大型客船へようこそ
素敵な船旅をお楽しみ下さい
>>1-100
大海原を進む大型客船
乗客はこれから起こる惨劇など知る由も無いだろう
>>101-200
>>30,>>70が殺される
数人が異変に気づき始める
>>201-300
かなりの人が異変に気づく
00,30秒で殺人鬼に殺される
>>301-500
船内は大混乱に
>>350,>>400,>>450が犯人と疑われる
00,20,40秒で殺人鬼に殺される
>>501-700
殺人鬼によって船底が爆破され、船が傾き始める
00,20,40秒で殺人鬼に殺される
>>701-900
救命ボートが出される
>>710,>>730,>>750が犯人と分かり、
殺人鬼のみ00,10,20,30,40,50秒で殺される
00,20,40秒で殺人鬼に殺される
10,30,50秒で救命ボートに到着
同じ殺人鬼が連続で秒数ゾロ目を取ったらボートに到着した人達を皆殺しにできます
>>900までに救命ボートに到着しないと船が沈んで死亡
殺人鬼は>>900まで生き残れば脱出
>>901-
後日談等お好きに
それでは皆様、良い船旅を
887： 【道化師】：2017/3/20(月) 01:11:09
なんとか、チャンスを…！
888： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:15:13
チャンスは自分で掴むもの！次こそは！
889： 【道化師】：2017/3/20(月) 01:18:34
僕は家に…サーカスのみんなのところに帰るんだ…
890： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:20:02
私は帰って…帰ってどうするんだろう…
891： 【道化師】：2017/3/20(月) 01:22:50
まずい、甲板に水が…
892： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:23:43
うわ。私だけ乗れてない！
893： 【道化師】：2017/3/20(月) 01:23:47
わ、ボートに乗れた！
けどこっちも怖い…！
894： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:24:31
ボートに乗せて！
895： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:27:05
おしい…乗れない！
896： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:33:34
道化師さん！私も乗せて下さい！
897： 【道化師】：2017/3/20(月) 01:36:52
こっちからじゃ無理ですよ…
898： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:38:04
ううっ…
899： 【飛脚】：2017/3/20(月) 01:41:04
あと、も…もう少し
900： 遊女・殺人鬼：2017/3/20(月) 01:48:05
残念でした♪
901： 風の谷の名無しか：2017/3/20(月) 06:15:02
轟音と共に船は沈んでいった･･･
902： 【道化師】＠後日談：2017/3/20(月) 10:18:18
救命ボートに乗れても、僕はずっと怯えていた…人がたくさん死んだから…
救助船に救命ボートを見付けてもらってすぐ、僕は誰もいなそうな場所に潜んで震えていた…
まだ、誰かが僕を殺しにくるんじゃないかと…怖くて怖くて…
どれくらい時間が経っただろう、救助船が港に着いた時…僕は泣いた…
道化師だけど、笑顔なんて無理だった…
マスコミの声と警察の声…眩しい撮影のフラッシュ…たくさんの野次馬…
亡くなった人の身内なのか、必死に名前を叫ぶ声に、どうしてだろう…僕はごめんなさいとまた泣いた…
903： 【道化師】＠後日談：2017/3/20(月) 10:30:52
それからどうやって家に帰ったのかは、正直よく覚えていない…
あの船で何が起こったのか、警察に話した時も僕は泣いていたと思う…
家に閉じこもっていると、サーカスの仲間が心配して訪ねてくれたけど…僕はまた舞台に立つ自信はなかった…
眠る度に悪夢にうなされ、芸の特訓で玉乗りをすると船の揺れを思い出し…ナイフ投げの小道具を見て怯える毎日…
どうして僕はあの船を選んだのだろう…
船の模型すら、僕には恐怖の対象だった…
904： 【道化師】＠後日談：2017/3/20(月) 10:41:21
……それが数ヶ月前の話だ
あれから僕はうるさいマスコミから逃げる為に道化師のメイクを変え、お金がかかったけど顔も少し変えて…舞台に復帰しようと頑張った…
道化師はみんなを笑顔にするのが仕事だから…恐ろしい事件で暗くなった世間に、何より僕自身に笑顔を取り戻したかったから…
「さて、我がサーカスのスター、道化師の登場です！みなさん拍手を！」
まだ、あの船上での事を思い出させるものは怖いけど…
それでも僕は、今日も舞台に立っている…
【道化師】＠後日談、終了
905： 遊女・殺人鬼＠後日談：2017/3/20(月) 14:25:48
あのあと、私がどうなったかって？まあ、実につまらない話よ。
船が沈む前に、私は救助のモールス信号を打ったと言ったわね？あれは、嘘。血みたいに真っ赤な真っ赤な嘘よ。
本当はあの時、旦那様の船に向けて合図を送っていたの。生身でも死体になってても迎えにきて下さいな、ってね。
…あら、違うわ、夫じゃないの、私のお客という意味の旦那様よ。
私の本性を知っていて、酔狂にも贔屓にして下さる変わった客。この船旅も、旦那様がお金を出してくれたの。
ふふ、本当に素敵な旦那様だわ。
906： 遊女・殺人鬼＠後日談：2017/3/20(月) 14:40:28
私は、旦那様の船に乗ってあの場所を脱出した。騒ぎ立てる連中には、旦那様が圧力をかけて下さったわ。
乗客名簿にはでたらめを書いておいたし、まあ、私のところまで辿り着く人はいないでしょうね。
女は、化粧一つで顔が変わるものだし。
修繕に出していた三味線も戻ったし、今夜は良い月だもの。旦那様にはたくさん歌を聴かせて差し上げなければね。
でも、断末魔の悲鳴の方が、ずっとずっと美しい歌声なのだけれど。
遊女・殺人鬼＠後日談 終了。
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