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男「俺、影薄くね?」メイド「仕様です、ご主人様」
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1: :2012/2/28(火) 17:29:20 ID:zrmPsL1RCc
男「だって普通逆じゃない?主人が前でメイドとか使用人は後ろにいるもんだろ」

メイド「それ、いつの時代の常識ですか?」

男「いや、最近だけど」

メイド「ご主人様、もう使用人が後ろで控えているという時代は終わったのです」

男「どんな時代だよ」



53: 名無しさん@読者の声:2012/3/2(金) 00:39:11 ID:fLdmMsExfQ
お札の表現わろたwww
初めてお札がかわいいと思ってしまったwww
54: :2012/3/2(金) 06:13:13 ID:MUS5/3PKD.
>>51

男「支援ありがとう」

メイド「支援感謝でございます」


>>52

メイド「お褒めに預り大変恐縮でございます」

メイド「これは…支援団子というものでしょうか…」

メイド「ありがとうございます、大切にしますね」


>>53

野口「あり」

樋口「がとー」

男「お前ら喋んなよ」

野口「気に」

樋口「するなー」

男「いや…世界観がだな…」

野口「・・・」

樋口「・・・」

男「いきなり黙るなよ!?」
55: :2012/3/2(金) 06:17:25 ID:MUS5/3PKD.
友「うおおお!!中パンチ!!中パンチ!!」

男「↑↑↓↓→←ABB」

友「ちょ、おまっ!!それ!!」

K.O

友「ちくしょー、必殺コマンドなんか覚えられるかよ…」

男「無駄に長いからな」

友「そのくせ、どれも一発即死っていうんだからな」

男「まあな」

友「お前、よく覚えられんな」

男「覚えやすいコマンドを覚えればいいだけだからな…当てれば勝ちだし」
56: :2012/3/2(金) 06:21:20 ID:MUS5/3PKD.
友「もう一回やんね?」

男「その台詞、既に17回聞いたんだが」

友「つ、次は本気だすから!!」

男「その台詞も12回聞いたな…」

友「うるせー!!いいからやるぞ!!」

男「へいへい」

友「うおおお!!↑↓↓→←ABBB…」

男「そいや、↓キック」

K.O

友「なんで!?」

男「どうやらコマンド入力中は即死状態になるらしいな」

友「これ、なんて無理ゲー?」
57: :2012/3/2(金) 06:27:12 ID:MUS5/3PKD.
友「マジか…このゲームにこんな隠し要素があったなんてな…」

男「というか、最初から他の台でやればよかったんじゃないか?」

友「・・・」

男「見た感じ、他の台は普通に動いてるぞ」

友「こ、これがやりたかったんだよ!!」

男「・・・そうか」

友「決めた!!俺、このゲームを極めてみせる!!」

男「YAMETOKE」

友「即行否定!?」

男「(さっき無理ゲーって言ったのどこの誰だよ)」
58: :2012/3/2(金) 16:51:48 ID:tAQ7Cj0BNk
友「そいや、そろそろいい時間だな」

男「まあな」

男「19時までは30分くらいあるし…まだいけるか」

友「あー、悪いな、俺これから塾あるんだ」

男「大変だな」

友「お前みたいに頭良くないからな」

男「それは偏見だろ、俺だって昔は馬鹿だったんだから」

友「む…そりゃあそうだが」

男「周りにいないのか?勉強教えてくれる人」


59: :2012/3/2(金) 16:55:43 ID:IkYx9owoHI
友「うーん…塾の先生はいまいち言ってる事がよくわかんねーし…強いて言うなら」

友「先生…かな」

男「じゃあ先生に勉強教えて下さいって頭下げてこい」

友「ばっ!!んなこと言えるかよ!!」

男「なんでだよ」

友「その…下心があるように思われたら…嫌だろ」

男「勉強教えてもらうのに下心もないと思うが?」

友「でもよ…」

男「はあ…わかった」
60: :2012/3/2(金) 16:58:43 ID:nceeAF3vcg
男「いいか、まずは教科書を持ちながら先生に、ここがわからないと質問をする」

友「ふんふん」

男「先生の事だから恐らくその場で絶対に説明してくれるが…そこであえていまいちよく理解出来ない演技をする」

男「そして先生にもうちょっと詳しく知りたいなりなんなり持ちかければ…あの先生のことだ、部屋くらいとってくれるだろうよ」

友「・・・お前、天才か?」

男「逆に何故これを思い付かなかった?」
61: :2012/3/2(金) 17:02:10 ID:uXoiEP5.4c
友「そっか…そんな方法が」

男「(段々面倒になってきたな)」

友「サンキュー男、俺頑張ってみるよ」

男「おう、頑張れ」

友「じゃあなー!!明日会おうぜ!!」

男「おう、また明日」

男「あ、結局もらった1万に手を付けてないな…」

男「まあ、なんか使ったらヤバい事になりそうな気がしたし…いいか」

男「さて、帰るか」
62: :2012/3/2(金) 17:17:09 ID:8GaeMZJMP6
男「・・・」スタスタ

男「・・・間違いない」

男「さっきから誰かに尾行されてる…」

男「やり過ごせるかな…ていうか」

男「・・・どこだ?」

中年「君、ちょっといいかい?」

男「!!」

中年「間違ってたらごめんね、男君かい?」

男「ええ…まあ」ジリジリ

中年「あー、よかった。おじさん迷惑かけちゃうところだったよ〜」

中年「でね、君には恨みはないんだけど、捕まってくれるかな?」

男「・・・嫌です」

中年「じゃあ、しょうがないね〜」

ドスッ!!

男「っ!!」
63: :2012/3/2(金) 20:52:46 ID:x/WheDfGzA
中年「あれれ〜おじさん外しちゃった〜」

男「な、なんなんだよあんた!?」

中年「いいじゃないか、これからお互いのこt」

男「う、うわあああ!!」ダッ

中年「・・・逃がさないよ〜」スタスタ



男「はあ…はあ…!!」

男「くそっ!!わけわかんねーよ!!」

男「路地か!!一体どっちに…」

男「ええい、左だ!!」

タタタタタタタ
64: :2012/3/2(金) 20:57:32 ID:x/WheDfGzA
男「っ!?行き止まり!?」

男「どうする!!どうする!!」

男「相手はナイフを持ってる…こっちは学生鞄」

男「駄目元で振り回してみるか?案外当たるか…」

中年「鬼ごっこは終わりかな?」

男「!!」

中年「逃げられるとへこむな…おじさんはただ男君を捕まえたいだけなのに…」

男「誰だって逃げるわ!!」

中年「だから…」スラリ

男「!!」

中年「ほんの少しだけ、大人しくしててね」

男「や、やめろ…来るな」

中年「・・・」ジリジリ

男「来るなぁ!!」

バキッ!!

男「!!」

中年「いたっ!?」
65: :2012/3/2(金) 21:05:27 ID:x/WheDfGzA
メイド「遅れてしまい申し訳ありません、ご主人様」

男「・・・メイド?」

メイド「なんですか、人の顔を忘れ…あ」

メイド「変装、してましたね」

中年「ちょっと〜いきなり蹴るなんて非常識じゃないの?」

メイド「ナイフをちらつかせて脅す貴方に言われたくはありませんね」

男「・・・メイド、逃げろ」

メイド「ご主人様?」

男「俺が、隙を作るから…その内にお前だけでも逃げるんだ」

メイド「何をおっしゃってるのかよくわかりませんが」

男「相手はナイフを持ってるんだ!!さっきのはたまたま不意討ちが上手く入ったけど…勝てる筈がない!!」

男「だから…俺が…隙を作るから…」ガタガタ

メイド「・・・」
66: :2012/3/2(金) 21:08:55 ID:Wg71gy3ljY
メイド「ご主人様は馬鹿でいらっしゃいますか?」

男「な!?」

メイド「貴方は私のご主人様なんです、貴方に死なれたりしたら給料が無くなるどころかクビですよ」

男「ここにきて金の問題かよ…」

メイド「それに…私は貴方のメイドですし、貴方は私のご主人様です」

メイド「貴方はただ後ろで堂々としてればいいんです。貴方をお守りするのは」

メイド「このメイドの仕事ですから」

男「で、でも…」

メイド「面倒臭い人ですね、そんなに私が信じられませんか?」

男「・・・わかった」
67: :2012/3/2(金) 21:14:27 ID:x/WheDfGzA
中年「話終わったー?おじさん退屈だよ〜」

メイド「お待たせして申し訳ありません」

中年「メイドさん美人さんだけど…見られたからには生きて帰すわけにはいかな…」

ヒュン!!

中年「へ?」

メイド「私、こう見えても体術の心得がありまして」

メイド「次は…当てますよ?」

中年「は、はは、そんなば…」

ゲシッ!!

中年「げふぅ!!」

メイド「お立ちなさい、ご主人様を怖がらせた罪、こんなものじゃすみませんよ」

中年「ひ、ひぃ!!わ、悪かった、た、助けてくれ!!」

メイド「・・・」ニッコリ

中年「!!」

メイド「だが断る」

中年「うぎゃああああ!!」
68: :2012/3/2(金) 21:27:41 ID:x/WheDfGzA
メイド「もう終わりですか…意外に脆いですね」

男「いや…手加減してやれよ」

メイド「ナイフで脅されて腰をガタガタ震えてた人に言われたくはないですね」

男「全く…うおっ」ポスッ

メイド「どうなされました?」

男「腰…抜けた」

メイド「・・・」ヒョイ

男「な、何を!?」

メイド「見ればわかるじゃないですか、運んでるんです」

男「ひ、姫様抱っこはないだろ!!」

メイド「おんぶ抱っこが面倒なだけです」


69: :2012/3/2(金) 21:30:46 ID:Wg71gy3ljY
男「お、降ろしてくれ!!もう立てるから!!」

メイド「本当ですか?」

男「大丈夫だから!!」

メイド「・・・」

男「・・・」プルプル

メイド「生まれたての小鹿…」

男「うるせぇ!!」

メイド「わかりました」

メイド「・・・ご無事でよかったです」ボソッ

男「なんか言ったか?」

メイド「いいえ、何も」
70: :2012/3/2(金) 21:42:22 ID:Wg71gy3ljY
男「しっかし…全く気がつかなかったな…」

メイド「ご主人様を欺ける程度の変装能力ということですね」

男「いや…まあ、それもあるけど」

メイド「?」

男「普段のメイド服姿のお前を見慣れてるからさ、今の格好だと落ち着かないと言うか、緊張するというか」

メイド「・・・」

男「そいや、弁当旨かったよ、ご馳走さま」

メイド「喜んでいただけたなら光栄です」

メイド「・・・バレてましたか」

男「ん?」

メイド「何も、さあ屋敷に帰りましょう」

男「そうだな」
71: 1(投下終了):2012/3/3(土) 02:20:08 ID:1skTqWjWmM
〜〜〜屋敷〜〜〜

父「男君!!大丈夫!?無事!?怪我はない!?」

男「ああ、うん大丈夫」

父「ごめんね!!僕のせいで迷惑かけちゃって!!」

男「いや…大丈夫だって」

父「男君が疲れてるだろうから、寝室で休ませてあげて、警護には必ず三人くらいつけて」

メイド1「かしこまりました」

父「それからメイドさんは少し残ってくれる?」

メイド「かしこまりました」

父「男君…今日は色々あって疲れたと思うからゆっくり休んでね」

男「・・・わかった」
72: :2012/3/3(土) 16:01:40 ID:uAZokJ0pgM
メイド「お茶でございます」

父「ありがとう、ご苦労様メイドさん」

メイド「いえ、与えられた役割をこなしたまでですから」

父「・・・男君を狙う手口は相変わらずだな」

メイド「ご主人様を狙ったのは恐らく一般中年男性…金で雇った者かと」

父「資金が足りなかったのか?それとも…」

メイド「特定を困難にさせる狙いがあるかもしれません」

父「うん、その手の人を呼ぶ場合契約金は高いし、そんな事を出来る企業は数少ないからね」

メイド「特定を困難にさせるか、純粋に資金が足りなかったのか…」

父「いずれにせよ、男君の守りを固めないとね…」
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