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男「俺、影薄くね?」メイド「仕様です、ご主人様」
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1: :2012/2/28(火) 17:29:20 ID:zrmPsL1RCc
男「だって普通逆じゃない?主人が前でメイドとか使用人は後ろにいるもんだろ」

メイド「それ、いつの時代の常識ですか?」

男「いや、最近だけど」

メイド「ご主人様、もう使用人が後ろで控えているという時代は終わったのです」

男「どんな時代だよ」



531: 1 番外編:2012/3/29(木) 16:30:02 ID:VNW90a83Ro
先生「・・・今日は、卒業式です」

先生「皆とは、たった一年だけだったけど…凄く楽しい時間を過ごさせてもらった」

先生「頼りない私を引っ張ったりしてくれて…このクラスに来れて、本当によかった」

先生「ありがとう…皆」

パチパチパチパチパチ

先生「や、やだ!!止めてよね!!式始まる前に…泣いちゃうじゃない…」

先生「う…ふえーん!!」

友「先生…可愛いなぁ…」

男「先生…相変わらずだな…」

先生「ひっく、皆どね、ずごぜてね、どっても、とっでも、うれじかったよ〜!!」

男「おい、誰か翻訳こん○ゃく持ってこい」
532: 1 番外編:2012/3/29(木) 16:34:33 ID:9VL8F4gDNU
先生「式が…始まったら…呼ぶから、それまでは教室で静かにしていてください」

ガラガラ

友「先生、辛そうだったな」

男「感情移入が激しい人だからな」

友「おい、そんな言い方」

男「でも、感情移入が激しいからこそ、俺達に全力でぶつかってきてくれた…そんな俺達は幸せ者だろ?」

友「・・・ああ」

友「ところで、メイドさんとはその後進展は?」

男「貴様に話す事なぞ何もない!!」

友「え」

男「ま、言うほど何もないって事だ」

友「もったいねーなー、あんな可愛い子と相思相愛で何もないのかよ」

男「・・・ああ」
533: 1 番外編:2012/3/29(木) 16:39:26 ID:9VL8F4gDNU
男「お前から見てどう思う?女の子って、こっちからアクション起こした方が嬉しいのか?」

友「わかんねーけど、嬉しいんじゃねーの?」

男「そっか…」

友「ま、そんな焦らなくてもいいだろ」

男「ああ・・・ん?」

男「お前、俺が何に悩んでるのか知ってるのか?」

友「メイドさんとキス以上いってない事」

男「なん・・・だと?」

友「だって、お前らなんか青いんだよな」

男「(わかるもんなのか?そんなこと)」

ガラガラ

先生「皆、体育館に移動するよ」

友「来たな…」

男「・・・ああ」
534: 1 番外編:2012/3/29(木) 16:51:04 ID:9VL8F4gDNU
〜〜〜体育館〜〜〜

校長「えー、晴天の中、ここに集まる生徒達は、今日この高校を卒業し、巣立っていきます」

校長「あなたたちは我が校の誇りであり、宝でもあります」

校長「これから先、苦しい事や辛い道のりがあなたたちを待ち受けるでしょう」

校長「ですが、忘れてはいけません」

校長「あなた達はこの高校を卒業した誇り高き生徒であると」

校長「短いですが、これを私からの祝辞とさせて頂きます」

校長「卒業、おめでとう!!」
535: 1 番外編:2012/3/29(木) 16:56:10 ID:9VL8F4gDNU
〜〜〜教室〜〜〜

男「・・・っは!?」

友「どうした?」

男「・・・意識が無かったんだが」

友「え」

男「卒業証書を受け取って…そのあとから全く覚えがない…」

友「えーと…そういやお前心ここにあらずって状態だったな」

男「空白の一時間半…映画のタイトルに出来そうだな」

友「まさか、そんなこと考えてたのか?」

男「なわけないだろ」
536: 1 番外編:2012/3/29(木) 16:59:02 ID:9VL8F4gDNU
男「このあとどうするんだっけ?」

友「ん?いや、各自帰宅だった気が」

男「そうか、じゃ」

友「もう帰るの!?」

男「部活とかの挨拶回りが非常にめんどくさい」

友「・・・お前らしいよ」

友「わかった、じゃーな」

男「おう」
537: 1 番外編:2012/3/29(木) 17:02:10 ID:9VL8F4gDNU
男「さーて、これからどうすっかなー」

男「このまま真っ直ぐ家に…いや、それじゃなんか面白くないな」

男「そうだ!!折角だからアレを見ていくか」

男「それじゃ…善は急げっていうし、行きますか」
538: 1 番外編:2012/3/29(木) 17:10:23 ID:VNW90a83Ro
〜〜〜屋敷〜〜〜

メイド「・・・」ソワソワ

メイド「・・・」ウロウロ

メイド「少し…遅いですね」

メイド「卒業式はもうとっくに終わってる時間ですし…寄り道でしょうか?」

メイド「一分一秒でも、目の届く所にいてほしいと思うのは、我が儘でしょうかね…」

父「ソンナコトナインジャナイカナー」

メイド「・・・お父様、何をなさっているのですか?」

父「メイドさん観察!!あ、お気になさらず」

メイド「・・・」

父「そんなゴミを見るような目を向けないでいただけると物凄く助かるな、うん」
539: 1 番外編:2012/3/29(木) 18:53:16 ID:i9.wsGCu4M
母「あらあら、駄目じゃない」

父「母さん!!」

メイド「お母様」

母「メイド、ゴミを見るようななんて生温いわ、チリを見るような目をしないと」

父「ひどっ!?」

メイド「・・・」

父「従順に指示に従わないで!!なんか悲しくなるから!!」

母「ところであなた」

父「な、なに…?」

母「私というものがありながら他の女性、しかも年下をストーキングするなんて随分な態度ですね?」

父「あ、えーと…これは…」

母「そうでしたか…あなたは年下好きだったんですね…気づけなくてごめんなさい」

父「悲しげに目を伏せないでぇ!!」

母「私は…私は…」

父「僕は母さんを愛してるよ!!例え世界中どこを探しても僕の奥さんが務まるのは君だけだよ!!」

母「よかったです」ニコ

父「え」

父「ひょっとして、ハメられた?」
540: 1 番外編:2012/3/29(木) 19:07:25 ID:16KxvmO2Jc
母「男が心配?」

メイド「はい…帰りが遅いので…」

母「大丈夫よ、あの子も卒業してちょっと浮かれてやんちゃしちゃうかもしれないけど、絶対に私達を心配させるような事はしないわ」

メイド「また…誰かに連れ去られてたりしてたら…」

母「ネガティブねぇ…」

メイド「心配じゃないんですか?」

母「心配よ」

母「でもね、心配だけど信じてる…矛盾してるけど、私達の息子だからね」
母「だから貴女も信じて、貴女が愛する人を」

メイド「・・・はい」

母「あなた、ちょっとこちらにいらっしゃい?」

父「・・・はい」
541: 1 番外編:2012/3/29(木) 19:13:05 ID:16KxvmO2Jc
メイド「早く…帰ってきて下さいね?男さん…」

ガチャ

男「ただいま」

メイド「!!」

男「お、いたのか」

メイド「お帰り…なさい」

男「・・・ただいま、メイド」ナデナデ

メイド「な、何するですか!?」

男「いや、なんか撫でたくなって…駄目か?」

メイド「せ、せめて一声かけてからとか…」

男「驚かせようと思って…嫌だったか?」

メイド「嫌!?じゃ、ありませんけど…」

男「よかった…」

メイド「もう・・・ん?」

父「[扉]∀・)」ニヤニヤ

母「[扉]∀・)」イケ!!アマエロ!!

542: 名無しさん@読者の声:2012/3/29(木) 20:52:05 ID:887g2uN7O6
俺「[扉]∀・)」ニヤニヤ
っC
543: :2012/3/29(木) 22:58:33 ID:aL3tfBddAU
>>542

メイド「お巡りさん、あの方です」

男「おい!!やめてやれよ!!」

メイド「男さん、早くあの支援を受け取ってきて下さい」

男「なんで?」

メイド「私が行ったら扉の向こう側に引きずり込まれそうな気がします」

男「わけわからん」
544: 1 番外編:2012/3/29(木) 23:11:14 ID:Enip4dipfE
メイド「あの…男さん…」

男「ん?」

メイド「もっと…撫でてくれますか?」

男「っ!!//」

男「いい…けど…」

メイド「じゃあ、行きますか」ガシッ

男「へ?どこに?」

メイド「部屋です、ここだと色々邪魔が入るんで」

男「ちょ、おい!!メイド!!引っ張るなって」
545: 1 番外編:2012/3/29(木) 23:16:11 ID:Enip4dipfE
〜〜〜男の寝室〜〜〜

メイド「(今日の私…かなりキてる)」

男「(今日のメイド、なんか随分積極的だな…)」

メイド「(でも、このままいけば!!)」

男「(だが…この空気ならひょっとして)」

男&メ「(ヤれる!!)」

男「あの」メ「その」

「・・・」

男&メ「先にどうぞ」

「・・・」

メイド「男さんからお願いします!!」

男「うえ?…あ、うん」

男「えーと…だな」

メイド「・・・」
546: 名無しさん@読者の声:2012/3/29(木) 23:24:15 ID:887g2uN7O6
>男&メ「(ヤれる!!)」

うるせぇww
つCCC
547: 1 番外編:2012/3/29(木) 23:27:24 ID:aL3tfBddAU
男「今日さ…卒業…したじゃん?」

メイド「・・・」コクン

男「でな、母さんとかにも言われたんだけど…もっと、お前の事を大事にしてやれって…」

メイド「・・・」

男「俺は俺なりにお前の事を大事にしてるつもりだし、お前が俺の事を好きだと言ってくれて凄く嬉しかった」

男「でも…俺の大事にしてるは…周りから見たら足りないみたいらしい」

メイド「そんなことありませんよ」
548: 1 番外編:2012/3/29(木) 23:30:57 ID:Enip4dipfE
メイド「私は男さんが側にいてくれるだけで…幸せなんです」

メイド「男さんが側にいてくれて、私の隣にいて、好きだと言ってくださって」

男「・・・」

メイド「私は、男さんがいてくださるだけで…充分なんです」

549: 1 番外編:2012/3/29(木) 23:41:23 ID:Enip4dipfE
男「ん…ありがと」

男「そいや、お前の話は?」

メイド「え」

メイド「(この空気で今更切り出しづらい…)」

メイド「え、えっとですね…」

メイド「ま、周りなんて気にせず…私達のペースでいきましょうよ」

男「・・・そうだな」

男「ありがとう…メイド」ポスッ

メイド「・・・どういたしまして」
550: :2012/3/29(木) 23:43:12 ID:Enip4dipfE
>>546

メイド「いけると…思ったんです」

男「うん…まあ、あれはいけたよなぁ…」

メイド「え?」

男「え?」


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