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男「俺、影薄くね?」メイド「仕様です、ご主人様」
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1: :2012/2/28(火) 17:29:20 ID:zrmPsL1RCc
男「だって普通逆じゃない?主人が前でメイドとか使用人は後ろにいるもんだろ」

メイド「それ、いつの時代の常識ですか?」

男「いや、最近だけど」

メイド「ご主人様、もう使用人が後ろで控えているという時代は終わったのです」

男「どんな時代だよ」



442: 1 番外編2:2012/3/25(日) 13:02:14 ID:Bfj0tx5aEw
〜〜〜商店街〜〜〜

男「デートに商店街かよ…しけてんな」コソコソ

メイド「あの…男さん…」

男「なんだよ?」

メイド「仕返しって、何をするんですか?」

男「決まってるだろ、尾行だ」

メイド「・・・」

男「見失うから集中するからな」

メイド「(尾行ってかなり難しいのをお気づきになってないのか…)」
443: 1 番外編2:2012/3/25(日) 13:11:24 ID:Bfj0tx5aEw
父「ねえ母さん、この梟の置物どうかな!?」

母「そうですね…この花飾りとセットで購入すると可愛いかもしれません」

父「よ〜し、じゃあ、これとこれと…」

母「・・・あなた」

父「何?」

母「もしかしなくても、あの二人に対抗してますよね?」

父「・・・ばれた?」

母「分かりやすいですからね、あなたは」

父「だって形が欲しいし〜」

母「私は、あなたさえ側にいてくれれば…それだけで何も必要無いくらい幸せですよ」

父「う、うん…」

母「ふふふ…」
444: 1 番外編2:2012/3/25(日) 13:25:44 ID:Bfj0tx5aEw
男「すげえな…あんな恥ずかしい事を恥じらいなく…流石母さん」

男「あんなこと言われたら、大概の男はコロリだな…なあメイド」

メイド「モフモフ…」

男「・・・何してるんだ?」

メイド「え!?あ、す、すみません!!」

男「いや…構わないけど…欲しいのか?」

メイド「え!?そ、そんなには…」

男「・・・ふ〜ん」

男「すいません、これ下さい」

メイド「!?」

男「ほら、モフってろ」

メイド「・・・えへへ」

男「っ!!は、はやく追いかけるぞ!!」
445: 1 番外編2:2012/3/25(日) 13:32:52 ID:Bfj0tx5aEw
父「次はどこにいこうか?」

母「あなたが行きたい場所ならどこにでも」

父「そうだねぇ…」

父「お粗末な探偵さんが尾行してるしねぇ…」

母「あれでばれてないと思ってるのが不思議ですねぇ」

父「メイドさんの方はわからなかったけど、男君の気配でわかっちゃうからね〜」

母「適当な場所につれ回していい雰囲気にさせてあげますか」

父「母さんも悪だなぁ」

母「あなた程ではありませんよ」
446: 1 番外編2:2012/3/25(日) 13:43:01 ID:Bfj0tx5aEw
男「この距離じゃ何を話してるかよくわかんねぇな…」

メイド「(もう確実に尾行ばれてますよね…)」

男「メイド、何話してるか分かるか?」

メイド「・・・わかりません」

男「お前でもわからねーのか…参ったな…」

メイド「(本当はわかっていますが…あの二人に乗りますか…)」

男「動いた…追いかけるぞ」

メイド「はい」
447: 1 番外編2:2012/3/25(日) 16:49:47 ID:xLaDjm5IU.
〜〜〜公園〜〜〜

男「なんで商店街の次は公園なんだよ!?」

メイド「男さん、尾行中ですからあまり大きな声は…」

男「おっと…すまん」

メイド「いい天気ですから…和やかな場所に行きたいんじゃないんですか?」

男「あの二人、妙に平和ボケしてるところがあるからな…」

メイド「(あなたに言われたくはないと思うのですが…)」
448: 1 番外編2:2012/3/25(日) 16:53:08 ID:YfxFmfmEbs
父「いや〜男君絶好調だね」

母「尾行されててあれほど特定しやすい人も珍しいですね…ある意味才能ですね…メイドも大変でしょうに…」

父「いや、あの二人はあれで中々お似合いなんだよ…なんだかんだでお互いを気にかけてるからね」

メイド「・・・」

父「さ、僕たちもイチャつこうか?」

母「年をお考えになって下さいね」

父「・・・手厳しい」
449: 1 番外編2:2012/3/25(日) 16:59:43 ID:YfxFmfmEbs
メイド「全く…あのお二人は…」

男「なんか聞こえたか?」

メイド「私達の事を話していました、それともうしばらくここに滞在すると」

男「へー、俺達はなんて?」

メイド「お似合いだそうです」

男「なんだそりゃ」

メイド「・・・男さんは、どうですか?」

男「何が?」

メイド「その…えと…」

男「・・・お前はメイド時代が長すぎたんだな」

男「もっとガンガン自分の意見を言えよ?遠慮なんてしないで」

メイド「あう…」

男「じゃあ試しに、今一番お前が俺に聞きたい事を聞いてみろ」

メイド「え!?…えーと…」

男「ほら、早く」

メイド「あ、わ、私の…」

男「うん」

メイド「私のこと…好き…ですか?」
450: 1 番外編2:2012/3/25(日) 17:03:21 ID:xLaDjm5IU.
男「・・・」

メイド「///」

男「お前さ…なんでそんな質問するの?」

メイド「え?」

男「お前は俺がお前の事を嫌いだと思ってるのか?」

メイド「そんなことありません!!」

男「だろ?だからそんな質問は止めてくれ」

メイド「ご、ごめんなさい…」

男「・・・ちなみにさっきの質問の答えだが」

男「好きだから一緒にいるんだろうが」

メイド「・・・はい」
451: 1 番外編2:2012/3/25(日) 19:24:54 ID:O/WS8qimqI
父「うはっ、惚気るねぇ…」

母「真顔であんな事を言うのは一体誰に似たんでしょうかね?」

父「母さんでしょ」

母「私、あんなに真顔じゃありませんよ?」

父「いやいや、凄い勢いで真顔だからね?それでいてこっちが赤面するくらい恥ずかしい事を言うんだから…」

452: 1 番外編2:2012/3/25(日) 19:35:29 ID:O/WS8qimqI
父「…と、そろそろ移動しようか…」

母「ええ、次はどこへ?」

父「うん、二人をいい雰囲気にしてあげたいけど…今日のメインは僕達なんだから、僕達もしっかり楽しまないとねっ!!」

母「・・・あなたのそういう所、私は愛しています」

父「うん、それが真顔で恥ずかしい事だって言いたいのね」

父「じゃ、いこうか」

母「はい、エスコートされるなんて久しぶりですね」

父「これからいくところは…二人には少し厳しいかな?」ニヤリ
453: 1 番外編2(投下終了):2012/3/25(日) 21:56:15 ID:8m3SaG5X5s
〜〜〜恋人達の路〜〜〜

母「ここは?」

父「ラヴァーズロード、別名恋人達の路」

父「ここは老若男女問わず、恋人達が幸せを振り撒いて歩く道なんだ」

母「随分爆破テロが起きそうな場所ですね」

父「僕は大丈夫だけどね…男君や、メイドさんの反応を見てみたい」ニヤ

母「いつの間にか犯人と探偵が入れ替わってますね」

父「またまたぁ、楽しみなくせに」

母「事実だから否定はしませんが…」ピトッ

母「私達も楽しみましょう?」

父「そうだね」
454: 1 番外編2:2012/3/26(月) 14:47:23 ID:ftTWldGmzM
男「うわっ!?なんだここ!?」

メイド「ラヴァーズロード、別名恋人達の路ですね」

男「なんか…いかにもな所にいくな…って、あの二人は?」

メイド「・・・見失ったようですね」

男「なん・・・だと?」

男「・・・こりゃ、尾行がばれたな」

メイド「(ようやくわかったんですか)」

男「少しだけ、見て回るか?」

メイド「え?」

男「いや、ここに来たのも何かの縁だろうし…」

メイド「・・・そうですね」
455: 1 番外編2:2012/3/26(月) 14:59:30 ID:ftTWldGmzM
男「標識があるぞ」

メイド「ラヴァーズロードの歩き方と書いてありますね」

男「へー、ちょいと見てみるか…」

『必ず手を繋ぐ(恋人繋ぎ)か腕を組んで歩くべし』

『キスは構わない、寧ろやれ。但し公序良俗をわきまえるべし』

『からかわない、妬まない、海よりも深く、山よりも高い心を持つべし』

『恋人達の路であって恋人を作る路ではない、合コン、見合い等はご法度』

『数時間に一度ベストカップルを決める大会が開催される、その時は全員強制参加すべし』
456: 1 番外編2:2012/3/26(月) 15:06:24 ID:ftTWldGmzM
男「なんだ…これ」

メイド「ふむ…要はこの空間でイチャつかなければ死あるのみ、ということですね」

男「そんなに!?」

メイド「ほら、下の方に書いてありますよ」

男「?」

『尚、この場所で喧嘩お呼び破局したカップルは管理人から粛清が待っているので注意されたし』

男「・・・」

メイド「そしてその横掲示板には、今月の粛清者のリストが」

男「どんだけイチャつかせてーんだよ!?」

メイド「男さん…やっぱりいいですよ」

男「・・・いや、入る」

メイド「はい?」

男「俺達はここに入れる資格を持ってるんだ、堂々としてればいいんだからな」ズンズン

メイド「ま、待ってくださいよ!!」
457: 1 番外編2:2012/3/26(月) 19:27:56 ID:t3/Jq2u1wc
男「しかし、可愛い小物や服がいっぱい売られてるな…」

メイド「お、男さん…」

男「なんだよ、嫌なのか?」

メイド「あ…そうじゃなくて…」

メイド「は、恥ずかしい…です」

男「なんでさ?」

メイド「ピンクとか、フリフリとか、どうせ似合わないし…」

男「何言ってんだ、着てもいないのに分かるわけないだろ」

メイド「でも…」

男「それに、お前なら似合いそうな気がするぞ」

メイド「・・・え?」

「よく言ったわね!!彼氏君!!」

男「!?」
458: 1 番外編2:2012/3/26(月) 19:33:44 ID:tMc2zNw67k
男「あ、貴方は…?」

店員「驚かせてごめんなさいね、私はただの店員よ」

男「いや、なんで女口調…」

店員「そ、れ、よ、り!!可愛い彼女連れてるじゃなーい?」

メイド「・・・」コソ

男「ああ、こいつ恥ずかしがってて…」

店員「恥ずかしがりながら彼氏の影に隠れるロリ彼女いいわぁ…」

男「あ、あの…」

店員「はっ!?ごめんなさいね〜私、小さくて可愛いものを見るとつい興奮しちゃうの、あ、ロリコンとかじゃないわよ?」

男「はあ…(この人なんか危ないな…)」
459: :2012/3/26(月) 20:00:17 ID:tMc2zNw67k
店員「それで!?一体どんな御用かしら!?」

男「それは…」

店員「言わなくていいわよ!!わかってるから!!」

男「(じゃあ聞くなよ…)」

店員「彼女の可愛いフリフリ姿を拝みたいのよね…わかるわぁ」

男「メイドの…フリフリ…」

メイド「男さん?」

男「店員さん、協力していただけますか?」

店員「まかせて、バッチリ援護してあげる」

メイド「ええ!?ちょっと!?男さん!?」
460: 1 番外編2:2012/3/26(月) 20:07:39 ID:tMc2zNw67k
店員「できた…わ」

メイド「うぅ…なんでこんな格好を…」

店員「彼女ちゃんは小柄だから、大袈裟なくらいのフリフリをつければ逆に体格と反比例して小動物感が出せるのよね、さらに元メイドさんという経歴を活かして、ややメイド服風にアレンジ、それでいてコスプレと思われないシンプルさを追及したわ、カチューシャはオプションで着けたわね、スカートはロングだけど、取り外しが可能でご主人様の前でだけスカートを外すっていうのも手ね、後は…」

メイド「////」

男「店員さん!!メイドのライフはもうゼロだ」

店員「ふぅ…久しぶりに熱くなったわね…」

店員「さ、彼氏君!!ビシッと決めなかったらもぎ取るからね!!」

男「何を!?」

店員「ナニよ!!」
461: :2012/3/26(月) 20:12:21 ID:tMc2zNw67k
男「えっと…その…」

メイド「どう…ですか?」

男「いや…その…あれだ…(上目遣い反則過ぎるだろ!!)」

メイド「やっぱり…似合うわけがないですよね…」

店員「・・・」

男「(痛い、店員さんの視線が突き刺さるくらい痛い、これで人を殺せるな…じゃなくて!!言わなきゃ!!)」

男「えっとだな…うん、似合ってる」

店員「・・・はぁ」

男「その格好は!!世界中どこ探してもお前以外似合う奴がいないくらい似合ってる!!」

メイド「!!//」

店員「b」
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名前:
sage:


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