男「だって普通逆じゃない?主人が前でメイドとか使用人は後ろにいるもんだろ」
メイド「それ、いつの時代の常識ですか?」
男「いや、最近だけど」
メイド「ご主人様、もう使用人が後ろで控えているという時代は終わったのです」
男「どんな時代だよ」
184: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 15:27:59 ID:887g2uN7O6
っC
ひ、久々にSS板覗いたら面白そうなSSがあったとか思ったわけじゃないんだからね!
185: 1:2012/3/10(土) 17:15:32 ID:yZSUsUOezc
>>183
男「砦蟹支援ありがとー」
メイド「作者は小躍りしてますが、その辺にしておいて…」
男「あいつで蟹鍋作ったら何百人分くらい作れるかな?」
メイド「全く話を聞いておりませんね」
>>184
男「ツンデレ支援ありがと、可愛いなぁ」
メイド「ご主人様はツンデレがお好きなんですか?」
男「人並みにはな」
メイド「そ、そんなこと別にどうでもいいんだからね」
男「驚く程に無表情、そしてなんかおかしい」
メイド「・・・精進するんだからね」
男「する気ねーだろ、後、語尾のレパートリーそれしかないのか?」
186: 1:2012/3/10(土) 17:21:42 ID:lqMk4Nbtn6
〜〜〜水族館〜〜〜
男「俺はさ、ある種水族館には妙なこだわりをもってんのな」
男「まあ、個人の価値観を押し付けてるっちゃ押し付けてるんだけどさ」
男「水族館ってのは優雅に泳ぐ魚を鑑賞して癒される物だと思うわけよ」
男「ロリショタがガラスに手をついてお魚さん!!ってはしゃぐのもまあ良し」
男「魚好きが来て魚をじっくり吟味するのも良しだがさ…」
男「なんで魚がこんなに少ないんだよ…」
メイド「ただ単に発注不足だからじゃないですか?」
187: 1:2012/3/10(土) 17:26:54 ID:lqMk4Nbtn6
男「なんか違うんだよな」
メイド「というと?」
男「巨大な水槽の中を縦横無尽に泳ぎ回る魚を見て、感動したいんだよ」
メイド「水槽は巨大ですよ」
男「水槽はな、問題は魚の種類とその数だ」
男「こんだけ大きいのにった数種類っておかしくないか?」
メイド「不自然と言われれば不自然ですね」
男「はぁ…まあしょうがないか」
メイド「男さんは魚がお好きなんですか?」
男「そこまでじゃない…ただ一人で見てるとその大きさとか広大さについ呑まれちゃうんだ」
男「だから…誰かと一緒に見たかったのかもな…」
188: 1:2012/3/10(土) 17:34:21 ID:yZSUsUOezc
メイド「お相手が…」
男「ん?」
メイド「お相手が、私なんかでよかったのですか?」
男「あのなぁ…」
男「逆に聞くけど、お前は不服か?」
メイド「滅相もありません!!」
男「うーん…違うんだよな」
男「メイドのお前じゃなくて、お前の本心が聞きたい」
男「地位とか階級とか、そんなん気にしなくていいから、言ってみろ」
メイド「私は…」
メイド「私は、男さんが近くにいるなら…どこだっていいです」
男「えー、まだ職業柄臭い気がする…まあいいか」
メイド「・・・」
男「そろそろ出るか」
メイド「はい」
189: 1:2012/3/10(土) 17:41:10 ID:yZSUsUOezc
男「さて…気づけばもう20時に近いわけですが」
メイド「時間が経つのは早いですからね」
男「ラスト一つってとこか、なんか乗りたいのあるか?」
メイド「男さんの好きでよろしいかと」
男「・・・」
メイド「そんな顔しないでください」
男「いや、なんかね…うん」
メイド「・・・では、一つだけ我が儘を」
メイド「あれに…乗りたいです」
男「・・・観覧車か」
190: 1:2012/3/10(土) 20:03:13 ID:gPmJjT0gLw
父「なっ!?あの二人観覧車に入ってくよ!?」
メイド長「ラスト観覧車ですか、男様も中々粋な事をしますね」
父「どうしよう!!息子がロマンチストになっちゃうよ!!」
メイド長「恐らく天然ですから落ち着いてください」
父「くっ…観覧車じゃ二人を覗けないじゃないか…」
メイド長「最後くらい二人っきりにしてあげましょう」
メイド長「それに…メイドはとっくに気づいてましたし」
父「なん・・・だと?」
メイド長「こちらはこちらで楽しみましょうか…ふふ」
父「は、はい…」
191: 1:2012/3/10(土) 20:08:46 ID:Nb8EYqEDDE
〜〜〜観覧車〜〜〜
メイド「・・・」
男「どうした?そんなにソワソワして」
メイド「いえ…ようやく解放されたな…と」
男「?」
メイド「こちらの話です」
男「と、動くみたいだな…気をつけ…」
ガタン
メイド「きゃっ!?」グラ
男「おっと」ポスッ
メイド「す、すみま…」
男「あ…いや…別に」
男「・・・」
メイド「・・・」
192: 1:2012/3/10(土) 20:13:49 ID:gPmJjT0gLw
男「(よく考えたら…メイドと二人っきりなんだよな…)」
男「(外歩いている時は全然気になんなかったけど…かなりの美人(童顔だから美少女でも可)に見えるんだよな…)」
男「(ていうか…こんな狭い密室に…二人っきり)」
男「な、なあ…」
メイド「なんですか?」
男「これ、どれくらいで下につくんだろうな?」
メイド「30分と書かれてました」
男「そっか…」
男「もうちょい長引けばいいのにな…」ボソッ
メイド「・・・」
193: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 20:14:58 ID:887g2uN7O6
一周30分の観覧車・・・だと・・・?
194: 1:2012/3/10(土) 20:20:37 ID:gPmJjT0gLw
メイド「あの…男さん」
男「ん?」
メイド「その…これからの事ですが」
男「これから?」
メイド「はい、今日はたまたまお側にいれましたが、次は何があるかわかりません」
メイド「ですから、十分にご用心なさってください」
男「お…おう」
メイド「お願いします」
男「わかったから、そんなにかしこまるなよ」
メイド「・・・男さんと呼べるのも残り僅かですね」
男「あ、ああ…」
195: 1:2012/3/10(土) 20:23:17 ID:gPmJjT0gLw
>>193
男「That's right」
メイド「SSの設定上30分とありますが、本物はもっと短い(はず)ですので」
男「まあ、30分も何してろって話なんだがな」
メイド「愛の語らいでもするんじゃないんですかね」
男「それなんていうバカップル?」
196: 1:2012/3/10(土) 20:27:11 ID:gPmJjT0gLw
男「別に二人の時は呼んでいいからさ」
メイド「そういうわけには参りません、男さんは私のご主人様なので」
男「融通が効かないな…」
メイド「こればっかりは譲れません」
メイド「私が今後男さんを名前でお呼びしたときは…」
男「?」
メイド「いえ…これはまたの機会に」
男「なんだよ、気になるな」
メイド「今は申し上げられません」
男「ま、無理に言わんでもいいわな」
メイド「恐れ入ります」
197: 1:2012/3/10(土) 20:32:58 ID:Nb8EYqEDDE
男「今、大体どの辺にいるのかな?」
メイド「もうすぐ一番上に到達するかと」
男「てことは、半分か…意外に短かったな…」
メイド「そうですね」
男「このまま何もなきゃいいんだけどな…」
メイド「男さん、それ…」
ガコン!!
男「・・・」
メイド「・・・」
メイド「止まったみたいですね」
男「なんでだぁぁ!!」
198: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 21:38:38 ID:qlT830IYuw
私怨!
199: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 21:44:01 ID:BzE0lQ9eHg
男に私怨
200: 名無しさん@読者の声:2012/3/10(土) 21:57:12 ID:887g2uN7O6
このリア充が…
美少女メイドさんがついてるおぼっちゃまだと?
私怨
201: 1:2012/3/10(土) 23:02:19 ID:a/MzvaxcXo
>>198
男「なあ、これ私怨って…」
メイド「私怨=支援ですよ、ご主人様」
男「それはそうだけどさ…」
メイド「なんにせよ感謝でございます」
>>199
男「なあ…名指しで来たんだけど…」
メイド「人気がある証拠でございますよ、ご主人様」
>>200
男「いや…あからさまにリア充って…」
メイド「・・・」フイ
男「目を逸らさないでぇ!!」
202: 1(投下終了):2012/3/10(土) 23:41:54 ID:a/MzvaxcXo
男「なんで止まるんだよ」
メイド「電源の故障でしょうか?」
男「だったらすぐ戻るだろ」
メイド「・・・」フルフル
男「メイド?」
メイド「ああ、狭くて暗い所が苦手なだけです」
男「無表情で言われてもな…確かに照明無いと何も見えないな…」
「はーっはっはっは!!」
男「!!」
メイド「・・・」
203: 名無しさん@読者の声:2012/3/11(日) 00:42:46 ID:887g2uN7O6
悪役の高笑いは死亡フラグですよ
っC
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