今現在働いているor無職の成人
自分の人生でこうした方が良かった、こうしたらどう変わった、あるいは個人の人生観
例えば大学に行かなかった際はどうなるか、大学行ってからの生活はどうだった、就職後はどんなことが待ってるとか。
とにかくそういった自分の経験を語ってくれ。そしてそれをネタに楽しく雑談しよう。
一応IDは非公開にした。とはいえ要らなければID公開に変えるけども…
とにかく、成人になった人間は一度で良いからレスレスレス！
488： 478：2016/3/11(金) 23:37:08
すみません。少し休憩挟みます
489： 勘のいい名無しは嫌いだよ：2016/3/12(土) 00:21:17
のんびりお願いします！
こういう経験則はいくら聞いてもありがたい！
490： 478：2016/3/12(土) 00:59:22
>>489
ありがとうございます！
では、続きを。
山田さんのいる転職サイトでは、自ら企業を選べる他に、企業から｢スカウトメール｣がくる機能もあった。
このスカウトメールは他の転職サイトを利用してる人も聞いたことがあると思う。
どの転職サイトでも、利用するとスカウトメールがばんばん来ると思っていいかな。
スカウトメールといっても、自分をぜひ採用したい、面接したい！って意味で企業側が送ってるのではなく、企業が求めてる職歴や人材にマッチした人へ自動的に転職サイトを通して送られるというもの。
だから、スカウトメールを無視しても何も問題なかった。企業側が自分宛に送ってるわけじゃないからね。
誰でもいいから付き合ってみない？ってナンパされてるようなもん。
それなら、自分で付き合いたい恋人探すよねーってわけで。
だから、自分は基本スカウトメールの企業は保留にして、まずは興味のある企業を探すことにした。
491： 478：2016/3/12(土) 01:04:25
④不採用連発
まぁ、オチは分かってるけど、当時は就活楽勝と余裕ぶっこいてました。
就活経験者が見れば｢それだと採用されねーだろ舐めてんのか｣と総叩き食らうほど、勉強不足でした。
恥ずかしい経験だけど、逆に自分みたいな舐めてるとこうなりますって反面教師になればと思って、語りますね。
492： 478：2016/3/12(土) 01:52:50
山田さんと二人三脚での就活が始まった。当時は10月でした。
まず、受けたい企業探しからする事にしたけど、なんと山田さんから
｢付き合いの長い企業があって、良かったらそこの企業に推薦のメール送っときますよ｣と初っ端からコネっぽいのを使える機会をもらった。
練習として受ければいいし、内定貰えたならそれでいいやと軽く承諾して
｢メールで企業情報送るんで見てください｣と、言われ、届いたメールに目を通した。
493： 478：2016/3/12(土) 01:54:10
山田さんからのコネ企業も含めて、自分が選んだ・面接した会社は時系列にまとめて以下の8社です。
①焼き鳥居酒屋
②山田さんのコネ
③回線サービス会社
④携帯電話会社
⑤保険会社
⑥イタリア居酒屋
⑦イタリア料理店
⑧リフォーム会社
494： 478：2016/3/12(土) 02:05:39
面接体験談の前に
よく｢ブラック企業｣の業種や特徴。履歴書の書き方。面接でのマナーや受け答え。採用・不採用フラグなど、色々目にする機会があると思いますが、それはまた今後語ります。
ただ、今から語る面接体験談は、全て結末が不採用です。でも皆さんが今後面接した際、自分の体験談と同じ空気になっても、絶対に不採用だと思い込まないでください。
先に言っておきますが、採用・不採用フラグなんてのは明確に分からないものです。
495： 勘のいい名無しは嫌いだよ：2016/3/12(土) 02:20:41
支援
496： 478：2016/3/12(土) 02:55:27
>>495
ありがとうございます！
何で時系列で分かるかというと、まだ今もその転職サイトに登録したままなんで、応募履歴や求人情報、やりとりのメールが残ってるんだ。そういうのも復習しながら話していきます。
自分がこの時、企業選びで注目していた点は
・未経験でも大丈夫
・学歴が問われない(高卒だったから)
・フリーター歓迎
・雇用形態が正社員
・給料がいいから
などなど。この時点で｢アホかお前は｣と言われそうだけど、これらの点を踏まえた上で体験談を読んでみてください。
497： 478：2016/3/12(土) 03:10:57
まずは
①焼き鳥居酒屋
人生初の面接。この日、面接時間丁度に店に着いてしまった。
で、お店の人が出てきてくれたんだけど
｢今からディナー始まるから、店の中では面接出来ないんだよね｣と言われ、？な状態に。
確かに面接時間は17時だったけど、自分が時間指定したわけじゃなく、企業側がこの時間帯に来てって言ってたんだよね。
面接時間丁度に来るのも問題あるけど、遅刻したわけでもない。なのに、指定された店舗での面接が｢出来ません｣ってなって混乱したよ。
見た感じ30代半ばの男性社員にそう告げられたんだけど、その人が面接官だったらしく
｢違う場所で面接してもいい？｣って言われて移動した。
場所選びは｢コーヒーと紅茶どっちが好き？｣｢この辺で行きたい店ある？｣と、大雑把な感じで。
自分は緊張してたのもあって、男性社員相手にイエスマンになってた。
結局、面接会場はシャレオツなカフェに。コーヒー二つ買って、二階に移動。
初めての面接がスタートした。
498： 478：2016/3/12(土) 03:33:01
男性社員をＡさんとしよう。
Ａさんの見た目は30代半ばの男性。
結構気さくに話してくれて、緊張もほぐしてくれた。
カッチカチのスーツじゃなくて、私服だったような気がする。とりあえずガッツリスーツ着た面接官！な服装ではなかった。
Ａさんとの面接が始まって、履歴書を渡して読んでもらった。
通ってた高校の話、アルバイトでは何してたか、選んだ理由は？などを聞かれ、
次は｢うちの企業はこんな事してるんだよね｣と企業説明してくれた。
覚えてる会話はこんな感じ
Ａさん｢うちは居酒屋だから大声出すし、体育会系だ よ｣→
大声出せるんで大丈夫です
Ａさん｢自宅からうちまで少し遠い(電車で30分)けど、通える？｣
→通えます
Ａさん｢自宅から遠いのになんでうちの会社を選んでくれたの？｣
→研修が楽しそうだから
Ａさん｢今日体調悪いよね？熱ない？大丈夫？｣
→大丈夫です(風邪引いて鼻水が大変だった)
苦笑い級の返答をしながら面接が続く中、風邪のせいで酷く咳き込んでしまった。
げっほげっほ咳き込む自分にＡさん大爆笑。
Ａさん｢大丈夫？ww風邪wwしんどいよねwwww｣
→大丈夫です！と何とか返事した(涙)
咳が納まって、今度は｢何か質問ありますか？｣にうつり、その場しのぎで質問作って色々聞いた。
が、Ａさんが答えてくれてる途中で、また酷く咳き込んでしまった。Ａさん再び爆笑。謝る自分。
最悪な事に、面接会場がカフェだから、他にお客さんもいるんだよね。自分の隣にもお客さんいたしで、咳がうるさくて、周りのお客さんに迷惑になりそうって心配もあった。
パニックになってＡさんに｢収まるまでトイレこもっててもいいですか！？｣と咳込みながらのお願い。
もちろん、Ａさんは素敵な笑顔で承諾してくれた。
Ａさん、本当にすみませんでした。(涙)
499： 478：2016/3/12(土) 18:07:04
咳が収まって、面接に戻るとＡさんは電話してた。会話内容から相手が分かったけど、ここは伏せときます。
で、電話が終わっで面接の続きをしたんだけど。自分の質問にＡさん答えてくれる時に｢うちの店ではね～｣って説明する為に図を書いてくれるんだよ。めっちゃ大きくね。
でも、その図を書いてる紙って自分の履歴書なわけで。コピーじゃないよ。手書きの履歴書ね。その履歴書の裏側にがりがり図を書いていて。一応書く前に｢履歴書の裏側に書いてもいい？｣って訪ねてくれたから許可したんだけどね。
履歴書に落書きをしていい？って聞いてきたのは全部の面接の中でＡさんだけでしたね。
そんで、終盤に差し迫って｢いつから入社出来る？｣という話になった。まだバイトしてたし、この頃はバイト先の店長に就活が2ヶ月早まったなんて伝えてなかった。
その為もあって、入社日は翌年の１月でと答えた。
500： 478：2016/3/12(土) 18:15:05
最後の質問もしたし、入社日もおおよそ決まった。これでそろそろ面接は終わりかなと思っていたら
｢478さん、契約社員から始めてみない？｣と言われた。
Ａさんの考えは｢正社員経験がないから、いきなり正社員はしんどいと思う。だから、慣れるまでは契約社員で働いた方がお給料もいいし、責任もそんなに重くないからオススメだよ｣との事。
当時は｢確かに正社員経験がないし不安の方が大きいな……｣と思って承諾した。
採用だったら１週間以内に電話しますんで～と言われ、うっきうきで待ってました。アホですね。
501： 478：2016/3/12(土) 18:20:53
何でかというと
・Ａさんがすごく優しかった
・話が盛り上がった
・業務内容をしっかり説明してくれた
・こちら側の事を配慮して、契約社員を勧めてくれた
などの点から、｢面接盛り上がったし、これなら採用だな｣と酷い勘違いをしてた。一番の勘違いの原因が｢契約社員｣のくだり。
周りに話しても｢そこまで真剣に考えてくれてるなら内定もらえるよ！｣と言ってもらえて安心しきってた。
結果、連絡なくて落ちたんですけどね。
502： 478：2016/3/12(土) 18:43:28
落ちた理由は、またまとめます。これからの面接でも共通してるし、この時点で就活経験者さん・未経験者さんが見ても原因は明白かなとも思います。
次は②山田さんのコネですね。山田さんと付き合いのある企業情報はメールで事前に教えてもらっていたので、自分がどの業種に面接するのか分かってて行きました。
山田さんのコネが使える企業は｢パチンコ店のホールスタッフ｣でした。
山田さんは担当した方には必ず勧めてる安定企業様らしく、自分も勧められて面接に来ました。当時からすでに｢パチンコで働くの嫌だな｣｢耳と腰悪くしそう｣｢客層悪いんだろうな｣と嫌々でした。
でも内定貰えたらお金いっぱい貰えるし。と後先の事を考えずに面接に挑みました。
503： 478：2016/3/12(土) 18:53:52
面接する会社は、ちょっとヤラシイ感じのお店や飲み屋、ガラの悪いお兄ちゃんがうろうろしている、そんな雰囲気の中にあり、ビルの三階が面接会場でした。
ビルの前に看板があるんですけど、その周りに灰色の生き物がチョロチョロ動いてましてね。何かなとよく見たらネズミでした。サイズはうろ覚えですがゴールデンハムスターぐらい？ですかね。
うわ～ネズミ可愛いけど……うわ～ってドン引きながら、中に入ろうとすると入口付近にはスーツ着た強面のお兄さんがずらり。明らかに客じゃない。何らかの関係者だと即座に分かる雰囲気。でもそこを通らなきゃ面接会場には行けないので、｢前、すみません……｣と怯えながら通りました。
明らかに就活生の自分を見て、お兄さんらがひそひそ話してましたが、怖かったのですぐエレベーターに乗りました。
504： 478：2016/3/12(土) 19:11:01
三階にいくと、結構綺麗な廊下だったのでほっとしました。入口付近が荒れてたので。でも先入観のせいか、すごい殺風景な、冷たい空気がありました。廊下が薄暗くて、シーン……と静まり返っている。廊下を歩く人が誰もいなかったからだと思います。もう既に｢ここでは働きたくない！｣という気持ちでいっぱいでした。
指示されたとおりに面接室に向かい、数分後に面接官が二人(男女1人ずつ)入ってきました。二人ともまだまだ若い20代後半ぐらいの年齢。Ａさんとは真逆のカッチカチの面接官スタイルに丁寧すぎる話し方、和やかさとはかけ離れた空気でした。
基本的に男性面接官が質問・業務内容を話して、女性社員が自分の受け答えをメモに書くスタイルでした。
二人ともとても丁寧に話すんですが、目が笑っていなかったのが今でも忘れられないです。
Ａさんの時は飲食店だったので、働きたい気持ちはもちろんありました。だから落ちた事にショックも受けましたが、今回は違う。むしろ落ちたくで仕方なかったです。山田さんからは｢やる気さえ見せたら内定貰えます｣と言われてましたが、そんな気になれませんでした。
505： 478：2016/3/12(土) 19:21:00
結果はもちろん落ちました。落ちたかったので結果を見て安心しました。この話をすれば山田さんが悪い人と思われそうですが、この結果を招いたのも自分に非があったからです。決して山田さんを庇ってるわけではありません。
数々の面接で特に印象に残った２社を細かく話しましたが、以後受けた企業は端的に語ろうと思います。
506： 478：2016/3/12(土) 19:43:15
③回線サービス会社
面接のビルには私服を着た茶髪率多めの20代前半の男女が大量にいて働いていた。
面接はその真横。めっちゃうるさい。飲み会がどうとか話してる。業種は飛び込み営業。
④携帯電話会社
男性面接官がパソコン持ってきて面接開始。開始直後から企業説明をし、終わったら｢何か質問ありますか？｣最短で終わった面接。
⑤保険会社
面接官が多忙で、これもすぐに終わった面接。ひたすら面接中他社と電話しまくりで内容がない面接になった。
⑥イタリア居酒屋
一回目の面接で代表取締役社長が店で待っていて面接開始。今までより熱心に話してくれて、従業員の更衣室、キッチンなど裏側まで見せてくれて、その店舗の店長を紹介してくれたのに落ちた。
⑦イタリア料理店
超お金持ちの屋敷って雰囲気のお店。敷地も広すぎだし、内装も立派すぎて身の丈に合わない豪華さがあった。千と千尋みたいな感じ。高級料理店ではないので料理はとても美味しいらしいけど、値段はそこらへんのレストランと変わりません。日本庭園っぽいけどイタリア料理店。男性社員二人が面接官でした。ここは落ちたけど良い想い出しかない。
⑧リフォーム会社
電車の遅延でどうしても間に合わないので、遅れる電話をしたのに、伝えた女性社員が面接官に報告してなかった為、店についた時すごい怒られた。女性社員さんにきちんと伝えたと説明したら、誤解は解けたけどぎくしゃくしたまま面接が終わった。
507： 478：2016/3/12(土) 20:04:56
ここまで長く話しましたが、1～8社の面接はＡさんタイプの和やかさで終わったバージョン、パチンコ店の業務的雰囲気で終わったバージョンのどちらかです。
自分はこの8社のうち、きちんと準備していれば受かっていた可能性が高い企業がいくつかあります。でも、それに気づいて学ぶのはまだ先でした。
当時、8社も落ちて、気づいたら1月。就活楽勝とのんきに構えてた頃から3ヶ月経ってました。年内には就活を終わらせる予定だったのに…なんで内定貰えないんだろうと悩んで、企業探しすら辞めてました。どうせ落ちるしって感じで。
山田さんからの電話も無視し続けて、次第に電話はかからなくなりました。
このまま就活から逃げようかと考えましたが、今までの面接を振り返って
｢採用されないのは自分に問題があるからだ｣
↓
｢何が問題か考え直そう｣
と改めて就活の勉強をしよう！と決めました。今までのはハッキリ言えば適当に面接挑んでたわけですから。就活に必要な事は何か？を調べた事もあるけど、それも調べた｢つもり｣で、全く身についてなかったんです。
そうやって、問題解決のために色々検索しまくって、ついに｢⑤転職サイトとは無関係の就職セミナーをうける｣にたどり着きました。
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