更木 剣八×卯ノ花 烈
BLEACH総合女の子ハァハァスレ 11th
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536 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:09:41.72 ID:CpKKgdl9
般若と戦って仕上げた剣八×卯の花投下します。スレ投下初めてだから変になったら済まぬ。
黒崎一護達が現世へと帰った夜、更木剣八は四番隊舎の門を叩いた。
「驚きましたよ。まさかこんな夜中に」
そう笑ったあと、卯ノ花は湯呑みを口へ運ぶ。
その仕種を目で追いながら、剣八は見たこともない卯ノ花の姿に拍子抜けしていた。
寝間着用の襦袢に桃色の羽織り、緩く編まれたみつあみは背中へと流れている。
「それで、あなたの話とは」
「なんで戦わなかった」
卯ノ花の言葉を遮って剣八は言った。卯ノ花は困ったように笑った。
「私達のやるべきことは、戦いではありませんから」
「俺はもっと戦いたかった。一護も藍染も他の連中も。あんたは、俺と同じだと思ってた」
剣八はなぜ自分がここへ来たのかは分からなかった。ただ、あれだけの戦いの中で一度も剣を抜かない卯ノ花を苛立たしく思ったのだ。
卯ノ花は変わらずに微笑んだまま湯呑みを見ている。斬魂刀さえ、差していない。
くそ。普通の女みてえじゃねえか。
「私は」
少しの沈黙のあと、卯ノ花が口を開いた。
「戦いませんよ。あなたとは」
頭に血が上るのが分かった。それはもう卯ノ花の中で決まっていて、自分の望みは叶わないのだと。
もう何度目かも分からぬ程聞いた返事だった。でも今回は違った。一護が藍染が、あれだけの戦いが目の前でありながら。
「話は終わりですか」
そう言って卯ノ花が立ち上がった。剣八の横を通りすぎて、行ってしまう。
「解けよ、そんな髪」
537 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:10:47.96 ID:CpKKgdl9
無意識の内に腕を掴んでいた。今卯ノ花が行ってしまえば、二度と戦えないような、そんな気がした。
卯ノ花の腕が、剣八の手から抜けようと動いた。その瞬間、逃がすまいと自身の方へ力の限り引き寄せる。長い黒髪が宙を待って、卯ノ花は叩きつけられるように机へと倒れた。
不意の出来事と背中に感じた痛みに、卯ノ花は小さなうめき声をあげる。剣八も意図したことではなかったが、そんなことはどうでもよくなるほどに、釘付けになっていた。
目の前に晒された、傷跡。
白く美しい肌に相応しくない、醜く変色した一部。
起き上がろうともがく卯ノ花の肩を押さえつけた。
剣八は見つけたのだ。その変色した肌の周りに、爪で掻きむしったような新しい引っ掻き傷。いくつもいくつも、ついていた。
「ほらな」
剣八の唇が、満足げに笑った。
「疼いて仕方がねえんだ。あんたも」
心の底から嬉しそうな声だった。
「触るな!」
卯ノ花が声を張り上げる。剣八を押し返そうと肩を押すが、反応はなかった。
触れてみたい。
剣八はそう思った。汚い、醜い等一欠けらも感じなかった。むしろ酷く美しいものに感じて、惹かれるように剣八はそこへ口づけた。
卯ノ花の身体が強張るのが分かった。押さえ付けた腕だけが、怯えるように震えていた。
「ぁ…」
啄むように、上から下へと移動していく。傷跡は柔らかくて、温かった。嗅いだことのない女性特有の甘い匂いが、剣八の頭をくらくらさせた。
「やめ…て…」
蚊の鳴くような小さな声は、震えていた。はっとして、剣八は身を起こす。もう卯ノ花は暴れることももがくこともしなかった。
剣八はただ、小さいと感じた。こんなに小さかったか。腰も腕も、折れてしまいそうに細い。
投げ出されていた手を取って、指を絡めた。こんな小さな手であの日自分を斬ったのかと思うと、言いようのない熱さを感じた。
「なぁ」
青い瞳と視線が交じり合う。
「抱いていいか?」
538 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:11:57.83 ID:CpKKgdl9
卯ノ花は何も言わなかった。
何も言わずにそっと剣八の眼帯へと手を伸ばす。
それを皮切りに、剣八は卯ノ花の首筋に顔を埋めた。
「…っふ」
剣八の背で、卯ノ花の指が居場所を求めるように動いた。
帯へと手を伸ばすが、脱がし方が分からない。面倒くせえ。引っ張るようにして、胸元を広げた。
綺麗だった。
白い細やかな肌。
黒い髪と桜色の乳頭までがコントラストをなして、絵でも見てるかのようだった。
たった一つの傷跡で台なしになった身体。それがまるで、自分のものだという証にさえ感じた。
「綺麗だな」
思ったままに剣八が口にすると、泣き出しそうな顔をして目をそらした。
先ほどまで衣服に包まれていた乳房に、直接触れる。柔らかくてひんやりした吸い付くような触り心地。
「んっ…はぁぁっ」
その頂点に時折指が触れると、卯ノ花は剣八の体の下で身を逸らした。優しく、柔らかく、傷つけないように。妙に穏やかな気分で剣八は胸を愛撫し続けた。
539 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:12:58.09 ID:CpKKgdl9
静かな空間に、押し殺した吐息だけが響く。
もったいつけるように襦袢をたくしあげる。太ももの付け根を撫でると、身体がぴくりと跳ね上がった。
内ももを押すと、剣八を受け入れるようにそっと開いた。卯ノ花が抱かれるということを知っている、と思うと何故か小さな喪失感があった。
「なぁ、入れていいか」
返事を待たないつもりで、自身を押し当てる。
「…更木、隊長」
上擦った声が耳に届き、視線を動かした。
視線の先にあったのは、見たこともない卯ノ花の顔だった。
羞恥心と期待と悲しさと混在する、少女みたいな表情だった。
卯ノ花への愛欲が、荒波のように押し寄せて剣八の中を満たしていく。
「隊長っていうのはやめてくれよ」
戸惑う瞳が拗ねた様に剣八を見上げる。
「剣八」
その瞬間腰を進めた。
卯ノ花の膣内は包み込むように暖かく、柔らかかった。
小さな悲鳴のようなものが聞こえた。そうか、この女もこういう声を出すのか。
「ひっ、ぅん」
腰を打ち付けながら傷跡を音を立てて吸うと、卯ノ花は逃げるように腰を浮かせた。抱きしめるように背中に腕を回し、逃げられないよう固定する。
「はっ、あっ、ああっ、うう」
よりいっそう高い声を、噛み締めた歯の隙間からこぼす。
汗に濡れた髪が頬に張り付いて、閉じた瞳から涙を流す。
俺だけが知っている。
この女の戦いに狂った顔も良き隊長の顔も色に乱れる顔も、全部。
全部、俺だけが見た。
全部、俺だけが聞いた。
全部、俺だけが実感した。
そんな独占欲が剣八をどうしようもなく昂ぶらせた。
「はぁ。あっ、はっ、んんっ…っ、ああ」
「…っく」
込み上げてきた射精感に呻きをあげる。勿体なかった。ただ抱いて終わるだけでは、余りに勿体ないと感じた。
前後に動く度、泡立った愛液が溢れ出す。背筋を通る心地好い寒気。自分の全てを吐き出す、喜びの予感。
ー戦ってるみてぇだ。なぁ
「やちる…っ」
びくん、と震えたのが分かった。びゅるびゅるとみっともなく、精が中に吐き出される。
はぁ、はぁ、と胸が大きく上下して、その度に己が付けた傷に視線を注いでいた。
手を伸ばして、汗に濡れた髪を取る。胸の前でみつあみを作ろうとするが、上手くできずにはらりと流れた。
醜い傷跡も全て覆っていく。
その真っ暗な色が、ほてった体を冷やして行った。
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536 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:09:41.72 ID:CpKKgdl9
般若と戦って仕上げた剣八×卯の花投下します。スレ投下初めてだから変になったら済まぬ。
黒崎一護達が現世へと帰った夜、更木剣八は四番隊舎の門を叩いた。
「驚きましたよ。まさかこんな夜中に」
そう笑ったあと、卯ノ花は湯呑みを口へ運ぶ。
その仕種を目で追いながら、剣八は見たこともない卯ノ花の姿に拍子抜けしていた。
寝間着用の襦袢に桃色の羽織り、緩く編まれたみつあみは背中へと流れている。
「それで、あなたの話とは」
「なんで戦わなかった」
卯ノ花の言葉を遮って剣八は言った。卯ノ花は困ったように笑った。
「私達のやるべきことは、戦いではありませんから」
「俺はもっと戦いたかった。一護も藍染も他の連中も。あんたは、俺と同じだと思ってた」
剣八はなぜ自分がここへ来たのかは分からなかった。ただ、あれだけの戦いの中で一度も剣を抜かない卯ノ花を苛立たしく思ったのだ。
卯ノ花は変わらずに微笑んだまま湯呑みを見ている。斬魂刀さえ、差していない。
くそ。普通の女みてえじゃねえか。
「私は」
少しの沈黙のあと、卯ノ花が口を開いた。
「戦いませんよ。あなたとは」
頭に血が上るのが分かった。それはもう卯ノ花の中で決まっていて、自分の望みは叶わないのだと。
もう何度目かも分からぬ程聞いた返事だった。でも今回は違った。一護が藍染が、あれだけの戦いが目の前でありながら。
「話は終わりですか」
そう言って卯ノ花が立ち上がった。剣八の横を通りすぎて、行ってしまう。
「解けよ、そんな髪」
537 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:10:47.96 ID:CpKKgdl9
無意識の内に腕を掴んでいた。今卯ノ花が行ってしまえば、二度と戦えないような、そんな気がした。
卯ノ花の腕が、剣八の手から抜けようと動いた。その瞬間、逃がすまいと自身の方へ力の限り引き寄せる。長い黒髪が宙を待って、卯ノ花は叩きつけられるように机へと倒れた。
不意の出来事と背中に感じた痛みに、卯ノ花は小さなうめき声をあげる。剣八も意図したことではなかったが、そんなことはどうでもよくなるほどに、釘付けになっていた。
目の前に晒された、傷跡。
白く美しい肌に相応しくない、醜く変色した一部。
起き上がろうともがく卯ノ花の肩を押さえつけた。
剣八は見つけたのだ。その変色した肌の周りに、爪で掻きむしったような新しい引っ掻き傷。いくつもいくつも、ついていた。
「ほらな」
剣八の唇が、満足げに笑った。
「疼いて仕方がねえんだ。あんたも」
心の底から嬉しそうな声だった。
「触るな!」
卯ノ花が声を張り上げる。剣八を押し返そうと肩を押すが、反応はなかった。
触れてみたい。
剣八はそう思った。汚い、醜い等一欠けらも感じなかった。むしろ酷く美しいものに感じて、惹かれるように剣八はそこへ口づけた。
卯ノ花の身体が強張るのが分かった。押さえ付けた腕だけが、怯えるように震えていた。
「ぁ…」
啄むように、上から下へと移動していく。傷跡は柔らかくて、温かった。嗅いだことのない女性特有の甘い匂いが、剣八の頭をくらくらさせた。
「やめ…て…」
蚊の鳴くような小さな声は、震えていた。はっとして、剣八は身を起こす。もう卯ノ花は暴れることももがくこともしなかった。
剣八はただ、小さいと感じた。こんなに小さかったか。腰も腕も、折れてしまいそうに細い。
投げ出されていた手を取って、指を絡めた。こんな小さな手であの日自分を斬ったのかと思うと、言いようのない熱さを感じた。
「なぁ」
青い瞳と視線が交じり合う。
「抱いていいか?」
538 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:11:57.83 ID:CpKKgdl9
卯ノ花は何も言わなかった。
何も言わずにそっと剣八の眼帯へと手を伸ばす。
それを皮切りに、剣八は卯ノ花の首筋に顔を埋めた。
「…っふ」
剣八の背で、卯ノ花の指が居場所を求めるように動いた。
帯へと手を伸ばすが、脱がし方が分からない。面倒くせえ。引っ張るようにして、胸元を広げた。
綺麗だった。
白い細やかな肌。
黒い髪と桜色の乳頭までがコントラストをなして、絵でも見てるかのようだった。
たった一つの傷跡で台なしになった身体。それがまるで、自分のものだという証にさえ感じた。
「綺麗だな」
思ったままに剣八が口にすると、泣き出しそうな顔をして目をそらした。
先ほどまで衣服に包まれていた乳房に、直接触れる。柔らかくてひんやりした吸い付くような触り心地。
「んっ…はぁぁっ」
その頂点に時折指が触れると、卯ノ花は剣八の体の下で身を逸らした。優しく、柔らかく、傷つけないように。妙に穏やかな気分で剣八は胸を愛撫し続けた。
539 :剣八×卯ノ花:2013/03/26(火) 09:12:58.09 ID:CpKKgdl9
静かな空間に、押し殺した吐息だけが響く。
もったいつけるように襦袢をたくしあげる。太ももの付け根を撫でると、身体がぴくりと跳ね上がった。
内ももを押すと、剣八を受け入れるようにそっと開いた。卯ノ花が抱かれるということを知っている、と思うと何故か小さな喪失感があった。
「なぁ、入れていいか」
返事を待たないつもりで、自身を押し当てる。
「…更木、隊長」
上擦った声が耳に届き、視線を動かした。
視線の先にあったのは、見たこともない卯ノ花の顔だった。
羞恥心と期待と悲しさと混在する、少女みたいな表情だった。
卯ノ花への愛欲が、荒波のように押し寄せて剣八の中を満たしていく。
「隊長っていうのはやめてくれよ」
戸惑う瞳が拗ねた様に剣八を見上げる。
「剣八」
その瞬間腰を進めた。
卯ノ花の膣内は包み込むように暖かく、柔らかかった。
小さな悲鳴のようなものが聞こえた。そうか、この女もこういう声を出すのか。
「ひっ、ぅん」
腰を打ち付けながら傷跡を音を立てて吸うと、卯ノ花は逃げるように腰を浮かせた。抱きしめるように背中に腕を回し、逃げられないよう固定する。
「はっ、あっ、ああっ、うう」
よりいっそう高い声を、噛み締めた歯の隙間からこぼす。
汗に濡れた髪が頬に張り付いて、閉じた瞳から涙を流す。
俺だけが知っている。
この女の戦いに狂った顔も良き隊長の顔も色に乱れる顔も、全部。
全部、俺だけが見た。
全部、俺だけが聞いた。
全部、俺だけが実感した。
そんな独占欲が剣八をどうしようもなく昂ぶらせた。
「はぁ。あっ、はっ、んんっ…っ、ああ」
「…っく」
込み上げてきた射精感に呻きをあげる。勿体なかった。ただ抱いて終わるだけでは、余りに勿体ないと感じた。
前後に動く度、泡立った愛液が溢れ出す。背筋を通る心地好い寒気。自分の全てを吐き出す、喜びの予感。
ー戦ってるみてぇだ。なぁ
「やちる…っ」
びくん、と震えたのが分かった。びゅるびゅるとみっともなく、精が中に吐き出される。
はぁ、はぁ、と胸が大きく上下して、その度に己が付けた傷に視線を注いでいた。
手を伸ばして、汗に濡れた髪を取る。胸の前でみつあみを作ろうとするが、上手くできずにはらりと流れた。
醜い傷跡も全て覆っていく。
その真っ暗な色が、ほてった体を冷やして行った。
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