
叫ぶと同時に、風が舞い降りた。風かと思うほど、その動きは軽快だった。
あかねを羽交い絞めにしていた二人が吹っ飛ぶと、横でにやけていた男が
何があったのか理解もできない合間に腹部に強烈な一撃を受け、倒れる。
「天道さん、大丈夫?」
道に座り込んだあかねの横に、先程助けようとした女子学生が駆け寄った。
どうも、彼女が隙を見て学校に駈け戻り乱馬を呼んできたらしい。
「私は大丈夫。だけど、このままじゃ…」
あかねを拉致しようとした面々は、既に乱馬に叩きのめされている。
それでも乱馬は、それだけでは事足りぬと言うかのように、
容赦なく拳を打ち込んでいた。
「このままじゃ、乱馬が…!」
あかねを取り囲んでいた相手は武術に通じていたとしても、
良牙やムースのように、普段乱馬が戦っている連中ほど
実戦慣れしているようでは無い。このままでは放置しておけば、
命が危ないだろう。
「もう止めて!」
止めを刺そうとでもするように腕を振り上げた乱馬と男子学生の間に飛び込んだ。
目の前にある乱馬の凄まじい怒りに、一瞬怯むが、あかねは必死になって呼びかけた。
「乱馬、これ以上殴ったらダメ!この人達、あんたにもう一発でも殴られたら死んじゃうわ!」
怒りを目に滲ませた乱馬は、ゆっくりと周囲を見渡し、必死になって懇願する
あかねと視線を合わせた。
乱馬を覆う殺気がゆっくりと引いていくのを感じ、あかねはほっと胸を
撫で下ろす。
「…私はもう大丈夫だから。家に帰ろう?」
軽く頭を振る乱馬の動きに合わせ、おさげが揺れた。
「…イヤ、俺はちょっとこの辺走ってから帰る。お前は先に帰ってろ。」
余計な事に口挟んで、またトラぶるなよ、と言い置き、
立ち去る乱馬の姿を、あかねは呆然として見送った。
226 :乱馬×あかね3:2009/10/02(金) 20:10:11 ID:/KAuK71c
「婿殿が人を殺しかけた?」
家にそのまま帰るのも気が引け、意を決して足を向けた猫飯店で、
テーブルに乗ったコロンはあかねの話を聞き終え眉を顰めた。
「…はい。何だか自分の力を制御できないって感じで…」
今回の事だけでは無い。ここのところの乱馬は、戦いの際に力の加減を
できていないと、実はあかねは以前から懸念していた。
久能や校長など、乱馬とは歴然とした力の差がある相手に対しても、
最近では殴る・蹴る際に容赦が無いのだ。
あかねの様子をじっと窺っていたコロンは、探るように小声で問いかける。
「…婿殿が容赦なく相手を攻撃する時は、そなたに危害が及ぶと思われる
状況下に限った事では無いか?」
コロンの問いかけにあかねが目を見開いた。
「そう言われてみれば、そうかも」
先日、久能が全治1ヶ月の大怪我を負った時も、久能の竹刀が
たまたまあかねの方向を向いていた。
校長の時も、彼が投げつけてきた爆弾があかねに向かって落ちてきた。
乱馬自身がターゲットになるムースや良牙との戦いでは、
乱馬はいつも通り適当に相手をかわしていたように思われる。
「でも、なんで…」
戸惑うあかねに向かい、コロンが話しかけた。
「呪泉洞の戦いで、何があったかはシャンプー、ムース等に話を聞いておる。
婿殿は戦いの後遺症、特にそなたを失いかけたという呪縛から
開放されていないようじゃな」
「…でも、私は無事だったし、最近は乱馬も今まで通り、私に向かって
悪態ばっかりだし」
つい昨夜も「色気がねえ!」と怒鳴られたのを思い出し、ムッとした口調で
あかねは反論した。
「婿殿も必死になって元に戻ろうとしているのであろう。
しかし、大きな傷を、ことに身体では無く精神に負った時は、
そう簡単には癒えぬ。それも、此度の事は、そなたを失いかけた、
その一点に理由があるのであれば、婿殿の傷を癒せるのはそなたしかおらんのう…」
コロンは遠くを見つめるように呟いた。
「いずれはシャンプーの婿にとの望みを捨て切れんでおったが、
婿殿を人を命を奪わせたくは無い。
あかね、そなたは婿殿の傷を癒すためなら何でもすると誓えるか」
「当たり前じゃ無いですか!乱馬が呪泉洞のトラウマを引きずっているなら、
それを解消するためなら、私、何だってします!」
よく言った、と頷いたコロンの教えに、あかねは目を丸くすると同時に
青ざめていった。
227 :乱馬×あかね4:2009/10/02(金) 20:12:04 ID:/KAuK71c
その日、家族全員が夕飯も終え、それぞれが部屋に戻っていった頃になり、
ようやく乱馬が天道家に戻ってきた。
「乱馬」
廊下を歩いていく乱馬の後姿に向かってあかねが声をかけると、
ギクリとしたように動きを止め、乱馬が振り返る。
「遅かったね。ご飯食べてきたの?」
「…イヤ」
どこで何をしていたのかは分からないが、乱馬の瞳に暗い影が
落ちているのを認め、あかねは心を痛めた。
が、それを感じさせない明るい口調で声をかける。
「ちゃんと、かすみお姉ちゃんが乱馬の分、夕食を取っておいてくれたんだから。
私、温めて来るから乱馬は居間で待ってて?」
「い、いいよ。腹減って無いし」
「そう。だったら明日までって言われていた課題はもう出来たの?」
「は?」
話題がいきなり変わり、戸惑う乱馬をワザと睨みつける。
「先週、ひなこ先生から言われたでしょ!英語のレポート20ページ!
あんたのことだから、どうせ手も付けて無いんでしょ?!
手伝ってあげるから、私の部屋に来なさいよ!!」
反論する暇を与えず、足音高くその場を立ち去る。
その足で台所に向かい、その日の夕食から、簡単につまめそうな物を
選んでお盆に載せた。
「…もう、本当に世話が焼けるんだから」
ぶつぶつ言いつつ、夕飯を載せたお盆を片手にあかねは自室へと向かった。
228 :乱馬×あかね5:2009/10/02(金) 20:14:35 ID:/KAuK71c
普段のように文句も言わず、黙々と課題をこなす(ほとんどはあかねの
レポートを写しているだけだったが)乱馬を横目で見つつ、あかねはため息を吐いた。
部屋まで持ってきた夕飯は勧められるままに口にしたが、
思い返せば中国から戻って以来、乱馬は食も細くなっているように思える。
とにかく、あかねは乱馬の罪悪感を消して、自分がちゃんと
今でも無事で生きていて、乱馬があかねに危害を加えそうな輩を
死ぬほど殴らなくても大丈夫だと納得させる使命が与えられてる。
『だけど、本当にコロンおばあさんの言う方法しか無いのかしら…?』
大体、本当にそんな事で乱馬の傷が癒えるのか、それもあかねにはよく分からない。
『古来から、戦から戻って来た男子が生を感じるためにしていた儀式の一つじゃ。
まぁ、戦から日常に戻るためだけであれば、シャンプーが対処しても構わないのだが…』
『それはダメです!!』
『だったら、そなたがやるしか無いな。しかも今回はそなた以外の者が
対処しても意味が無かろうし』
でも、どうやって?何をすれば良いかはコロンが教えてくれたが、
そこに至るまでの方法は一切享受してくれなかった。
己で考えろ、と突っぱねて。
まぁ、方法が方法だけに、コロンもあかねに対し親切丁寧に
教える気にはなれなかったのだろう。
「…おい、なに頭抱え込んでるんだよ」
不信そうな問いかけに顔を上げると、乱馬が怪訝そうに覗き込んでいた。
「終わったから、俺、戻るな。
別にこんなのやらなくても、ひなこ先生なら適当に誤魔化せたのに」
「ちょ、ちょっと待って!!」
立ち上がった乱馬の上着の裾を慌てて掴み、あかねは引き戻した。
「あ、あのね。乱馬。私…」
229 :乱馬×あかね6:2009/10/02(金) 20:17:46 ID:/KAuK71c
「急に引っ張るなよ!」
バランスを崩して倒れた乱馬の上に、あかねは考えるより先に馬乗りになった。
「あ、あかね?」
驚きのあまり身体を硬直させる乱馬の顔を両手で挟み、ギュッと目を瞑ると
あかねは自分の顔を押し付ける。唇を押し付けていても固まっているだけで
動こうとしない乱馬に、あかねは泣きたくなった。
普段から、色気が無い、胸が小さいとバカにしている乱馬が、
私がキスしたぐらいで反応する訳無いじゃない!
けれど、乱馬のためなら何でもすると大見得を切った以上、
この程度で引き下がる訳にはいかない。
押し付けていた唇を離すと、ただただ呆然としていた乱馬に
馬乗りになったまま、あかねは服を脱ぎ始めた。
「お、おい。あかね、何をして…」
ニットを剥ぎ取り、その下に来ていたキャミソールを肩から落とすと、
震える手で下着に手をかける。大丈夫、乱馬に見られるの、初めてじゃ無いんだから!
ブラを取り落とすと、唖然とした乱馬の手を取り、胸に押しつけた。
心臓が早鐘のように打っている。ちゃんと鼓動しているの、乱馬に伝わって!
離れようとする手をますます強く押し付けると、今度は躊躇うように
ゆっくりと、乱馬の手が自身の意思で動き始めた。
軽く息を呑んで乱馬を見下ろすと、押し付けられた右手を動かしながら
もう一方の手もあかねに伸びる。肩から腕を撫ぜ上げたと思うと、
もう片方の胸をそっと包んだ。
「あっ…」
触れられた箇所がぴりぴりと熱を持っていくのを感じ、あかねは思わず乱馬の腕を掴んだ。
どんどん硬くなっていく胸の先端をかるく親指で擦ったと思えば、
今度は周辺に円を描くように撫でていく。
乱馬の手の動きに翻弄され、ぼんやりと白濁としてきた意識の中で、
あかねはお尻の下に感じる熱い硬直に気付いた。
恥ずかしい、だけど、やらなきゃ!だって、それが一番生きてる事を
実感できるって言われたし。
お尻の下の硬直が自分の股間にあたるように身体の位置をずらすと、
乱馬は思わず呻き声をあげた。胸におかれた手は既にあかねの誘導が無くとも勝手に動いている。
その刺激に思考が痺れるのを堪え、あかねは不器用に腰を動かした。
熱くなった自分の足の付け根を、それ以上に熱い乱馬の硬直が擦れる感触が気持ち良い。
だんだん下着が濡れてていくにつれ、腰が自然と動きを早める。
唐突に腰を乱馬の手で掴まれ、動きが止まった。我に返ったあかねは恥辱と
落胆のあまり泣きそうに顔を歪めたが、急に身体を持ち上げられ、
ふわりと回転するとベッドに仰向けに横たえられた。
230 :乱馬×あかね7:2009/10/02(金) 20:22:31 ID:/KAuK71c
あかねを押さえ込む乱馬の顔。上気した顔は怒っているようにも、興奮しているようにも見える。
止めないでとの言葉が口を付いて出る前に、あかねの開きかけた唇に乱馬が己の唇を押し付けた。
口腔内を探っていた舌が唇を離れ、首筋から胸元を伝い下りていくする。
乳房が乱馬の口に含まれ、強く吸われる。
途中で止めた訳では無いのだと気付き、緊迫した気持ちが緩んだあかねはすすり泣いた。
乱馬が頭が反対側の乳房に移り、そちらも口で愛撫する。
あかねはシーツを握り締め、漏れそうになる声を必死になって押し殺した。
乱馬が触れる場所、全てが熱い。震えるあかねの胸元に口付けながら、
乱馬の手が太ももを撫でる。足の間に手が滑り込んできたことに気付き、
反射的に足を閉じようとすると、再び胸の先端を舌で擦られ、あかねは呻いた。
気が反れた隙を付き、下着の脇から忍び込んだ長い指があかねの中に差し込まれる。
あかねの口から押し殺した声が漏れた。
乱馬は差し込んだ指であかねの内部をこすりながら、すばやい動きで
出し入れを繰り返している。親指で蕾をこすられ、意識せずとも
腰を振っている自分の痴態に気付いたあかねは恥ずかしさのあまり泣きたくなった。
だが、容赦無く擦りあげてくる指の動きに翻弄され、大きな波にさらわれるような快感が押し寄せる。
もう我慢できない。痺れるような快感の波に押し流されたあかねは
背を弓なりにし、手を噛んで悲鳴を押し殺した。
弄ばれていた中から指を抜かれ、呻いたあかねに乱馬が軽く口付ける。
夢中になってキスを返すと、軽かったキスが一転し、今度は舌を深く差し込んでくる。
息を吐くために顔を離し、ゆっくりと目を開くと間近から見下ろす乱馬と視線が絡んだ。
普段、無駄な軽口を叩き続ける彼と、行為の最中、言葉を交わしていないことにあかねは気付いた。
今も乱馬は言葉を発せず、息を荒げながらあかねの頬を撫でている。
熱情、欲望、悔恨、そして恋情。様々な感情の渦巻く瞳に見入られ、
あかねは思わず小さく呟いた。「…好き。」
231 :乱馬×あかね8:2009/10/02(金) 20:25:33 ID:/KAuK71c
間をおかず熱い硬直が中に入ってきて、その衝撃にあかねは息を呑んだ。
痛みに快感が遠のき、代わってこの行為に持ち込んだ、最初の目的が蘇る。
未知の圧迫感に思わず乱馬を押し退けたくなる衝動をこらえ、
圧し掛かってくる身体に必死になってしがみつきながらあかねは祈った。
どうか、この行為で、私が生きている、大丈夫だと、この人が実感してくれますように。
そのためだったら、どんな痛みも我慢しますから。
乱馬は腰を前後に動かしながら少しずつ押し入る。なんとか根本まで入ると、
苦痛に表情を歪めたあかね汗ばんだ額から髪を除け、そっと話しかけた。
「あかね、大丈夫か?」
かろうじて瞳を開き、乱馬と視線を合わせたあかねが頷いたのと
同時に乱馬は抑制が切れたかのように腰を動かし始めた。
自分の中にもう1つ心臓があるかのように、熱い硬直が脈動しうごめいている。
自分の上で動く乱馬の背中越しに、見慣れているはずの自室の天井を見つめて
あかねはぼんやりと考えた。
死闘から戻った人達が、この行為で生を実感するって、こういう事だったんだ。
これまでは分からなかったけれど、今なら分かる。
あかねの腰を掴み、自らの腰を打ち付けていた乱馬が呻き声を上げ、身体を硬直させた。
熱い液体がうねるように流れ込んでくるのを感じ、あかねは乱馬の背に回した腕に更に力を込める。
せっかく中国から無事戻って来られたのに、人に怪我をさせたり、
命を奪ったりして、この人が私の前から消えて居なくなることがありませんように…。
232 :乱馬×あかね9:2009/10/02(金) 20:27:19 ID:/KAuK71c
「天道あかね、交際を求める!」
久しぶりに耳にする声に、あかねは眉を顰めた。
入院したって聞いた時は心配したけれど、前言撤回。
入院していてくれた方がはるかに世のためだ、この人の場合。
「よっ、久しぶり。久能センパイ」
挨拶と同時に乱馬の蹴りがヒットする。
久能はあっさりと道端に倒れたが、以前のように頭蓋骨を折る直前まで
強打され、脳震盪で1ヶ月入院、などということは無いだろう。
「…ちゃんと手加減できるようになったみたいね、乱馬」
小さく微笑んだあかねに向かって、乱馬が怪訝そうな顔で振り向いた。
「何だよ、前からちゃんと手加減してやってるだろーが」
「気付いてなかったわけ?まぁ、良いけど」
俺が何を気付かなかったってんだ、とぶつぶつと文句を言う
乱馬の手をあかねは掴んだ。
「ほら、遅刻するから行こう?」
「お、おぅ」
乱馬はどうして私が急にあんなことしたのか、気付いてないみたい。
まぁ、でもちゃんと落ち着いてくれたみたいだし、色気がねぇとか
最近あんまり言わなくなったし、ちょっとは優しくなってくれたし。
それにあの時から、たまにはキスしたり、抱き合ったりできる
関係になれた訳だし。
結果良ければ全て良し。
どこまでも青空が続く晴天に向かって、あかねは微笑んだ。
おわり
233 :名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 21:55:56 ID:2C1lmkVW
GJ
あかねかわいいよあかね
234 :名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 22:05:53 ID:8qqBJj6f
わ〜すごく良かったです。
自分にはこんな文章書けないや。
勉強になりました。
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