男「だって普通逆じゃない?主人が前でメイドとか使用人は後ろにいるもんだろ」
メイド「それ、いつの時代の常識ですか?」
男「いや、最近だけど」
メイド「ご主人様、もう使用人が後ろで控えているという時代は終わったのです」
男「どんな時代だよ」
193: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 20:14:58 ID:887g2uN7O6
一周30分の観覧車・・・だと・・・?
194: 1:2012/3/10(土) 20:20:37 ID:gPmJjT0gLw
メイド「あの…男さん」
男「ん?」
メイド「その…これからの事ですが」
男「これから?」
メイド「はい、今日はたまたまお側にいれましたが、次は何があるかわかりません」
メイド「ですから、十分にご用心なさってください」
男「お…おう」
メイド「お願いします」
男「わかったから、そんなにかしこまるなよ」
メイド「・・・男さんと呼べるのも残り僅かですね」
男「あ、ああ…」
195: 1:2012/3/10(土) 20:23:17 ID:gPmJjT0gLw
>>193
男「That's right」
メイド「SSの設定上30分とありますが、本物はもっと短い(はず)ですので」
男「まあ、30分も何してろって話なんだがな」
メイド「愛の語らいでもするんじゃないんですかね」
男「それなんていうバカップル?」
196: 1:2012/3/10(土) 20:27:11 ID:gPmJjT0gLw
男「別に二人の時は呼んでいいからさ」
メイド「そういうわけには参りません、男さんは私のご主人様なので」
男「融通が効かないな…」
メイド「こればっかりは譲れません」
メイド「私が今後男さんを名前でお呼びしたときは…」
男「?」
メイド「いえ…これはまたの機会に」
男「なんだよ、気になるな」
メイド「今は申し上げられません」
男「ま、無理に言わんでもいいわな」
メイド「恐れ入ります」
197: 1:2012/3/10(土) 20:32:58 ID:Nb8EYqEDDE
男「今、大体どの辺にいるのかな?」
メイド「もうすぐ一番上に到達するかと」
男「てことは、半分か…意外に短かったな…」
メイド「そうですね」
男「このまま何もなきゃいいんだけどな…」
メイド「男さん、それ…」
ガコン!!
男「・・・」
メイド「・・・」
メイド「止まったみたいですね」
男「なんでだぁぁ!!」
198: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 21:38:38 ID:qlT830IYuw
私怨!
199: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 21:44:01 ID:BzE0lQ9eHg
男に私怨
200: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 21:57:12 ID:887g2uN7O6
このリア充が…
美少女メイドさんがついてるおぼっちゃまだと?
私怨
201: 1:2012/3/10(土) 23:02:19 ID:a/MzvaxcXo
>>198
男「なあ、これ私怨って…」
メイド「私怨=支援ですよ、ご主人様」
男「それはそうだけどさ…」
メイド「なんにせよ感謝でございます」
>>199
男「なあ…名指しで来たんだけど…」
メイド「人気がある証拠でございますよ、ご主人様」
>>200
男「いや…あからさまにリア充って…」
メイド「・・・」フイ
男「目を逸らさないでぇ!!」
202: 1(投下終了):2012/3/10(土) 23:41:54 ID:a/MzvaxcXo
男「なんで止まるんだよ」
メイド「電源の故障でしょうか?」
男「だったらすぐ戻るだろ」
メイド「・・・」フルフル
男「メイド?」
メイド「ああ、狭くて暗い所が苦手なだけです」
男「無表情で言われてもな…確かに照明無いと何も見えないな…」
「はーっはっはっは!!」
男「!!」
メイド「・・・」
203: 名無しさん@読者の声:2012/3/11(日) 00:42:46 ID:887g2uN7O6
悪役の高笑いは死亡フラグですよ
っC
204: 名無しさん@読者の声:2012/3/11(日) 00:56:07 ID:xfBBVlgUSU
ギャグに走れば大丈夫
つC
205: 1:2012/3/11(日) 10:09:48 ID:yy8uT.WIIA
>>203
「この私が負けるはずがない!!」
男「結局誰なんだよ」
メイド「この後わかりますから別によろしいかと、支援感謝でございます」
>>204
男「ギャグとは一体なんなのか…」
メイド「常識から外れた行動をすればよろしいかと思いますよ」
男「なんだよそれ…支援ありがとー」
206: 1:2012/3/11(日) 10:16:32 ID:PldKJRlf8s
「ふっふっふ、すまないが観覧車の電源及び照明を破壊させてもらった…復旧には時間がかかるだろう…」
男「どこだ!!出てこい!!」
「くくく、そう焦るな…すぐわかる」
男「ドアにへばりついてる!?」
コッペパーンとジャム、コロッケパーン…アッー
男「このBGMは…」
「その通り…私はスパイダーマッ!?」
メイド「うるさいです」
ゴスッ!!
蜘蛛男「うわぁぁぁ!!」
男「おい!!落ちたぞ!?」
メイド「問題ありません」
男「ここ…一番上だぜ?」
メイド「・・・あ」
207: 1:2012/3/11(日) 10:20:14 ID:yy8uT.WIIA
メイド「・・・正当防衛という事にしておきましょう」
男「いやいやいや!!バッチリ蹴ったよな?見惚れるくらいに鮮やかだったよな?」
メイド「見惚れたんですか?」
男「え?あ、うん…」
メイド「ありがとうございます、嬉しいです」
男「いや…その…」
蜘蛛男「人を無視して勝手にラブコメ臭を出さないでもらおうか!!」
男「戻ってきた!!」
208: 1:2012/3/11(日) 10:23:41 ID:PldKJRlf8s
蜘蛛男「こんな事もあろうかと、予めワイヤーを仕掛けてあったのさ」
男「ちっ、変な所用意周到だな…」
蜘蛛男「さあ男君!!私と来たまえ!!」
男「断る!!」
蜘蛛男「断る事を断る!!」
男「断る事を断る事を断る!!」
蜘蛛男「断る事を断る事を断る事を断る!!」
メイド「何回繰り返せば気が済むのですか?」
209: 1:2012/3/11(日) 10:30:03 ID:yy8uT.WIIA
蜘蛛男「ならば…これを見ても同じ事が言えるかな?」スッ
男「(まさか…拳銃!?)」
メイド「男さん、下がって!!」
蜘蛛男「ほ〜ら、蜘蛛の巣だよ〜ネバネバするよ〜」
メイド「・・・」
男「・・・」
蜘蛛男「びろ〜ん」
男「おバカー!!」バキッ!!
蜘蛛男「ぬわぁぁぁ!!」
メイド「落としましたね」
男「・・・正当防衛って事にしとこうぜ」
210: 1:2012/3/11(日) 11:44:16 ID:1skTqWjWmM
蜘蛛男「初対面の人にいきなり殴りかかるとはなんだ!!」
男「初対面の人に蜘蛛の巣見せびらかす方もなんだ!!」
蜘蛛男「・・・いい加減にしろよ貴様ら」
男「(っ!?雰囲気が変わった!?)」
蜘蛛男「私はこう見えても優秀な殺し屋(ヒットマン)だ…貴様らが子供だから甘く見ていたが…調子に乗るなよ」
男「くっ!!」
蜘蛛男「大人しくついてくるなら良し…抗うなら…」
蜘蛛男「その女を殺す」
男「!!」
メイド「・・・」
211: 1:2012/3/11(日) 11:48:41 ID:fLoBNRP8hw
蜘蛛男「選べ、捕まるか、死か」
男「・・・メイドには絶対に手を出すなよ」
蜘蛛男「約束は守ろう」
メイド「それはいけません、私は死んでもご主人様をお守りします」
蜘蛛男「死に急ぐか…いいだろう」
メイド「その前に…優秀なヒットマンでいらっしゃるんですよね?」
蜘蛛男「ああ」
メイド「優秀なヒットマンならさぞかし良いナイフをお持ちなんでしょうね」
蜘蛛男「ふん、中々わかってるではないか」
メイド「残念です…死ぬ前に一度でいいから一目見たかったです…」
212: 1:2012/3/11(日) 11:53:36 ID:1skTqWjWmM
蜘蛛男「冥土の土産に見せてやろう」スラリ
メイド「まあ、とってもいいナイフ」
蜘蛛男「鉄をも楽々と切り裂くぞ」
メイド「試してみましょうか」
スパッ
メイド「まるで紙を切るみたいで素晴らしいですね」
蜘蛛男「だろう?・・・って、今、何を切った?」
メイド「何をって…」
メイド「これ(ワイヤー)ですけど?」
蜘蛛男「・・・おまっ!!」
ドン
蜘蛛男「うわぁぁぁ!!」
男「・・・二度ある事は三度あるってか?」
メイド「三度目の正直とも言いますね」
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