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男「俺、影薄くね?」メイド「仕様です、ご主人様」
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1: :2012/2/28(火) 17:29:20 ID:zrmPsL1RCc
男「だって普通逆じゃない?主人が前でメイドとか使用人は後ろにいるもんだろ」

メイド「それ、いつの時代の常識ですか?」

男「いや、最近だけど」

メイド「ご主人様、もう使用人が後ろで控えているという時代は終わったのです」

男「どんな時代だよ」



11: :2012/2/28(火) 22:19:02 ID:dOfZ1I1ro.
男「ったく、冷やかしなら帰れよ」

メイド「そうはまいりません、何故ならここに来たもうひとつの目的を果たしてないからです」

男「目的?」

メイド「はい…ご主人様、いくつかよろしいでしょうか?」

男「別にいいけど…なんだよ」

メイド「今は何時ですか?」

男「え?22時だろ」

メイド「では今この屋敷にどれだけの人がいますか?」

男「なんなんだよ…」

男「えーと、正面玄関に警備員さんが三人、一階見回りのメイドさんが六人、メイド控え室にメイド長さんが一人、裏口にSPさんが二人」

メイド「的確な屋敷内把握お見事です」

男「これくらいは普通だろ」
12: :2012/2/28(火) 22:23:10 ID:dOfZ1I1ro.
メイド「では、ここは何階ですか?」

男「お前、絶対馬鹿にしてんだろ」

男「三階だよ!!ちなみにこのすぐ隣が第五寝室だよ!!」

メイド「なるほど…つまりここには私とご主人様の二人だけだと」

男「そうだな…見回りに来たとしても多分この部屋は通らないだろ」

メイド「まだお気づきになりませんか?」

男「何が」

メイド「メイドがこんな遅くにご主人様にする事と言えば一つしかないでしょう…」

男「・・・まさか」

メイド「そうです、そのまさかです」

メイド「ご主人様に…ご奉仕しに参りました」
13: :2012/2/28(火) 22:26:06 ID:dOfZ1I1ro.
男「い、やだやだやだやだやだやだ!!絶対やだ!!」

メイド「どうしてですか?」

男「だってお前だろ!?絶対何か裏があるだろ!!」

メイド「・・・何にもありませんよ」

男「なんだよ!!今の間は!?」

メイド「細かいことを気にする男は嫌われますよ」

男「やかましい!!」

メイド「で、するんですか?しないんですか?」

男「なんでお前が仕切るんだよ」

メイド「ご主人様がいつまでたってもご決断なされないので」
14: :2012/2/28(火) 22:32:32 ID:ukYnZMTnuU
男「とにかく!!断る!!」

メイド「ご主人様…」

男「そりゃあ確かにメイドみたいな美人さんなら凄い嬉しいけどさ…こう、なんか違う気がする」

男「大体そういうのは…こう…なんというか…その…」

メイド「意外に初心なんですね、お可愛らしい」

男「とにかく!!駄目なもんは駄目!!」

メイド「でも…ご主人様最近溜まってるみたいですし…」

男「うぐ」

メイド「ここは私が一発」

男「ちょ!!」

メイド「耳掃除をして差し上げなくては」

男「・・・へ?」
15: :2012/2/28(火) 22:35:21 ID:ukYnZMTnuU
メイド「どうしました?そんなアホみたいな顔をなさって」

男「いや…え?」

男「耳掃除…?」

メイド「そうですよ?」

男「・・・マジかよ」

メイド「マジですよ…あ、ひょっとしてご主人様」

メイド「なんて破廉恥なご主人様なんでしょう」

男「お前の言い方がややこしいわ!!」

メイド「とにかく、早く来てください」ポンポン

男「はあ…どうにでもなれだ」
16: 名無しさん@読者の声:2012/2/28(火) 22:47:41 ID:hKOyz/u7wA
支援!CC

(ひょっとしてさぎしさん…?違ったらごめんなさい)コソコソ
17: :2012/2/28(火) 23:39:25 ID:NrNVsrSms6
>>16

男「支援ありがとー」

メイド「ありがとうございますですよ、ご主人様」

男「うるさいな、気持ちの問題だろ?」

メイド「だからおつむが柔らかいんですね…」

男「お前ホントにメイド?」



・・・えーと、ノーコメントで
18: :2012/2/28(火) 23:44:18 ID:KqTJbdQyF2
男「んじゃま、お手柔らかにお願いしますよっと」ゴロン

メイド「・・・」

メイド「お頭失礼します」

男「んあ?」

男「な、なななな何してんの!?」

メイド「膝枕ですが?」

男「する必要ある!?」

メイド「やりにくいんですよ、我慢なさってください」

男「・・・」

男「(あ…気持ちいい…上手いな…こいつ)」

男「(それに…膝柔らかくて…いい匂いが…)」

メイド「・・・ご主人様」

男「ん?」

メイド「終わりましたよ」

男「あ、ああ…サンキュー」

メイド「・・・」
19: 1(投下終了):2012/2/28(火) 23:48:03 ID:KqTJbdQyF2
男「メイド?」

メイド「ご主人様が気持ち良さそうにしてらっしゃるので、失礼ながらしばらくこのままでいます」

男「あ…うん」

男「(こいつ…心読めんのかな…?)」

メイド「ご主人様」

男「あい?」

メイド「お休みなさるまでこのままでよろしいでしょうか?」

男「ああ…頼む」

メイド「かしこまりました」

男「(しかし…本当に気持ちいいな…)」

男「(やべ…眠たくなってきた…)」

男「・・・」スースー

メイド「・・・」
20: :2012/2/29(水) 06:59:18 ID:gWo5pRD/ec
男「・・・」スースー

男「・・・ん」

男「やべっ!!寝ちまったか!?」

男「って、あれ?ベッドで寝てる」

男「確か…昨日は…メイドに耳掃除してもらって…膝柔らかくて…寝たのか」

メイド「そうでございますね」

男「のわあああああ!?」

メイド「おはようございます。ご主人様」

男「お、おはよう…」
21: :2012/2/29(水) 07:05:24 ID:gWo5pRD/ec
男「えーと…ごめん、悪いんだけど昨日の事を全く思い出せないんだけど…」

メイド「そんな間違った一夜を犯した男のような言い訳をなされましても」

男「言い方が回りくどいな!?」

メイド「耳掃除終了後、そのままゆっくりとお休みになられましたが」

男「ああ…そう」

メイド「ちなみに寝顔は年相応の安らかな寝顔で…」

男「いや、そんなんいいから」

メイド「とても可愛らしかったですよ」

男「童顔で悪かったな!!」
22: :2012/2/29(水) 07:14:15 ID:gWo5pRD/ec
メイド「余計な事をしてしまったみたいで申し訳ございません」

男「いいよ…ベッドに寝かせてくれたんだろ?」

メイド「・・・まあ」

男「それで十分だよ」

メイド「そうですか…ところで食堂でお父上が朝食をお取りになりたいと」

男「ああ…待たせちまったのか、悪い」

メイド「いえ…ゆっくりでいいから起こしてくれとご命令を」

男「そうか…サンキュー」
23: :2012/2/29(水) 14:47:09 ID:mCU9rSPiNc
〜〜〜食堂〜〜〜

男「おはよ〜」

メイド1「おはようございます。ご子息様」

メイド2「お食事のご用意が出来ております」

メイド3「お席にご案内いたします」

男「・・・はい」

「お〜い、男くーん」

男「父さん」

父「遅いよ〜ずっと待ってたんだからn…」

男「そんなに走ったらまた転ぶぞ」

父「ふぎゃ!!」ベチャ

男「・・・」

24: :2012/2/29(水) 14:53:43 ID:mCU9rSPiNc
メイド1「旦那様!!」

メイド2「ご無事ですか!?」

メイド3「すぐに救急車両を!!」

父「うう…ぼ、僕はもう駄目みたいだ…」

父「愛する母さんと…愛する息子が出来て…よかっ…た」ガクッ

男「・・・」ゲシッ

父「痛い!?」

男「いい年こいて下手な芝居すんなよ…メイドさんたちも、いちいち乗らなくていいですから」

メイド1「旦那様にどうしてもと頼み込まれましたので」

男「職権濫用だな…」

父「男君難しい言葉知ってるー!!物知りー!!」

男「飲み物取って」

メイド「かしこまりました」

父「・・・ぐすん」
25: :2012/2/29(水) 16:40:35 ID:XwlCAHCuzs
男「そうだ、父さん」

父「なんだい!!男君!!」

男「いや…朝からそんな下らない芝居を繰り広げるのはやめてくれ」

父「・・・毎回必死なのに」

男「はあ…」

メイド「毎朝お疲れ様です」

男「ん…まあ」

メイド「でも、あれもお父上の一つの魅力だと私は思いますよ」

男「そうだな…」

男「なんせ財政的敵が一人もいないんだ…我が父ながら凄いと思うよ」

父「なんだい!?僕の話かな!?」

男「こういうところは無いといいのにな」

父「息子が…息子がいじめるよぅ…」
26: :2012/2/29(水) 16:42:50 ID:9u8vOEqdD6

27: 1(誤爆です、すみません):2012/2/29(水) 16:47:02 ID:9u8vOEqdD6
メイド1「旦那様、御代わりの方は?」

父「もういいよ、ありがとう」

メイド1「では」

父「どうなのかな?メイドさん。男君の様子は」

メイド「旦那様に似て状況判断が的確でございますね」

メイド「ただ少々子供っぽい所もおありですが…まあ、愛嬌でしょう」

男「おい」

父「あはは、男君むきになるときがあるもんね〜」

男「父さん!!」

父「でも、男君はメイドさんになついてるみたいだから、これからも仲良くしてあげてね」

メイド「はい」

男「俺は動物かなんかか?」
28: :2012/2/29(水) 16:51:07 ID:XwlCAHCuzs
メイド「手のかかる可愛い犬だと」

男「お前、マジで失礼」

メイド「あら、犬はお嫌いでしたか?」

男「そういう問題じゃねぇ!!」

父「・・・やっぱりメイドさんを男君専属のメイドにしてよかったね」

メイド「ありがたきお言葉」

父「試験会場で一目見た時から男君のメイドにしようって思ってたからね」
29: :2012/2/29(水) 16:55:21 ID:XwlCAHCuzs
メイド「そうでもありませんよ、ただ与えられた課題をこなしただけです」

父「それを普通に出来ない子が多いんだ…最近はドジッ娘とか流行ってるらしいけどね…」

男「それ、メイドとして機能するのかよ」

父「見て楽しむらしいよ」

男「・・・まあ、目の保養にはなりそうだけど」

父「そんなことよりメイドさん、たまには僕のメイドをやってみない」

メイド「私には恐れ多い。役不足ですね」

父「大丈夫だってー、他の皆とあんまり変わらないよ〜」

メイド「そうですか…じゃあ」

男「ちょ!?お前は俺のメイドじゃなかったのかよ!?」

父「・・・」

メイド「・・・」

男「な、なんだよ…」
30: :2012/2/29(水) 17:02:24 ID:9u8vOEqdD6
メイド「私は物ですか」

男「え!いや…だって」

父「男君、焼きもち焼いてる〜」

男「ち、違う!」

メイド「え」

男「なんで微妙に残念そうなんだよ!?」

父「わかってないな〜、主人から必要とされてるのがどんなに名誉な事か」

男「そ、そうなのか」

父「まあ、僕もよく分かってないけど」

男「おい主人」

メイド「・・・」
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sage:


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