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ちょっと思い出話に付き合ってくれ
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1: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/6(金) 07:54:41 ID:mC1xbADBjk

むかーしむかし(数年前)、>>1という奴がおりまして
素敵な人とお付き合いしていたものの、二度も離れることになり今では普通の友人。

そんなアホ>>1の思い出

ちくしょう正月早々風邪引いたかなんだかで寂しくなったからお前ら相手に思い出語らせて下さいorz



512: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/15(日) 22:52:54 ID:5uuTIH4l1g
続き。


私「っていうか臭い。なんか醤油じゃないニオイがする」

会長「これとか入れたんだけど」

私「あ?」

会長が持ってきた奴が二つあった。両方ともラベルはないものの、片方は多分醤油。
でももう片方が明らかに色が明るくて全然醤油っぽくない。
何かおかしいなと思って、色が明るい方をよーくニオイを嗅いでみると覚えがあった。


私「……おい。これ醤油じゃなくて

 ナ ン プ ラ ー だ ろ う が !」

文化「え、なにそれ?」

図書「魚醤って奴じゃないの、魚から作る…醤油?っていうか…」

犬「げぇ!? そんなの入ってたの!?」

ピアノ「俺たちを殺す気かバ会長」

会長「魚醤なんだし醤油みたいなもんかなーって思ったんだけど、ダメか?結構おいしいと思うんだけどなぁ…」


※皆さん血迷ってもこんなモノ作らないで下さい※


私「あー、口の中まだきっしょ…」

犬「甘じょっぱいよね、臭いし」

ピアノ「会長は二度と台所に立つな」

会計「なんで珈琲とか入れるの上手いくせに調理出来ないんだよ…全部大元は一緒なんじゃないのか、こういうの」

私「なんだろうね、それ以上にこんな産物をうみだした奴に殺意が沸いた」

文化「ど、どうどう…」

副会長「気持ちは分かるけど、三人とも無事でよかったわ…救急車呼ぶことになったらどうしようかと思ってたから…」

園芸「そんなことしたら会長どうなるんだよ……」


何かもう生徒会崩壊だよね、本当に。
何て言うか溜息をつきながら美味しく出来たチョコのデザートたち(問題児の班以外の)を食べながら一息ついた。
513: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/15(日) 22:53:14 ID:5uuTIH4l1g



会長「美味しいよなぁ…」

寮「兄さん、澪さんがそれ生ゴミだって言ってたよ」

会長「お前…兄と澪どっちを取r」

寮「澪さんかな」

会長「(´・ω・`)ショボンヌ」


生活「ぶwww会長ざまぁwwww」

文化「シスコンざまぁwwww」

犬「会長www可哀想wwww」

会計「エロゲざまぁwwww」

会長「会計、ちょっとあとで庭に来い」

会計「何で俺だけ!?」

副会長「諦めなさい会計、そういう星の下に生まれたのよ」

会長「おう、副会長良いこといったな!とりあえずお前等もこれ食ってみr」

副会長「処理は一人でお願いします」

寮「そうだよ、兄さんの所為なんだから責任もって全部食べなきゃ!」



私「あいつらとことん馬鹿だなー」

ピアノ「そこはもう、気にしたらいけないと思うよ」






そんなこんなで、まぁ……この日の私のチョコ作り講座は幕を閉じていったんですよ。

日付は三日後。
バレンタインデー当日。
この日はもちろん会長の誕生日でもあるので生徒会でプチパーティなんぞしながら仕事をする予定でした。
514: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/15(日) 22:53:35 ID:5uuTIH4l1g




会長「あ、そうそう。あの後余ったチョコで色んなの作ったらどれも美味かったから持ってきた」

私「お前それ食わせようもんなら誕生日プレゼント誰からも貰えないと思えよ」

会長「あと、俺も作ったーって他の奴に配る予定なんだよな!」

ピアノ「…一回くらい入院したらいいんじゃない?」

会長「止せよ照れる」

私「照れる要素どこにあったんだよ!?」

会長「とりあえず、今日で俺も14歳!祝え祝え〜」

ピアノ「そうだね、昨日まで俺や澪。犬よりも年下だったんだね、14歳の先輩だから敬え」

会長「俺に身長勝ったらな!」

私「犬は?」

会長「そもそも敬うに値してないだろwww」

私・ピアノ「うわあ…」



そんなこんなで昼休み。
会長の、これやるよー!の声が聞こえてそっちの方向に手を合わせてると後ろから犬に声を掛けられる。

犬「澪ちゃん、会長はりきってんだけどアレ人が食べても大丈夫なもの?」

私「多分、前回のアレの三倍は酷いと思うよ。だって元のケーキの材料があってそこに手を加えたものじゃなくて、会長のオール手作りなんだもの。チョコ以外のもの…っていうかチョコすらよく分からないものに侵略されてるだろ…」

犬「……次の日何人腹痛を理由に休むか賭けて遊べそうだね」

私「……不謹慎だけど、気持ちは分かる」

二人そろって拝んでたらピアノに笑われた。
生徒会室でまぁ会長のパーティー前半をやりにいくからなんだけども、今から寒気が…会長の作ってきたものが食えるものとは到底思えないし。


私「えー、では。会長誕生日おめでとうございます!」

皆「おめでとー!(^ヮ^)(゚∀゚)(・∀・)」

ピアノがキーボードで軽くハッピーバースディを弾いたりしてた。
ケーキは私が作ってきたロールケーキでお祝い、蝋燭は用意できなかったからポッキーを蝋燭の代わりに十四本差してみたりした。
515: 澪 ◆TFyL7CT/Mk:2012/1/15(日) 22:57:03 ID:5uuTIH4l1g


会長「んじゃ、俺の作ったチョコの試食会はじめるか!」


一同、沈黙。


私「えー、これにて誕生日会はお開きとさせていただきますー」

副会長「皆、ちゃんと次の時間に遅れないようにしてね」

犬「はーい!」

会長「ちょっとまったああああ!!見もせずに食べないのは良くない!」

私「死人が出る前にやめろ、頼むからやめろ」


何だかんだ言いながら、会長が取り出したのは何やら普通のチョコ…に、見えるもの。


ピアノ「……え?」

会長「これ絶対に食えるって!美味しかったから問題ない!」

私「前科があるだけに…」

文化「警戒せざるを得ません、というか見た目がマシなだけに警戒したくなります!」

副会長「……中に、何かいれました?」

会長「生クリームとか、そういうのは入ってるぞ。砂糖入れたし甘いハズ!」

犬「見た目はアザラン乗っかったチョコだよね、普通に星とかハートの…」

生活「会計が毒見したらいいんじゃね?」

私「あぁ、それで良いよ」

会計「だから何で俺!?」

ピアノ「良いから食え」

会計「もぐごがッ」


会計、とりあえずモグモグしてました。
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