季節は春――
出会いと別れの季節
今年、高校2年生になった男にも、出会いがあった。
後輩「ねぇ、男先輩、僕の話を聞いてくれません?」
男「だが断る。この男のもっとも――」
後輩「それじゃあ話しますね」
男「あれぇ!?」
※このSSはフィクションです
登場する人物、団体、地名、一部の都市伝説などの名称はたぶんすべて架空のものです
また、物語の進行上、現実に存在する都市伝説の設定を一部変えているので、そこら辺ご了承くださいまし。
あと、文章や内容変でも大目に見てやってください(切実)。
648: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:31:35 ID:ResPR8T8fs
季節は冬――
人々が寒さから逃げ惑う季節
だが、クリスマスも目前に迫ったこの日、後輩は違う者から逃げていた
第四部 後輩編 START
649: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:32:44 ID:v5kCai5hlQ
路地裏にて
後輩(撒いた、か……?)
?「みーつけたー!」
後輩「!」
後輩は咄嗟に、近くにあったビール瓶を追跡者に投げつけ、怯んでいる隙に逃げ出した
650: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:34:07 ID:9SOWykGaXo
?「…つれないなー」
?「また逃がしたのか?ダイヤ」
ダイヤ「ハートは見つけてすらいないだろー」
ハート「私はお前と違い、見つければすぐに殺す」
ダイヤ「野蛮なことは嫌いなくせにー」
ハート「今回はまた別だ。何せあの女がこのままここにいられると、私達死神の一族の存亡に関わるからな」
651: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:35:25 ID:1AA1SO.fZY
学校にて
女「思ったんだけどさ」
友「?」
女「都市伝説が消えて、また現れた理由って何なのかな?」
男「今更だな」
652: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:36:52 ID:Crz6xJC852
友「まあでも、知りたいっちゃ知りたいよな」
鏡「あたいも知らないしね。気は進まないけど、あの男を呼んでみるかい?」
男「あの男?」
鏡「怪人アンサーさ」
653: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:39:02 ID:BzE0lQ9eHg
〜怪人アンサー〜
怪人アンサーとは、現代に相応しく携帯電話により呼び出される都市伝説です
十人が円形に並び、隣の人に電話をかけます
すると全員通話中になるはずが、一人だけは怪人アンサーに繋がります
怪人アンサーに繋がった人は、怪人アンサーにどんな質問でも答えてもらうことができますが、怪人アンサーからの質問にも答えなくてはいけません
もし答えられなかったら、体の一部分を持っていかれるようですね
?「知ってるよ」
654: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:41:13 ID:Q7vttFqj3c
〜怪人アンサー part2〜
しかしここ最近、怪人アンサーは欲張りになりました
怪人アンサーは、自分に対して質問してきた人以外の九人に対して質問するようになったのです
?「なるほど、今回はずいぶんと攻撃的なカタリヤのようだな」
ちょっと短くなりましたが、これで話は終わりです
?「別に構わないさ。我輩は我輩の都市伝説の内容がどう頑張っても短く終わることを知っている」
?「まだ見ぬ未来も、忘れた過去も、宇宙の外側も、星の始まる瞬間も、生命の終わりも、都市伝説の存在理由も、我輩は全てを知っている」
?「何故なら我輩は、
アンサー
"答え"だからな」
655: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/16(金) 06:35:40 ID:gJJmjmSKaM
男「で、テケテケ達を学校に呼んでみたものの……」
一人目、男
二人目、女
三人目、友
四人目、鏡
五人目、テケテケ
六人目、メリー
七人目、口裂け女
八人目、トリック
九人目、大家
男「一人足りねー!」
656: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/16(金) 06:36:50 ID:0KIaSY0dT.
口裂「何、その怪談」
大家「皿よりかは重大な一足りないだけどね」
女「まあ、最初に気付くべきだったよね」
友「適当にモブ連れてくるか?」
?「おい、誰か忘れてないか?」
男「お、お前は……!」
657: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/16(金) 06:38:09 ID:OV6VKvhVKQ
十人目、源十郎
男「源十郎!」
鏡「最近目立ちすぎじゃないかい?」
口裂「というか、結局こいつはいったい何なの?」
トリック「まさか、同じタイプのスタンド……!」
男「ねぇよ、ねぇ」
658: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/16(金) 06:39:39 ID:tZenqkdHEI
メリー「実は、源十郎は1人かくれんぼに使用されたぬいぐるみらしいよ」
口裂「へぇーそう。さっさと怪人アンサーを喚びましょうか」
男「自分から聞いといてスルー!?」
テケテケ「じゃあ、みんな携帯用意して!」
メリー「せーのっで隣の人に電話してね!」
女「じゃあ、いくよ。せーのっ!」
659: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/16(金) 06:41:25 ID:Crz6xJC852
Prrr…
アンサー「やあ、君達が我輩を喚ぶことは知っていたよ」
電話からではなく、九人と一体の目の前から響く声
男「……こいつがッ!」
鏡「そうさ、こいつが奇人、変人、怪人アンサー」
口裂「私達都市伝説の間では、バラバラ紳士とも呼ばれているわ」
660: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/16(金) 06:43:02 ID:ssZq/TH9Vg
長さの違う十本の腕
生えてるところは肩に背中に腹部に腰に
長さの違う六本の足
生えてるところは下半身にも上半身にも
大きさの違う口五つ
声が違うのは仕様です
いろんな形の目鼻眉
顔には一切ついていない
シルクハットに特注品の燕尾服
その中身は禁即事項
彼の正体怪人アンサー
奇人変人怪人アンサー
自分に足りないものを求め
今日も体を奪います
661: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/16(金) 06:44:35 ID:tZenqkdHEI
アンサー「という紹介文を我輩自ら作ったんだが、こいつを聞いてどう思う?」
大家「すごく…長いです…」
メリー「覚えきれないね」
テケテケ「最大の特徴である何でも知ってるっていうのがないしね」
アンサー「そういう感想をもらえることは、知っていたよ」
男(何故聞いたし)
662: 名無しさん@読者の声:2012/3/17(土) 01:14:24 ID:SRJWFPMCbs
>>647実はこっちも恩恵を利用したやり方でwwとりあえず待ってる
紫燕
663: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/19(月) 12:43:05 ID:2r75fYVaHg
>>662支援ありがとー!
怪人アンサー編はもう終わるので、恩恵回避方法聞かせてくださいね!
664: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/19(月) 12:43:30 ID:sdOKoiAXn.
アンサー「紹介文はまた考えるとして、さて、今回質問に答えてもらえる幸運な人間は、君だ」
そう言って指をさしたところには、男がいた
アンサー「さて、何を聞く?我輩は何でも答えてやるぞ。と言っても」
アンサー「我輩はもう、何を聞かれるかは知っているのだがな」
男「都市伝説の全てを教えてくれ」
アンサー「よろしい。答えてやろう。都市伝説の全てを」
665: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/19(月) 12:44:52 ID:CxAn0VppZI
〜都市伝説〜
都市伝説の全て、と言っても、具体的には何から話そうかな?
そうだな、やはり
初めは、始まりこそが相応しい
君は死神を信じるかな?
……今、卍解の方を想像したね?
死神というのは、いわば魂の回収業者
自ら生命を殺す存在ではない
死神が捕らえた魂は、神々の腹に入り浄化され、新たに生まれる生命に宿る
……数千年前のことだった
その年は、魂が集まりにくかった
魂が集まりにくいということは、新たな生命が生まれにくいということ
これを危惧した死神達は一人の子供を拐い、都市伝説の生みの親、カタリヤに造り上げた
666: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/19(月) 12:46:31 ID:ElXyDhEUa6
〜都市伝説 part2〜
カタリヤの話した都市伝説は現実に現れる
その時は都市伝説という呼び名ではなく、妖怪というものだったがね
しかしカタリヤは、死神達の予想に反して強すぎた
そのためその年のカタリヤは、死神達のワガママにより殺された
次にカタリヤが造られたのは、四年前
その時も、魂はなかなか集まらなかった
新しい世代の死神達は、カタリヤの恐ろしさを知らず、造ってしまった
初めはいいものを手に入れたと思い、更に二人の女の子を拐いカタリヤに仕上げた
だが、すぐに間違いだと気付く
カタリヤの強さを目の当たりにした死神達は、すぐに彼女を殺しにいった
667: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/19(月) 12:48:58 ID:exvtmU8mFk
〜都市伝説 part3〜
誘拐してしまった二人の少女は、すでにカタリヤ
もちろん、人里に返すわけにはいかず、かといって実害が出てないのに殺すわけにもいかず、仕方なく死神達は二人の少女を監禁することにした
だが今年、2028年
ある一人の死神のミスのせいで、一人のカタリヤがこっちに来てしまった
彼女はカタリヤの本能である殺すための都市伝説を言い続け、そして今、死神達に追われている
そうそう、もう予想はついているだろうが、我輩達都市伝説の存在理由は、人間を殺すため
人間を殺し、死神が魂を多く回収するため
ま、中には例外もいるがね
だから本来、人間同盟など場違いな存在なのだよ
ま、我輩は別にあっても構わないと思うがね
我輩の話は、ここで終了しておこう
何故なら、我輩は今から起こることを知っているのだからね
668: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/19(月) 12:50:49 ID:m39nCD4Sqo
男「今から起こること?」
アンサー「ああそうだ。心して聞いておけ」
『今学校に残っている皆さん、聞こえているでしょうか?』
男「後輩の放送……?」
――強いて言えば、皆からは語りやと呼ばれてます
男「まさか……まさか!」
『時間がないので聞こえているかどうかは分かりませんが、語りましょう』
『僕が語る百物語の最後、都市伝説の第99話、カタリヤ!』
669: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/23(金) 02:31:14 ID:OV6VKvhVKQ
〜カタリヤ〜
知っていますか?
カタリヤを
都市伝説が途切れずに語り継がれているのはカタリヤが語っているからです
一度語ってしまえば、どんな都市伝説でも話を変えることができます
カタリヤは割とどこにでも現れ、約百個の都市伝説を語り継ぎます
何故カタリヤが片仮名か、ご存知ですか?
……ご存知、ないのですか?
670: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/23(金) 02:32:28 ID:xlrEqSLHSs
〜カタリヤ part2〜
別に語りやでもいいと思いませんか?
片仮名なのは、あの世ではカタリヤを潟裏弥と書くみたいでしてね
その意味は
『深い深い海の中の死神の嘆き』
だそうです
カタリヤは死神により造られました
死神のその嘆きにより、僕の……カタリヤの語った都市伝説は実体を持ちます
671: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/23(金) 02:33:44 ID:8EzdbQEYJk
〜カタリヤ part3〜
とまあ、ここまでがカタリヤの都市伝説なんですが、正直、このまま死神にいいように扱われるのは癪でしてね
カタリヤの都市伝説の内容を変えます
百話目の物語は、あなたに任せます
あなたの言ったことが、真実になります
と言っても、条件がありますがね
条件は、この放送を聞いていて、都市伝説と十人以上出会った人間が、僕に語ることです
それでは、待っていますよ
672: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/23(金) 02:34:50 ID:fCrP/vAiJc
モブJ「何だ?今の放送」
モブW「さあwwイタズラじゃねww」
ざわ… ざわ…
まだ部活中の体育館や部室棟から大きなざわめき声が、男達のいる教室まで聞こえてくる
口裂「大変なことになったわね」
673: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/23(金) 02:36:05 ID:xfBBVlgUSU
『あなた達は!』
放送はまだ繋がっていた
『鍵が締まっていたはずです!いくらあなた達でm』
『うっせェぞ、カタリヤのガキィ!』
『止めろ、スペード。まだ、放送は聞こえている。カタリヤを殺すのは、この放送を止めてからだ』
『だが、こっちの世界の機械は少々ややこしい。止めるまで、スペードとハートは見張りをやっていてくれ』
『ちッ、しャァねェな』
『分かりました。兄上』
674: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/23(金) 02:37:36 ID:MjTo0WShvc
男「何だよ、この会話。カタリヤを、後輩を殺すってどういうことだよ!」
アンサー「あの世の上層部は、死神がミスをしてカタリヤを解放したことをまだ知らない。だから知られる前に、死神はカタリヤを殺し、なかったことにするつもりだ」
男「そんな……」
アンサー「彼女を助けたければ、放送室に行くんだな。まだ間に合うかも……いや、絶対に間に合う。何故なら我輩は、それを知っているからな」
怪人アンサーの話を半ばに、勢いよく走り出す男
675: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/23(金) 02:39:35 ID:Crz6xJC852
友「待て、男!俺達も一緒n」
アンサー「残念だが、それはできないな。君達は我輩の都市伝説に則り、我輩の質問に答えてもらう」
友「くっ……!」カキカキ
1.教室から出られない\(^o^)/(1)
2.【祝!】初めての北海道!超楽しみ!【アニメ化!】(167)
3.【祝!】同じクラスの女子が男友達の家からでてきたんだが【映画化!】(647)
4.【祝!】俺の友達がドSなんだが【ドラマ化!】(418)
676: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 11:51:45 ID:xfBBVlgUSU
横断歩道にて
ダイヤ「都市伝説はっけーん」
美絵「何や、あいつ」
ダイヤ「ここは人目につくけど、ま、いいやー」
死神ダイヤは、何もない空間から鎌を取り出す
ダイヤ「兄貴から都市伝説は消しとけって言われたし、消しますかー」
美絵「あいつ、死神や!」
677: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 11:53:17 ID:.Hz5jJ08lQ
死神ダイヤは横断歩道を跳び、一気に向こう側にいる美絵の目の前へ
美絵「……!!」
ダイヤ「死んじゃってねー」
死神ダイヤは、その手に持つ大鎌を大きく振りかぶる
美絵(こいつが鎌を降り下ろす前に、ウチはスタコラサッサやで!)
モブG「う、うわぁぁ!」
美絵(ウチの後ろに人!?しかも、腰抜けて動けてへん!あかん、ウチが避けたら、この人が殺される)
678: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 11:54:52 ID:7/ngPJy5m.
美絵「ハハ、あかんなぁ。男と後輩に合う前なら、何も思わず避けれたやろなぁ」
ダイヤ「?」
美絵「少なくとも、ウチの恩恵が原因以外で死なせたくない。ウチは、この人を守りたいんや!」
それは、男との出会いで少しだけでも受け取った、人間同盟の意思だった
ダイヤ「ふん、そんなに消えたいなら、さっさと消してやるよー!」
モブG「ひぃぃぃ!!」
679: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 11:56:19 ID:YROOb0wjZs
そのモブGの悲鳴は、一発の銃声により掻き消された
銃弾は見事、死神ダイヤの降り下ろす鎌に当たり軌道をずらし、美絵とモブGが切り裂かれるのを防いだ
女父「パトロールに来てみれば、危ないところだったな」
警察「喫茶店近くにて、鎌を持った少年が暴れています。至急、応援をお願いします」
女父「さて、君は現行犯逮捕だ。武器を棄ててもらおうか?」
ダイヤ「へっ、嫌だよーだ」
警察組織 VS 死神ダイヤ
680: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 11:57:59 ID:Crz6xJC852
学校にて
モブT「く、来るな!」
モブQ「誰か!助けて!」
放送室からだいぶ離れたところで、遊びで放送室に近づいてきたモブ達を、死神ハートが追っていた
ハート「待て!」
死神ハートが廊下の曲がり角を曲がったところで
ハート「きゃん!」
死神ハートは盛大に転んだ
ハート「これは……縄跳び?それがピンと張って……誰だ!」
681: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 11:59:22 ID:Y038A0Kxjs
ガイコツ「ひとぉぉつ!学園の平和を守る!」
花子「ふ、ふたぁつ!はわわ、セリフ忘れました!ごめんにゃ、噛んじゃった、ごめんなさい!」
スター「3つみんなの人気者☆ミ」
犬「相変わらずスターは演技がうまいッス!あ、次私の番だったッス!忘れてたッス!」
桜「七人合わせてラッキーセブン!ただいま参上!」
682: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 12:00:54 ID:8E/OsEWieY
ガイコツ「ってゴルァ!台本通りやりやがれ!」
花子「はわわ、ごめんなさい!でも、その、セリフ長くて、覚えられなくて……ごめんなさい」シュン…
犬「あ、私台本なくしたッス!」
ガイコツ「ったく、テメェらちゃんとやりやがれ!だから俺達は嘗められんだよ!とりあえず、新しい台本だ!こんなこともあろうかと、花子のセリフは短いものに、雌犬の台本はなくさないように首に掛けれるようにしといたぞ!ゴルァ!」
犬「準備よすぎるッス!」
スター「流石ガイコツ!私達がめんどくさいと思うことを平然とやってのける!」
桜「そこに痺れる!けど憧れないィィ!」
ハート「……何だこれ」
チーム七不思議 VS 死神ハート
683: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 12:03:52 ID:V8xW.j8Tvs
学校、また別の場所にて
そこもまた、放送室からは離れていた
スペード「テメェらのその妙な武器と、この俺の剣。さァ、どっちが強いか比べようぜ!」
そこでは、複数の教師がさすまたを持ち、死神スペードを威嚇していた
しかし、当の本人はそんな威嚇なんてものともしていなかった
スペード「おい、来ねェのか?じャァ、こっちから行くぞ」
684: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 12:05:36 ID:Y038A0Kxjs
教師A「う、うおぉぉぉ!」
一人の教師がシビレを切らし、死神スペードに突撃する
スペード「迷いがある。遅ェ。ダメな攻撃だ」
死神スペードは剣の柄に手を置く
すると、教師達の持つさすまたはバラバラに切断された
教師B「な、何だこいつ、ヤバイぞ!」
685: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/25(日) 12:07:18 ID:uXoiEP5.4c
教師C「う、うわぁぁぁぁ!」
一人の教師の悲鳴と同時に、教師達は一目散にその場から逃げ出す
スペード「逃げてんじャねェぞォ!」
死神スペードは、逃げる教師達を追いかけようとするが
?「どぉぉこ見てるんでぇぇすかぁ?あなたの相手は私でぇぇすよぉ」
一人の少女に邪魔される
アマン「あなたを解して解して解して解して解してあげましょぉぉう」
スペード「ほォ、テメェは迷いのない、いい目だ。じャァ、テメェの剣と俺の剣、どっちが強いか比べようぜ!」
解し屋アマン VS 死神スペード
686: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/29(木) 08:18:15 ID:Y94rLx4y/E
更新スピードと比例してランキングの順位が下がっている気がしますが、まだ投票してくれる人がいるだけありがたいです
支援してくれる皆様、投票してくれる皆様、読んでくれる皆様、ありがとうございます
それでは、VS怪人アンサー始まります
687: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/29(木) 08:18:43 ID:EkZRbngOOM
学校、教室にて
大家「友君、今の電話は……」
友「解し屋アマンに電話した。俺と鏡の魂を渡す約束で」
テケテケ「解し屋アマンって、消えたんじゃないの?」
鏡「どうやらあたい達と同じように、復活したみたいだね」
口裂「だけど、大丈夫かしら?私と戦ってボロ負けの彼女が、死神に勝てるとは思えないわ」
友「勝てなくてもいい。男が後輩を助けるまでの時間稼ぎになれば」
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