メモの整理に使います。
28: せこたかし:2022/6/3(金) 23:18:01 ID:c0Q7qL6MZc
向かいの席には誰もいない。コートとリュック。陽気な音楽に渋いコーヒー。指から渇きを感じる。うなじの汗が気にならないほどに。笑った顔ばかり思い出した。たぶんそれ以上に泣いてる時間が多かったかもしれないけれど、気づかないふりをしたまま、秋は過ぎて枯れ葉を踏む季節になっていた。
29: せこたかし:2022/6/6(月) 23:10:08 ID:DyTm/KHiS.
音楽通の間で一瞬流行ったバンドの歌詞が頭に染み付いた。
君の前は明日で
僕の前に君がいて
後ろ向けば昨日へ
戻れないと気付いて
30: せこたかし:2022/6/6(月) 23:11:31 ID:DyTm/KHiS.
首が折れそうなくらいに空を見上げたら気付いた感情 月だけは僕の答えを知っている
31: せこたかし:2022/6/21(火) 12:26:34 ID:10fazxmI5I
過去は過去になった瞬間にもう消えている。
いつだってイマ始めるのが1番早い。
32: せこたかし:2022/8/11(木) 20:53:13 ID:qQLDodXkhw
小雨の中からスッと出てきた彼女は濡れてないように見えた。まるで小雨が形を作って生まれた存在かのように彼女は急に僕の前に現れ、ほんのちょっと、本当にちょっとだけ悲しみの雫を垂らした笑顔を僕に向けた。僕の顔を見て微笑んだわけではなかったが、確かに僕に向けてのものだと確信した。そして、その雫みたいな悲しみは僕の心に氷柱のように刺さった。
彼女はちゃんとしっかり僕のことが好きだった。僕よりずっと純粋な心を抱えて僕といてくれた。
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