大型客船へようこそ
素敵な船旅をお楽しみ下さい
>>1-100
大海原を進む大型客船
乗客はこれから起こる惨劇など知る由も無いだろう
>>101-200
>>30,>>70が殺される
数人が異変に気づき始める
>>201-300
かなりの人が異変に気づく
00,30秒で殺人鬼に殺される
>>301-500
船内は大混乱に
>>350,>>400,>>450が犯人と疑われる
00,20,40秒で殺人鬼に殺される
>>501-700
殺人鬼によって船底が爆破され、船が傾き始める
00,20,40秒で殺人鬼に殺される
>>701-900
救命ボートが出される
>>710,>>730,>>750が犯人と分かり、
殺人鬼のみ00,10,20,30,40,50秒で殺される
00,20,40秒で殺人鬼に殺される
10,30,50秒で救命ボートに到着
同じ殺人鬼が連続で秒数ゾロ目を取ったらボートに到着した人達を皆殺しにできます
>>900までに救命ボートに到着しないと船が沈んで死亡
殺人鬼は>>900まで生き残れば脱出
>>901-
後日談等お好きに
それでは皆様、良い船旅を
924: 風の谷の名無しか:2017/3/21(火) 17:12:49
マフィアと足軽と探偵やってました。
全員小物のドジッ男キャラになってしまい見事にフラグ回収して死んだけど探偵だけ補正あったのかな、何とか脱出。でも、推理も出来ず自分と道化師さんが助かって帰還とかロクな将来が待ち受けていない気も。
マフィアも普通に悪党やってたけど爪が甘いから何度もムショ送りにされるがマフィアだし、の一言で許されてる設定。足軽は出稼ぎだったんや…。楽しかったです、ありがとうございました。
925: 風の谷の名無しか:2017/3/21(火) 17:24:44
脱出者が4人、犯人と乗客半々ですね
これって少ないんでしょうか?普通なんでしょうか?保管庫の過去スレまだ読んでなくて…
やっぱり事件物だと、探偵は生き残るものなんでしょうね〜
926: 1です:2017/3/21(火) 17:47:25
勢いでスレ立て宣言したものの参加者いなかったらどうしよう〜(;´Д`)
とドキハラひやひやな開催でしたが、思ったより楽しんでもらえたようで何よりです!
思い切ってやって良かった!
龍さんも告知ありがとうー!
ご指摘通り精霊やってました。一応計4役やりましたが、全滅でした…haha…(乾いた笑い)
出来ればまたそのうちやりたいですね
次は生還させたい…!
以下、引き続き後日談なり前日談なり裏話なりご自由にお使い下さい
次回(やるとしたら)に向けて反省点とか改善点とかでも良いですよ
ではお疲れ様でしたノシ
927: 風の谷の名無しか:2017/3/21(火) 22:25:18
後日談は投下済みですからなー
あ、背後霊って誰にくっついて船に乗ったのだろうか…思い浮かばない…
飛脚2は職務に真面目すぎて上から休みを取れと言われ、有休消化も兼ねて船に乗ったら…という感じですね
928: 風の谷の名無しか:2017/3/21(火) 23:26:13
背後霊がギャー死体!って叫んでるのが面白かったので、ギャー背後霊!って叫びたくてつい書き込んだら女神になりましたw
なんの女神だったんだろうw
なんとなく女神だから混乱の中でも冷静…って感じのキャラにしたけど、第一声がギャー背後霊!だったんだよなぁwww
929: 精霊裏話1:2017/3/22(水) 01:08:49
「お父様正気ですか!あの天然ドジ娘を人間界に研修にやるなんて!!」
「おぅ………とりあえず落ち着こうか、姉娘」
「落ち着いてる場合ですか!」
「そうは言っても本人が希望している事であるし。条件はクリアしているし反対する理由がないからな…」
「…確かに無駄に成績は良いですからね…。…だからと言って!あの世間知らずを一人で人間界に放り込むなんて無謀過ぎです!」
「うんまぁ…気持ちは分かり過ぎる程分かるが、とりあえずお前はその過保護をなんとかしようか…」
「過保護ではありません!ごく当たり前の心配です!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁ…結局お父様にも止めてもらえなかったし…」
「お姉様何か仰いました?」ウキウキ
「………楽しそうね……」
「はい!念願の人間界ですから!色々見て勉強して来ますね!」
「はぁ………(ため息)」
「あ、見て下さいお姉様!人間界の食べ物!これは“冷しゃぶ”だそうです!美味しそうですね!」
ガイドブックばーん!
「……いいですか、妹。一度人間に変化(へんげ)したら簡単には戻れません。人間と同じ肉体を持つ以上空も飛べませんし怪我もすれば病気もします」
「はい!分かってます!壁をすり抜けたりも出来ないんですよね!」
「そうね…。それとあなたは人間に幻想を抱いてるけれど、人間の中には悪い者もいます。酷い目に遭う可能性もあります」
「聞いた事はあります…嘘みたいですけど…」
「嘘ではありません。いいですか、知らない人間に声をかけられても軽々しくついて行ってはいけませんよ。それから…(以下延々注意)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「分かりましたお姉様!注意しつつ勉強してきますから!人間とお話できるの楽しみです!」
「(………本当に分かったんでしょうか………)」
「精霊として一回り成長して来ますから!期待していて下さいね!」
930: 精霊裏話2:2017/3/22(水) 01:10:36
悲鳴が上がる甲板。
逃げ惑う人々。
「ーー妹!こちらです!早く!」
姉の声は妹に届かない。
「人間」と化している今、「精霊」の姿は見えず声も聞こえない。
こっそりと様子を見に来ていた姉は、歯痒い思いを抱えながらも妹に風を送る。
“早く!こっちに!”
風に押されるように妹は救命ボートにたどり着く。
「ボートに着きました!よ、良かった!」
安堵する妹の姿にほっと息をつく姉。
「一先ずは大丈夫かしら…本当にこんな事になるなんて…」
けれどまだ人々は悲鳴を上げ混乱している。
「まだ安心は出来ない…“人間”の体でいる以上…」
妹に近づき、そっと頬を撫でる。
「待っていて。今術者を呼んでくるわ。あなたにかかった“変化”を解いて精霊に戻れば人間の攻撃など効かない。待っていて」
そして姉は精霊の世界へ向かった。息を切らして。
「……え……お姉様……?」
何かの気配を感じて、妹は自分の頬に触れた。
けれど姉の姿は見えない。
喧騒の中、見上げると青い空が広がっているだけだったーー
931: 風の谷の名無しか:2017/3/22(水) 01:11:18
えぇと
精霊界で成績優秀だと人間界に研修に来れるって事で
“人間”に“変化”するには術者の力が必要という事で
本当は駄目なんだけど姉が様子見に来ちゃったという事で
精霊がボートにたどり着けたのは姉の助けがあったからって事で
とりあえず姉は妹が殺される所は見ないで済んだという事で………
うーむこの後の姉はあまり考えたくないな…
932: 【探偵】@後日談:2017/3/22(水) 01:18:19
我輩が帰還して最初にしたことと言えば、事務所を畳むことだった。
推理小説において、探偵は巧みな話術で聴衆に推理を聞かせるのがお決まりのお約束だが、現実も例に漏れず陰惨な殺人事件の生存者であるこの我輩に真実を求める。
しかし、現代における探偵の活躍などたかが知れている。何よりも、我輩は完全に出遅れた者。無数に積み上がった死体、全て海の底に沈んだ証拠品、今も逃亡を続ける殺人鬼、これが全ての真実だ。
必要最低限の情報のみを述べ憶測を飲み込み、固く口を閉ざすこの老いぼれが世間から忘れ去られるのに、時間はかからなかった。
おめとめと生き残った老人という冷笑を残して。
933: 【探偵】@後日談:2017/3/22(水) 01:29:59
今でもたまに、夢に見る。
逃げていく殺人鬼の背中を、沈んでゆく船を、ボートに乗れなかった彼の絶望した顔を、目に焼き付けるくらいしか出来ない自分の姿を。
なんと、なんと小さなことか。
出来ることならば、何もかも忘れてしまいたい。
我輩だって被害者のはずだ、幸い、慎ましく暮らせば安定した老後を迎えるだけの蓄えはある。
仕事一筋で生きてきたのだから、伴侶や子供はいない。汚名を共に被る者がいないことを喜ぶなんて、どうかしているがね。
そう呟くと、殺人鬼の笑い声が、亡者の悲鳴が、脳裏に響いて思わずよろめいた。
934: 【探偵】@後日談:2017/3/22(水) 01:49:49
さて、私の語りもこれで最後にしよう。
老人の話は長いって?よく言われるよ。だが、仕方がないじゃないか、老い先は短いんだ。せめて誰かの記憶に少しでも長く留まりたい、そう思うのは自然なことだと思うがね。歳を重ねると嫌でも分かる。
家財は全て引き払った、探偵事務所は空っぽだ。
忘れたい、消えてしまいたい、そんな想いとは裏腹に体は事件の情報を渇望していた。
記事やニュースには全て目を通し、独自に聞き込みを行い、あらゆる伝を頼って犯人や事件の足跡を追っている。何故か?自分でもさっぱりだ。
我輩は、あの事件は完全犯罪と結論付けた。
極めて計画的、かつ悪質な犯行だ。
しかしそれは間違いだと告げている。
己のやっていることは客観的に見て、自己満足、矛盾、ロジックエラー、何とでも言えよう。
それでも、我輩は自分の志が完全に折れるその日まで歩むことを止めないと決めた、例え道半ばにして倒れても。
待っていたまえ、殺人鬼諸君、完璧な証拠と推理を用意して人差し指を突きつけてやるのだからな。
犯人は、お前だ!と。
935: 風の谷の名無しか:2017/3/22(水) 02:02:26
生粋の探偵じいさん(超合金メンタル)と捉えるか自棄っぱちの狂人と捉えるか、貴方次第。どちらにせよ、一歩間違えればロクな死に方しない。
精霊さんも女神様もとにかくみんな良いキャラしていたからもっと見ていたかったです、スレ汚し失礼しました。
936: 風の谷の名無しか:2017/3/22(水) 15:07:30
裏話と後日談ありがとうございます!
残された家族や生存者の苦しみはずっと付きまとうのでしょうね…
>>928
女神さんとの会話はコントみたいになって楽しかったです
成仏勧められてすぐ背後霊成仏するとはwと画面の更新しながら笑いましたw
937: 風の谷の名無しか:2017/3/22(水) 20:35:38
>>925
4人は少ない気がします。
まぁタイミングの問題ですね
寝ちゃった人達もいたようだし
最後の方飛脚さんだけが頑張ってたし…あの時間帯に他の人達もいたら違ったでしょうね
938: 風の谷の名無しか:2017/3/23(木) 23:51:09
なんか死んでも生き残っても辛い感じだなぁ
「俺生きて帰ったら彼女と結婚するんだ…」をフラグぶっちぎって実現させるような幸せ編があってもいいジャマイカ(何言ってんだろ)
939: 【道化師】@前日談その1:2017/3/24(金) 21:51:10
「え、しばらく休演…ですか?」
「ああ、ステージに老朽化した部分やガタがきちまった小道具が幾つか見付かってな。まあ公演前に分かってよかったよ」
そう言ってサーカスの団長は苦笑を浮かべながら肩をすくめた。
公演前に…確かにそうだ。本番で怪我人が出たらサーカスの名は地に落ちるし、何よりみんなが笑顔になる場所ではなくなってしまう。
「どれくらいかかるんですか?」
「うーん…少なく見積もっても3ヶ月だな。新調したヤツの慣らし期間もあるし、この街には長く逗留する事になる」
「…………」
「んな不安そうな顔すんなって。あれだ、たまにはテント暮らしじゃなく家を借りてみたらどうだ?お前さんは練習以外いっつもひきこもってるし、仲間やお客さん以外と接点持ってみろよ」
*
「よう道化師、休演の話は聞いたか?」
「う、うん、さっき団長から聞いたよ…」
「そっか。で、何で荷物まとめてんだよ」
「家を借りてみたらって団長が…。どうせあまり外出しないだろうけど、せっかくだし…」
「お、道化師が自分から外の世界へ!くぅー、兄さんは嬉しいぞ!」
「何言ってるんだよ…。ブランコ乗りは僕と同期だろ…?」
「俺に取っちゃあ弟みてぇなモンって事さ、そんな呆れた顔すんなよ。しばらく休みなんだし、女の子ひっかけに行こうぜー?」
「え、遠慮しとくよ…。僕、女の子と上手く話せないし…それにどうせ僕なんかに…」
「お前、舞台の上じゃあんなに堂々としてんのになあ。うちのスターなんだから、もっと自信持てよ」
「…………」
940: 【道化師】@前日談その2:2017/3/24(金) 21:52:55
*
家を短期契約で借りて、でもやっぱり僕は外をあまり出歩かなかった。
ブランコ乗りは女の子と…その、いちゃいちゃしたりしてるけど練習には凄く真面目だし、軽業師はお酒が大好きで朝帰りはしょっちゅうらしいけど、素晴らしい曲芸を披露している。でも、僕は…。
僕は、せっかく借りた家に練習以外はひきこもって、団長のアドバイスを無為にしてしまっている。
出かけるのはせいぜい、こうして食材を買いに行ったりする時くらいのもので…。
こんなんじゃいけない。
こんな僕を変えなきゃいけない。だって、いつまでも道化師ではいられない。いつか引退の時がくる。
それはかなり先の事だろうけど、でも。
うつむき加減だった顔を上げる。すると、曲がり角のところで店のガラスに張ってあるチラシが目に入った。
《○泊×日、大型客船の旅!
素晴らしい旅路を過ごしてみませんか?
お問い合わせは△△旅行店まで》
「旅…かぁ…」
足を止めてチラシを見つめる。費用は…うん、僕でも払える額だ。
旅行。船の旅。否が応でも他人と接しなければならない状況に自分を置けば、僕のこの性格に少しは変化が出るのではないだろうか。
他人との関わりを怖がってひきこもる自分を変えられるんじゃないだろうか。
「…よし、決めた」
一つ頷いて買い物袋を抱え直す。心なしか軽い足取りで、僕は家路についた。
【道化師】@前日談 終了。
941: 風の谷の名無しか:2017/3/24(金) 22:01:45
何で道化師は船に乗ったのかという話。
家に帰りたい帰りたい言ってたけど、サーカス団員なのに何で家あるの?と自分でも疑問に思い、じゃあ事情があったんだろ、と。
車のハンドル握ると変わる人間みたいに、道化師も普段は気弱なひきこもり系だけど舞台に上がると自信満々になる、という設定です。
942: 情×屋&執×:2017/4/5(水) 20:06:06
(大好きなこのシリーズに参加できなかったの悔しいので記念sageカキコさせていただきます。
皆さんのお話、多忙のため後で読みますが楽しみです……)
白い髪に赤いリボンを付けた若い男と、燕尾服に身を包んだ幼い子供が会話をしている。
『……ここのトコ大量殺人が起こらなくて平和だったのにね』
「、……また……こんな。これで、何回目なんでしょう。
しかも、今回は……ぼくのご主人様の時、と、」
『さあ、めでたく20回目くらいじゃない?
……皮肉なコトに第1回目とほぼ同じ舞台、大型客船だ』
「……また繰り返されるのでしょうか」
『“誰か”がそれを求める限りは。
……まあ僕もやり残したコトは沢山あるし、さ。
“次の事件”に期待しよう?』
「次、こそは」
『止められたら、いいね』
無理なのは、知ってるけれど。
943: 風の谷の名無しか:2017/4/10(月) 23:55:56
あわわわ懐かしい人がー!
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