男「だって普通逆じゃない?主人が前でメイドとか使用人は後ろにいるもんだろ」
メイド「それ、いつの時代の常識ですか?」
男「いや、最近だけど」
メイド「ご主人様、もう使用人が後ろで控えているという時代は終わったのです」
男「どんな時代だよ」
200: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 21:57:12 ID:887g2uN7O6
このリア充が…
美少女メイドさんがついてるおぼっちゃまだと?
私怨
201: 1:2012/3/10(土) 23:02:19 ID:a/MzvaxcXo
>>198
男「なあ、これ私怨って…」
メイド「私怨=支援ですよ、ご主人様」
男「それはそうだけどさ…」
メイド「なんにせよ感謝でございます」
>>199
男「なあ…名指しで来たんだけど…」
メイド「人気がある証拠でございますよ、ご主人様」
>>200
男「いや…あからさまにリア充って…」
メイド「・・・」フイ
男「目を逸らさないでぇ!!」
202: 1(投下終了):2012/3/10(土) 23:41:54 ID:a/MzvaxcXo
男「なんで止まるんだよ」
メイド「電源の故障でしょうか?」
男「だったらすぐ戻るだろ」
メイド「・・・」フルフル
男「メイド?」
メイド「ああ、狭くて暗い所が苦手なだけです」
男「無表情で言われてもな…確かに照明無いと何も見えないな…」
「はーっはっはっは!!」
男「!!」
メイド「・・・」
203: 名無しさん@読者の声:2012/3/11(日) 00:42:46 ID:887g2uN7O6
悪役の高笑いは死亡フラグですよ
っC
204: 名無しさん@読者の声:2012/3/11(日) 00:56:07 ID:xfBBVlgUSU
ギャグに走れば大丈夫
つC
205: 1:2012/3/11(日) 10:09:48 ID:yy8uT.WIIA
>>203
「この私が負けるはずがない!!」
男「結局誰なんだよ」
メイド「この後わかりますから別によろしいかと、支援感謝でございます」
>>204
男「ギャグとは一体なんなのか…」
メイド「常識から外れた行動をすればよろしいかと思いますよ」
男「なんだよそれ…支援ありがとー」
206: 1:2012/3/11(日) 10:16:32 ID:PldKJRlf8s
「ふっふっふ、すまないが観覧車の電源及び照明を破壊させてもらった…復旧には時間がかかるだろう…」
男「どこだ!!出てこい!!」
「くくく、そう焦るな…すぐわかる」
男「ドアにへばりついてる!?」
コッペパーンとジャム、コロッケパーン…アッー
男「このBGMは…」
「その通り…私はスパイダーマッ!?」
メイド「うるさいです」
ゴスッ!!
蜘蛛男「うわぁぁぁ!!」
男「おい!!落ちたぞ!?」
メイド「問題ありません」
男「ここ…一番上だぜ?」
メイド「・・・あ」
207: 1:2012/3/11(日) 10:20:14 ID:yy8uT.WIIA
メイド「・・・正当防衛という事にしておきましょう」
男「いやいやいや!!バッチリ蹴ったよな?見惚れるくらいに鮮やかだったよな?」
メイド「見惚れたんですか?」
男「え?あ、うん…」
メイド「ありがとうございます、嬉しいです」
男「いや…その…」
蜘蛛男「人を無視して勝手にラブコメ臭を出さないでもらおうか!!」
男「戻ってきた!!」
208: 1:2012/3/11(日) 10:23:41 ID:PldKJRlf8s
蜘蛛男「こんな事もあろうかと、予めワイヤーを仕掛けてあったのさ」
男「ちっ、変な所用意周到だな…」
蜘蛛男「さあ男君!!私と来たまえ!!」
男「断る!!」
蜘蛛男「断る事を断る!!」
男「断る事を断る事を断る!!」
蜘蛛男「断る事を断る事を断る事を断る!!」
メイド「何回繰り返せば気が済むのですか?」
209: 1:2012/3/11(日) 10:30:03 ID:yy8uT.WIIA
蜘蛛男「ならば…これを見ても同じ事が言えるかな?」スッ
男「(まさか…拳銃!?)」
メイド「男さん、下がって!!」
蜘蛛男「ほ〜ら、蜘蛛の巣だよ〜ネバネバするよ〜」
メイド「・・・」
男「・・・」
蜘蛛男「びろ〜ん」
男「おバカー!!」バキッ!!
蜘蛛男「ぬわぁぁぁ!!」
メイド「落としましたね」
男「・・・正当防衛って事にしとこうぜ」
210: 1:2012/3/11(日) 11:44:16 ID:1skTqWjWmM
蜘蛛男「初対面の人にいきなり殴りかかるとはなんだ!!」
男「初対面の人に蜘蛛の巣見せびらかす方もなんだ!!」
蜘蛛男「・・・いい加減にしろよ貴様ら」
男「(っ!?雰囲気が変わった!?)」
蜘蛛男「私はこう見えても優秀な殺し屋(ヒットマン)だ…貴様らが子供だから甘く見ていたが…調子に乗るなよ」
男「くっ!!」
蜘蛛男「大人しくついてくるなら良し…抗うなら…」
蜘蛛男「その女を殺す」
男「!!」
メイド「・・・」
211: 1:2012/3/11(日) 11:48:41 ID:fLoBNRP8hw
蜘蛛男「選べ、捕まるか、死か」
男「・・・メイドには絶対に手を出すなよ」
蜘蛛男「約束は守ろう」
メイド「それはいけません、私は死んでもご主人様をお守りします」
蜘蛛男「死に急ぐか…いいだろう」
メイド「その前に…優秀なヒットマンでいらっしゃるんですよね?」
蜘蛛男「ああ」
メイド「優秀なヒットマンならさぞかし良いナイフをお持ちなんでしょうね」
蜘蛛男「ふん、中々わかってるではないか」
メイド「残念です…死ぬ前に一度でいいから一目見たかったです…」
212: 1:2012/3/11(日) 11:53:36 ID:1skTqWjWmM
蜘蛛男「冥土の土産に見せてやろう」スラリ
メイド「まあ、とってもいいナイフ」
蜘蛛男「鉄をも楽々と切り裂くぞ」
メイド「試してみましょうか」
スパッ
メイド「まるで紙を切るみたいで素晴らしいですね」
蜘蛛男「だろう?・・・って、今、何を切った?」
メイド「何をって…」
メイド「これ(ワイヤー)ですけど?」
蜘蛛男「・・・おまっ!!」
ドン
蜘蛛男「うわぁぁぁ!!」
男「・・・二度ある事は三度あるってか?」
メイド「三度目の正直とも言いますね」
213: 1:2012/3/11(日) 17:31:26 ID:4Xwv3wiqes
男「ところでマジで大丈夫か?」
メイド「ご安心を、下でトランポリンが待機してるのを先程確認いたしました」
メイド「この高さなら骨折程度で済むでしょう」
男「・・・俺達さ、罪にならないよな?」
メイド「少なくともあの方は銃刀法と器物破損の罪がありますね」
男「・・・いや、銃刀法は俺達が誘導し」
メイド「てません」
男「・・・はい」
214: 1:2012/3/11(日) 17:36:41 ID:S.XCOKqifY
男「で、これは一体いつ動きだ…」
ガコン
メイド「電源の復旧が完了したみたいですね」
男「全く…人騒がせな奴だったな」
メイド「・・・ご主人様」
男「んあ?」
メイド「相手を欺く為とはいえ、次からはあのような事は言わないで下さい」
男「あのような?」
メイド「自分がどうなってもいいから私には手を出すな、です」
男「いいじゃねーか、結局なんも無かったんだし」
メイド「よくありません、何かあったらどうするつもりだったんですか?」
男「そんときは…そんときだ」
215: 1:2012/3/11(日) 17:48:24 ID:S.XCOKqifY
メイド「・・・」
男「んな怖い顔をすんなよ…」
メイド「いいえ、ご主人様が考えを改めになるまでし続けます」
男「だから、止めろって…」
メイド「止めません」
男「ぐぬぬ…」
男「わかった…わかったよ」
男「今度から気を付ける、これでいいだろ?」
メイド「まあ…いいです」
男「でも、お前も蔑ろにはしないからな」
メイド「・・・」
男「その顔止めぃ!!」
216: 1:2012/3/11(日) 17:51:18 ID:S.XCOKqifY
男「着いたみたいだな」
メイド「ええ」
男「降りるか、っと」
係員「ご無事ですか?お怪我はありませんか?」
男「あ、はい大丈夫です」
係員「今回は私共の注意不足でご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした」
男「いや…そんな」
父「男君!!」
男「父さん」
217: 1:2012/3/11(日) 18:17:26 ID:S.XCOKqifY
父「心配したんだよ!!観覧車が止まったって聞いて」
男「悪い、心配かけたな…って」
男「なんで俺達が観覧車に乗ってるって知ってるんだ?」
父「え!?あ!!いや!!とにかく!!無事でよかったよ!!」
男「なんか露骨に怪しいな…」
メイド長「男様、ご無事でいらっしゃいましたか」
男「メイド長さん」
メイド長「男様達が観覧車の方へ歩いていかれるのを見たものですから」
父「そ、そう!!それなんだ!!」
男「なんか信じられないな…」
218: 1:2012/3/11(日) 19:36:13 ID:16KxvmO2Jc
メイド「男さ…ご主人様」
男「メイド、どこに行ってたんだ?」
メイド「申し訳ありません、先程落とし…墜落した男が気になりまして」
男「ああ、大丈夫だったか?」
メイド「ええ、それなんですが…」
菅野「その男なら現在事情聴取中だよ、男君」
男「菅野さん!!」
219: 1:2012/3/11(日) 19:45:12 ID:16KxvmO2Jc
男「なんでここに?」
菅野「ここは私が経営している遊園地だからね…」
菅野「それより…すまなかった、侵入者を許して君に危険な目に会わせてしまったね」
男「いや…大丈夫ですよ」
菅野「あの男は恐らく私と敵対している川越グループの差し金だろう」
男「なんで…川越グループが俺を?」
菅野「恐らく…私と父さんの関係を危険視したんだろう」
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