むかーしむかし(数年前)、>>1という奴がおりまして
素敵な人とお付き合いしていたものの、二度も離れることになり今では普通の友人。
そんなアホ>>1の思い出
ちくしょう正月早々風邪引いたかなんだかで寂しくなったからお前ら相手に思い出語らせて下さいorz
896: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:28:58 ID:5uuTIH4l1g
In TDLゲート前
学年主任「本日無事に修g(以下略)では時間を守って行動してください」
全員に何やら乗り物乗り放題券?みたいなのを配った後、有り難い(笑)学年主任様(笑)からのお話(笑)を華麗に聞き流して皆さんダッシュへ中へ…。
何故だ!って思いながらも、急がなきゃいけないってことで何か知らないけど私も思いっきり走らされましたよ、ええ。
主に犬と文化がハッスルしてました(さすが体育会系コンビ)
犬「ス●ラッシュマウンテンうおおおおおおお!!!」
文化「ビックサ●ダーマウンテンうおおおおおおお!!!」
副会長「え、いや…速っ」←唖然としてるけどダッシュする(足速い)
図書「わーい追いつける気がしない\(^o^)/」←副会長と共に走っていく
会計「犬も文化も待てよおおおおお!!!」←後から猛ダッシュ
生活「何でもふぁーすとぱす?とやらをゲットすると優先して乗り物に乗れるらしいから二人は急いでるんだって、この一人一人のチケット使って決まった時間の予約をするらしいから急いだ方が良いらしいよ」←小走りで追いかけてった
園芸「っていうかあいつら、ちゃんと道分かってるのかなー…」←地図を片手に小走り
ピアノ「いや、そんなの初耳だから」←走る気0
私「っていうかそれならさ、全員分のチケット犬と文化に渡して発行して貰えばよくね?」←そもそも動きたくない
897: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:29:12 ID:5uuTIH4l1g
ピアノ「…………。」
私「…………。」
ピアノ・私「うわ」
それなら最初っから渡しとくんだったぁ!つかやべぇ置いてかれるうううう!!ってことで二人でうわあああ!って言いながら慌てて追いかけました、酸欠で死ぬかと思った。
目標がどこに居るか分からないけど、皆が走って行った方向に走って行ったらいた。
私たちが来ないから数名待っててくれたらしい。
そんなこんなで、まずはファーストパスを入手しました。
時間指定?っぽいので、まぁ一先ず行くかーってなわけで色々見て回ってました。
時間になったらアトラクションへ、って感じで。
まあ、そんなこんなで二つ目か三つ目くらいに時間になったので行ったスプラッシュマウンテン。
そしたら普通に並んでいる野球部員共(影の薄い丸刈り集団)を見つけました。
生徒会一行、優先なので待ってる人に構わず隣を通ってスイスイとアトラクションへ行くwwww
898: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:29:28 ID:5uuTIH4l1g
野球部1「え!?な、何で俺らより後から来たのに!?」←慌てる
犬「へっへーん!俺たちファーストパスとれたもんねー!!」←パスをひらひらしながら早足
文化「ファーストパス取得に定評のある文化と犬がお通ですよ!」←パスをひらひらさせて早足
野球部2「ファーストパス…だと!?」←リアルにこういってた
会計「お前らww並ぶの分かってるスプラ●シュマウンテンで通常列とかwww m9っ(^д^)pgr」←パスひらひら
副会長「あはは…」←野球部員見て苦笑しつつもすいすい歩く
図書「ファーストパスとればよかったのになー」←同じくすいすい歩く
生活「ばいびー」←手を振って歩いてった
園芸「じゃあなー」←見ずに歩いてった
ピアノ「ここのアトラクションも遊ぶまでに結構歩くんだねー」←そもそも野球部を余裕でスルー
私、皆に遅れて少し立ち止まって野球部員たちを見る。
一部見られて首かしげている奴らがいたかなと思う。
私「……ぷっ」
そのまま口元に手を当ててすっごい見下すように笑ってから、すぐに歩いて行きました。
いやあ……
気分がとても良いですwwww
走った甲斐あったかなとおもったwwww
野球部3「くっそおおおお!!」
野球部4「俺のこと笑いやがったああああ!!」←気のせい
野球部5「UZEEEEEEEEE!!!」
野球部員wwwwざまあwwwwふひひひwww
899: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:29:45 ID:5uuTIH4l1g
そんな感じでスプラッシュマウンテンは大体二人一組かなんかで進んでいくんだよね。
ついでに写真も撮られるそうで、皆なんかポーズ決めようぜポーズwwwみたいなテンションだったから各々適当にポーズ決めてたりしたけど私別にポーズ決めることなくただハイテンションでした。
ああいう写真を買う人いるのかなー。そもそもアトラクションとかで撮られる写真…物の割には結構高いと思うんだ。
で、まぁそれなりにアトラクション乗ったりしてきたしスプ●ッシュマウンテン出て疲れたねーって話なんかをしている私たち。
お昼ご飯にしようかってことで近くにあったお店?でシュロスとか甘い物と一緒にお昼ご飯になるものも購入して皆でモグモグ。
6月半ばだったので暑かったし、食べ終わってアイスとか買ったりね。
私「はあ、暑いしアイスは良いねー」
ピアノ「確かに結構動くし晴れてると結構汗かくよね」
頼んでたアイスがイチゴだったんだよなピアノ、可愛すぎるぜコイツ…。
犬と文化がオンリーチョコ、副会長は普通のバニラ。
んでもって他の皆は何かミックス系?(チョコとバニラとか)のを買っていたと思う。
好みが非常に分かれている気がするのは気のせいではない。
900: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:29:58 ID:5uuTIH4l1g
その中で一人だけ変わったチョイスした(抹茶)から皆に渋いwwwそれはねーわwwwとか言われる私。
ピアノ「澪はホント抹茶好きだよねww」
私「好きだよー」←幸せいっぱいで頬張る私
ピアノ「澪を見てると美味しいっていうのがよく分かるよwww」
私「食べる?」
ピアノ「え?」
アイスを掬ったスプーンを普通に差し出す私。
恒例、私が全然気にしない関節チッスのターンです。
ピアノはキョロキョロ皆が見ていないのを確認してもぐもぐしていましたね。
気にすることないのになーと思ってたんだけど、今から考えたら私の配慮が足らないだけです。ハイ。
ピアノ「美味しいけど、こっち食べてるとちょっと苦く感じるね」
私「イチゴとチョコはぶっちゃけバニラより甘いよねwww」
ピアノ「こっちも食べる?」
私「良いの?」
ピアノ「どうぞw」
スプーン差し出してきたので普通にぱくり。
イチゴうめー!で幸せいっぱい。
そしたら会計と目が合う、っていうかこっち見てる。超見てる。瞬きもしやがらねぇで凝視されている私とピアノ。
会計は普段空気のくせしてどんだけ見てんだお前wwwってくらい見てる。
901: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:30:09 ID:5uuTIH4l1g
会計「<●><●>カッ」←まさにこれ
私「抹茶ねーわとかいったお前にはやらんぞ」
会計「ちょwww違うwww違うっす姐さんwwww」
私「じゃあなんだお前」
ピアノ「…いや、会計は一部始終見てたんじゃないかなと思う」
私「ふーん」←気にせずもぐもぐ
ピアノ「それ以上突っ込まない辺り澪だよねww」←同じくもぐもぐ
会計「……(´;ω;`)ぶわっ」
犬「あれ、会計がなんか落ち込んでるwww」
文化「うはwww可哀想wwwwちょっと慰めてあげましょうか犬www」
犬「だね文化wwww」
愛すべきおバカ2人に絡まれてアイスを強奪されるさらに可哀想な会計。
902: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:30:27 ID:5uuTIH4l1g
そんな感じで休憩も終えてお土産なんぞを見ながら道行く人々が頭にミッキーカチューシャをつけているのを見て文化が「あれ欲しい!」っていったので打ってるお店を探しに行ったりしてました。
せっかくならみんな買おうよー!ディズニーランド内なら男女関係なく付けれるし可愛いよー!ってことで男性陣+私遠慮しつつもお店を探す。
(あ、でも犬や会計なんかはノリノリだったかな)
何だかんだ皆ちゃんとお店探してたりして、なかなか店が見つからないからうーん、と思ってた。
ふと私が振り返った先に…
私「( д)゚゚」
ピアノ「ん?澪、どうし……( д)゚゚」
副会長「2人ったら同じ顔してどうし……( д)゚゚」
図書「副か……( д)゚゚」
そんな感じで皆伝染していった。
中学生の男女グループがちっこい店の前で同じ顔して固まるという奇妙な図を披露してしまう。
(こう書くと生徒会が間抜け集団みたいだけど違う、断じて)
私が見た視線の先にいたのは、随分とガタイの宜しい丸刈りの(柔道部か何かだろうか、制服着用した)高校生くらいの男子生徒6人組がミ●ーちゃんのカチューシャのピンク色をしたウェディングバージョンをつけていたのだ…ッ!!
彼らはフルスマイルで太陽に照らされながら通り過ぎて言ったけど私たちはもう時が止まった感じだった、余裕があれば写真に収めたいくらい衝撃的だった。
903: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:31:36 ID:5uuTIH4l1g
園芸「…なんか……すげぇ」
私「こういうと失礼だけどさぁ…アレみたら私とかつけてても全然おかしくないなって思う」
ピアノ「…な、何となく分かるような…」
犬「あっちで副会長と文化が店見つけたって!」
私「それじゃあ行きますか」
ピアノ「…そうだねw」
何だかんだで購入。
私が買ったのはホー●テッドのところの御姉さんがつけてる奴ね、白いレースっぽいのとコウモリさんついた奴ね。
それをつけて皆でやっぱりはしゃぎながら色々と回っておりました。
夕飯もみんなで食べることになってたから6時には食べてたかもしれない、早すぎる夕食だった。
確かピザかなんかを食べた記憶があるんだけど、場所はよく分からない。
その日が、普通に晴れてたくせに夕方になって急に小雨がパラパラしてて急げー!って近場で入ったんだ。
飯食えるし丁度いいやってことでそこになったはずだから店の特徴とかを覚えてない。
夕食終ったし、暗いし戻るのだって別に時間ぎりぎりじゃなくてもいいよねーってことで土産みたら変えることにして夜になってライトアップされている店を回って土産を見ていた。
904: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:33:20 ID:5uuTIH4l1g
というのも、日中の店では言うほど良いものが無くてそこまで買った奴いなかったから土産専門の大きい店で買うかーってなったんですよ。
一応時間決めて、あと30分したら店前集合で帰ろうって。
でも私は一人、店を出てチョロチョロとライトアップされたシンデレラ城やらなんやらを見てたんですよね、遠目から。
人通りもそれなりにあったし、まぁ土産屋から離れすぎない程度の位置でいたんだよね。
ぼけーっとして、あと大体5分くらいで集合時間になるかなーくらいだったと思う。
ピアノ「澪」
私「あれピアノくん。お土産見なくていいの?」
ピアノ「うん、買おうかなって思うのそんなにないし」
私「私はそもそもDLで買う予定が無いからさ」
ピアノ「……そっか」
私「…どうかした?」
ピアノ「ううん、どうもしないよ」
私「ホントに?何か言いたいことあったらいってもいいのよー」
905: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:33:32 ID:5uuTIH4l1g
と、私がニヤニヤしながらいつも通りピアノをからかっていたんだけども。
今日はピアノが赤面することもなく急に真面目な顔して口を開いた。
ピアノ「……話、あるんだけど…良い?」
私「え?」
ピアノ「ちょっとここから離れたところに行きたいんだけど」
私「良いよ、どうせ土産見ないから暇だし」
ピアノ「あはは。ありがと、じゃあちょっと行こうか」
笑ってはいるものの……珍しく笑顔が堅いピアノに手を引かれてそのまま人気が少ない方に。
というか、もう閉まってる店かやってない店なのか?そんなんばっかりで明りもあんまりないし。
ぶっちゃけこっち側にはもう人いなくて当然かな、くらいだったと思う。(灯りのある方へ向かう人は別だけども)
906: 名無しですが何か?:2012/1/31(火) 22:38:25 ID:TxKS0SpfWQ
( ゚д゚ ) ガタッ
γ ヾ
__|_| □■□_
□■□■□
907: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:40:18 ID:5uuTIH4l1g
ピアノ「結構、楽しかったね…」
私「うん、私小学校の時の修学旅行京都・奈良で腐るほど楽しくなかったからさー」
ピアノ「そうだったんだ……」
私「そうそう。だから、良い思い出にはなったかも。会長いなくてざんね」
残念だったね、と言おうとしたところで突然ピアノにぎゅうっと抱きしめられる私。
もちろん、突然のことで何が起こったか分からず固まっている。
よく分からなくて、どうしようって思ってとりあえずピアノくん?って呼んでみる。返事がない。
ただの屍か…とか、頭で考える余裕もないくらいに凄くビックリしていたんだ。
この時の身長差、まだ10cmは無かったと思う。
結構近い位置にピアノの顔があって、黙ってるピアノにどうしたんだろうと思ってオロオロしてる私。
908: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:42:23 ID:5uuTIH4l1g
そしたら、急にピアノが口を開いた。
ピアノ「好き」
私「……えっ?」
ピアノ「澪のこと好き、大好き」
私「ちょ、え…ピアノく…」
ようやくピアノが顔を上げたら相変わらずのすっごい近い距離。
思わずドキッとしてしまう私。
ピアノの綺麗な顔が、こう……真剣なんだけど少し切ないような、照れてるような……そんなパッと言い表せない表情をしていた。
見つめ合ってる私たちなんてお構いなしに、空には花火が打ちあがっていた。7時だ。
ピアノ「好きだよ」
私「……」
ピアノ「ずっと前から、好きだった」
まったく言葉が出てこない私。
真剣だけどゆっくりした口調の、聞きなれてるはずのピアノの言葉がやけに耳から離れない。
キスでもされそうな距離で好き、ってずっと言われてるんだ。
ピアノ「澪ちゃんは、僕のこと…」
ピアノが私を「澪ちゃん」って呼んだのと、自分を「僕」っていったのにハッとした。
ようやくでなかった声が出た、と思ったら口が勝手に動く。
909: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:44:57 ID:5uuTIH4l1g
私「す、好き」
ピアノ「!」
私「わ、私も好き……」
ピアノ「本当に?」
私「嘘なんかつくか馬鹿ぁ…!」
ここで私、よく分からないけど感情が爆発して思わず泣き出す。普通に大泣きしてる。悲しいからじゃないからうわあああ!とはならないけど本気で泣いてた。
初めて私がそんな風に泣くのを見たからか、ピアノもびっくりしてたんだけど何でか嬉しそうにもう一回ぎゅうって抱きしめられる。
今度は私もちゃんと抱きしめ返したけどね。
珍しくピアノは泣かずに私が大泣きしていた。
何だろう、気持ちが通じ合ったのが分かるっていうのでしょうか。
初めて自分がピアノのこと本気で好きなんだなって分かったような……やっぱり言葉に出来ない感情が胸を熱くしていた。
このまま、綺麗に終わればよかったんだけど。
……私たちの前にある現実は非情すぎたらしい。
910: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:55:47 ID:5uuTIH4l1g
抱きしめられ頭を撫でられ、私が落ち着いたところで口を再び開くピアノ。
ピアノ「……言わなきゃ、いけないことがあるんだ」
私「何…?」
涙を無理やり手で拭いながら、真剣に聞こうとする私。
その様子を見て困ったように笑うんだ、ピアノ。
ピアノ「東京に引っ越す」
私「……え」
ピアノ「もう、決まっちゃったんだけどさ…」
私「な、なんで…」
ピアノ「8月の最初くらいにさ………家の事情で色々あって、受験シーズンだけどまだ8月で二学期が始まる前なら大丈夫かなって…」
私「はち、がつ…」
ピアノ「だから、さ」
私「……」
ピアノ「それでも」
私「それでも…?」
ピアノ「好きでいてくれる?」
私「あ、ああ…当たり前でしょうが…!」
911: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 22:56:40 ID:5uuTIH4l1g
ピアノ「じゃあさ、遠距離で良いって言ってくれる?」
私「……え」
ピアノ「俺、付き合っていきなり引っ越すんだよ」
私「…だって…」
ピアノ「良いの?澪」
私「……」
ピアノ「それでも、良い…?」
もう何も言えなかった。
この先、いきなりこんなに遠い距離になる。
隣町に引っ越すってレベルじゃない。新幹線で数時間かけて行く場所に引っ越す。
転勤族であった自分が今までしてきた別れと同じことだった。
今まで、自分が引っ越してきた場所で作った友達とはその後二度と会っていない。今でも、もちろん。
ピアノが引っ越すっていう意味が、遠距離でも良いかっていうことがどういう意味か、嫌でも私には理解できていたわけで…。
何でピアノ連れてっちゃうのよって言いたかった。
ピアノが遠くに行くのは嫌だよって言いたかった。
このまま一緒にいたいって言いたかった。
それが言って叶うほど大人じゃなかった。
912: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 23:03:35 ID:5uuTIH4l1g
ピアノは私に「好きだから付き合わなくちゃいけないわけじゃない、付き合っても良いって思ってくれるなら返事が欲しい」って言った。
普通に友人として付き合っていくのだっていいじゃないか、別に恋人という名前である必要はない!って思ってもすぐに返事が出来ないのはピアノが引っ越すと言ったことが響いていたからだろうか。
普段、見送られる立場であったから見送らなくちゃいけないって初めてで辛かったんだ。
その後は泣いて赤くなった目を水で洗って拭いて土産の店に戻る。
花火が上がっていたことから、既に集合時間をオーバーしているのは分かっていたんだけどね。
心配されていた。
当たり前だ、集合時間になっても来ないんだからね。
一応、皆にちゃんと謝っていたことはここに書いておこう。
文化「何処いってたの二人ともー!帰るよー!」
会計「お前等エロイことしてたんじゃ…グバッ」
副会長「はいはい、ホテルに行きましょうか」
図書「ま、この時間なら戻っても全然余裕だからさあんまり気にしなくて良いけどどっか行くときはちゃんと言えよー」
会長に会いたくなった。
曖昧に笑ってごめーんとか言う私のところに犬がすすっと歩み寄る。
913: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 23:06:31 ID:5uuTIH4l1g
犬「どうかした?」
私「……ちょっと、ね」
犬「泣いた?」
私「うん、私が」
犬「澪ちゃんが!?」
犬超ビックリ。
2人とも雰囲気がちょっと違う事には気づかれていたらしいんだけど…コイツは相変わらず犬らしく嗅覚が働いているのかと。
ホテルに戻るまでの道中、皆の一番後ろを歩きながらピアノとこっそり手を繋いでいたりして。
そんなに会話をすることなく、賑やかに今日の一日の感想を述べている皆を眺めていた。
この空間が楽しいなって思う。
会長はいないけど、本来はここに会長もいる。
でも、ここからピアノ一人がいなくなる。
考えたくなかったからあんまり考えなかった、返事はしないけどお互い好き同士なのはもう今更だったので、付き合う付合わないというのは私にとっては別の話だ。
914: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/31(火) 23:13:17 ID:5uuTIH4l1g
そんなこんなで、一日目はホテルに戻って風呂に入って寝た。
ホテルの部屋はクラス割だから、クラス内で唯一仲良くしている女の子との2人部屋でした。
部屋に入ってから凄い勢いで咳き込んで(えらく乾燥していたんだろうか…謎)急に風邪引いたみたいに、ゴホゴホしっぱなし。
乾燥してるからってことで友美(クラスの友人)と話してタオルを水に浸して吊るしておこうかってなってそんなことをしたりしながら
私にしては珍しい、ていうか早すぎる10時には寝た。
咳き込むペースが速いというかなんというか、布団に入ってもゴッホゴッホやってて寝苦しかったのですけどね。
ここで一日目のお話が終了です!
本日のクソ長い投下を見て下さった方々ありがとうございます、この日を境に事実上ピアノと恋人になっていくんですが…
とりあえず、また明日とかに二日目以降書いて行けるようにまた書き溜めしておきます。
それでは私は夕飯を食べてきますwww
915: 名無しですが何か?:2012/1/31(火) 23:22:37 ID:GLdkpQmdpQ
切ないぃぃ…
416.06 KBytes
[4]最25 [5]最50 [6]最75
[*]前20 [0]戻る [#]次20
【うpろだ】
【スレ機能】【顔文字】