ロビン
【エロスの島から】ワンピース8【やって来た】
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275 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:09:12 ID:V22FyxXv
「ロビンです。16です。なんでもします。」
島を追われた。人に追われた。生きる為にそうするしかなかった。
16の時。小さな海賊船に乗り込んだ。
「お前も追われる身か。俺もだ。歓迎するぜ。…ニコ・ロビン。」
汚らしい男がいやらしい笑いを浮かべ。
「なんでもするんだろう?」頬に這う生暖かい舌の感触を感じながら。
「はい。」 無表情に答える。
「16ねぇ…」無骨な手が膨らみを乱暴に弄ぶ。
「っつ・・・」眉を顰め。ほんの少しだけ微笑んだ。
こうすれば。男は騙される。感じていると。求めていると。
276 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:09:49 ID:V22FyxXv
「女が海賊船に乗るんだ。わかってんだろう?」
船長がからかうように言った。
「はい。」
出来るだけ艶美に見えるように微笑んで。すっと近づいた。
「なんでもします。ここにおいてください。」
汚らしいその船長の首に腕を絡め。胸を押し付けるように身を寄せる。
「きっと。楽しんでもらえますよ・・・?」
上目遣いに見つめ。顎に噛み付くように口付けた。
「あ…ぁ!」 埃っぽい船室。
「おぉ…たまらねぇ…」 くちゅくちゅと響く私の愛液。
「ア…んぅ!」 眉根を顰め。強く締め付けた。
「気持ちいいのか?ませたガキだぜ…」 汚らしい男はうっすらと蔑む様な笑いを浮かべ
「あ・・・もっと…もっと」 眼を潤ませ。口からはだらしなく涎を流しながら中心を貫くソレを求める。
振りをした。
「ずっと…ずっと私をここに置いてください…ぁ!」
「あぁ。いいとも。毎晩可愛がってやるからな・・・」
「あ!あっ!う・・・うれしい…」 船長の首を抱きしめる。
口からもれるいやらしい声とは裏腹に。
「も…もうだめだ!」 当たり前のように膣で果てる男の精液を
「あっ!やぁ!!」 おぞましいと思いながら受け止めて。
肩口にのしかかる様に倒れ込む船長を抱きしめ。
無表情に天井を見つめた。相手が見ていないことを確認しながら。
一人が相手の時もある。大勢が相手の時もある。
私にとって私の体は生きる為の道具でしかなかった。
守ってもらう為に。心を許さず。体を許した。
そんなことがずっと続いた。生きる為に。
277 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:10:22 ID:V22FyxXv
「この世に生まれて1人ぼっちなんて事は絶対にない」
大好きだったサウロはそう言った。
「海は広いんだ!いつか必ずお前を守ってくれる仲間が現れる!」
きっと。お母さんの意思を尊重して。私を生かすために。
私を生かすための優しい嘘。
幼い頃は信じていた。私を守ってくれる誰かがこの広い海に必ずいると。
大好きなサウロ。ずっと会いたかったお母さん。
二人の想いに間違いなんかあるわけが無いと。
けれど。
生きる為に捨てたものを振り返ったときに。
生きる為に諦めた、たくさんのことを思い出したときに。
信じられるかもしれないと思った人に裏切られたこともあった。
そんな日々が続く中で。
あの言葉を信じられる要素なんてどこにあるの?って。
いつしかそう思い始めていた。
278 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:10:54 ID:V22FyxXv
守ってくれる仲間なんていないと。そう割り切って。諦めて。
最後の「歴史の本文」の情報が潰えた時。
私は私を終わらせようと。そう思った。
私は死にたいと言った。
彼はお前のいうことなんか知らないと言った。
生きる希望をなくした私に。
小さかった光は強く輝いた。
麦藁帽子をかぶった青年は私を受け入れた。
まるで当たり前のように。
彼の仲間達もいつの間にか私を名前で呼ぶようになる。
過去。私を仲間だと言った連中とは違った響きだ。
今までに感じたことのない安らぎ。
彼らとの日々は。
忘れかけた愛する人たちの言葉を強く意識させた。
失いたくない。そう思える仲間に。
たとえ守ってくれなくても。私が彼らを守ることが出来るなら。
279 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:11:28 ID:V22FyxXv
あまりにも安らいだ日々は私の敵をほんのつかの間忘れさせて。
忘れていた過去を思い出させる男に再会し。
自分の敵を思い出し。私の大切な仲間を守る為に。
仲間達に別れを告げた。
280 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:12:28 ID:V22FyxXv
海楼石の手錠は私の自由を奪う。
「しかしいい体だ・・・」
マスクをつけた男が私を辱める
「歴史の本文が読めるってだけで。お前の敵は世界だ!」
いやらしい笑みを浮かべ。ふくらみを無遠慮に弄る。
「おい。少しは声でも出したらどうだ?」
胸を握りつぶされて。
「っい」
思わず苦痛の声が漏れた。
「ふん。あんな小物海賊団の為にお前が転がり込んでくるとはな・・・」
机を抱くような形で押し倒され。短いスカートを乱暴に剥ぎ取られた。
「お前の手配書の写真と母親の手配書を見比べてどんだけ綺麗になってるのかと思ってたんだ。」
残された頼りない小さな布も。当たり前のように引きちぎられる。
「犯罪者に人権は無いんだよ。だからお前は俺のおもちゃだ!」
準備の無いそこに。無理やり押し入ってくるおぞましいものは想像以上の苦痛を私に与えた。
「あぁああ!!」声が漏れる。天井を仰いだ。
裏切られ続けた過去に。そんな仕打ちは何度でも受けた。
体は防衛本能を発揮する。徐々に濡れていく体。
痛みとは違う涙が頬を伝う。もっと早く出会えていれば。
こんなおぞましいものに反応する体になんてなっていなかったかもしれない。
苦痛に眉を顰めながら。それでも快楽を探している自分が惨めで悲しかった。
281 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:13:36 ID:V22FyxXv
「助けてほしいなんて望んでいない!」
「ルフィを信じろ!」
守る為に別れを告げた仲間達が。
「私は死にたいのよ!!」
「そんなことは俺達のそばで言え!」
失いたくないから離れた仲間達が。
「あの旗打ちぬけ。」 「了解」
「世界を敵に回す気か!!」
「望むところだぁぁぁぁ!!!!」
私を助けに来てくれた。
「ロビン!!!」
失うことしか考えなかった。
大きすぎる敵に彼らも私から離れていくと。
そう思ったから…
「生きたいと言えぇ!!!」
溢れる言葉を止められ無かった。
嘘だと思っていたサウロの言葉が蘇った。
『いつかお前を守ってくれる仲間が現れる!!』
「 生 ぎ た い ! ! 」
「私も一緒に!海に連れてって!!」
282 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:14:28 ID:V22FyxXv
私の声は彼らに届く。
彼らは私を守ってくれる。
だから私も彼らを守ろう。
この戦いが終わったら。
辛く悲しく取り返しのつかない過去を悔やむより。
未来を見つめ。まっすぐに進む小さかった光と共に。
伝えるべき本当の歴史を。
それが私の生きる意味。
サウロ。 お母さん。
私は彼らと共に生きていきます。
お疲れ様です。おしまいです。
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275 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:09:12 ID:V22FyxXv
「ロビンです。16です。なんでもします。」
島を追われた。人に追われた。生きる為にそうするしかなかった。
16の時。小さな海賊船に乗り込んだ。
「お前も追われる身か。俺もだ。歓迎するぜ。…ニコ・ロビン。」
汚らしい男がいやらしい笑いを浮かべ。
「なんでもするんだろう?」頬に這う生暖かい舌の感触を感じながら。
「はい。」 無表情に答える。
「16ねぇ…」無骨な手が膨らみを乱暴に弄ぶ。
「っつ・・・」眉を顰め。ほんの少しだけ微笑んだ。
こうすれば。男は騙される。感じていると。求めていると。
276 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:09:49 ID:V22FyxXv
「女が海賊船に乗るんだ。わかってんだろう?」
船長がからかうように言った。
「はい。」
出来るだけ艶美に見えるように微笑んで。すっと近づいた。
「なんでもします。ここにおいてください。」
汚らしいその船長の首に腕を絡め。胸を押し付けるように身を寄せる。
「きっと。楽しんでもらえますよ・・・?」
上目遣いに見つめ。顎に噛み付くように口付けた。
「あ…ぁ!」 埃っぽい船室。
「おぉ…たまらねぇ…」 くちゅくちゅと響く私の愛液。
「ア…んぅ!」 眉根を顰め。強く締め付けた。
「気持ちいいのか?ませたガキだぜ…」 汚らしい男はうっすらと蔑む様な笑いを浮かべ
「あ・・・もっと…もっと」 眼を潤ませ。口からはだらしなく涎を流しながら中心を貫くソレを求める。
振りをした。
「ずっと…ずっと私をここに置いてください…ぁ!」
「あぁ。いいとも。毎晩可愛がってやるからな・・・」
「あ!あっ!う・・・うれしい…」 船長の首を抱きしめる。
口からもれるいやらしい声とは裏腹に。
「も…もうだめだ!」 当たり前のように膣で果てる男の精液を
「あっ!やぁ!!」 おぞましいと思いながら受け止めて。
肩口にのしかかる様に倒れ込む船長を抱きしめ。
無表情に天井を見つめた。相手が見ていないことを確認しながら。
一人が相手の時もある。大勢が相手の時もある。
私にとって私の体は生きる為の道具でしかなかった。
守ってもらう為に。心を許さず。体を許した。
そんなことがずっと続いた。生きる為に。
277 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:10:22 ID:V22FyxXv
「この世に生まれて1人ぼっちなんて事は絶対にない」
大好きだったサウロはそう言った。
「海は広いんだ!いつか必ずお前を守ってくれる仲間が現れる!」
きっと。お母さんの意思を尊重して。私を生かすために。
私を生かすための優しい嘘。
幼い頃は信じていた。私を守ってくれる誰かがこの広い海に必ずいると。
大好きなサウロ。ずっと会いたかったお母さん。
二人の想いに間違いなんかあるわけが無いと。
けれど。
生きる為に捨てたものを振り返ったときに。
生きる為に諦めた、たくさんのことを思い出したときに。
信じられるかもしれないと思った人に裏切られたこともあった。
そんな日々が続く中で。
あの言葉を信じられる要素なんてどこにあるの?って。
いつしかそう思い始めていた。
278 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:10:54 ID:V22FyxXv
守ってくれる仲間なんていないと。そう割り切って。諦めて。
最後の「歴史の本文」の情報が潰えた時。
私は私を終わらせようと。そう思った。
私は死にたいと言った。
彼はお前のいうことなんか知らないと言った。
生きる希望をなくした私に。
小さかった光は強く輝いた。
麦藁帽子をかぶった青年は私を受け入れた。
まるで当たり前のように。
彼の仲間達もいつの間にか私を名前で呼ぶようになる。
過去。私を仲間だと言った連中とは違った響きだ。
今までに感じたことのない安らぎ。
彼らとの日々は。
忘れかけた愛する人たちの言葉を強く意識させた。
失いたくない。そう思える仲間に。
たとえ守ってくれなくても。私が彼らを守ることが出来るなら。
279 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:11:28 ID:V22FyxXv
あまりにも安らいだ日々は私の敵をほんのつかの間忘れさせて。
忘れていた過去を思い出させる男に再会し。
自分の敵を思い出し。私の大切な仲間を守る為に。
仲間達に別れを告げた。
海楼石の手錠は私の自由を奪う。
「しかしいい体だ・・・」
マスクをつけた男が私を辱める
「歴史の本文が読めるってだけで。お前の敵は世界だ!」
いやらしい笑みを浮かべ。ふくらみを無遠慮に弄る。
「おい。少しは声でも出したらどうだ?」
胸を握りつぶされて。
「っい」
思わず苦痛の声が漏れた。
「ふん。あんな小物海賊団の為にお前が転がり込んでくるとはな・・・」
机を抱くような形で押し倒され。短いスカートを乱暴に剥ぎ取られた。
「お前の手配書の写真と母親の手配書を見比べてどんだけ綺麗になってるのかと思ってたんだ。」
残された頼りない小さな布も。当たり前のように引きちぎられる。
「犯罪者に人権は無いんだよ。だからお前は俺のおもちゃだ!」
準備の無いそこに。無理やり押し入ってくるおぞましいものは想像以上の苦痛を私に与えた。
「あぁああ!!」声が漏れる。天井を仰いだ。
裏切られ続けた過去に。そんな仕打ちは何度でも受けた。
体は防衛本能を発揮する。徐々に濡れていく体。
痛みとは違う涙が頬を伝う。もっと早く出会えていれば。
こんなおぞましいものに反応する体になんてなっていなかったかもしれない。
苦痛に眉を顰めながら。それでも快楽を探している自分が惨めで悲しかった。
281 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:13:36 ID:V22FyxXv
「助けてほしいなんて望んでいない!」
「ルフィを信じろ!」
守る為に別れを告げた仲間達が。
「私は死にたいのよ!!」
「そんなことは俺達のそばで言え!」
失いたくないから離れた仲間達が。
「あの旗打ちぬけ。」 「了解」
「世界を敵に回す気か!!」
「望むところだぁぁぁぁ!!!!」
私を助けに来てくれた。
「ロビン!!!」
失うことしか考えなかった。
大きすぎる敵に彼らも私から離れていくと。
そう思ったから…
「生きたいと言えぇ!!!」
溢れる言葉を止められ無かった。
嘘だと思っていたサウロの言葉が蘇った。
『いつかお前を守ってくれる仲間が現れる!!』
「 生 ぎ た い ! ! 」
「私も一緒に!海に連れてって!!」
282 :名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:14:28 ID:V22FyxXv
私の声は彼らに届く。
彼らは私を守ってくれる。
だから私も彼らを守ろう。
この戦いが終わったら。
辛く悲しく取り返しのつかない過去を悔やむより。
未来を見つめ。まっすぐに進む小さかった光と共に。
伝えるべき本当の歴史を。
それが私の生きる意味。
サウロ。 お母さん。
私は彼らと共に生きていきます。
お疲れ様です。おしまいです。
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